「_」の検索結果
全体で899件見つかりました。
ある日、夢を見た。
苦しくて熱いのに、動けないし、声も出ない夢を。
目覚めると、いつもの光景で今日もメイド長カルラが私を起こしに来る。
カルラの怒りの声を聞いて、今日が幼なじみセドリックの王への即位とフェニックスの加護を受ける式典だったことを思い出す。
準備をと鏡の前の自分を見つめる。
私の黒髪はこんなに長かったろうか、目の色は黒くなかったか、こんな真っ白な肌をしていただろうか。
生まれてから12年、1度も疑わなかった疑問に襲われた。
フェニックスの悲しい叫びも虚しく、均衡を保っていた世界が崩れだしていく_。
文字数 10,166
最終更新日 2023.09.13
登録日 2023.09.06
常識が全ての世間に飽きた少女は、狭い入り組んだ路地裏へと足を進める。辿りついた先は、変わり者だらけの怪しいカフェだった__…
文字数 594
最終更新日 2015.04.28
登録日 2015.04.28
ボーロンには野望がある。それは、勿論!出版である!ネット小説に応募したボーロンは、遜り謙遜する作法は知ってはいるが、それは無意味だと考える男であった。ボーロンは変名であり本名は峰良也という。
峰良也には相当の社会的影響力があり、出版社に自分の「文学」作品を出版させ二万部程度であれば売り切れる程の知名度はある男であったのだ。右翼と呼ばれたりインテリ八九三と言われたりもしたが、彼が街頭に街宣車を走らせ演説をする時、警官たちが彼を護衛するかのように周りを固めて立つのだ。壇上に英雄のように立ち、演説する彼は「国家意志」と「天皇意志」を同一視して熱く語り、そしてその話は筋が通っており、多くの聴衆を魅了するのだ。彼は実際には真正の民主主義者であり自由主義者なのだ。共産党員でありながらもカトリック教徒である矛盾した美しい妻を持ち、「僕は女の魂の美しさを純粋に愛するのだ。君の姿は美しく光り輝いていて君の魂も美しい。次の世があれば次の世も、その次の世があれば、その次の世も、僕は君を愛し続ける事を誓おう」そう誓った彼はロマンチストでもあった。
君ねむるあはれ女の魂のなげいだされしうつくしさかな この前田夕暮の歌に自分の恋愛経験を重ね、深いシンパシーを感じる峰良也は、若いころ文学青年だった。だからこそ、自分の「文学」の実力でその価値を認めさせるために、ボーロンという変名でバッシャ船の物語をネットで書き続けていたのだ。
バッシャ船はバッシャブネと読み、峰良也の故郷の方言で、バッシャの語源は判らない。江戸末期のころから大正時代くらいまで、朝鮮沿岸、台湾、ルソン島あたりまで漁に出る七~八人乗りの漁船であったらしい。今はもう存在しない。
その峰良也がまさか異世界に転生するとは、未だ知る由もなかった。
文字数 2,823
最終更新日 2019.04.06
登録日 2019.04.06
春の時だった。
私が、生贄に選ばれたのは…
この村では、村に娘を生贄とすることで平和が保たれていた。
そう、村の人々は長年、ずっと信じ込んでいた。
その日、儀式でも決めることなく、私が選ばれた。
理由は簡単。
私が死を恐れる・嫌がる素ぶりをみせなかったからだ。
そぶりをみせなかったからといって、私が死ぬことを恐れてなかったり、嫌がらなかったりしないわけでもないのに。
皆、この村の人は、成人前の女性は嫌がった。
村長に、
「私は嫌なんです。死にたくない。やりたいことがたくさんあるんだから!」
「わ、私、好きな人がいるので、、死ぬのは嫌です。」
「怖いよぉ。ほかのことで村のために尽くしますから。お願いです。死ぬということは、」
気が強い人も弱い人も皆嫌がっていた。
私は、そんなことを人の前で言わなかった。
こんなときでも、冷静を保ちたかった。
だからって、生贄には選ばれたくなかった。
私だって、いつか大人になって、好きな人と結婚して幸せに、暮らしてみたかった。
いろんな話を聞きたかった。
いろんな本を読みたかった。
死んで幸せにはなれない。
まっているのは暗闇と絶望。
すごく、さびしくて、こころぼそくて、すごく悲しい場所。
私が生贄になったとき、この村を巨大動物や災害などから人々を救った英雄・冷雨は、
すごく申し訳なさそうに言った。
「村のために生贄になってくれ。」
その言葉に私は首を左右に動かしたかった。
けど、ほかの人たちが嫌がっている思いを知っている。
嫌な理由を知っている。
そんな私は左右に首を、動かすことはできなかった。
震える声で、
「分かりました。」
といった。
私が犠牲になれば村は助かる。
そう分かっていても、つらいことは変わらなかった。
英雄は同情してくれた。
悲しんでくれた。
私は、そんな英雄が好きだった。
けど、今はとても残酷に思えた。
_____いけにえにされる日。
とうとう、私が生贄になる日が来てしまった。
地獄の門が開かれた気分だった。
