「食」の検索結果
全体で10,977件見つかりました。
「お前には魔法の才能がない」
父にそう言われて、アルカは公爵家を追放されてしまった。
その上、婚約者にも見限られ、才能がある兄に寝取られてしまう。
彼は唯一味方だった従者に見送られ、家を後にした。
悲しみと怒り、今後への絶望を抱きながら街を彷徨っていると、彼は地面に倒れている浮浪者を発見する。
食料を求める浮浪者に食料をプレゼントすると、浮浪者は絶景の美人になった。
さらに彼女曰く、自分は世界最強の大賢者なのだという。
助けてくれたお礼に1つだけ願いを叶えてやると告げる大賢者。
そんな大賢者に、アルカは弟子にしてくれと頼み込んだ。魔法の才能がない自分でも、大賢者の元で修行すれば人並み程度には魔法を使えるかもしれないと考えたのだ。
困惑しながらも、大賢者はアルカの弟子入りを受け入れた。
かくして、アルカは大賢者の弟子になったのだ。
大賢者の弟子になって1ヶ月が経つも、未だにアルカは魔法を上手く発動できなかった。
0に何をかけても0になるように、才能が皆無な彼ではどれだけ魔法のコツや修行法を教わっても習得できないのだ。
自身の無能さに絶望するアルカだが、ふいに大賢者の部屋の本棚に納められた古い本が目に入る。
その本を手にし、アルカは本を捲った。
「それは古代魔法について書かれた魔法書だな。現代では解読不可能な古代文字で書かれているから、ワシでも内容はさっぱりわかんねぇけどな」
「……僕、普通に読めます」
「ウソだろ!?」
何故か現代では解読不可能な古代文字を読み解けるアルカは、魔法書を解読して古代魔法を習得した。
魔法の才能がないと思われていたアルカだが、それは誤りであったのだ。
アルカは"現代魔法"の才能がないのであって、"古代魔法"の才能はあったのだ。
5年の歳月をかけて、アルカは魔法書に記された古代魔法を全て習得した。
大賢者ですら使えない古代魔法を習得できた唯一無二の存在、『古代魔法師』にアルカは成ったのだ。
古代魔法とは、"言霊"を司る魔法だ。
言葉に魔力を宿すことにより、発した言葉を現実のモノにする。
「おはよう」というだけで、太陽に魔法が作用して朝になる。「死ね」というだけで、絶対に相手は死ぬ。
つまり古代魔法とは、あまりにも強すぎるが故に、封印された魔法なのだ。
アルカは最強の古代魔法を手に、これまでの屈辱に満ちた人生を覆す。
これは才能がないと思われていた少年が、唯一無二の才能を開花させて最強に至る物語。
文字数 151,494
最終更新日 2025.04.30
登録日 2025.04.01
ある国に聖女と勇者がいました。
二人が共にある限りこの国は豊かだと言い伝えられていました。
ですが100年も経たない内に言い伝えに異を唱えるものが出てきました。
現代、勇者となったのは国王の息子、王子だったのです。
短く複数話にした方が読みやすいのか実験中。
※あっさりさっくりエロ
※タイトル変更→旧題:勇者と聖女
文字数 9,675
最終更新日 2021.04.12
登録日 2021.04.04
私はシエン・ジン・グン。
(ゼンシ)と呼ばれる階級の騎士だ。
ある日…私は突然、異世界に足を踏み入れた。
騎士は(ゼンシ)と呼ばれる階級から、ひとまずは1人前……それまでは半人前の内弟子と言う意味で、(エンシ)と呼ばれる。
(ゼンシ)から単独行動が許される……通達される任務に取り組んで達成していく中で、様々な知識を幅広く学び…役立てられる技術を身に着け…経験を積んでいく。
