「視」の検索結果
全体で9,408件見つかりました。
僕カインは孤児院で生まれ育った。
家族はいないけど寂しくはない。なぜなら好きな人がいつも一緒だからだ。
同じ孤児院で育ったノエルは、可愛らしい名前の印象とは違ってガキ大将みたいなやつだった。少し抜けているところはあるけれど、なんだかんだといって面倒見がよくお節介な彼のことが僕は大好きだ。
だから、なんだかんだと理由をつけて彼の隣にずっといようと思っていたのだが…
ある日、僕ら魔法を使えるという理由でアンダーソン公爵家の養子として引き取られることになった。
ノエルと離れ離れになってしまう、そう思った僕は手に入れた権力を利用して彼を囲い込むことにした。
※攻め視点のお話です。
※設定ゆるめです。
文字数 78,913
最終更新日 2025.03.29
登録日 2022.09.30
「お前のような醜い女は私の妃に相応しくない」
婚約披露パーティーで、婚約者であるジョルジュ王太子から罵声を浴びせられ、婚約破棄を告げられたローズマリー公爵令嬢。
密かに王太子と恋仲であった義妹であるイザベラが王太子の婚約者へと成り代わり、人生に絶望したローズマリーは部屋の窓からその身を投げる。
しかし奇跡的に一命を取り留めたローズマリーは代々一族に伝わる不思議な能力に目覚める。
世間から悪名高い令嬢と言われたローズマリーはその力を使って新たな人生をスタートさせるのであった。
*恋愛色やや薄めの復讐劇的なお話です。
*前半ヒロイン、後半は王太子目線となっております。
*全11話完結です。話数は順次掲載していきます。
*誤字脱字ありましたらご報告して頂けるととてもありがたいです(*-ω人)
→R6.6/10誤字脱字修正しました。
*小説家になろうにも掲載しています。
*沢山の方に読んで頂けたことに感謝を込めて、全11話後にエピローグを一話追加しました。その後の様子が王太子視点でもう少しだけ詳しく描かれています。良かったらお読み下さい(^-^)v
文字数 16,569
最終更新日 2024.06.09
登録日 2024.06.08
公爵令嬢カテリーナ・フォン・シルクレイドは、既視感に苛まれていた。愚かな婚約者と子爵令嬢が仕組む、卒業式典での身に覚えのない断罪劇。それは何度も繰り返される、逃れられぬ「円環」の運命。
しかし、今回だけは違った。彼女の意識の底で、異次元の調律者「リリー」が目を覚ます。
「失望? あなた方に私がするのではなくて?」
ロジックを武器に、マナー違反、ドレスコード違反、虚偽の告発を一つずつ鮮やかに論破していくカテリーナ。その知性と強かさに惹かれたのは、国の守護者たる王太子デイヴィットだった。
なぜ世界は彼女を「悪役」に仕立てようとするのか?なぜ子爵令嬢はこれほどまでに無作法なのか?
すべての違和感が氷解したとき、カテリーナは愛する人と共に、書き換えられた運命の先にある真のハッピーエンドを掴み取る。
貴族の鉄則で世界を調律する、痛快ざまぁ&壮大なファンタジー・ロマンス!
他サイト様へのリンクとして掲載しておりましたが、アルファポリス内での読みやすさを重視し、直接投稿の連載形式に切り替えました。
本日から4日間、毎日21時に3話ずつ更新し、一気に完結までお届けします。
週末に控える新作『無色彩の死神公爵』へのカウントダウンとして、リリーの知略とカテリーナの救済を改めてお楽しみいただければ幸いです!
