「引」の検索結果
全体で15,897件見つかりました。
それは路地裏だった、薄暗く、何処か不気味。
そんな場所でゴミ袋を枕に目を覚ます。
この生ごみの突き刺すような香りが俺を目覚めさせた。
とてつもなく最悪の気分だった。
体の節々が痛み、頭はぼんやりとしている。
何が起きたのか、なぜここにいるのか、全くわからなかった。
胸の奥で不安がじわじわと膨らんでいく。
愛する人が居てもお帰りと言ってあげれない恐怖。
いや、記憶が無いのだから愛する人すらいないのかも。
そんな不確かな情報を抱える恐怖。
「俺は一体」
記憶が無い・・・何故だか思い出せない。
まるで誰かが俺の脳から盗み出したようだった。
「見つけた」
「え?」
それは頬に血をつけた少女だった。
「一緒に、戦わない?」
そう言って拳銃を差し出すのだった。
「どうして」
「私は、生き残りたいの。
そのためには1人じゃダメ、このバトルロイヤルを生き抜くためにはね」
「バトル、ロイヤル?」
「参加者は全部で9名居るわ」
「どうして分かるんだ」
「それは背中に生えたガラスの羽よ」
「ガラスの羽?」
「貴方にも生えてるわ」
「何なんだこれは・・・くそっ・・・とれない。
何だって、こんな訳の分からないものがついてるんだ」
透明な羽が、俺の顔を映し出してる気がして、怖い。
まるで何も分かってない赤ん坊が戦場に来たような滑稽さを感じさせる。
「羽の枚数が、生き残ってる人数よ。誰かがやられるたびに……砕けるの」
「なん・・だと・・・?」
「これは超越者が作り出したゲーム、私たちは巻き込まれたのよ」
「そんな強引な・・・戦いに参加したくないって俺の気持ちは無視か?」
「上の考え何て分からない、でも大事なことは分かってるわ」
「何だ?」
「それは生き残るってことよ、だから戦うの
私は……今度こそ、生き残るって決めたの」
「戦う・・・」
「えぇ」
「その相棒は・・・俺で・・・いいのか?」
「どうかな、背後から撃たれるかも」
「そんなことしないよ」
「なら、大丈夫ね」
「分かった、協力するよ」
「よろしくね」
「あぁ」
俺はこうして彼女と手を取り合った。
生き残りたい、理由はそれで十分だろう。
文字数 102,649
最終更新日 2025.09.28
登録日 2025.06.01
この夏、あなたの母校は本当に安全ですか?
誰の記憶にもある、ありふれた学園の怪談。
「開かずの第三音楽室」で、深夜に響くという悲しげなピアノの旋律。
好奇心という名の若さを持て余した高校生たちが、その禁断の扉に手をかけるまでは、それはただの噂話だった。
扉の向こうで彼らを待っていたのは、少女の霊ではなかった。
時が止まった部屋。ひとりでに鍵盤を叩くピアノ。狂ったリズムを刻むメトロノーム。
それは、聞く者の理性を喰らい、魂を調律する、悪意に満ちた「音」の呪い。
一人、また一人と、暗闇に引きずり込まれていく仲間たち。
命からがら逃げ出した生存者を待っていたのは、日常にまで侵食してくる恐怖の「残響」だった。
これは、ただの物語ではない。
読み終えた夜、あなたの耳に届く物音は、本当にただの物音でしょうか?
部屋のドアを叩くその響きが、狂ったメトロノームのリズムに聞こえた時…
もう、あなたは逃げられない。
文字数 6,340
最終更新日 2025.07.14
登録日 2025.07.14
21世紀の日本人大学生・戸松絢音は、目を覚ますと知らない魔術師のおじさん・ヴィクトルの身体になっていた。
周りの言葉は英語で8割分からない。ここは20世紀初頭のヨーロッパのどこからしい。
周囲の話を聞くに、自分は魔術で一時的に呼び出されただけで、1週間後には自然に帰れるかも、ということだ。
「じゃあもう観光するしかないじゃん?
