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全体で31,410件見つかりました。
僕は引っ越してこの街にやってきた。ろくに期待もしないで平凡に生きようと思っていた。まさかこの街が僕の人生を変えることになるなんてこの時はまだ知らない。
中3の春。僕の名前は茅野遥斗。なぜ今になってここ桜台中に通うことになったかというと、前の学校でいじめられていたからだ。いじめの原因は正直言って自分でも分からない。仲の良かったグループがあったが、ある日突然僕だけハブられるようになった。それからクラスの皆が無視をしだした。毎日毎日、クラス中に僕の悪口が飛び交った。教科書は隠され、靴まで隠される。メンタルは人一倍強いと思っていたが、さすがに毎日はつらい。そんないじめが続いていき、なんのために学校にいくのか分からないほど僕の心は追い込まれていた。ついに学校にもいけない状態になり自殺も考えた。ベランダから飛び降りようとしたら、いつもは妹のことばかり構う親が初めて泣きながら僕に
「お願いだから死なないで。」
と言った。そこに妹も来て、
「お兄ちゃん死んじゃやだよ。沙耶のお兄ちゃんは遥斗兄ちゃんだけだよ」
と言い、抱きついてきた。あぁ、僕はなんてことをしていたんだ。こんなにも僕を思ってくれる人がいるじゃないか。今更気づくなんてどうかしてる。そうすると自然に涙がこぼれてきた。その日は皆で泣いて泣いて泣きまくった。次の日に家族にいじめられてることを話すことにした。話してからはすぐに意見を理解してくれた。親は、
「つらいのによく頑張ったね。」
と言いまた涙を流した。学校を辞め桜台中という中学校の近くに引っ越すことになった。ここまでが僕のいじめられていた過去の話だ。
桜台中には始業式と同時に転入することになった。その時に、すれ違った女の子と挨拶を交わした。その女の子は少し悲しそうに笑っていた。よく分からなかったが、今は緊張でいっぱいだ。最初は不安しかなかった。またいじめられるんじゃないかと思った。そして、僕が苦手な自己紹介が始まった。先生は、
「茅野くん、焦らなくていいからね。最初は皆緊張するから。」
と落ち着かせてくれた。それと同時に緊張がほぐれたような感覚がした。僕は教室全体に聞こえるよう
「茅野遥人です!よろしくお願いします!」
と、口に出して言えた。先生が皆に問いかけるように
「茅野くんに質問はありませんかー?」
と言うと、一斉に手が上がった。趣味や好きなこと、休日の過ごし方など数え切れないほど質問攻めだった。とても楽しかった。それが終わると席の案内をされた。席に着くと僕の隣の窓側の席は、朝挨拶を交わしたあの女の子だった。
「これからよろしくね」
と言うと、彼女は悲しそうに会釈で返した。
文字数 1,090
最終更新日 2019.06.09
登録日 2019.06.09
これは訳あってあやかしになってしまった狐と、あやかしの感情を心に受け取ってしまう女の子が、古民家で共に生活をしながら出会いと別れを通して成長していくお話。
*
閲覧ありがとうございます、完結しました!
掴みどころのない性格をしている狐のあやかしとなった冬霧と、冬霧に大切にされている高校生になったばかりの女の子うみをはじめ、まじめなのかふざけているのかわからない登場人物たちの日常にお付き合いいただけたら嬉しいです。
全30話。
第4回ほっこり・じんわり大賞の参加作品です。応援ありがとうございました。
文字数 58,226
最終更新日 2021.08.29
登録日 2021.07.31
文字数 332,603
最終更新日 2026.02.08
登録日 2023.06.18
エピローグを除いて書き終わりましたので、裏で修正作業に入ります。
駄目な所が沢山あり、物語の力を、何より猫の魅力をまだ全然引き出せてはおりません。
加えて男性向けとして投稿しているのですが、カクヨムでちょくちょく読まれ始めて分かったことなのですが、女性向けであるような気がしています。
全文書き直して女性向けで上げ直すかもしれません。ではでは~
文字数 115,846
最終更新日 2022.12.31
登録日 2022.04.09
◇めちゃコミック オリジナルさまにて【年の差十五の旦那様~辺境伯の花嫁候補~】と改題、連載していただいていました。作画は此林ミサ先生です!
◇めちゃコミックさまにてボイスコミック化もされております!
