「み」の検索結果
全体で84,892件見つかりました。
死を視る力を持った少女・葵は、生まれた村で“忌み子”として扱われていた。彼女だけが人の身体から漏れる淡い“魂の色”を見てしまう。それを気味悪がった村人たちは次第に彼女を遠ざけ、ついには災厄を呼ぶと責め立てた。葵が逃げ場もなく追い詰められたとき、黒い羽を背負ったような男が現れる。
「……お前、まだ死ぬ時間じゃない」
男の名は烏蓮(うれん)。死を司る者——“死神”。
彼は葵を抱き上げ、村から連れ出し、死神の棲む屋敷へ運ぶ。
恐ろしい存在のはずなのに、烏蓮はどこか不器用で、そして奇妙なほど葵を気にかける。
烏蓮は告げる。
「魂の均衡が崩れつつある。世界を救うには、お前の力が必要だ」
葵が持つ“魂の選別”の力は、失われた魂を見つける鍵だった。
だがその力を扱う代償として、葵は自分の“幸福な記憶”の一部を失ってしまう。
死神の補助者として働き始めた葵は、さまざまな魂の行方を追い、その影に“黒市”と呼ばれる闇組織の存在を感じ取る。魂を金に換え、寿命すら売買する禁忌の取引。やがて葵は、黒市が国家レベルの陰謀と繋がっていることを知る。
魂の回収を続ける中で、葵は時折、奇妙な既視感に襲われる。
触れた魂に、必ず“誰かのあたたかい記憶”が混ざっているのだ。
笑い声。
手を握られた感触。
誰かに守られた日の、あの温度。
だが葵には、その記憶が誰のものなのか分からない。
烏蓮もまた、葵が見た記憶とよく似た断片を夢に見るという。
失ったはずの記憶。
決して触れられないはずの温もり。
少女と死神の間にある“奇妙な繋がり”は何なのか。
葵が真実へ近づくほど、烏蓮は苦しそうに目を逸らす。
まるで、自分の存在そのものを恐れているように。
黒市の陰謀はついに表面化し、魂の秩序が崩壊し始める。人々は魂を喰う“虚死”に覆われ、世界が終わりへ向かっていく。止める方法はただ一つ——何者かが、魂の歯車を再起動させなければならない。
しかしその代償は、あまりにも重い。
葵は知ることになる。
烏蓮が抱え続けてきた痛みの意味を。
自分の失った記憶が何を象っていたのかを。
そして、世界を救う代わりに“何を失う”ことになるのかを。
——魂の秤が傾くとき、選ぶのは誰かの死でも顕示でもない。
少女が世界と向き合い、死神が運命に逆らい続けた果てにある“ひとつの答え”。
死神に拾われた少女が、魂の運命を変える物語。
和風の闇と優しさが交差する、涙と救いの幻想譚。
文字数 10,910
最終更新日 2025.12.25
登録日 2025.11.28
「ククク、ああ、金、カネ、かね……! ああ、たまらねえぜ……!」
笑ってくれ。今の俺は、ただの「金」の亡者だ。 かつてはコンドル王国のエリート騎士候補生? そんな栄光は、王族暗殺未遂なんていうふざけた濡れ衣と一緒に、銀河の彼方へ消え去った。
今や俺、ベレット・クレイは、借金まみれの落ちぶれ宇宙海賊。 銀河の掃き溜めで、安酒とネオンに溺れながら燻(くすぶ)るだけのクズ野郎さ。負債総額、5億クレジット。笑える額だろ?