文字数 28,595
最終更新日 2026.03.26
登録日 2026.03.23
露木眞白は幼馴染の豊條藍に長年片想いをしているが幼馴染という今の関係を壊したくないがために自分の想いを伝える気はなかった
そんなある時、藍が彼女に別れ話を切り出されるところを目撃する。
実は藍は来る者拒まず去る者追わずでフリーの時はだれとでも付き合っていたが振ることより振られることのほうが多く、何故か毎度付き合ってみると思ってたのと違うという理由で振られ、彼女と長続きしないことが多かった。
何度も同じ理由で振られた藍はとうとう自分に自信をなくし、凹みモードに入ってしまう。
その分自分に構ってもらえて嬉しい眞白だったがやっぱり藍には笑っていてほしいと思い、何か藍に男としての自信を取り戻してもらえる方法はないかと考える。
そんな眞白が散々悩んで思いついたのは、何と女の子の振りをして藍のいいところをいっぱい書いたラブレターをこっそりと下駄箱に入れると言うものだった。
これで藍が自信を取り戻して元気になってまた彼女ができたらいいなと思っていた眞白だったが藍が思ったよりラブレターの相手に本気になってしまい、頭を抱えることになる。
❀
振られてばかりで落ち込むイケメン×幼馴染一筋の平凡受けの受け視点の話になります
※R18には*付けてます。本編は本番なし。場所が場所なのでそこまで書ききれませんでした。
えろは番外編に詰めこみました。よろしくお願いします。
文字数 30,083
最終更新日 2023.05.08
登録日 2023.05.05
文字数 12,793
最終更新日 2020.03.25
登録日 2020.03.14
【毎日6時、12時、18時で完結まで予約投稿済みです。11月5日に完結します】
※兄と幼馴染編は↑の後に予約済みです。11日には兄編も完結します。
龍の伝説がある世界に暮らす、エリート花形職業「気流師」のユージィン。
気流師は人の身体の全てが視え、手にする針で全てを治す、医者のような職業だ。
頭が良くて、美形で金持ち、その上地位もあるのに付き合う相手とは長続きせず、恋愛運が悪い、と本人は思っている。けど、別に恋愛運が無いわけではなく、訳あって対人スキルと対人熱量が低いだけ。
そんなユージィンに、剣術師団長をつとめる王国の第五王子が一目惚れして、
ユージィン好き好き好き好き!! 結婚を前提にお付き合い、いや、今すぐ結婚してして!! お願いします!!
と、なるがユージィンの身体には誰も知らなかったある秘密が……?
------
登場人物の年齢層は20代後半~30代多めです。
若干残酷な描写は入りますが基本は明るい話です。
直接的な性描写が出るお話には※印をつけています。
途中子供への言葉による虐待描写が出てきます。
苦手な方は避けてください。
※ムーンライトノベルスにも掲載されています。
文字数 270,421
最終更新日 2022.11.11
登録日 2022.10.18
異世界人と言われているその先輩は、元の世界での眉唾オカルト怪談が実在する(らしい)この異世界で大興奮する変なひと。後輩からは「異世界先輩」と呼ばれている。そして呪われていると言われる黒芙蓉寮にひとりで住んでいる。そんな先輩を心配する世話焼きな同級生、さらにはイトコ同士の後輩たちも加わり、今日も異世界先輩は危ない橋を渡ったり渡らなかったりするのであった。
※1話(1エピソード)完結型連作掌編~短編集。基本的に後輩(ニカ)視点。ブロマンスとニアBL~ライトBLな温度感(ゲストキャラ同士の百合っぽいものもあり)。モブは軽率にひどい目に遭うタイプの怖くないホラーです。「続きを書こうと思えばだらだら書ける話」がコンセプトなのでラストエピソードもそんな雰囲気になっています。
※他投稿サイトにも掲載。
文字数 111,960
最終更新日 2026.02.07
登録日 2025.12.20
残業続きで疲れていたおれは、判断力すら低下して歓楽街のいかにも怪しげな鍼治療の店に吸い込まれた。
その店の施術者は綺麗な目をした好青年で、治療も順調ですぐに身体は軽くなった。だけどあまりに気持ち良過ぎて、下半身の血流まで良くなってきて、言われるがままに脱がされて……?
