「現」の検索結果
全体で39,210件見つかりました。
トワの世界の物語「森蘭丸の弟、異世界に渡る」の第二部です。独立させました。最初に第一部のあらすじを置いています(読みたくない方は飛ばすこともできます)。
——本能寺の変の際、この世界へと渡ってきてしまった森力丸長氏(=リキ)。色々と事件はあったが、今は恋人であるアヤラセと統都アキツマで退異師として働き生活していた。アヤラセは昔、リキを救うために承知した魔力統主候補の仕事に忙しい日々を送っている。
そんな平穏な暮らしの中、昔リキを誘拐しようとしたアヤラセの上子(上のきょうだい)、ライセンの情報がもたらされ、ライセンのことを許せないヤルルアがその真相を探るべく、聖タイカ合国へ特使として行くことになる。
一方、リキとアヤラセは、伴侶誓言式(=結婚式)を挙げようという話になるのだが‥
カベワタリ(=異界から帯壁を超えてやって来た者)として、リキは様々な過酷な運命に、アヤラセとともに立ち向かっていく。
*様々な独自設定があります、時々説明を置いています
*現在連載中の「日本の常識しか知らない俺には、異世界の普通がわからない」の世界と同じ世界ですが、こちらはその八十年ほど前のお話になります。違う大陸のお話でもあるので直接のつながりはほぼありません。
*全年齢版の「龍人に救われた女子高生が、前提条件の違う異世界で暮らしていくには」とも同じ世界ですが、五十年後の違う大陸ですのでほぼつながりはありません。
*時間軸としては
①森蘭丸の弟、異世界に渡る(一応完結済)‥リンクウ大陸
②本作(①の約三年後)‥リンクウ大陸
③龍人に救われた女子高生が、前提条件の違う異世界で暮らしていくには(完結済、①から五十年後)‥サッカン大陸
④日本での常識しか知らない俺には、異世界での普通がわからない(連載中 ①から八十年後)‥サッカン大陸
という流れになります。
が、本編とはあまり関連はありません。どこからどの作品を読んでいただいても、それぞれで読めるようにはなっています。
ムーンライトノベルズさんでも掲載しています。
文字数 197,689
最終更新日 2026.07.08
登録日 2025.08.30
【2021.7.7. 気ままに更新に変えます! 不定期更新中〜】
大学の卒業式の帰り道、誰かに呼ばれた気がして振り返った水口有紗は、異世界へと召喚されてしまう。
邪神に祝福され、邪神の神子として現れた有紗を、召喚した神官達はすぐに崖から落として処刑する。
だが、なぜか有紗は生き延びた。
そして森をさまようが、水や食べ物を口にできないことに気づく。空腹でさまよう有紗は、死にかけている同国の王子を見つける。
助けた王子になつかれた有紗は、安泰ライフを手に入れるため、王子を王にしようとたくらむ。
食事が邪気になってしまい、ただ飲み食いしているだけなのに、周りの人を健康にしてしまう有紗と、身分の低い側妃を母にもつため不遇な王子の、共依存のような、いびつな愛の行方は。
※R15は残酷描写、流血表現への保険です。
※主人公が血をなめるような描写があるので、苦手なかたは気を付けて。
神子としての異世界召喚もの、ハードモードバージョンです。
※なんかだんだん、「人生を諦めた人達の、復活譚」みたいになってきました。戦記ものみたいな雰囲気。
今のところ、第四部までなんとなく構想があります。なんとなく、ですが。
試しに書いてみた作品です。
ついでに設定を詰め直したら王位争いの話に変わってきた。二人で領地を良くしながら、他の王子を出しぬいてく感じにしようかなー。
★1Pが1000~4000字ていど。2000字前後を目安に更新してますが、分量が少ない時は少ないです。
★一部ごとに大雑把なプロットを作って、遊び心八割で、わりとノリで書いてます。
・2018.6/28 HOT 9位ありがとう~。
恋愛 16位ありがとう~。
・2019.3/2 四章までの改稿とさしかえを終えました。レグルスのいる国をアークライト→ルチリアに変更し、一部キャラの出番をひかえめにしたりしました。
予定では大きく変更するつもりでしたが、五章を一部に入れて、その続きで方向転換できると気づいたのでそうします。
・なろうでもまた公開することにしましたが、こちらが先行公開です。
文字数 368,722
最終更新日 2021.07.27
登録日 2018.06.23
誰もが想像できるような典型的な日本庭園。
広大なそれを見渡せるどこか古めかしいお座敷内で、僕は誰もが想像できないような命令を、ある日突然下された。
「は?」
「嫁に行って来い」
そうして嫁いだ先は高級マンションの最上階だった。
現役高校生の僕と旦那さまとの、ちょっぴり不思議で、ちょっぴり甘く、時々はちゃめちゃな新婚生活が今始まる!
