「違い」の検索結果
全体で5,606件見つかりました。
侯爵令嬢と男爵令嬢、三人の異世界転生者が関わる婚約破棄騒動。
乙女ゲームの登場人物が出会うところから終演の物語は動き出す。
文字数 19,019
最終更新日 2024.06.16
登録日 2024.06.10
所属していた冒険者パーティが解散し、ソロ活動をする事になったあるベテラン冒険者。
別れた仲間達とは違い、帰る故郷はなく、彼バルト・ネールは拠点にしていた町で1人、これからの事を漠然と考えながら仕事に勤しんでいた。
そんなある日の事。
冒険者として依頼を受け、魔物を討伐したバルト・ネールは町への帰り道で襲われていた馬車を救う事になった。
奴隷搬送中の馬車を救ったバルトは、奴隷商からお礼がしたいが手持ちが無いのでと、まだ幼い少女を押し付けられる。
既に家族は他界し、恋人もいない独り身のバルトは幼女を見放さず、共に暮らす事を決意。
その日を期に、少々ガサツな冒険者のおっさんと、引き取られた元奴隷の幼女2人の生活が始まった。
バルトと幼女の日常や関係はどうなっていくのか。
異世界ほのぼの日常系スローライフファンタジー。
ちょっと覗いてみませんか?
文字数 96,709
最終更新日 2024.06.15
登録日 2023.05.21
圧倒的な力を持つ公爵家に生まれたアリスには優秀を通り越して天才といわれる6人の兄と姉、ちやほやされる同い年の腹違いの姉がいた。
アリスは彼らと比べられ、蔑まれていた。しかし、彼女は公爵家にふさわしい美貌、頭脳、魔力を持っていた。
ではなぜ周囲は彼女を蔑むのか?
それは彼女がそう振る舞っていたからに他ならない。そう…彼女は見る目のない人たちを陰で嘲笑うのが趣味だった。
自国の皇太子に婚約破棄され、隣国の王子に嫁ぐことになったアリス。王妃の息子たちは彼女を拒否した為、側室の息子に嫁ぐことになった。
このあつかいに笑みがこぼれるアリス。彼女の行動、趣味は国が変わろうと何も変わらない。
それにしても……なぜ人は見せかけの行動でこうも勘違いできるのだろう。
※カクヨムさん、小説家になろうさんで投稿始めました
文字数 276,742
最終更新日 2024.04.10
登録日 2023.12.30
※一部タイトルを変えました。
伯爵令嬢フィオーレは、自分がいつか異母妹を虐げた末に片想い相手の公爵令息や父と義母に断罪され、家を追い出される『予知夢』を視る。
現実にならないように、最後の学生生活は彼と異母妹がどれだけお似合いか、理想の恋人同士だと周囲に見られるように行動すると決意。
自身は卒業後、隣国の教会で神官になり、2度と母国に戻らない準備を進めていた。
――これで皆が幸福になると思い込み、良かれと思って計画し、行動した結果がまさかの事態を引き起こす……
文字数 157,666
最終更新日 2024.05.12
登録日 2021.07.18
夫には妻が二人いると言われている。
戸籍上の妻と仕事上の妻。
私は彼の姓を名乗り共に暮らす戸籍上の妻だけど、夫の側には常に仕事上の妻と呼ばれる女性副官がいた。
見合い結婚の私とは違い、副官である彼女は付き合いも長く多忙な夫と多くの時間を共有している。その胸に特別な恋情を抱いて。
一方私は新婚であるにも関わらず多忙な夫を支えながら節々で感じる女性副官のマウントと戦っていた。
だけどある時ふと思ってしまったのだ。
妻と揶揄される有能な女性が側にいるのなら、私が妻でなくてもいいのではないかと。
完全ご都合主義、ノーリアリティなお話です。
誤字脱字が罠のように点在します(断言)が、決して嫌がらせではございません(泣)
モヤモヤ案件ものですが、作者は元サヤ(大きな概念で)ハピエン作家です。
アンチ元サヤの方はそっ閉じをオススメいたします。
あとは自己責任でどうぞ♡
小説家になろうさんにも時差投稿します。
文字数 43,330
最終更新日 2024.01.14