騎士の師匠は『マスット』と呼ばれる。
(ゼンシ)を教えられる騎士階級は(ジンシ)と呼ばれる……(ジンシ)を教えられる騎士階級は(ゾンシ)と呼ばれる。
私が元に居た世界での騎士の役割は、世界と社会のバランスに調整を施すこと。
役目とは、解決困難な問題を武断的に解決することで、世界と社会の安全性を高めて、調和と安定と平和の解決を図ること。
私が飛ばされたのは、比較的に弱い力しか持たずに弱い立場に置かれている人々が、魔物と呼ばれる強い悪意を持つ肉食猛獣の脅威に曝され、脅かされている世界だった。
その世界の中で私は取り敢えず魔物と戦い、人々を助け守っていく事を決意する。
奇妙な技術で魔物と戦う若者と知り合い、魔物と戦える技術・技能・力を持つ人を集めようとしている資産家とも知り合う。
私が元居た世界に戻れるのかどうかは、今のところ判らない……だが前を向いて歩いて行けば、判ってくる事もあるだろう。
ここがもしもパラレル・ワールドなら、非常に近しいタイム・ライン……時空連続体である筈だからだ。
文字数 23,582
最終更新日 2026.06.15
登録日 2025.11.02
電車で通わなければならない会社に派遣社員で入った日下仁葵(くさかひまり)は社会人になってからストレスで暴飲暴食の末、チビで少しぽっちゃりの三十路女になろうとしていた。そんな職場には仕事のできる同い年だと言う正社員の男、富塚梧豊(とみづかあおと)がいた。彼も同じ電車に乗って帰るようで、徐々に話すようになるが、それは仕事帰りの駅のホームに電車が来るまでの間という短時間だけに限られていた。そんな彼は仁葵と高校の同級生だったらしく、どうしてこんなに体型が変わってしまったのか知りたくて近付いて来たようで、もっと仲良くなりたい彼は彼氏でもないのに仁葵を自分の家に呼んだりし出すのだった。
*話のタイトルの前に※印があるものはR18版です。
*タイトルの読みは『仕事帰り休みの日=(は)もっと仲良くなる時間』です。
文字数 136,816
最終更新日 2024.11.27
登録日 2024.10.15
巷で噂の名探偵・鵬鵡 壮太(ほうむ そうた)は眉目秀麗、頭脳明晰、メディアにもイケメン探偵などともてはやされるような男だった。
彼の解決した事件は大なり小なり様々あるが——残念なことに、ここではその名推理が披露されることはない。
事件終わり、祝杯の誘いも断って全てを兼ね備えた男、鵬鵡が走るその先は住宅街から少し外れたとこにある寂れた——いや、アンティークな洋館だった。
「和戸くん、お腹空いた!」
まるで小学生の帰宅である。玄関の開く音と同時に響いた声に和戸くん改め和戸 巽(わと たつみ)は
家主の帰還にヤレヤレと溜息をつく。
「まずは、手を洗って着替えてきてくださいね」
凶悪事件も推理もなにもない。好きな人のご飯が食べたい一心で、事件後直帰する残念なイケメン探偵と思いがけず胃袋を掴んでしまった青年の美味しいが詰まった日常の話
******
基本的に1話完結スタイル。ほんのり繋がりがある程度の話展開。長いなと思ったら分けることもあります〜
ほのぼのまったりBLです。探偵出てきますが推理サスペンス要素、微塵もありません。
イケメン設定な探偵ですが、大半が残念なイケメン状態です。格好良さとは???状態
R指定が入る場合があります。R指定ターンの場合は【R】印を記載します。
文字数 41,451
最終更新日 2024.03.15
登録日 2021.09.29