……って、言ったら大袈裟かな?
※他サイト(フジョッシーさん、ムーンライトノベルズさん他)にて公開中。
文字数 484,244
最終更新日 2022.10.11
登録日 2022.08.28
「新しく妃を娶る、その妃は私の第一王妃として遇する、そう、そなたは第二妃となる」
はい?
それってはっきり言えば王妃である私が、後から来た公爵家の娘に正妃の座を追われてしまうというのもらしい。
そしてそのとんでもない爆弾は、結婚半年にして夫である国王より告げられた一言。
彼女は佐倉 茉莉花現在23歳。
日本で看護師として従事していたとある真夜中の事。
巡回をしていた時、何の躊躇いもなく病室の扉を開けるとそこは全く見た事のない景色――――世界だった。
直ぐに茉莉花はなかったものとして慌てて扉を閉めようとするがもう遅い。
茉莉花のいた元の世界はいずこ???
偶然?踏み込んだ場所は何やら神聖な空気を纏う荘厳華麗なギリシア彫刻風な神殿???
そして茉莉花の目の前には見た目老神官(本当は大神官らしい)と白金の髪に青みがかった紫色、アスターの瞳をした長身痩躯の超絶イケメン(この国の王様らしい)の2人が立っていた。
この二人は何故か茉莉花の事を聖女と呼ぶ。
彼らがのたまうには世界の綻びを繕う者――――聖女として茉莉花を召喚したのだと言うけれど、彼女は自慢ではないが、御裁縫が大の苦手であるのに、そんな自分に繕わせるとはこれはどんな嫌がらせなのか???
否定をしつつ元の世界へ戻ろうと模索する中、召喚された世界に滞在する間にイケメン王様と愛を育み?いやいや仕向けられた体も否めない様だが兎にも角にも?状況が今一つわからないまま所謂契約結婚してしまった。
そうして茉莉花は王の第一の妃、唯一の正妃となった。
しかし突然夫より投げつけられた言葉に茉莉花はショックを受け、思わぬ悲しみに襲われ自分を見失うよりも新たに妃を迎える前にこちらより契約と言う縁を切らせて貰う!!
茉莉花はある夜こっそりと絶縁状を認め、夫を殴りたい気持ちを抑える代わりに彼の机にそれを叩きつけ王城出をした。
自由になった茉莉花を待ちうけるのは陰謀執着わんさかと渦巻く世界。
茉莉花の真実の幸せは何処に?
平平凡凡の干物化女子の異世界ラブファンタジー??です。
ざまぁ展開も多少予定をしています。
*毎日更新は介護生活を日々邁進している為出来ないかもです。
構想は当初と思いっきり変えています。
文字数 85,338
最終更新日 2019.11.30
登録日 2019.08.01
※この作品は、18禁(ボーイズラブ)作品です※
乞食だった桔梗(ききょう)は、間山家の跡取りである真典(まさのり)に拾われ、やがて彼の性処理をする小姓となった。
真典が当主となってもずっと可愛がって貰っていた桔梗だったが、ある日とうとう、真典が高坂家の娘を嫁に貰うと聞いて──?