そんな俺のドブ板人生に、とんでもない博打(ヤマ)が舞い込んだ。 依頼主は、かつての恩師ガルム。 報酬は、俺の人生ごと買い戻せる破格の「6億クレジット」。 条件はたった一つ。厳重に封印されたコンテナを運ぶこと。そして――『決して、中身を見るな』。
だがな、俺は運の悪い男だ。 ワープドライブの静寂の中、嫌な予感に背中を押されて、俺はその「禁忌」を犯した。 封印を破ったコンテナの中身。 そこに眠っていたのは、兵器でも財宝でもねえ。コールドスリープカプセルに浮かぶ、たった一人の少女だった。
「ベレットが望むなら、私のこの身体だって! あなたに、全部、あげるから……!」
目を覚ました彼女――かつての王国の学園の後輩であり、銀河の未来を予知する『星詠の巫女』ミューは、無垢な瞳でそう告げた。 銀河の誰よりも重く、熱っぽく、狂おしいほどの愛を込めて。
だが、運命ってやつは残酷だ。 彼女を狙って動き出したのは、銀河を牛耳る「惑星企業連合」に「アンドロメダ正教会」。 さらには、コンドル王国の艦隊までもが、俺たちの行く手を阻む。
さらに、銀河の重力は妙なモンまで引き寄せやがる。 仮面の下に悲しき過去を隠した、3億の賞金首である妖艶な女海賊ローズマリー。 聖なるヴェールを纏い、重火器をぶっ放すシスター・ミンクス。 復讐の炎を燃やす、生意気な天才メカニック少女ユウキ。
どいつもこいつも、“訳あり”な女たちばかりだ。
逃げ場のない戦火の宇宙(そら)。 守るべきは6億の金か、それとも女の涙か。 失われた過去を背負い、俺は再び硝煙の渦中へと飛び立つ!
銀河の深淵で、二つの魂が共鳴する時――フォワードが覚醒する。
文字数 473,565
最終更新日 2026.05.23
登録日 2025.12.15
2567年11月8日 第5次世界大戦が勃発
舞台はイタリア
世界を巻き込んで起きた戦争の中 壮絶を極めたのはアメリカとイタリアでの戦争だった……
日本も加わったその戦争でアメリカは敗戦し多くの悲しみを生んだ……
イタリアの上層部はアメリカに降伏を呼びかけたがアメリカでの死者は100万を越え、イタリアに降伏するくらいなら自害を選ぶ者も多かったと言う……
その中で戦場地イタリアで最前線で戦い生き延びた者がいた……その者の名はジーヴァン・ルーギン……
彼は大戦後 イタリア軍に居た……
理由は数多くあるが1番強かったのは「母国アメリカに核兵器を落とす」と言う脅し……彼は母国に残った愛しき妻達を護る為にイタリア軍に入ったのだ……
それを知らないのはジーヴァンのパートナー ルァーザ・ファルグとジーヴァンの家族達……
そして……アメリカはジーヴァンが「戦死した」と発表しており……ジーヴァンはアメリカでの居場所を完全に無くてしまっていた……
人物紹介
アメリカ兵 ジーヴァン・ルーギン
母国アメリカを守る為に戦う兵士 位は大佐 戦争でパートナーのルァーザと最前線で戦う 後に様々な理由でイタリアに移住し軍に加入 位は変わらない為部下がつく 顔に傷跡があるが視力はある 27歳 主人公
アメリカ兵 ルァーザ・ファルグ
母国アメリカを守る為に戦う兵士 少佐 戦争でパートナーのジーヴァンと最前線で戦う 後にイタリアの軍が敵視する組織に加入しジーヴァンと再会する 実は国の発表に違和感を覚え探していた 36歳
イタリア国民 ルイザー・バーサー
ジーヴァン達がテロに遭った街で出会った少年 16歳で実は超天才 既に頭脳はジーヴァン並で場合によっては武器を持って戦える 頭脳派なので一度見た戦術等は忘れない 心理戦も可能で軍に重宝される
人生の選択を迫られた時……彼……ジーヴァンは母国アメリカを選ぶのか……それとも愛しきイタリアを選ぶのか……
それは彼自身の心次第……
文字数 22,363
最終更新日 2016.12.24
登録日 2016.12.03
高校一年の緑谷空良(ソラ)は大の動物好き。だが、孤児で施設暮らしのためペットは無理。しかし、そこは強力な妄想力で補う力技でエア・ペットを飼っていた。
そんなソラが夏休み三日目、バイト先へ向かう途中事故に遭いかけ異世界転移。そこに待っていたのは、なぜかソラをマスターと慕う奇妙な獣たち。頭にお皿のついたその獣もどきは、実はスライムが超絶斜め上に進化して化けているバチモンスターだった。
帰る道があると聞いてほっとしたのもつかの間、バチモンたちはやっぱり魔物。すでに近所のエルフを敵にまわしていて、ソラをトラブルに巻き込んでくれる。
ぜんぜん主人の言うことを聞いてくれない自由すぎる従者バチモンたちと、その手綱をとるのに四苦八苦する残念主人公マスター・ソラの大冒険譚がはじまる。
登録日 2016.12.27
誰だって、それぞれの“ドラマ”を生きている……??????