※R18表現自体はありますが、受けが気持ちよくなるだけで挿入はありません。
※Dom/Subユニバース風ですが、そういう単語は出てきません。
DomもSubも存在が知られていない世界で、「命令されることで気持ち良くなれる本能」「その人に命令することで気持ち良くなる本能」「命令する側の視線が気持ち良さに作用する」という状態を、鍼で神経系を刺激することで人為的に作り出すことができるとしたら……?という妄想のお話です。
文字数 3,154
最終更新日 2021.12.26
登録日 2021.12.26
「そういえば、この間臣麗くんにお兄さんが居るって聞きました!意外です、てっきり臣麗くんは一人っ子だと思っていたので」
駄目だ、それを言っては。それを言ったら君は───。
大企業の御曹司で跡取りである美少年高校生、神水流皇麗。彼はある日、噂の編入生と自身の弟である神水流臣麗がもめているのを止めてほしいと頼まれ、そちらへ向かう。けれどそこで聞いた編入生の言葉に、酷い頭痛を覚え前世の記憶を思い出す。
そして彼は気付いた、現代学園もののファンタジー乙女ゲームに転生していた事に。そして自身の弟は悪役令息。自殺したり、家が没落したり、殺人鬼として少年院に入れられたり、父に勘当されキャラ全員を皆殺しにしたり───?!?!しかもそんな中、皇麗はことごとく死亡し臣麗の闇堕ちに体よく使われる?!
絶対死んでたまるか、臣麗も死なせないし人も殺させない。臣麗は僕の弟、だから僕の使命として彼を幸せにする。
僕の持っている予知能力で、全てを見透してみせるから───。
けれど見えてくるのは、乙女ゲームの暗い闇で?!
これは人が能力を使う世界での、予知能力を持った秀才美少年のお話。
文字数 21,991
最終更新日 2024.10.10
登録日 2024.08.04
口悪し頭悪しのヤンキー秋山貴哉は、様々な危機を乗り越えて進級するまで後数ヶ月となった。このまま何もなければ二年に進級して「出席日数不足地獄から抜け出せる!」そんな期待に胸躍らせながら三学期を迎える貴哉だが、ここでもまた「退学」の二文字が貴哉を襲う。朝も時間に起きて(起こされて)、勉強も頑張ってる(他力本願)のに何故だ!?
幸い顔が良いのと謎に周りから愛される魅力でなんとか切り抜けて来たけど、今回は切り抜けられるのか。
元チャラ男の今彼である空と、城山高校1のモテ男伊織と、超天才の問題児の紘夢と、何でまだ城山高校に生き残れてるのか不思議なぐらい危険人物である桃山をお供に付け、ヤンキー貴哉が友の為に退学覚悟で暴れ出す!
ドタバタラブコメディ、シリーズ第7弾スタートです!
元チャラ男×ヤンキー
他にもカップル出て来ます。
基本コメディ多めですが、性的描写、暴力描写も有ります。
BLです。
今回の表紙はおねだり大好き石原類くんです。(初登場時の髪色イメージ。今作では高校入試の為、黒髪設定です)
貴哉視点の話です。
※印がついている話は貴哉以外の視点での話になってます。
文字数 219,424
最終更新日 2025.06.20
登録日 2025.03.21
加賀圭介は不器用なので、好きな相手である竹原駿人に対して上手く振る舞えない。そんなこんなで竹原に意味のわからない嫌がらせばかりしてしまっていた。
ある事件をきっかけに二人の関係は進展するが、その裏側では加賀が脅されてレイプされるという酷い状況に置かれることになる。