高さがあり、奥が見えない崖から落とされる…
きっとすごく痛くて苦しく死ぬのだろう。
崖から、あと3歩行けば落ちるというところまで来てしまった。
みんなが息をのむ。
このときは、皆が悲しむのだろうか。
悲しんでくれると嬉しい。
悪女っぽいことを思ってしまう。
英雄の冷雨の顔がちらっと見えた。
その顔は悲しそうに見えた。
け
ど何もできない。
この時の英雄は無力だ。
「さあ、どうぞ神のもとへ。」
崖の奥を神と呼ぶのは娘を落とすことで、平和が保たれているからなのかもしれない。
文字数 2,489
最終更新日 2025.10.04
登録日 2025.10.03
蝉たちが泣き始め、本格的な夏を感じさせる7月。
小さい頃から祖父と、毎年地元の花火大会に行っていた花道健斗(はなみちけんと)。大学2年生になった彼は今年も祖父と一緒に行く予定だったが、彼の祖父は5月に亡くなり、今年は1人で花火を観に行くことにしたケント。これまで浴衣を着てこなかった彼だが、祖父の浴衣を着て会場へ向かい、祖父のこと思いながら1人寂しく花火を眺めていた。
そんな1人でいる彼を見て興味を惹かれた、社会人2年目の独身OLの隅田麗火(すみだれいか)。
__夏の風物詩であり、大盛況の花火の下、彼らは出会った。
※カクヨム様、小説家になろう様でも投稿しています。
文字数 21,155
最終更新日 2019.07.28
登録日 2019.07.22
渡辺宗厳は4,5日前から酷い頭痛に悩まされていた。
意識を失った宗厳は闇の中で目を覚ます。
天使でも悪魔でも無いが双方の美しさを極限まで持つ存在アフレリカに出会う。
そんなアフレリカから特別な力を貰った女の子大好き主人公は現代を思う様に生きて行く。
※この物語は全てフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません※
登録日 2019.10.17
____男子校に通う侑希と稜也。
2人はいつも一緒で、全てが同じに進むように
新たな出発を自らの意思で決められる事が出来ず、全てが裂けていく。それが運命なのか。
知る前に、ある先輩に出会う。
その出会いがきっかけで全てが変わっていく____
キーワードにBL R15指定させて頂いていますが
現在そのような表現は含まれていません。
【2016/01/15 17:44:05】
文字数 4,836
最終更新日 2016.02.14
登録日 2016.01.12
※この作品は作者がネット上にてフォロワー様とアフレコして遊ぶ為に作ったお話です
※随時執筆、及び加筆・訂正してますのでいきなり内容が捻られてたり変わってたりしますが、ご了承下さい
日本の隠れ里の少年、日和(ひよわ)。
国の勢力のために組み込まれたひよわはまだまだ未熟な見習い兵士だった。
「…其方は?」
「申し遅れました。今日からお世話になります。日和様の護衛を任ぜられました。
______玖香(くが)です。」
ー章についてー
本編:原作
アフレコ版:読みきり版を元にアフレコ台本にした物
寸劇:原作の分割&パラレルワールド版
ー原作元台本ー
美吹ゆうさ【@yuusa1010 】様より
「すまない。貴方を困らせることになるとわかっていても、この想いをとめることはできなかった。あなたの声も。その姿も。その素振りも。全てがいとおしい。なにを失っても貴方だけは失いたくない。それほどまでに、あなたに溺れてしまっているんだ。だからこれからもずっと。私の側で、これからもずっと一緒にいてくれないか。愛してる」
ー主要キャラクター元ー
日和(ヒヨワ):ひよわ様【@aoiryuuzaki 】
玖香(クガ):本人【@naku0519】
ー使用イラストー
小日向マキナ様【@k_macchina】より
文字数 13,168
最終更新日 2021.06.10
登録日 2016.12.06
ゾムビーの能力を高める『石』……。狩人達がそれを手に入れてから、ゾムビー側にある異変が。そんな中、狩人・関西支部からとある電話が掛かってくる。また、主人公達、中学生にとってのビッグイベント、クリスマスや修学旅行の季節も訪れる。
大阪や修学旅行先で主人公を待ち受けているモノとは!? クリスマスを通じての主人公の恋の行方は?
文字数 38,094
最終更新日 2019.09.29
登録日 2019.09.14
その日、初めて許婚の少年に会った公爵令嬢サラ・フォン・ベッケンバウワー12歳。
対するのはこの国の王子殿下ヘルムバート・フォン・ローリンゲン14歳。
彼らは双方の父親を伴って、ごく普通に初めての面会を済ませた。
·····と思ったら、壁ドンが待っていました。殿下? ちょっと……だいぶ……否、かなり、怖いですよ?
1話ごとに視点が変わります。
奇数話毎に、或いは偶数話毎に読んだ方が解りやすいかも。
不親切な作りで申し訳ない“〇| ̄|_
※シャティエル王国シリーズ1作目!