おバカなノンケリーマンがイケオジエロ社長にパックリ食べられちゃうお話。
頭をカラッポにして読んでください。
ご都合主義のやおいコメディです。
*pixivからの転載です
*一応ストーリーは続いておりますが、更新は気の向くままの亀進行です
⚠基本どの回もR-18です。ガッツリな回もあればチョロリな回もあります。
⚠完全なるフィクションです。実在する人物、場所、組織等一切関係ありません。
文字数 34,815
最終更新日 2022.07.20
登録日 2022.07.16
事故で命を落とした女子大生・柊美羽(ひいらぎ みう)が転生したのは――まさかの白いアヒル。
「いや、なんで!?せめて猫!!」
しかもその世界で白いアヒルは、神の祝福をもたらす伝説の聖鳥【白き神の雫】だった。
ただし中身は超面食い。
顔が良い男には全力で甘える。
性格が悪い男には容赦なく噛む。
そんな露骨な贔屓がなぜか“神託”扱いされ、国中が大騒ぎ。
そして彼女が最も気に入ったのは、黒髪無口の最強騎士団長・レオン・ヴァルクス。
本人はただ――
(顔がいい)
(声がいい)
(胸筋が良い)
そう思っているだけなのに。
「……なぜだ。この鳥だけ、妙に気になる」
レオンは戸惑い始める。
これは、一羽の面食いアヒルが、国を救ってしまう?物語。
文字数 14,111
最終更新日 2026.05.12
登録日 2026.04.29
港町の料理店『潮騒亭』で働くアリアには秘密があった。彼女はかつて側妃毒殺の罪を着せられ没落した「毒の専門家」、ベルトラン男爵家の令嬢だったのである。
ある日、アリアは路地裏で死に瀕した金髪の美青年を拾う。その正体は、長年の毒盛りによって心身を蝕まれた第二王子、レオナルドだった。
生存本能すら失い「食事=死」と書き換えられてしまった彼に、アリアが差し出したのは――猛毒生物・海蠍(ウミサソリ)をあえて「毒」として調理した驚愕のポトフ。
「毒には毒を。絶望には、それを上回る渇望を」
アリアの秘技によって毒を「究極の旨味」へと反転させた料理を口にした瞬間、レオナルドの凍てついた神経は爆発的な生への渇望と共に目覚める。
それ以来、アリアの料理なしでは生きられなくなったレオナルドは、彼女への狂気的な独占欲を剥き出しにするようになり――。
「明日も作れ。……いや、今後、私の前にはこの皿以外置くことは許さん」
やがて二人は、父が遺した真実を証明するため、そして王国の闇を払うため、因縁の王宮へと足を踏み入れる。待ち受けるのは、王妃が仕掛けた禁忌の晩餐会。
アリアが振るう包丁と、レオナルドの覚醒した魔力が、腐りきった王宮を鮮やかに「毒出し」していく!
文字数 13,691
最終更新日 2026.04.29
登録日 2026.04.24
事故死により親友と共に異世界転生しちゃいました。
お互いに侯爵令嬢で良かったなと思ったら、親友は聖女認定されました。
いやあ凄いねえ!と感心してたらば!
あれ、私達親友じゃなかったっけ?
なんで私、床に這いつくばってるのかな?
あれ、今日は教科書破られてるわ。
料理が床にぶちまけられちゃったら何食べればいいの?え、拾って食え?
お前正気か?
そうかそうか、そっちがその気ならこっちにも考えがあるよ。
聖女は凄いね、うん、凄いよ確かに。
でもこっちはイケメンに囲まれて逆ハー状態。おまけに世界最強の勇者様が何でか出てきて溺愛されてんだよね。
私に嫌がらせすることしか出来ない聖女と。
国どころか世界救った勇者様……に愛されちゃった平凡な私と。
はたして勝者はどっちだ!?
