「語り」の検索結果
全体で1,878件見つかりました。
猫アレルギー持ちの父さんをどう説得するか、それが君を家族に迎えるにあたって最初にぶつかった最大の問題だった。
とある雨の日の帰り道、電信柱の下で僕と君は出逢った。
僕はまるで黒猫に託されるようにして君を預かる事になった。
3日が経ち、すでに情が移ってしまった僕は君と離れるのが辛くなっていた。
だが、君を家族に迎えるにはどうしても避けては通れない問題があった。それは動物が大好きだけど猫アレルギー持ちの父さん。
結局は君の寝顔に一目惚れした父さんがアレルギー症状を我慢して君を家族に迎えることになった。もちろん君と父さんの相性の良さがあってこその判断だったのだけれど。
それに、先住犬の柴丸も快く君を迎えてくれた。
ものすごい早さで成長する君に戸惑いながらも、何だか僕は親になったような気がして毎日嬉しくもあった。
君を眺めていると、あっという間に時は流れいつの間にか1年が過ぎた。
君は立派な大人になった。
僕達は大喜びで毎日、君の成長ぶりを語り合った。
それから少しして、愛犬の柴丸が永眠した。
家族が塞ぎ込む中、君だけはいつもと変わらぬように振る舞っていた。
でも、柴丸のお気に入りのクッションの上から動かない君を見て、1番寂しいって思っているは君だって分かった。
君は柴丸のことを実の兄のように慕っていたのだから。
それから10年という時が過ぎた頃、君は僕達の前から姿を消した。
君と出逢った時のような雨の夜に、誰もいない公園で再び君と出逢った。
そして君は生命の火で温め護った黒い仔猫を僕に託すと、夜の闇の中へと消えていった。
あれから君は帰ってこないけど、君に託された仔猫と僕達の新たな生活が始まろうとしていた。
別れはいつも辛いけど、君達と過ごす幸せな毎日の時間が僕は本当に大切だと思う。
その出会いが僕と君の物語の始まりだった。
文字数 19,493
最終更新日 2023.07.02
登録日 2023.06.29
雪の連峰、華やぐ町、切り立つ崖に立ち――ある人が生き、ある人が語った。これは人の物語。獣の名を借りた人々の、ほんの僅かな爪の痕。
・獣を主題とした短編三話を章分けして連載・話は基本それぞれで完結
一話「山犬の瞳」‐北国の連峰領主と、彼が城に連れ帰った、山犬と呼ばれた〝蛮族〟の男の顛末。(10部・三万二千字)
二話「軍の兎」‐兎の紋章を掲げる、軍情報部に属する二人の兵士。悪党の尻尾を掴む為の聞き込み、町歩きの仕事模様。(7部・二万三千字)
三話「大鹿の薬」‐南の大陸の国境である夜行われた古語り。語られるのは鹿を探す娘と男の出会い、国の興りの叙事詩。(1部・六千三百字)
文字数 66,270
最終更新日 2025.02.24
登録日 2025.02.22
両親の虐待の果てに命を落としてしまった幼い少年『立花 神居』
純粋な心を持つ彼が暗闇から目覚めると、そこはゲームの中の様な綺麗な世界だった。
だが、彼に待ち受ける様々な困難と現実。
襲いくるモンスターや人間。
何が正解かもかわらないながらも、救い、助け、導く、成り上がりの物語り。
文字数 13,782
最終更新日 2020.03.21
登録日 2020.03.08
預言の石版……
ソレは過去を描く記憶碑。
それは未来を語る書籍。
全ての概念ある生物や語り部はこの石版の通りに動くとされるが実態は定かではない。
運命という波に従うか逆らうかは読み手次第。
過去は不変的であるが、今は不動的で、未来は不可逆的である。
個を重視する英雄物語が、どの様に解釈されどういった生を全うするのか。
何を読み何を作り誰と交流するのか。
これに語られる物語の一つ一つは世界のたった一欠片の事象である。
文字数 15,829
最終更新日 2024.06.16
登録日 2024.04.06
「お母様いきなり結婚しろと命令されても無理です!」
子爵家四女のエラ令嬢13歳は朝起きてリビングルームに向かうと母フレイヤ夫人からお見合いをしろと申し渡される。
しかもお見合いの相手は55歳で伯爵家の当主です。写真を見ても顔も何から何までタイプじゃない。豚のように太っていて離婚歴が5回もあるあまりにもひどく最低な相手でした。
父ヘンリーはお見合い相手のルイス伯爵のことを仏のような温和な性格で温かい心の人だと語りますが、離婚歴を聞けば納得できない。
三女のシエナ令嬢も四女のエラ令嬢と同じようにお見合いして結婚させる予定だと両親から伝えられて気を失いそうになる。
しかし全力で反対の意思を示して両親の決めた運命に抵抗する令嬢の戦い。
文字数 7,371
最終更新日 2021.03.16
登録日 2021.03.15
朝、男子高校生の「ぼく」がベッドから起きると、机の上に見慣れぬメモを見つける。
「私は神様だ。きみは物語の主人公、登場人物である。ありきたりなテンプレ展開はもう飽きた。新展開を望む」と意味不明な文章。
遅刻しそうになった「ぼく」は制服に着替え、パンをくわえて家を飛び出すと……気付くとベッドに戻っていた。
机の上のメモには「遅刻する主人公は禁止」と追記があった。
どうやら、「神様」の定めた「ありきたりなテンプレ展開」をしてしまうと、時間が巻き戻って朝起きる時点からやり直しになるようだ。
何度も同じ一日をリスタートするうちに、ある登場人物に出会い、「ぼく」は「神様」に反旗を翻す!