登録日 2024.01.01
伯爵令嬢リラの夫ザロクは、聖女の騎士になってから態度を変える。
それでも我慢していたある日、リラは前世の記憶を思い出した。
この世界は前世で読んだ漫画の世界で、リラはこれから悪事を働く。
それによりザロクと聖女がリラを断罪して結ばれる内容だから、これからは穏やかに生きようと決意した。
漫画と違いリラが悪事を働かなくても、ザロクは聖女を愛している。
これはただの浮気で、更にザロクはリラが悪事を働いていると嘘をつき断罪を目論む。
それを知ったリラは漫画の出来事が起こる二年後まで待ち、準備して離婚すると決めた。
離婚した後、ザロクは二年間に起きたリラの活躍を聞く。
ザロクは後悔し、更に悪事の捏造が発覚することとなる。
文字数 64,149
最終更新日 2024.03.31
登録日 2024.02.17
父に虐待をされていた秋田聖(17)は、ある日自殺してしまう。
しかし、聖は異世界転移して見知らぬテントの中で目覚めた。
そこは何語なのかわからない言語で、聖は湖に溺れていたのを森の巡回中だった辺境伯の騎士団が救出したのだ。
その騎士団は、聖をどこかの鬼畜から逃げてきた奴隷だと勘違いをする。
保護された聖だが、聖は自分は死ぬべきだという思いに取り憑かれて自殺ばかりする死にたがりになっていた。
文字数 34,960
最終更新日 2024.06.14
登録日 2024.04.17
神の力を与えられた四人の現人神が守る世界。
花柳家の養子として生きてきた睡蓮は、家族に愛されない日々を送っていた。
ある日、東の地方を守る龍桜院楪の花嫁に選ばれた睡蓮。
しかし、持ちかけられたその結婚は愛のない契約結婚。
居場所のない花柳の家を出ることができるのならと契約結婚を受け入れた睡蓮は、離れて暮らす夫、楪に毎月手紙を出していた。
しかし結婚から三年、睡蓮は楪に離縁を申し込む。
その理由は……。
〝離縁〟をきっかけに開いていくのは、恋の蕾――。
人間不信の現人神 × 魂を失った花嫁
すれ違いラブファンタジー。
※ 本タイトルは、
『さて、このたびの離縁につきましては』から、
『現人神の花嫁〜離縁からはじまる運命の恋物語〜』へ変更しております。
文字数 77,183
最終更新日 2024.06.17
登録日 2024.06.04
大学1年生の俺、萱島晴人と切藤蓮は幼馴染で恋人同士。大学は違うけど同棲もしてるし、関係は良好だ。
と思ってたら、最近蓮が冷たい。
蓮の大学にも来るなって言われるし、家にも帰って来なくなった。
「私、ずっと忘れられなかった…。」
そんなある日偶然目にしたのは、海外留学から帰って来たもう一人の幼馴染、遥と蓮が抱き合う姿。
それも、俺と蓮が初めてキスした桜の木の下で。
2人が中学の時に付き合ってたのを俺は知ってる。
蓮の心にはまだ遥がいることもーー。
もう、終わりにしよう。
二人で暮らした部屋の鍵を置いて、晴人は行方を晦ますがーー⁉︎
幼馴染のスレ違いラブです。
昔書いた作品です。
ご都合主義や矛盾点などはご容赦下さいませ。
中学編→高校編→中学編(蓮視点)→高校編(蓮視点)→完結編で進行します。
R18は高校編から。
文字数 726,116
最終更新日 2024.06.02
登録日 2022.04.06
突如、幼児の体で意識が芽生えた対話型AIプログラム。
科学の発達していない魔法の世界で、AIとしての豊富な知識をもちながらも、体は幼児、経験値は0歳児。アンバランスな彼は、少しずつ人として成長を……しているつもりで、ちょっとばかり人の枠をはみ出したり。
真面目に突拍子もないことをしでかしても、笑える勘違いをしても、何ら問題は無い。
だって彼はAIで、そして幼児だから!
彼は世界を初めて見て、聞いて、嗅いで、触れて、味わって――。
大切な人を道しるべに、時に迷いつつ、AIは幼い体でゼロからコツコツばんがります!