「悪いが、キミのことは好みじゃないんだ」
そんな一言と共に、六年連れ添った婚約者イライジャに公衆の面前で婚約を破棄された侯爵令嬢シェリル。しかも、イライジャの隣には異母妹が寄り添っていた。それを見たシェリルは、一瞬で理解する。
――あぁ、自分は捨てられたのだと。
そして、婚約を破棄された翌日。シェリルの次の嫁入りが決まった。相手は――冷酷と有名な辺境伯爵ギルバート。挙句の果てには、彼の年齢は三十三歳。十八歳のシェリルからすれば十五歳も年上の男性だった。
だが、実際に会ったギルバートは冷酷とは程遠く、ただ女性嫌いを拗らせすぎた結果独身を貫いていたということが判明する。
さらには――ギルバートの不器用な優しさなどに、シェリルは徐々に惹かれていき――……。
冷酷(他称)な辺境伯爵(33)と婚約者に捨てられた美貌の侯爵令嬢(18)のすれ違って勘違いしての年の差ラブ。
■電子コミックス 全13巻好評配信中
■コミックス 第3巻まで発売中です
登録日 2022.07.13
主人公の月城花恋は、異世界で唯一の人間界出身者である。それ以外の人間界出身者は、異世界を脅かしている寄生虫『クリサイト』を作り出した犯人として、全員死刑となっている。
花恋は、対クリサイト専用の特殊部隊『ドミューニョ部隊』に入り、死ぬまでクリサイトと戦うことを条件に生き延びた。
ペアで戦うこの部隊で相棒となったのは、いかにもお嬢様の見た目なセレスティア。しかし、これまで3回もペアを解散させられ、訓練をサボるという曲者。……と聞いていたがなぜか花恋には優しくて……?
元死刑囚とトラブルメーカーという、どう見ても即席の最悪コンビが、実は相性抜群! 女同士最強バディ(となる予定)の英雄譚が幕を開ける。
※ジャンル迷子なので、どこに入るか感想でお聞かせいただけると幸いです。
文字数 59,975
最終更新日 2025.01.11
登録日 2023.12.01
人間、亜人、獣人、魔物といった様々な種族が生きる大陸『リトーレス』。
中央付近には、この大地を統べる国王デイヴィッド・ルノシラ六世が住む大きくて立派な城がたたずんでいる『ルノシラ王国』があり、王国は城を中心に城下町が広がっている。
その城下町の一角には冒険者ギルドの建物が建っていた。
ある者は名をあげようと、ある者は人助けの為、ある者は宝を求め……様々な想いを胸に冒険者達が日々ギルドを行き交っている。
そんなギルドの建物の一番奥、日が全くあたらず明かりは吊るされた蝋燭の火のみでかなり薄暗く人が寄りつかない席に、笑みを浮かべながらナイフを磨いている1人の女冒険者の姿があった。
彼女の名前はヒトリ、ひとりぼっちで陰キャでEランク冒険者。
ヒトリは目立たず、静かに、ひっそりとした暮らしを望んでいるが、その意思とは裏腹に時折ギルドの受付嬢ツバメが上位ランクの依頼の話を持ってくる。意志の弱いヒトリは毎回押し切られ依頼を承諾する羽目になる……。
ひとりぼっちで陰キャでEランク冒険者の彼女の秘密とは――。
※この作品は「小説家になろう」さん、「カクヨム」さん、「ノベルアップ+」さん、「ノベリズム」さん、「ネオページ」さんとのマルチ投稿です。
文字数 212,227
最終更新日 2024.10.06
登録日 2023.12.04
『長髪』と『美形』の男性が苦手なしがない子爵家令嬢・ミリアム(十六歳)は、親に婚約させられる前に自分で夫となる人を探し、夜な夜な社交会に繰り出していた。ところが、貴族は美形ばかりだし、たまに出会う正反対の『自分の好み』の男性には全く相手にされない日々を送っていた。そんなある日、姉から縁談を持ちかけられる。このまま婚約者が見つからないで親に勝手に決められるよりは、姉が見つけてくれた相手の方がずっと良いだろうと喜んで承諾していざ会ってみると、そこに現れたのは『長髪』で『美形』の侯爵様だったーー。
文字数 4,322
最終更新日 2024.03.14
登録日 2024.03.06
人類史においてターニングポイントとなった二度の世界大戦。その凄惨さは充分に知られているが、その史実は全てではない。
非公的組織〈ソレット〉は、その凄惨な歴史の裏側で誕生し、1世紀以上経った現代社会においてもそれぞれの矜持に基づき4つに分派し、歴史の裏側で暗躍を続けていた。