そんなふたりは本当に幸せになれるのだろうか…。
※交互に両方の視点で物語を進めていきます。
文字数 9,214
最終更新日 2022.02.19
登録日 2020.06.05
男子高校生・鈴木祈里は、渋谷の地下で“底辺ダンジョン配信者”桐生凛を目撃する。危険だと分かっていたのに、目が離せなかった。気づけば祈里は、彼女の後を追い――立ち入り禁止の向こう側へ。
暗転。目覚めた祈里は、白髪の美少女になっていた。しかも、得た力は「戦う」ためのものじゃない。誰かを守るために、痛みを引き受け続ける――《被虐の女神》。
命を賭けて笑う配信者。守るほど壊れていく“自分”。そして、カメラの向こうで熱狂する視聴者たち。
これは、最底辺から始まった二人が、炎上も痛みも全部背負って、登録者1000万を目指す物語。……ついでに、祈里の身体を元に戻すために。
文字数 196,895
最終更新日 2026.05.11
登録日 2026.01.02
魔獣心理師で魔獣誘導師である主人公のシス、魔獣の生態や習性を熟知し、危険なダンジョン探索を陰から支える専門家だった。
しかし戦闘能力を持たない彼は、若いパーティメンバーたちから「斥候の真似事しかできない無能なおっさん」と軽視されていた。
それでもシスは、年長者として仲間を支えることこそ自分の役目だと信じていた。
――だがある日、その信頼は裏切られる。
隠し通路を発見し、仲間の役に立てたと安堵した直後、シスは冤罪を着せられ、行動不能にされたままダンジョンの闇へと置き去りにされたのだ。
絶望の中で目覚めたのは、未知の条件で発現する特殊なテイム能力。
それはダンジョンの闇に棲む異形たちと心を繋ぐ力だった。
人に忌み嫌われる異形たちは、シスの手足となり、耳となり、目となる。
彼らが集める情報を武器に、シスは闇の中から自らを陥れた者たちを追い始める。
異形たちは敵を襲わない。
ただ囁き、覗き、情報を集める。
やがて裏切り者たちは見えない敵への恐怖に怯え、互いを疑い始める。
崩壊していく仲間関係。
暴かれていく隠された罪。
そしてシスは、自らの追放の裏に巨大な陰謀が潜んでいることを知る。
奪われた信用と無実を取り戻すため、おっさんと異形たちによる静かな復讐劇が幕を開ける。
基本的に奇数日の公開です。
ストックがある限りは1日置き、その後はコンテストの規定数の調整以外は、奇数日の更新になります。
※新エンタメ小説大賞のためにAIにアイデア出しから生まれた作品です。
素案を書いてから、相談しながら書き直してブラッシュアップするという方式を取りました。
なので今までの作風と違う部分があると思います。
プロットやアイデア出し、書いた後の添削などをAI補助利用した作品です。
コンテストは3作品応募しています。
文字数 8,563
最終更新日 2026.07.03
登録日 2026.06.27
「メリー・ローズ! お前との婚約を破棄する!」
きらびやかな夜会の中心で、ナルシストな第一王子ヴィルフレドに断罪を突きつけられた侯爵令嬢メリー。
周囲が同情と蔑みの視線を送る中、彼女は心の中で狂喜乱舞していた。
「キターーー! これで自由よ!!」
実は、被害者として王子の腕に抱かれている男爵令嬢リリアーナは、メリーの幼馴染にして「ズッ友」の親友。二人は、自己愛が強すぎる王子から逃げ出すため、長年「悪役令嬢」と「悲劇のヒロイン」を完璧に演じ続けてきたのだ!