「小説の主人公」だと認識している主人公が語り手の、メタなファンタジーコメディ。全5話。
※「小説家になろう」「カクヨム」でも掲載しております。
文字数 22,668
最終更新日 2023.04.15
登録日 2023.04.15
恋愛。それは人類史上、最も古く、最も強力な「バグ」である。
人は恋に落ちた時、判断力を失い、冷静さを欠き、時に全財産を投げ打つ。
その「バグ」を意図的に引き起こし、対価として金を奪う……
それこそが「恋愛商法(ラブ・コン・ゲーム)」である!
文字数 5,412
最終更新日 2026.01.26
登録日 2026.01.16
『ENMAŌ』
地獄とは、罰の終着点ではなく——
「語りきれなかった物語」が沈殿し、腐敗する墓場だった。
全宇宙から集まる「選ばれなかった道」「聞かれなかった声」「終わらなかった想い」。
それらが積み重なり、やがて世界の基盤を蝕んでいく。
閻魔(零)は、その最深部で目覚めた。
宿したのは、白銀螺旋炎。
罪を燃やし、影を紡ぎ、物語を書き換える力。
彼は旧地獄を崩壊させ、新世界を創った。
そこは、罰ではなく「選択」が支配する場所。
転生を選ぶ者、留まる者、物語を書く者——
それぞれの在り方が、世界の形を変えていく。
しかし、旧世界の地獄や冥界から、様々な存在が流れ着く。
ギリシャの冥界王、北欧の死の女王、エジプトの審判者、日本古来の鬼や妖怪、そして世界中の神話に登場する死神や悪魔たち。
彼らは新世界で再び覚醒し、零に問いかける。
「王よ。お前は、我々の物語を終わらせるのか?
それとも、永遠に語り続けさせるのか?」
永遠の書架に集う未完の物語。
罪を抱えたまま生きる者たちの影。
白銀螺旋炎が干渉する法則と、物語が現実を塗り替える瞬間。
零は、ただ罰を与える王ではなくなる。
彼は「物語を紡ぎ、魂の選択を見守る者」として、
世界の終わりと始まりを、己の意志で選ぶ。
罪と希望が共存する世界で、
聞かれなかった声が、再び語り始める——。
圧倒的なスケールと、1体1体が粒立つキャラクター。
世界中の地獄神話を織り交ぜた、誰も見たことのない新世界譚。
『ENMAŌ』
——物語が、世界を救うか。滅ぼすか。
文字数 8,890
最終更新日 2026.06.11
登録日 2026.06.08
ルーズベルトが日本との戦争を望んでいるということを見抜けず、誠心誠意平和交渉を行ったが、事実上の宣戦布告であるハル=ノートを突き付けられ、その内容に絶望し、成すすべもなく戦争に突入してしまった日本の外交。
そこにルーズベルトの意図を正確に見抜いていた人間がいたら、日本の運命はどうなっていたのか?米国の現状を正確に分析できる人間がいたらどういう手が打てたのか?