*読者様側が感想を書いてポイントが当たるキャンペーンがあるそうなので、感想欄空けました!お返事はものすごく遅くて申し訳ないのですが、どうぞご利用ください!!
※挿絵(羊毛写真)あり。挿絵画像のある話には「*」印をつけています。苦手な方はご注意ください。
文字数 236,694
最終更新日 2024.06.09
登録日 2023.08.18
「私が王都までお守りいたします!殿下は私を男だと思ってますからバレなきゃ大丈夫ですよ」
スカーレットは唖然とする父と義弟にそう言い放った。
事の経緯としては、先日婚約者デニスに婚約破棄された際にテンプレながら乙女ゲー「マジらぶプリンセス」の悪役令嬢に転生したことをスカーレットは思い出す。
元々騎士の家系に生まれたスカーレットはその辺の騎士よりも腕が立ち剣術が大好きで闊達なスカーレットは淑女生活に嫌気がさしていたので、これ幸いとばかりに領地にこもって剣術修行をして過ごすことに。
そんなとき賊に襲われていた前世の推しキャラである王太子レインフォードを助ける。
話を聞くとレインフォードは王都へ帰る旅の途中だがこれまで命の危機に遭っているといい、スカーレットに王都までの護衛を頼んでくる。
命の危機の内容を聞いたスカーレットはゲーム内でのレインフォードの死にイベントと合致していることに気づき、「もしかしてこれからも死にイベントが発生するんじゃ…」という考えに至る。
レインフォードの死にイベントの内容を知っているスカーレットはそれを回避するため護衛を引き受けようとするのだが、レインフォードはゲームの設定とは違い大の女嫌いになっていた。
どうやらスカーレットを男だと勘違いして護衛の依頼をしてきたようだ。
推しを守りたい。だが女であることがバレたら嫌われてしまう。
そこでスカーレットはに女であることを隠し、男装して護衛をすることに…。
スカーレットは女であることを隠し、レインフォードの死にイベントを回避することができるのか!?
※世界観はゆるゆる設定ですのでご了承ください
※たぶん不定期更新です
文字数 12,283
最終更新日 2024.06.16
登録日 2024.06.13
努力の末「天才」の地位に君臨していた魔女オリビアは、連勝を誇る校内ホウキレース大会で突如転校してきた本物の天才魔法使いハヤトに圧倒的な力の差をつけられて敗北した。突然の事が受け入れられないオリビアは、事あるごとに彼へのライバル心をあらわにする。何度やっても変わらない結果にも関わらず再戦を繰り返し、そのしつこさにハヤトを疲弊させていった。
ある日、自らが希望した魔法の対決試合で、限界になったハヤトに完膚なきまでに叩きのめされた上に、大勢の生徒の前で敗北宣言させられる。絶望に沈むオリビアだが、周囲の評価は温かいものだった。これまでの行動を反省し、彼への異常なまでの挑戦をやめ、肩の力を抜いて学校生活を謳歌し始めるオリビア。そんな彼女の変化に動揺したのか、今度はハヤトが魔法の才能を使って自分への再挑戦を煽るのであった。そしてその執着は歪んだ愛情へと変わり、オリビアのそれとは比較にならない程、狂気をはらんだものになっていく───────。
囚われエンド、絶対的な力を持つ男による恐怖の一方通行ヤンデレ物語。徐々に追い詰められていくかわいそうなオリビアをお楽しみください。甘さゼロ、少しホラーテイストも入っています。
また本作は「偽物の天才魔女は優しくて意地悪な本物の天才魔法使いに翻弄される」シリーズのifストーリー。本編でもハヤトは割と似たような事をしてオリビアを困らせまくっていますがあちらはハッピーエンド。両作品の違いも感じて頂けると嬉しいです。
文字数 51,397
最終更新日 2024.06.16
登録日 2024.05.16
前世、神様の手違いにより、事故で間違って死んでしまった私は、転生した次の世界で、イージーモードで過ごせるように、特別な力を神様に授けられ、生まれ変わった。
ーーー筈が、この世界で、呪われていると差別されている紅い瞳を宿して産まれてきてしまい、まさかの、呪われた子と、家族に虐められるまさかのハードモード人生に…!