無料で海外旅行、ラッキー!」
前向きに状況を受け入れ、現地の人々と交流しながら、ちょっと現実と違う(何せ魔術がある!)ヨーロッパ旅行を満喫していた絢音だったが
徐々に小さな違和感が降り積もっていき……。
激しい頭痛、大きな耳鳴り。
説明できない悲しみと絶望感。
――この旅は、本当に「1週間で終わるだけ」なのか?
妙に現実的な異世界(?)を、一般人が一般人のまま歩いていく、ちょっと変わった異世界ファンタジーです。
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FANBOXにて最新話先行公開の他、制作日記やログ、裏話等を投稿しております。
https://yanonno-ws.fanbox.cc/
※現在試験投稿中、1ヶ月後の反応を見て撤退する可能性有。アルファポリスで継続して読みたい方は何かしらのご反応を頂けるとありがたいです!
↓
2026/5/26より、本作は「試し読み版」に移行しました。
この続きは別サイト(小説家になろう)にて引き続き連載中です。
同タイトルで外部URL投稿をさせていただきましたので、ご興味がありましたらそちらからご覧ください。
(規約上、具体的なURLのご案内は控えさせていただきます)
文字数 127,481
最終更新日 2026.05.26
登録日 2026.04.26
短編×完結×ハッピーエンド確約!
「未完成の美しさだ」
親の再婚をきっかけに、名門お嬢様校へ転校したギャル女子高生・綾瀬さなぎ。
金髪、濃いメイク、短いスカート。
周囲から浮いていた彼女は、ある日、冷徹な美貌を持つ研修医・美野克哉と出会う。
克哉は、さなぎのクラスメイトである従妹・愛香を「世界で最も美しい最高傑作の原石」と呼び、異常な執着で管理していた。
「愛香の日常を、僕に報告してほしい」
高額な報酬と引き換えに始まった、秘密の監視関係。
最初は金のためだった。
けれど、愛香の無垢さと、克哉の狂気じみた美意識に触れるうち、さなぎは次第に彼へ惹かれていく。
そんな中、愛香に初めての彼氏ができる。
クリスマスイブ。
愛香のデートを守るため、さなぎは克哉へ初めて嘘をついた。
そして――恋心を告白する。
だが克哉は、さなぎを冷たく見下ろし、こう告げた。
「僕は男しか愛せない」
心を砕かれたさなぎは、夜の街を彷徨い、そのまま危険な男たちに連れ込まれてしまう。
絶体絶命の中、彼女を救いに現れたのは、やはり克哉だった。
その夜。
ふたりは、愛香のクリスマスデートを壊しに向かう。
「愛香に相応しい男は、僕が作ってあげるよ」
愛も正常な恋愛感情も持たない、美しい怪物。
それでもさなぎは、克哉の狂気から目を逸らせなくなっていく――。
文字数 21,327
最終更新日 2026.06.16
登録日 2026.06.06
常世の暗黒面を力とし、その絶対なる力で人類は愚か、他種族すべての文明を滅ぼし、世界を終焉へと導いた仇敵、邪神。
文明の残り香たる廃墟にて一人たたずむ少年の姿があった。。
彼の名はアラン=レイブ。
時空間魔法編纂の第一人者にして新時代を担う魔術師界の若き天才であった。全ては順風満帆、人生の勝ち組だった。そう、邪神にすべてを奪われたあの日までは………。
目の前の邪神の眷属にただ怯えるしかなかった彼は家族、友人、そして恋人までもを殺された。大好きだった街も乾いた風が吹きすさぶ廃墟とかし、彼は心に固く誓う。
奴に、すべてを奪った邪神にこの手で引導を渡す、と。邪神のすべてを奪い、引裂き、すべてを犯し尽くすと。
彼は己が編纂した時空間魔術で過去、未来、そして異世界に飛び、そこにある技術を学び、ともに戦う仲間、ないし下僕を探し始めた。いつの日か、あの日の出来事を、すべてを真っ白な明日へと繋ぐために。
文字数 2,442
最終更新日 2016.12.15
登録日 2016.12.11
寝ても覚めても恋の罠!?