開戦時の首相・東條は、ふとしたことからルーズベルトの意図を全て知っている青年に出会い、その青年を懐刀にしてハル=ノートを見事に切り返し、『戦争はしない』と国民に約束して大統領選挙に勝ったルーズベルトを完璧に封じ込めることもできた。
いくら彼の国の工業力が強大でも、戦争不可能国の軍備など怖くはないし、米国の英中ソへの軍事援助も辞めさせることに成功する。
ドイツとの戦争を抱え、アジアに派遣できる戦力などしれている英国と、本国がドイツに占領されているオランダにのみ宣戦布告し、帝国陸海軍は破竹の進撃を開始した。
香港・シンガポール・インドネシア・インドと英蘭の拠点を次々と攻略し、石油やゴムといった戦略物資を入手する。
さらに中東やスエズ運河も制圧し、英国本土の攻略やソ連が息絶えるのも時間の問題に思われたが、日本が連合国に勝ってしまえばどうなるのか?なにが起こりえるのか?
日独伊三国同盟は急速にその価値を失い、最悪の場合はドイツの超絶した科学力が日本人に向かってくる可能性すらある。5年10年で日独の海軍力が逆転する事はあり得ないが、20年30年先の事は分からない。東條の懐刀は不安になりながらも、連合国を追い込んでいく。
史実を知っている懐刀は、公正な立場から日本の戦争遂行姿勢の問題点を語っていく。
政治小説として描いたつもりなので、戦闘シーンはほとんど出てこないが、あの戦争とは何だったのか?日本はどうするべきだったのか?
そして、あの時代の、巷にあふれる俗説(間違い)についても語りつくしていきます。
文字数 94,191
最終更新日 2021.04.04
登録日 2021.04.04
ロズリー・サーナリアン公爵令嬢はその産まれの高貴さ故に、まだ目も開かぬ頃から皇子の婚約者候補として王宮の帳簿にその名が刻まれていた。
将来は国母となる存在。皆それを意識して彼女に接し、彼女自身もまたその自覚を持って日々を過ごしていた。
厳しい家庭教師とのマンツーマンのレッスンや授業、令嬢たちとの茶会、息が詰まりそうな家族での晩餐。そして、国教への絶対的な信奉を強制され、神に祈りを捧げる日々。
そんな中、ロズリーは突然祈りの最中に気を失ってしまう。夢の中で見たのは見たこともない世界。
そこで生きる『野々宮のばら』に憑依するような形で数年間の異世界体験をすることになったロズリーは、自身がその世界で「稀代の悪女」と呼ばれる過去の存在であることを知る。そして、伴侶である皇帝は帝国を滅ぼした「愚鈍な王」として語り継がれており、王国を滅ぼした「史上最悪の夫婦」として記録されていることも。
憑依から抜け出し元の身体に戻ったロズリーは、憑依した世界で知り得た知識を利用することで、聖女としてその地位を確立する。
しかし、問題は婚約相手の皇子その人。甘やかされて育ち、逃げることを覚え、その麗しい見た目と狡賢さで飄々と日々を過ごしているこの男こそ、「史上最悪の夫婦」となってしまった元凶に他ならない。
そんな男、私のお相手としては不足も不足ですわ!!!
ロズリーは皇子に賭けを持ち掛けた。半年間、平民として自治区で過ごしながら、どちらがより彼らの信頼を得られるか勝負しようではないか、と。
賭けの行く先は?そして、ロズリーと皇子に幸福は訪れるのか!?脱「稀代の悪女」を目指す公爵令嬢の奮闘が始まる!!