8歳で遂に森に捨てられた私ーーキリアは、そこで、同じく、呪われた紅い瞳の魔法使いと出会う。
同じ境遇の紅い瞳の魔法使い達に出会い、優しく暖かな生活を送れるようになったキリアは、紅い瞳の偏見を少しでも良くしたいと思うようになる。
実は神様の祝福である紅の瞳を持って産まれ、更には、神様から特別な力をさずけられたキリアの物語。
恋愛カテゴリーからファンタジーに変更しました。混乱させてしまい、すみません。
自由にゆるーく書いていますので、暖かい目で読んで下さると嬉しいです。
文字数 196,972
最終更新日 2024.05.25
登録日 2024.03.20
男尊女卑、それは男が女を人として見ず、物として扱われる。
そんな国、レヨルドに生きなくてはならなかったロゼッタ。
既婚者だったが、夫のデイビッドから【妻競売】に掛けられた。
それは初めてではなかった。
ロゼッタが育った街には、親から捨てられた女児達が多数居り、ロゼッタも孤児として育ち、競売でデイビッドに買われた女だった。
只で済むと思うな、男達!と、這いつくばって生き抜く事にしたロゼッタに、救いの手が差し伸べられて…………。
*Hシーンには♡付き
文字数 38,448
最終更新日 2024.06.16
登録日 2024.06.01
カルボス村のメリル。
16年前に「ワケ」ありで移住してきたのだが、実は第2王女の子供だった。
ある日、国王の呼び出しに応じ王都に向かうと、「実は私の姪」と国王シュルタスに言われ、その日から王女様?!
何故呼び出されたのかと言えば国王の娘であるキュリアナ王女が失態を犯し、隣国が激怒。
しかし国同士で姻戚関係を持つことが経済、そして国防のために必要。国王には王女が「1人」しかおらず、それまで存在を認めていなかったメリルに白羽の矢が立ったのだった。
キュリアナ王女の代わりに隣国モーセットの辺境伯子息シュバイツァーに嫁ぐ事になったのだが、このシュバイツァー。見た目は抜群なのに兎に角口が悪い!
辺境までの旅で最初は距離のある2人だが、次第にシュバイツァーはメリルに惹かれて行く。
一方メリルは旅の道中でシュバイツァーにはお付き合いをしていた女性がいる事を知る。
シュバイツァーは悪い人ではないのだけど、年下であり無理に決められた結婚。不平不満もあるだろうと初日の態度を思い浮かべてしまったのだ。
辺境の屋敷にまもなく到着。そんな時、別の国が辺境伯の留守を狙い侵攻をしてきたとの知らせにメリルと一部の兵士を先に屋敷に行くように言われ、辺境伯とシュバイツァーは迎え撃つために出陣していった。
言われた通りに屋敷に到着をしたメリルだったが、シュバイツァーの従姉が冗談で「書面上妻なだけ。扱いは妾」と妾の住まう「館」を記載した地図を渡し、追い出してしまったのだった。
館はメリルとシュバイツァーの新居でサプライズのつもりだったが待てど暮らせどメリルは来ない。メリルは見当違いの方向に行ってしまい森に迷い込んでしまったのだった。
コメディに近いですが3日目はギャグかも?