攻・金持ちの跡取り息子 × 受・元乞食の現小姓
※フェラは受がします。
※「閨の相手はあなただけ(NL)」内に掲載した「犬と猫に懐かれました(NL)」の間山家(BL)サイドです。
文字数 9,421
最終更新日 2022.10.28
登録日 2022.10.28
俺の最強のゲームアカウントが乗っ取られた。
β版テスト時代から育てていたMMORPGの最強ゲームアカウント。それがある日突然乗っ取られ、ログインもできなくなったまま、俺はその世界を去ることしかできなくなった。
そして社会人になり、同僚に再び誘われるまま始めた同じゲーム。
しかしその日、ログインしていた全プレイヤーが『ゲーム世界に取り込まれる』という異常事態が起こった。
その異世界で俺が出会ったのは、——かつて俺自身だったアバターの、少年アサシン。
ずっと探していた、彼がそこにいる。しかしひとりの人間として生きている「彼」はもう「俺」ではない。
世界へ戻る方法を模索しながらも彼と触れ合っていくうちに、彼にも何か思惑があることに気付いていく。
「僕は、生まれる前からお前を探していた」
* * *
※痛い流血表現有
アバター×プレイヤー 人外×人間 執着×お人好し 年下×年上
見た目幼めですが今後成長します。
よくある異世界王道テンプレモノ。
R18は遅め。甘めは二章から。三章で完結予定。他CPもいずれ出てきます。
文字数 200,716
最終更新日 2025.08.03
登録日 2025.07.18
攻め 落合狼(おちあい ろう)
受け 佐々木翔(ささき しょう)
⚠︎暴力表現が激しい場面があります。苦手な方は見ないことをお勧めします。
登場人物は架空の人なので、現実に同姓同名の人がいたとしてもその人とは全く関係ありません。
作品紹介
愛されずに育った狼は、近所に越してきた翔の家族に憧れていた。
同じ学校の同じ学年であったため、狼と翔はすぐに打ち解ける。
高校2年生のとき、クラスが離れてしまい、狼はなんとも言えない感情が湧き上がっていたが、翔と話していると狼は穏やかな気持ちになった。
しかし、ある日、翔が他の人と話しているのを見て、憤りを感じ自分が翔を好きであった事に気づく。
なんやかんやあり、同じ大学に入った狼と翔は二人暮らしを始める。
平穏な日々を送っていたが、翔に彼女ができ事態は急変、狼は翔を家で監禁するようになる。
文字数 4,341
最終更新日 2026.01.09
登録日 2024.07.23
親の借金返済のために風俗嬢になった女は、汚れて、疲れて、全てを諦めていた。
この世の者とは思えぬほどの醜男は、息も出来ぬほどの淋しさの雪に埋もれていた。
そんな二人が出会い、惹かれ合う。
他人に愛されたことなどなく、愛したこともない二人。
愛なんて知らない。
それでもこれは、きっと愛。
初めてシリアスに挑戦してみました。
二人の哀しみ、淋しさ、そして愛を乞う切なさを上手く表現出来ているか不安です。
そして、R18です。
こちらも初めての挑戦です。
濡れ場の表現は難しいですね(^_^;
あまり生々しくない程度に収めたつもりですが‥‥
頑張って書き上げましたので、よろしかったら最後までお付き合いください。
※暴力的な表現を含みます。
苦手な方はそっととじてくださいませ。
文字数 15,539
最終更新日 2025.07.26
登録日 2025.07.26
OLとネットカフェ店員とのダブルワークをする荒川咲良は、ブース清掃中に忘れ物のUSBメモリを見つけ、すぐに利用客を調べて連絡を入れる。持ち主は常連客の高坂柊人。それを届けることで、彼が近くの会社の経営者で、彼の専門が経営コンサルタントだということを知る。なにかお礼がしたいと申し出る高坂に対し、咲良はお礼の代わりにと母親の弁当屋が赤字経営で苦しんでいることを相談。彼の的確な診断と遠慮のない物言いに、頑なだった母がようやく店を畳む決心をしてくれてホッとする咲良。感情表現の乏しい不器用な高坂だけれど、とても信頼できる人だと次第に惹かれていく。
文字数 107,534
最終更新日 2025.12.27
登録日 2025.12.13
恋坂高校には二人の学園アイドル、由那と木元がいる。
主人公の千優は木元に恋をしており、由那を嫌っているが、なんと由那と身体が入れ替わってしまった。