その一派の〈十字(じゅうじ)ソレット〉に属するソウガは、ある日分派である〈四宝(しほう)ソレット〉の一人、ファンショが行方不明となった事を知らされる。
人員不足の〈四宝ソレット〉の代わりに、〈十字ソレット〉はファンショの捜索任務に出る事となったが、ソウガたち〈十字ソレット〉が向かったのは、〈ソレット〉の由縁(ゆえん)たる場所、「針子村(はりこむら)」であった。
甦った廃村と、行方不明の仲間。そして、我ら〈ソレット〉の始まり。
歴史の裏で暗躍し続ける者たちを描いた、リアル・ロー・ファンタジー。
文字数 205,618
最終更新日 2024.07.06
登録日 2024.07.06
G.o.D完結編の前章、他サイトにて投稿した「G.o.D 神を巡る物語 前章」の大幅改稿版です
1日2話ずつ 12時/18時更新予定
第二次世界大戦が起こらなかった架空の地球を舞台とした現代SF+少しファンタジー
20XX年12月某日。主人公の一人である伊佐凪竜一は、自らが勤めていた超巨大企業を襲撃する任務に就くもう一人の主人公、ルミナ=AZ1と出会う。偶然戦場に居合わせた自分を助けた代償に一人地球に取り残されたルミナに恩を返すという名目で彼は共に逃避行を行う。そんな二人に幾度もの追手が差し向けられ、そして危機に陥るがその最中に伊佐凪竜一は突如として異能に目覚める兆候を見せ…
一方、通信技術を掌握する超巨大企業ツクヨミ清雅と言う組織から逃げられる筈も無い故に死亡は時間の問題と思われた二人を何者かが監視していた。二人の居所を正確に補足した上で更に手助けをする謎の存在は何者か、過去の地球に何が起こったのか、不可解な襲撃命令の理由は…
・地球
現実の地球と極めてよく似ているが、携帯端末と通信技術だけが異常に発展しているという相違点がある。また、携帯端末と通信技術を提供するツクヨミ清雅という超巨大企業が実質的に世界を支配下に置く状態。端末を含む通信技術は既存の技術では絶対に製造できないと断言する未知の技術であり、これを独占しているために世界中から不審と疑惑と反感を買ってるが、歪なパワーバランス故に表立って反抗することが出来ない。
・宇宙
舞台となるのは旗艦アマテラスと名付けられた巨大な艦とそこで発展した文明。機械の神、アマテラスオオカミが管理する穏やかな世界だったが現在は別の政治組織に取って代わられている。その組織は"スサノヲ"なる武力組織に銀河の端、未探査区域となっている地球という惑星にある企業に対し襲撃命令を出すなど明らかに不穏な動きを見せている。
※SEGAのPSO2のEP4をオマージュした内容です。組織名など固有名詞は全てオリジナルで話の展開も原形を留めていませんが、世界観をビジュアル的に把握する参考になるかと思います。
話の展開上、バトルは後半に偏っています。
文字数 738,422
最終更新日 2025.09.06
登録日 2025.04.29
ワキガの症状を持つ峰崎晴香は、クラスメイトたちからのいじめを苦に、自殺してしまう。
しかし、目が覚めたのは見知らぬ暗い空間。そこで晴香は、女神を名乗る者から、これから異世界へ転生することを説明される。
かつての自分のままの姿で転生することを知り、晴香は拒否するものの、願いはむなしく、無理矢理転生は行われた。
気が付くと、とある大地に立っていた。そこで現地人と出会う。現地人は、どういうわけか、晴香のそばに寄るなり、まるで従者のようにかしづいた。
他の者もそうだった。会う人間、全員が晴香にひれ伏していた。晴香はそこで気が付く。皆はこちらの体臭を嗅ぐなり、隷属するようになっていると。
いわば、この世界の人間は皆、ワキガフェチなのだ。
女王のように扱われる晴香。当初は戸惑いがあったが、充足した日々を送っていた。
そのようなある日、この世界にいないはずのかつてのクラスメイトと再会する。
文字数 29,538
最終更新日 2025.12.31
登録日 2025.12.28
人口百五十万人を超える学生と研究者が暮らす、世界最大級の航法研究都市――通称「航法都市」。ここでは宇宙探査技術を応用した能力開発が行われ、学生たちは「航路演算」と呼ばれる特殊な技術を学びながら日常を送っていた。
高校二年生・天瀬悠斗は、飛翔体や人の軌道を瞬時に解析・修正する能力《飛翔演算(フライバイ)》の使い手。しかし能力の負荷を嫌い、普段は低出力の「はやぶさモード」しか使わない、ごく普通の学生として生活している。