文字数 108,690
最終更新日 2023.06.02
登録日 2023.01.20
文字数 16,973
最終更新日 2024.07.26
登録日 2024.07.20
【友か、仇か。命を懸けた「未完成の絆」が、いま凄絶な火花を散らす。】
戦国、群雄割拠の時代。関東にその名を轟かせつつある一人の若き剣豪がいた。相良半十郎――鹿島新當流の正統を継ぎ、生涯一度も敗北を知らぬ男。しかし、名声が高まるにつれ、彼の心には冷たい風が吹き抜けていた。
「剣とは、斬ることのみが目的なのか」
己の剣技が頂点に近づくほど、半十郎は正体の見えない孤独と、忍び寄る刺客の影に苛まれていく。
そんな彼の前に現れたのが、山木元之助だった。
粗野で饒舌、型破りな剣を振るう元之助。半十郎とは正反対の気質を持ちながら、二人は不思議と共鳴し、道中を共にする。焚き火を囲んで語り合い、時に背中を預けて戦う中で、半十郎は初めて、剣の道の先にある「友」という名の救いを見出した。
だが、運命は非情であった。
半十郎が「秘太刀」の真理を求めて修行の旅を続ける中、二人の道は決定的に分かたれる。元之助は、ある壮絶な過去と、ある男への復讐を胸に、闇の道へと堕ちていく。
文字数 23,566
最終更新日 2026.06.06
登録日 2026.05.12
青春という青春を、ゲーム「レッドヴァン・クロニクル」に捧げてきた。略してレドクロ。
今日も大学から帰ったらやろうか。そんなことを隣で何故か説教してるおじいさんの話を聞き流しながら考える。
でもそれは叶わなかった。自転車に乗った少年を助け、バイクにはねられた僕。
意識が朦朧とする中聞こえたのはあの大好きなゲーム「レッドヴァン・クロニクル」のナレーションだった。
でも起きた時には何も覚えていなくておじいさんに拾われて、優しくも厳しい老夫婦のもとでポーション作りを教わって。
そして街に繰り出して勇者さまを見たら全てを思い出してレドクロの世界にいたのはいいけれど、レドクロプレイヤーらしき勇者さまはやりたい放題、というかやりたいことしかやっていなくて。
レドクロガチ勢の僕、動きます。この世界を救うためにモブが物語進めます!
初めての長編、ジャンル、書き方しているので不定期更新になります。投稿も初めてなので至らない点もあるかと思いますがよろしくお願いします。
※「好きだったゲームのモブになりしましたが、どうやら主人公も転生者らしくやりたい放題です。お陰様でモブから昇格できそうです」を大幅に変更したものです。変更前のものは非公開になっています。
問題等ありましたら非公開又は削除いたします。
文字数 10,016
最終更新日 2026.06.04
登録日 2026.05.20
探偵事務所で日々事件を解決してきた愛理。ある日、ひとりの男性が訪れる。彼の名は和宏。彼は娘のような年齢の愛理に驚きながらも、深刻な表情で語り始める。娘が行方不明になったと。
和宏の娘、桜子は行方も告げずに失踪していた。手掛かりのない中、愛理は彼の頼みに応じ、桜子を探す決意を固める。
愛理が調査を進める中で、桜子が何かに追われていたこと、そしてその背後に何か大きな秘密があることが徐々に明らかになっていく。桜子が行きつけのカフェで会っていた男性の存在、奇妙な手紙、そして音楽と絡む暗い過去。事件は思いもよらぬ方向へと展開していく。
文字数 36,255
最終更新日 2025.12.31
登録日 2025.12.15
エッセー集です。凡そ人間の認識し得る全てを対象に、力を抜きつつ力の及ぶ限り語り続けます。【現実的なものは全て合理的であり、合理的なものは全て現実的である】意味深で魅了される言葉の世界へ、あなたたちを誘いたいと思う。
文字数 55,314
最終更新日 2019.04.27
登録日 2019.04.06
純和風な童話風ファンタジー。登場人物は世界一の大金持ちになりたいおじいさんと、小さな女の子と、語り部と、「何か」のみ。
そんな四者がおくるちょっぴりダークで、ミステリアスな世界にいらっしゃいませんか?
きっと何か新しい発見があることでしょう。
世界はーーーーー優しくなんかない。
(注意)この小説は以前、小説家になろうに「世界一の大金持ちになりたいおじいさんの話」として投稿していたものを、加筆、修正したものです。大まかな流れは同じですが、細かな部分には大幅な修正を加えました。
(追伸)2015年1月14日14時00分行間変更しました。
(追伸その2)2015年1月19日ジャンルをホラーに変えました。
(追伸その3)ハーメルン様の方にも同名で投稿させていただきました。
登録日 2015.02.01
私立高校に通う秋月 茉莉也(17)はアンタレス王国に召喚された。
瘴気を浄化出来る聖女にしてアンタレス王国の王女であるマチルダの代わりにオーガ族に捧げられる生け贄として───。
日本では一応そこそこ裕福な家で育った人間であっても異世界において茉莉也は無力な小娘でしかない。
マチルダとしてオーガ族の生け贄になった茉莉也であるが、オーガ族は茉莉也好みのムキムキマッチョだったのだ。
茉莉也視点による語りです。
2~300文字で終わる事を目指していたのですが、今回も失敗しました。
最後の話がエロ同人やレディコミみたいになってしまったのでR-15からR-18に変更しました。
文字数 6,175
最終更新日 2022.11.06
登録日 2022.10.31