しかも由那の身体は全身が超敏感体質で、セックス依存症でもあった。
由那を狙うイジメの影、アイドルとしての生活──千優は乗り越えられるのか。
※一部輪姦や残酷表現があるので、苦手な方は気をつけ下さい。
※エロ要素は少なめです。
文字数 92,077
最終更新日 2019.06.25
登録日 2019.03.23
「なんでもするからぁ!」仲間に見捨てられ、魔物のいるダンジョンに置き去りにされたリヒトは、通りすがりの強そうな青年に出口まで同行を求めるが拒否され、そんなことを口走ってしまう。それから青年に拾われて、アレコレされたり重大な事件に巻き込まれたり――。
田舎から王都へ出稼ぎにきたリヒトの受難と恋とその他色々
◇六歳差&身長差ケンカップルです。
※R18シーンはタイトルに表記します。
※戦闘による流血表現あり(描写は軽めですが苦手な方はご注意ください)
文字数 79,784
最終更新日 2024.11.03
登録日 2024.10.22
一家で唯一の黒髪、そして、強大な魔力を持って生まれたエリサは、異端ゆえに両親から良く思われていなかった。
そんなエリサはルッティオ王子と婚約することに。
しかしその関係は初めからお世辞にも良いものとは言えなかった。
さらには厄介な妹メリーまで現れて……。
文字数 35,383
最終更新日 2024.10.13
登録日 2024.10.10
ヨシタカの平和な日常に違和感が発生、恋人や妹がNTRされる?学校一の美人と評判な恋人の身を落とそうという先輩イケメン男子(木下)が現れた。純粋で無垢な恋人は、ヨシタカを裏切り先輩に落とされてしまうのか。更に、毒牙にかかりそうな女子に妹が浮上。小さくて可愛くて目に入れても痛くないほどの1歳下の妹。いつも「お兄ちゃん」とついてくる娘。ヨシタカはどうするのか?
ラブホテルに消えていく木下先輩と彼女たち。すでに手遅れと思って打ちひしがれるヨシタカであった。しかし本当は……?
★日常に違和感が徐々に出てきて、最後にキャラが別の世界にいることに気付きます。大きく事態が動き出すまでは只のラブコメに見えます。
★かなりの話数を削除いたしました。
文字数 138,732
最終更新日 2025.10.14
登録日 2025.07.09
高身長爆乳女の寝取られを書きます。シリーズ化したいと考えております。三人称視点ですが、基本的には寝取り側を主人公として描きます。とりあえず最初は昔話風幼馴染寝取られです。
文字数 8,447
最終更新日 2023.05.07
登録日 2023.05.05
腐男子高校生の春日井亮太(かすがい・りょうた)は、なんか色々あって推定五歳児のショタとして異世界転生し、さらになんか色々あって推しカプのそっくりさんである魔王マオと勇者ユラの子どもイリスになる。
『魔王と勇者』とはいっても、魔物と人間の戦争の時代はもはや過去の話。
平和になった現在では単なる肩書きにしか過ぎず、マオとユラは旧時代遺構博物館のアンバサダーとして、遺跡探索や幻獣退治などの地味な裏方仕事に従事していた。
そんなところに子どものイリスがひょっこり増えたものだから、やれ名付けだ! やれ新居だ! やれマリッジブルーだ! などと家族の問題が次から次へと噴出し、てんやわんやの大騒ぎ。
さらにイリスはイリスで「ボクが二人のかすがいになります!」という並々ならぬ決意を固めているため、ことあるごとにパパとママに対して腐男子魂を爆発させるのだが――そんな思惑が死ぬほどうまくいかないこともあれば、逆に想定外のインパクトが発生することもあって?
「これだから推しカプは最高です!」
魔王と勇者と腐男子ショタの、トンデモ家族によるほのぼのコメディ!
バトルもシリアスもBLネタもありますが、基本は笑いに全振りです!
【「新エンタメ小説大賞」にエントリー中。7月中に全文をまるっと推敲して差し替えます。詳しい更新予定はXにて】
文字数 187,304
最終更新日 2025.02.09
登録日 2023.08.04
夢だった女王陛下の近衛隊に入ったダニエルは、休暇先でいい男を見つけた。
顔良し、身体よし、ほどよく遊び人のサニーとお互い遊びと割り切り一夜をすごすが、実は彼はダニエルの雲の上の上司でおまけにヤリチン王子だった!!