相棒は、都市全域の情報を整理・分析する能力《管制塔(コントロール・タワー)》を持つ天城玲司。軽口ばかり叩く二人は、放課後に模型店へ寄り道したり、学食で宇宙開発談義に花を咲かせたりする平凡な毎日を楽しんでいた。
しかしその裏では、配送ドローンの誤進路、無人交通網の異常、人工衛星との通信障害など、一見無関係に見える不可解な事件が都市各地で発生していた。警備機関だけが気付いていたのは、それらすべてが「誰かに航路を書き換えられた」痕跡を残しているという事実だった。
やがて二人は、ルーマニアで発見された謎の金属塊「アイウドの楔」を巡る極秘研究へ巻き込まれていく。それは現代の工業用アルミニウム合金でありながら、正体も来歴も判然としない存在。その解析データは、都市の能力開発計画《ニューホライズンズ・コード》の核心へとつながっていた。
未知の航路を切り開くのは、力ではなく「正しい演算」。
科学、宇宙工学、青春、そして能力バトルが交差する、新世代サイエンスアクションが今、始まる。
文字数 2,542
最終更新日 2026.07.17
登録日 2026.07.17
就職活動をするも、全く内定が取れない主人公。ある日届いた広告メールの新作スーツを藁にもすがる思いで試すが……
文字数 2,758
最終更新日 2018.05.08
登録日 2018.05.08
現実と良く似ているが、いつの頃からか、死者が次々と「怨霊」と化す現象が起きている世界。
そこでは、各都道府県・政令指定都市・中核都市に配備された「レンジャー隊」こと通称「護国戦隊・神風者(ジンプージャー)」が人々に害を成す怨霊を狩り続けていた。
しかし、神風者達の前に、生前の記憶が曖昧になり行動パターンが単純化した通常の怨霊とは全く異る、まるで生きた人間のように振る舞う怨霊の集団が立ちはだかる。
いつしか、その怨霊の集団は「怨霊戦隊デスレンジャー」と呼ばれるようになったが……「デスレンジャー」を率いる「デスコマンダー」の通称で呼ばれる女性の怨霊は、生前、実は……。
真なる悪は、災禍(わざわい)をもたらす者か?権力に盲従する者か?それとも怨霊を生み出し続ける、この世界の理(ことわり)そのものか?
文字数 6,297
最終更新日 2020.04.19
登録日 2020.04.19
神奈川の県立高校に通う、ごくごく普通の小太り高校一年生、ジローくんは、同級生のアライくんにいつも振り回されっぱなしの毎日なのです。今日も今日とて、近所のおばあちゃん家を訪れては廃品回収業者を装って屋敷に眠るお宝を失敬するという極めて窃盗っぽいゴトの片棒を担がされたりと無駄に奔走させられたりします。何とかお宝……年代物のウォークマンをGET出来たアライくん。「四〇年前」という過去にこだわり当時のものを求めようとするのは、幼い頃に亡くした母と、居所が杳として知れない父への深い郷愁に似た想いに突き動かされてのことだったのでした……父親が十六歳だった「一九八五年」、それを追体験せんと今年十六歳のアライくんは、当然のようにジローくんや、その崇高な意志に惹き寄せられるようにして集った三姉弟たちを巻き込み「一Q八五団」を結成します。「団」の最終目的、それは秋に迫る文化祭において「つくば万博」を模した「一Q八五祭」を開催するという壮大なるものなのでした……文化祭の運営実行を影で操る謎の機関「元老院」との確執があったり、ブラウン管テレビやファミコンなど、当時のものを収集するために魔窟:秋葉原の地下迷宮にて年齢性別得体不詳の怪人と魂を削る壮絶なバトルを繰り広げたりと、数々の苦難を乗り越えようやく「祭」の開催までこぎつけた面々なのでしたが……アライくんから数日後に米国の親戚の元に行くという唐突な別れを告げられた団員たちは激しく動揺し、ジローくんとアライくんの間には亀裂が。困惑の中、しかし、もやもやした気持ちのまま決別してしまうのを思いとどまらせたのはあのウォークマンなのでした……全員の力を合わせ、障害を全て打ち払って「祭」を打ち上げた団員たちでしたが、別離は容赦なく訪れ……と思いきや二か月で出戻ってくるというこれまた唐突なるアライくんに振り回されたかたちのジローくんたち。アライくんはいつでもどこでもアライくんなのでした……
文字数 104,702
最終更新日 2021.04.24
登録日 2021.04.17