※なろうにも投稿しました。
文字数 37,757
最終更新日 2021.05.28
登録日 2021.05.15
2月26日 第3話 明け渡す→引き渡す 修正致しました(*ᴗˬᴗ)⁾誤字のご報告ありがとうございます。
第2話 ヒロインの名前を間違えていたため修正致しました。
恋愛ファンタジーです(⋆ᴗ͈ˬᴗ͈)”
構想は出来てますが、貯めてませんのでお待たせしてしまうと思います。ご了承くださいませ。
私は聖女を虐めた罪で処刑される事が決まりました。皆が愛し神すらも魅了すると言われている聖女さまです。
でも、婚約者に擦り寄る彼女を私は許せませんでした。聖女だから仕方ない許せという人々も許せませんでした。
だから、少し私の苦しみを味あわせてやりたかったのです。
もちろん、許されないと分かっていました。
だから私は、処刑されるのです。
聖獣様から賜った聖なる炎に焼かれて死ぬのです。
でも、不思議と熱くも苦しくもありませんでした。
寧ろ暖かくて優しい感じがしました。
『人間というのはほんに、愚かよな。__よ!我はこの地を離れる、もはやこの国に価値は無し!』
女性の声が響くと、炎は私の体を包み頭上で妖艶な美女に変わった。
※素人作品、ゆるふわ設定、ご都合主義※
文字数 21,554
最終更新日 2022.03.09
登録日 2022.02.22
幼い頃に父を失った主人公、落花伊織の母はある日、再婚を決意する。再婚相手には落花伊織と同い年の息子がいて__?
文字数 5,413
最終更新日 2016.05.16
登録日 2016.04.29
私は、あの夜、疲れていた、酔ってもいた。判断力が落ちていたのは否めない。
傷心の会社員ゆうきと出来損ない無いの淫魔を中心にして作者の好きなモノを詰め込んだファンタジーと18禁。
雑多なものを詰め込んだ淫魔ワールドここに始まり~?
完結しました。ありがとうございました!
後日談、番外編。希望される方いるでしょうか?希望あれば書きます~~。
2018年5月から番外編 高志×イブを再開しています。宜しければ、楽しんで頂けたら幸いです。
文字数 181,251
最終更新日 2018.07.31
登録日 2017.01.14
「真木ちゃんは、僕のヒーローだよ」
一番はじめに思い出す幼馴染との記憶。
いじめられて泣いているお前を助けたのは確かに俺だった。
「真木ちゃん、大好き。」
それから、お前は俺に特別をくれる様になったのに…。
初恋を育てに育てて十何年。
彼女がいるって、なんですか??
俺はヒーローでしかなかったのか?
本物の特別には…なれなかったのか?
_
キラキラした三角の青春がドロドロした闇に巻き込まれる?!
先生にアルバイト先の先輩、他にも色々くるんですか?!
よく考えたらそこまでRじゃなかったから外してみるけれど、一応表記は変わらない。
すっごく軽い→s
軽い→S
普通→R
__________
文字数 81,506
最終更新日 2023.07.05
登録日 2018.10.30
文字数 1,291
最終更新日 2023.05.14
登録日 2023.05.14
公爵令嬢ミリアナ・ローゼンツは、第一王子アーノルド・ヴィクターに恋をしていた。
眉目秀麗、成績優秀、運動神経抜群、魔法の才能にも剣術の才能にも長けた完璧超人アルノード殿下の婚約者になれるように、日々奮闘するミリアナ。しかし、彼に相応しい女性になろうといくら自分を磨いてアプローチし続けても、アーノルド殿下はなびかない。
どうすれば良いのか悩む彼女は、ある日王都の古びた古書店で見慣れない装飾の本が沢山入った本棚を見つける。
店主の話によれば異世界の書物だというその本の数々。キラキラとした装飾が施された本の表紙には、アーノルド殿下に似た男が描かれていた。
興味本位でその本を購入し、魔道具の力も使って、どうにか翻訳しながら読み進めた。
そして彼女は見つけた。アーノルド殿下に好かれる方法を。
『ふん、おもしれぇ女』
アーノルド殿下に似た登場人物がそう言ったシーンを見て、ミリアナは閃いた。
___私が目指すべきは、完壁な令嬢ではなくて、“おもしれぇ女”ですわ!
文字数 28,086
最終更新日 2026.01.11
登録日 2025.11.03
___穢れたこの世界で、 美のために滅びるのか、醜く生きるのか、あるいは…__
美しい公家の女・お種の凄絶な自害に由来し、高潔な魂を持つ者を死へ誘う呪いの伝説――
「世忌花娘(よいまわしのはなむすめ)」。
没落華族の娘・北条美純は、凄惨な過去によって人の愛も優しさも信じられなくなり、屋敷の庭に閉じこもって、世界を拒絶するように生きていた。
一方、大手印刷会社の御曹司・西郷優一は、幼い頃の傷と罪悪感から、他人に迎合し続けることでしか生きられない青年だった。
拒絶する女と、迎合する男。
正反対の二人は出会い、惹かれあう。
だがその恋は、「世忌花娘」の呪いによって、さらに深い悲劇へと呑み込まれていく。
これは、呪いと悲恋の物語であると同時に、
美しい者が死に、醜い者が蔓延るこの世界を問う物語。
登録日 2026.05.22