もう会うことはないと思っていたが、サニーは王子の立場を利用してダニエルを外堀から囲い、とうとう近衛隊を辞めて愛妾になれと迫ってくる。
女王陛下の情にすがり、なんとかクビだけは回避したものの、ダニエルはサニーの護衛に任命され、内偵調査のため西へ向かうのだった。
(※詳細は『女王陛下、クビだけはご勘弁を〜』をお読みください)
内偵調査に同行したダニエルは、護衛とは名ばかりで毎晩ベッドにひきずりこまれる現状にモヤモヤしつつ、与えらる快感に籠絡されていた。
サニーはいつも夢をみさせてくれる……愛されてると勘違いするほどに。
しかし、いずれは捨てられる運命。
身体だけの関係ならば、彼を利用して少しでも己の地位を高めよう。
そう冷めた気持ちで抱かれていたーーのだが!?
「女王陛下から”王子をよろしく”との言伝です」
「え”っ!!なんで!?」
「なんでって……貴女、殿下の唯一の公妾でしょう」
「いやいやいや、女王陛下、誤解です!!」
ヤリチン王子が一穴主義になったのは、あたしのせいじゃありません。
◆『女王陛下、首だけはご勘弁を〜』→『ユージン・クラインの憂鬱』の続編です。先にお読みくださいませ
◆えちシーンは予告なく入ります
◆異世界/異国設定、ご都合主義
◆感想/お気に入り、もらえると嬉しいです
◇番外編『ポーラ・マッキニーの華麗なる借金返済』の内容も少し出てきます
文字数 180,280
最終更新日 2026.01.01
登録日 2022.06.25
「はっ!ここは?」別空間に飛ばされラスボス級の魔獣に囲まれ、大ピンチに!その状況で突然現れた少年はいとも簡単に倒しまう。そして元居た世界に戻ってきたものの、連れてきた少年はチートすぎる魔力のため世界のバランスを崩しかねない、そのためこの世界の神に嫌われとんでもない戦いに巻き込まれることに・・・元勇者のスケルトンとしまいには元魔王まで加わって、とってもくだらなく時々真面目などたばたファンタジーギャグ小説開幕です。
文字数 48,622
最終更新日 2026.04.01
登録日 2025.11.28
明朗な少女、穂花(ほのか)。早くに両親を亡くした天涯孤独の身の上であるが、ごく普通の高校生活を送ることができていた。とある神に溺愛されているということ以外は。
「このままだとおまえは、あいつに殺されるぞ」
兄のように慕う付喪神・紅(べに)の過保護ぶりに感謝しつつも悩まされる日々を送っていた、十六歳の誕生日のこと。幼馴染みの青年・真知(まち)に告げられた言葉、そしてサクヤと名乗る、美しい少女の姿をした神が突然現れたことで、穂花の運命は大きく動き出す。
神々の住まう天界、高天原(たかまがはら)。穂花は、かの地を統治する最高神の血族、ニニギノミコトと崇められる神であった。
太古の昔、葦原中津国(あしはらのなかつくに)と呼ばれるかつての日本に住まう国津神と、高天原の天津神は、対立関係にあった。両者の溝を埋め、葦原中津国の平定を成し遂げた神こそ、ニニギノミコトなのである。ニニギノミコトへ想いを寄せていた神は、ただ一柱のみには留まらない。
或る一柱は、兄代わりであり、高天原の頭脳と言っても過言ではない、知恵を司る天津神。
或る一柱は、幾度散ろうとも純粋に恋慕う、儚くも心優しき桜の国津神。そして――
「お迎えに上がりました。貴女様と、永久を過ごす為に」
紅蓮の瞳に狂おしい程の色を滲ませた神は、嗤う。物心のつく前から共に過ごしていた紅の、真の正体は。
偃月の夜、穂花を巡り、神々たちの闘いの火蓋が切って落とされる。
少女の身体に刻まれた、赤い花、青い花、白い花。咲き誇るのは、一体何色の蕾なのか。
失敗は許されぬ。非なる者には、天より数多の矢が降り注がん。
「それでは始めましょう。鮮烈なる死合(しあい)を」
古事記をもとに織り成す、日本神話×男女反転×逆ハー現代ファンタジー。
「貴女様は、この――だけのものじゃ」
――その神、愛憎過多につき。
文字数 88,421
最終更新日 2022.03.19
登録日 2021.09.30