***
二人の初めての出会いは、ある雨の日だった。
ある暴力事件から他人と関わることをやめた少年・紫村玲央と、写真家をめざす少女・吉田希。
最初は頑なに他人と関わることを拒んでいた玲央だが、希の言葉に、行動に、次第に心を動かされていく。次第に玲央の周りには、希を初めとするあたたかい“友達”の輪ができていた。
少しずつ充実した高校生活を送るようになった玲央は、自分の過去や未来とも向き合い始める。
写真家という夢を描き、前に進む希。彼女の生き方に触れるうちに、いつしか玲央も、自分の夢を追いかけたいと思い始めていた。
二人のドラマが重なり合ったことで、二人を取り巻く運命は変わり始める。
??????夢を追い、生きていく。
これは、そんな青春を駆け抜けた少年と少女の物語。
【登場人物】
・紫村玲央《しむられお》:前原学園高校2年生。父が単身赴任中で、母と妹の3人暮らし。中学の時起こした、ある暴力事件の日から人と関わることを避けるようになった。
・吉田希《よしだのぞみ》:同高校2年生。玲央のクラスメイト。父親と二人暮らしで、父は写真館を経営している。天真爛漫で、写真を撮ることをこよなく愛している。
登録日 2017.12.13
これは、行き場をなくした”もの”たちの物語。
編みかけの手袋、届かなかった手紙、果たされなかった約束の物語。
僕たち高校生ができることなんて、どうしようもないくらいにちっぽけで限りがある。僕たちのしていることにほとんど意味なんてないのかもしれない。だけど、それでも、僕たちはやらずにはいられないみたいだ。
これは、同時に、僕たち”広報部”の物語なんだ。
文字数 24,513
最終更新日 2018.04.14
登録日 2018.03.31
『転生した先のBLゲームの学園で私は何をすればいい?』でエンドを迎えた後の部分を、18禁でもう少し詳しく書くことに挑戦してみよう!とチャレンジしたものです。
読んで頂くみなさんから受け入れてもらえるようなら、他のカプも書いていこうと思ってます。
文字数 7,575
最終更新日 2018.09.23
登録日 2018.09.23
※ エロっぽい、グロい、エグい、キモい描写がたまぁにあります。その手がダメな人はご注意ください。
高校2年の時、クラスメイトと一緒に異世界召喚された緑川明春。召喚される者は皆勇者と呼ばれ、魔力に対応した身体と、異世界の共通言語を貰い、更に1人に1つだけ特別なスキルを貰える。
しかし、緑川良春は異世界転移に少し乗り遅れた結果、異世界共通言語があるのに【翻訳】と言う無意味なスキルしか残ってなかった。
乗り遅れたことにより、幸運もあった。正常に召喚されたクラスメイトは3年後に奴隷にされることが確定していると言う。
緑川はわずかな自由を得たが、力が無いために異世界で家政夫から立身を図る。
そして地獄のような日々を乗り越え、悲しみと困難を代償に強大な力を手に入れることに成功した。
だがその力も更なる代償が必要だったり、生涯で一度使えるかどうか。まともな力とは言えるような物ではなかった。
奴隷にされないように逃げまどい、対抗するために力をつけ、安住の地を探す。
綺麗事だけでは乗り切れないこの世界を、自分の信念を元に乗り越えていく。
笑いあり、シリアスあり、涙ありを目指します。
文字数 182,790
最終更新日 2022.05.15
登録日 2022.04.27
僕はどうしたらいい?