レンタル有りなに不自由なく暮らしてきた社長令嬢の鈴香。大企業の御曹司・雅洸と婚約もしていて、順風満帆な人生……のはずが、なんと突然、父の会社が倒産してしまった! それを機に自分の甘さに気付いた鈴香は、自立を決意して婚約を破棄。それから五年……堅実な生活を送っていた鈴香のもとに、海外勤務をしていた雅洸が戻ってくる。そして「婚約破棄した覚えはない」と、超強引に迫ってきた! 昔みたいに子ども扱いしたかと思えば、蕩けるような大人のキスもしてくる彼。押しかけ御曹司の極甘アプローチに、鈴香はたじたじで――!?
文字数 143,594
最終更新日 2017.12.18
登録日 2017.12.18
階段から落ちて、自分が、愛し子である事に気づいた私。
私が原因で、不幸になる人がいるのは辛いので、引きこもることにしました
文字数 1,446
最終更新日 2019.12.12
登録日 2019.12.12
文字数 660
最終更新日 2020.09.03
登録日 2020.09.03
個人投機家として金融商品の売買で生活していた僕は、仮想通貨クラスタのオフ会に参加していたら、破産して気がふれた投資家に刺されたところで意識を失った。次に目を覚ますとそこは異世界で金融商品の先物取引が盛んに行われている世界だった。貴族が属性に応じた魔法を使える世の中なのに僕の属性は”味”。食卓の味付けを増やすくらいしか出来ない役立たずと言われながらも、領地の危機に立ち向かうが、転生してもやることは金融商品の投機。
文字数 211,301
最終更新日 2021.10.26
登録日 2021.08.20
王子との許婚で、幸せを約束されていたセシル。だが、没落した貴族の娘で、侍女として引き取ったシェリーの魔の手により悪役令嬢にさせられ、婚約破棄された上に処刑までされてしまう。悲しみと悔しさの中、セシルは自分自身の行いによって救ってきた魂の結晶、天使によって助け出され、時間を巻き戻してもらう。
次々に襲い掛かるシェリーの策略を切り抜け、セシルは自分の幸せを掴んでいく。そして憎しみに囚われたシェリーは……。
破滅させられた不幸な少女のやり直し短編ストーリー。人を呪わば穴二つ。
文字数 16,171
最終更新日 2021.10.19
登録日 2021.10.17
登録日 2022.06.16
橘晴人(たちばなはると)中学1年生は、1年前に事故により両親を亡くし、叔父の家へと引き取られ暮らしていた。
叔父はいくつもの会社を経営する資産家であったが、引き取った晴人を良く思っていなかったため、いつも邪険に扱い、晴人はいつも肩身の狭い思いをしながら、毎日を過ごしていた。
そんなある日、晴人は叔父に頼まれた用事を終わらせるため、急いで叔父の仕事場に向かっていた。ところが、一瞬強い光に包まれたと思ったら、次の瞬間晴人は知らない場所に立っていた。しかも体が小さくなるというオマケ付きで。「ここ、どこ?」
しかも晴人には珍しい力も備わっていて…。
これは異世界に飛ばされて、小さくなってしまった晴人が、たくさんのもふもふな生き物とも出会い、その生き物達とマッタリ生活?するお話です。序盤こそ中学生らしいハルトですが、次第に精神年齢が肉体年齢に引っ張られ幼児化中です。
登録日 2023.11.24
祖父と2人暮らしのノブタロ。祖父は風邪を引いていて、ノブタロが祖父に何を食べたいか尋ねた所、絶品の塩ラーメンを要求してきた!そこから、絶品の塩ラーメンを求める壮大な買い物語が始まるー!!
文字数 1,782
最終更新日 2016.02.07
登録日 2015.11.25
学ぶことは時に、世を渡る翼となり、身を守る 刀となる
読書、ドラマの中で、引っ掛かった言葉たちをピックアップ。
文字数 1,863
最終更新日 2026.04.11
登録日 2026.04.04