※勇者の出番は遅いです
※勇者出て来る辺りからなぜかギャグっぽくなってきました
文字数 36,448
最終更新日 2020.12.24
登録日 2020.11.27
乙女ゲームの主人公に転生したヒロインが、前世で同性の親友だったヒーローに食べられる話。
※ヒロインの前世が男(現世での意識はほぼ女の子)です
※ヒーローは前世(男同士の時)からヒロインに執着してました
※Rシーンでヒーローがヒロインのお尻を叩く描写があります
他サイトにも投稿しています。
文字数 4,980
最終更新日 2021.09.20
登録日 2021.09.20
お腹すいた……。
ふっと手を止めると、1日何も食べてない。そんなことにふと思いつくと強烈に空腹に耐えられなくなる。
こんな時は、そうだ階下のバーに行こう。
あの人の「いらっしゃいませ」で癒されたい。
そんなことを考えてちなりは、まずはシャワーを浴びるべく浴室へと向かう。
完結まで投稿済み。ムーンライトノベルズで先行投稿してます。
文字数 16,296
最終更新日 2018.06.09
登録日 2018.05.06
三匹の子豚のお話をご存知だろうか――。
藁や木の家を建てた兄たちとは違い、レンガの家を建てた賢い三男。
食いしん坊のオオカミを知恵と勇気で出し抜き、ついには懲らしめて追い払ってしまう。
……を擬人化&十年後がこの物語。
オオカミは辟易していた。自分を酷い目にあわせた三男、サビオがやたら絡んでくるのだ。
森の美しい花や美味しそうな木の実を持って来たり、なにやら歌をプレゼントしたいと家の前で騒いだり。
それだけでは無い。
あれだけ小賢しく小太りチビだったサビオは今やマッチョの大男(豚の体脂肪率をナメてはいけない)
怖いやらムカつくやらで、オオカミは頭を抱えていた。
いくらつれなくしても怒鳴っても、諦めずにまたやってくる。
しかしとあることがキッカケで少しずつ心境に変化が――!?
そしてなんと一夜の過ちを――!?
(元)子豚×オオカミの一途×ツンデレ&少しちょろい?の個人趣味全開のエロ話。
文字数 15,471
最終更新日 2023.03.20
登録日 2023.03.12
第六王女エリシアは、身分の低い母から生まれ、生まれた時から朽ちた離宮で暮らしている忘れられた王女だった。
母親は幼いうちに病で死に別れ、世話をする者は離宮を管理する老夫婦だけで、王族としての教育すら受けておらず、生きていくに必要最低限の知識しか与えられていなかった。
そんな彼女は、十六の誕生日を迎えたある日。大勢の騎士達に連れられ、たくさんの侍女達の手により、全身を磨かれ、見たこともない豪華な衣装を着せられ、化粧もされた。
そして、生まれて初めて会った父親である国王から勅命を与えられた。
『供物』となるようにーーと。
数百年に一度、七日の間だけ異界の門が開かれる。
その門からは様々な異形の生き物が現れ、世界を破壊しようとするだ。
だが古の盟約により、七日の間、毎日供物を捧げることにより、満足した異形の物達はこちらに来なくなるらしい。
その供物の一つになるようにエリシアは命じられた。
生きることに意味を無くしていた王女は、それを受け入れるものの、四日もの間、手付かずの供物として残されていた。
五日目に現れた人型の異形アーブに、供物としての役目を果たさせて欲しいと懇願すると、アーブは承諾して彼女を異界へと連れ帰る。
やっと供物として食べてもらえると安堵するエリシア。
しかし、アーブは彼女に色々な物を与え、食べさせていく。
痩せすぎて不健康そうな自分は不味そうに見えるからだと判断したエリシアは、美味しく食べてもらおうと、頑張り続けた結果。
美しい娘へと変化していく。
そして、エリシアはアーブの元へ行き、告げるのだ。
「今の私ならば美味しくなれたと思います。どうか、私を全てお食べ下さい!」
そうして、アーブに身を投げ出した翌日。
「…私、どこか不味いとこがありましたか?」
これは無垢で不幸な王女が、幸せになるための物語。
☆マークはRシーンが程度に関わらずあるというお知らせです。
文字数 16,296
最終更新日 2022.09.03
登録日 2022.09.03