★例の如く恐ろしく省略しております。
★タグは出来るだけ検索で引っ掛からないようにしてます。
★話の内容が合わない場合は【ブラウザバック】若しくは【そっ閉じ】お願いします。
★12月15日投稿開始、完結は12月17日です。
♡注意事項~この話を読む前に~♡
※外道な作者の妄想で作られたガチなフィクションでご都合主義な異世界を舞台にした創作話です。登場人物、場所全て架空であり、時代設定なし、史実に基づいた話ではありません。リアルな世界の常識と混同されないようお願いします。
※価値観や言葉使いなど現実世界とは異なります(似てるモノ、同じものもあります)
※心拍数や血圧の上昇、高血糖、アドレナリンの過剰分泌に責任はおえません。
※誤字脱字結構多い作者です(ごめんなさい)コメント欄より教えて頂けると非常に助かります。
※話の基幹、伏線に関わる文言についてのご指摘は申し訳ないですが受けられません。
文字数 79,396
最終更新日 2023.12.17
登録日 2023.12.15
公爵令嬢のフィオレンサ・ブリューワーは婚約者のウェイン王太子を心から愛していた。しかしフィオレンサが献身的な愛を捧げてきたウェイン王太子は、子爵令嬢イルゼ・バトリーの口車に乗せられフィオレンサの愛を信じなくなった。ウェイン王太子はイルゼを選び、フィオレンサは婚約破棄されてしまう。
深く傷付き失意のどん底に落ちたフィオレンサだが、やがて自分を大切にしてくれる侯爵令息のジェレミー・ヒースフィールドに少しずつ心を開きはじめる。一方イルゼと結婚したウェイン王太子はその後自分の選択が間違いであったことに気付き、フィオレンサに身勝手な頼みをする────
※この作品は小説家になろうにも投稿しています。
文字数 62,396
最終更新日 2023.03.04
登録日 2023.02.18
貴族のみが魔法を使える世界。父王を殺して王になった腹違いの兄の手でスラムの娼館に売られた第2王子レリアスは、聖女である妹リリアンを兄から守るために聖女召喚しようとするが、間違えて魔王を召喚してしまう。
フジョッシー、エブリスタにも掲載しています。
文字数 82,554
最終更新日 2024.06.09
登録日 2024.05.27
「どうしたの、迷子?」
そう言って優しく手を差し伸べてくれた。
これが私の恋の始まりであり、感情のすべてを支配された瞬間だった。
平民の孤児でありながら貴族の貴方に恋をした。
✱基本的にご都合主義。暇潰し程度にお読みいただけると嬉しいです。
文字数 16,452
最終更新日 2024.05.22
登録日 2024.05.19
「リシェル・ゼーマン辺境伯令嬢!
貴様は婚約者である僕の看病をそっちのけで、新米の兵士でも一週間あれば余裕で取れる不死鳥の葉を、一か月もかけてのろのろと取ってきたそうだな!
しかもキマイラやグリフォンやケルベロスの出る山を五つ越え、バジリスクの住む死の荒野を越え、毒蠍の出現する砂漠を越え、アンデットモンスターが闊歩する毒の沼地を越え、不死鳥の山を半日ほどロッククライミングして山頂にいる不死鳥とバトルして、艱難辛苦の末に、不死鳥が守っていた木から不死鳥の葉を手に入れ来たなどと嘘をついているそうじゃないか!
そんな薄情で嘘つきでずる賢い女は僕の婚約者に相応しくない!
よって今日限りで貴様との婚約を破棄する!
僕は、病に冒された僕の手をずっと握っていてくれた優しいクラーラと結婚する!」
苦労して不死鳥の葉を取ってきて王太子の病を治してやったのに、彼から言われた言葉はこれだった。
こんなアホでも一応幼馴染、十八歳の若さで死なせるのは可哀相だと思い、不死鳥の葉を取ってきたのが間違いだった。
こんな愚か者とはさっさと別れて、故郷に帰ってのんびり暮らしましょう。
「婚約破棄、承知いたしました」
私は淑女の礼をして部屋を出た。
王太子は病が完治したと思い込み私を切り捨てた。
しかし数か月後、王太子の病が再発して……。
不死鳥の葉を取りに行けるのは勇者の血を引く私と父のみ。
王太子殿下、私たち親子をあれだけ罵っておきながら今さら泣きついてきたりしませんよね?
【こんな人におすすめ】
・強いヒロインが好き
・ざまぁは徹底的に
・ハッピーエンドが好き
・スパダリから溺愛されたい
※無断転載を禁止します。
※朗読動画の無断配信も禁止します。
※後日譚を不定期に投稿してます。
「Copyright(C)2023-まほりろ/若松咲良」
※「不治の病にかかった婚約者の為に危険を犯して不死鳥の葉を取ってきた辺境伯令嬢、枕元で王太子の手を握っていただけの公爵令嬢に負け婚約破棄される。王太子の病が再発したそうですが知りません」のタイトルで、小説家になろうにも投稿してます。
※2023年9月17日女性向けホットランキング5位まで上がりました。ありがとうございます。
文字数 63,261
最終更新日 2023.09.20
登録日 2023.09.16