*は、R18要素です。
お気に入り100!本当にありがとうございます(*^^*)
不定期投稿です……すみません。
消えていることに気が付きました……。
こちらの不手際です。申し訳ないです。
再度投稿させていただきます。
突然消してしまい申し訳ございませんでした。
文字数 9,109
最終更新日 2020.03.07
登録日 2019.09.09
文字数 2,347
最終更新日 2019.10.17
登録日 2019.10.17
久遠時 和歌子(くおんじわかこ)。二十五歳、独身。花(?)のOL。
現在、憧れ上司に片想い中。
それがまた問題で・・・・片想いの相手は、奥様のいらっしゃる上司だったり。
決して実る事の無い恋に悩む和歌子に、ある日転機が訪れる。
片想い中の上司・三輪 庄司(みわしょうじ)に、食事を誘われたのだ。
――相談があるんだ。
一体何の相談!?
罪悪感もさながら、心ウキウキさせて行くと・・・・?
とんでもない事を頼まれて
とんでもない事を引き受けてしまう、和歌子。
さらに年下イケメン部下に好かれてしまって・・・・?
愉快なOLライフストーリー。
仕事も恋も、和歌子、頑張ります!!
◆スペシャルゲスト◆
櫻井グループ御曹司・櫻井王雅
主人公が活躍の小説『コロッケスマイル』はコチラ
https://www.alphapolis.co.jp/novel/465565553/343261959
◆イラスト◆
お馴染み・紗蔵蒼様
当作品が、別サイト開催の『光文社キャラクター大賞』で
優秀作品に選ばれました!
文字数 127,802
最終更新日 2020.07.10
登録日 2020.05.30
魔法を使って、最大の下克上を果たす?そんな不思議な世界の下流貴族の物語。
文字数 1,070
最終更新日 2020.09.20
登録日 2020.09.20
道に迷った少女ミーナが子猫(?)のラルに案内されてたどり着いたのは、人里離れた山中にポツンとあるわらぶき屋根の一軒家。
そこに住むおばあさんに孫と間違われ、異世界で魔法薬を作る薬師見習い生活が始まります。
異世界生活も順調と思った矢先、おばあちゃんが心臓の発作で倒れて意識不明のまま入院。病院には、おばあちゃんの本当の孫や意地悪な借金取りが現れ、ミーナとラルの生活は急変してしまいます。
おばあちゃんを救うために必要な黄金の実は手に入るのか!?
※ チート無双というほどではありません
※もちろん逆ハーレムもなし
※ ダンジョン攻略描写はありません
※ ダンジョンのある村で子猫(?)と暮らすお話です
※文化レベルは大正時代+ファンタジー
ーーーー
ジャンルをファンタジーに戻しました。
ーーーー
異世界転移ものなのでジャンルをファンタジーにしていましたが、第1回きずな児童書大賞の応募可能ジャンルに異世界ファンタジーがあるので、ジャンルを児童書・童話に変更してエントリーしてみます。
主人公が転生ではないリアル小学生であること、主人公と魔獣/周りの人達との関係(絆)が元々テーマであること、既刊作を見ると対象年齢が低すぎることはなさそうなのが理由です。
第二章(本日は晴天なり)で完結の予定でしたが、一応続けてます。遅くてすいません。
よろしくお願いします。
文字数 134,994
最終更新日 2024.02.29
登録日 2021.08.30
ゴーン…ゴーン……。
一週間後、その教会の鐘が鳴り響く頃、俺の命は終わりを迎えるらしい。
俺に与えられた時間は後七日。
死神に連れて行かれるその日まで、俺は俺にできることをやろう。
「サージェス。死にたくないお前に一週間の猶予をやろう」
そうして俺は、死神とキスをした。
与えられたのは温かい命の息吹。
「一週間後、迎えにくるよ」
そう言って笑った死神を見送って、俺はそっと瞼を閉じた。
※今日はハロウィンということで、死神のお話を書いてみました。三話構成です。
主人公が最初物凄く不遇なので、苦手な方はブラウザバックをお願いします。
宜しくお願いしますm(_ _)m
文字数 10,496
最終更新日 2020.10.31
登録日 2020.10.31