とある王家の四兄弟な王子達と、それに振り回される婚約者の令嬢達の物語。
第四王子~第一王子の四兄弟+その両親がそれぞれ主人公のラブコメ色が強い短編集です。
このシリーズは微ざまぁ展開の話もありますが、基本は恋愛展開重視で作者は書いたつもりです。
尚、俺様王子が二人いるので苦手な方が読まれる際は自己責任でお願いいたします。
R15は保険です。
第一話:『真実の愛に目覚めたと言い張る婚約者』
俺様お子様第四王子と気が強い侯爵令嬢の話。
第二話:『君を愛する事は出来ないと言い張る夫』
人見知り気弱第三王子とその妻となった伯爵令嬢の初夜の話。
第三話:『見た目が気に食わないと言い張る婚約者』
俺様ヘタレ第二王子と男装麗人風の騎士令嬢の話。
第四話:『この婚約は政略的なものだと言い張る王太子』
スパダリ風ヘタレ王太子と優秀と評価されている侯爵令嬢の話。
番外編:『君は最高の親友だと言い張っていた夫』
上記面倒な四兄弟の両親の若かりし頃の話。
★オマケ★:四兄弟の王子達のその後の話で4話あり。
文字数 110,191
最終更新日 2023.04.23
登録日 2023.04.01
主人公のアリアは、長時間労働を強いられたことで、目の下に隈ができ、不気味な雰囲気のせいで黒の聖女と馬鹿にされてきた。そんな彼女に婚約者の公爵が婚約破棄を叩きつける。
さらに公爵は、アリアの双子の妹のフローラと婚約し、聖女の仕事も彼女に任せると続ける。
休暇を欲していたアリアは、婚約破棄を承諾。すべての仕事を妹に任せ、王宮を追放される運びとなった。
他国で美味しい食事や観光を満喫しながら、その国の皇子たちと仲良くなっていく。新天地で聖女として活躍するアリアは、頑張りを周囲から評価され、自由なスローライフを謳歌するのだった。
一方、フローラは過酷な職場環境に根を上げる。聖女の役目を担う者がいなくなり、婚約を破棄した公爵も国王から責任を追求されるのであった。
公爵はアリアを王国に連れ戻そうと画策するが、既に他国で幸せを掴み取っている彼女が戻るはずもなかった。
本作品はブラックな職場で評価されなかった聖女が、回復と召喚獣の力で新天地で活躍し、周囲から認められることで幸福を手にするハッピーエンドの物語である。
文字数 126,543
最終更新日 2023.11.07
登録日 2023.09.16
カラオケ店でアルバイトしている澤木陸哉は、交際している彼女から見合いをすると告げられる。おまけに、相手の条件によっては別れるとも・・・。見合い相手は、IT関連の社長をしている久住隆一。
だが、なぜか隆一に口説かれる事になる。
第二話「お見合いの条件」
麻里花の見合い相手と遭遇した陸哉。だが、彼には見合いをする気はないらしい。おまけに、麻里花に彼氏がいるのを怒っているようだ。もし、見合いが断られたら・・・。
第三話「交換条件」
隆一と食事をする事になった陸哉。話しているうちに隆一に対して好感を抱く。
見合いを壊すため、隆一が交換条件を提案する。
第四話「本気で、口説かれてる?」
ホテルの部屋で隆一に迫られる陸哉。お見合いを壊すための条件は、身体を触らせる事。
最後まではしないと言われたものの・・・。
第五話「心が選んだのは」
お見合い当日。陸哉は、いてもたってもいられず見合い会場へと向かう。そして、自分の手で見合いを壊す。隆一にも、2度と会わないつもりでいたが・・・。
文字数 8,357
最終更新日 2024.07.30
登録日 2024.07.24
文字数 7,484
最終更新日 2022.07.03
登録日 2022.07.02
村を救うための生贄として、継母に選ばれたのは出来損ないと呼ばれた紗良だった。山奥の社で待っていたのは、人ならざる美貌を持つ龍神の琥珀。死を覚悟した紗良だったが、琥珀は彼女を食らうどころか、真綿に包むように大切に扱い始める。 「紗良、お前は供物ではない。私の空虚な永劫を埋める、たった一人の光だ」 人間の冷たさに触れてきた紗良が、神の深い情愛によって心を開き、自分自身の価値を見出していく癒やしの物語。
文字数 23,874
最終更新日 2025.12.26
登録日 2025.12.23