文字数 50,964
最終更新日 2026.01.22
登録日 2026.01.22
中華風吸血鬼ファンタジー。純粋わんこ属性青年×イケオジ吸血鬼の両片思い話。
うまれ持った人外の力に苦しみ、ある夜、吸血鬼として目覚めた青年・魁英(かいえい)。
牙を失った吸血鬼・月鳴(げつめい)に保護され、その優しさに心開くも、月鳴にはその血の一滴に至るまで捧げると誓った主がいた――。
吸血鬼の主従から香る血の匂いに酔い狂う魁英に、次々と襲いかかる魔物。意識の底に封じ込められていた「ある記憶」が、魁英の正体を暴き出すことになる。
主人公:ガチムチわんこ(泣き虫)
吸血鬼主従(従×主、おじさん×おじさん 溺愛攻め×女王様受け)
※ちょっぴり痛いエロが含まれています。ストーリー重視です。暴力表現、流血描写が多めですのでご注意ください。
※R18内容(挿入なしです)
第六話:淫魔の王×主人公 手淫、フェラ、潮吹き
第十話:主人公+吸血鬼おじさん(従) 手淫、自慰
エブリスタに同時掲載しています。
文字数 120,726
最終更新日 2021.03.06
登録日 2020.05.01
個性豊かな女性と男性が、
様々なシチュエーションでエッチを楽しむ短編集。
男性視点が多いので、どちらかというと男性向けです。
文字数 7,588
最終更新日 2022.07.15
登録日 2022.05.09
警察戦士オメガグライザー:プロローグ
1. 忍び寄る「死の海」
西暦20XX年。高度なAIとサイバネティクスが融合した都市「ネオ・シンジュク」。
繁栄の光の裏側で、街の至る所に「黒い霧」が漂い始めていた。
それは、異次元の海から現れた暗黒集団「パイレーツ」の先遣隊が放つアニマ。
彼らの目的は、人間の生命エネルギーを奪い、現世を死者の海へと変えること。
夜の港。波間から不気味な骸骨の兵士、スケルトン兵が音もなく上陸する。
「略奪の宴を始めろ……。この街のすべてを、我らが船長キャプテンゴースト様に捧げるのだ」
怪人開発担当ラバスゴーストの不気味な声が響き、街に最初の悲鳴が上がった。
2. 警視庁特殊機甲犯罪対策室:SAU
既存の警察装備では、パイレーツの怪人たちには太刀打ちできない。
この事態を予見していた警視庁署長、速水賢三は、極秘プロジェクトを始動させる。
「法が通用しない怪物には、法を超えた『盾』が必要だ」
地下深くに建造されたSAU本部のドックには、一台の次世代装甲システムが鎮座していた。
開発責任者兼分析官の長谷美沙が、モニターを見つめながら呟く。
「システムは完成している。……あとは、この『力』に飲み込まれない、強い心を持った適合者だけ」
3. 雷同健二という男
雨の降る中、パトロールを続ける一人の青年刑事がいた。雷同健二。
彼は、幼い頃に起きた謎の失踪事件で、親友を救えなかった過去を抱えていた。
「俺はもう、誰も見捨てない。目の前の命を、この手で掴み取ってみせる」
その熱すぎる正義感ゆえに、同期の白神雄司からは「危なっかしい奴」と呆れられながらも、健二の瞳には決して消えない情熱が宿っていた。
4. 運命の交差
突如、街を揺らす爆音。
崩れるビルの前で、逃げ遅れた子供の前に立ちふさがる不気味なネズミの怪人、マウスゴースト。
駆けつけた健二の前に、美沙が現れ、一つの端末——グライザー・フォンを差し出した。
「雷同健二。あなたのその『熱』を、この街を守るための光に変えなさい」
「……ああ、喜んで。警察の看板背負って、あいつらをぶっ飛ばしてやる!」
健二の手がグライザー・フォンを握りしめる。
それは、一人の刑事が「警察戦士」へと覚醒し、26話に及ぶ激闘の航海へ漕ぎ出す運命の瞬間だった。
文字数 23,552
最終更新日 2026.03.24
登録日 2026.02.20
私が知っている彼は、名前とは正反対の人だった。
長めの髪はボサボサで無精髭を生やし、スウェットの上下を着て仕事も碌に行かないような、酒好きで私にお金の無心をするようなクズで不埒でだらしない格好の紐男。不思議とタバコは吸わなかったけど、常にパソコンとタブレットみたなのを弄っていて、ゲームかなにかをしていた。
でも、私が出張から帰ってきたら、彼は消えていた――彼が持ってきた荷物の全てを持って。
そして一年半後、買い物に出た先で彼を見かけた。
その視線の先にいる彼は短く切りそろえた髪をジェルか何かでなでつけ、高級そうなスーツとネクタイを着こなし、眼鏡をかけた素敵な男性だった。そんな優しそうな、幸せそうな笑顔すら私に向けられたことはない。
胸が締め付けられて、つらかった。だから私は――。
どうしようもない男とそんな男が好きな彼女の話。
文字数 28,308
最終更新日 2017.12.01
登録日 2017.12.01