「黒」の検索結果
全体で12,456件見つかりました。
何も無い、男がいた。
国籍・名前・家族、そして両眼の視力さえなかった。
新宿の黒社会を舞台に、全盲ながらもまるで眼が見えるかのように相手を気配と声だけで識別し、確実に標的を葬るヒットマンだった。
盲人だとあなどっていたウラ組織も、内情を知り過ぎたその男を脅威に感じて消しにかかった。
その巻き添えから眼の前で両親を殺されたユカという一人の少女が、その男に助けを求めた。
文字数 27,807
最終更新日 2024.09.24
登録日 2024.09.24
鬼が住まう国、遠和。
その山里で、鬼の力を持たぬが故に名前を与えられない、少女がいた。その容姿は白く、角もまた白い。
ある日、彼女は山奥の岩部屋に閉じ込められた、黒い角を持つ少女と出会う。
彼女もまた名前を持たなかったが、彼女だけが白い少女に手を差し伸べた。
仲を深めた二人は、互いに名前を贈り合う。
白い鬼は夕、黒い鬼は結。他者には些細なことでも、二人には世界が変わるほどの意味があった。
しかし二人の時は、結が生まれながらに持つ定めにより、終わりを迎える。
夕が受け入れられぬほど唐突に、復讐を決意するほど強烈に。
岩手・遠野の民話と自然を下地に描く、あやかし復讐譚、開幕。
文字数 23,994
最終更新日 2026.07.19
登録日 2026.06.01
文字数 9,986
最終更新日 2026.05.14
登録日 2026.05.14
私立翠栄学園に転校してきた高校1年生・貴大は、始業式の日に旧校舎の書庫で「時限封書(タイムレター)」と名付けられた奇妙な手紙を見つける。封書には、70年前の生徒が遺した暗号と、「真の継承者は“学園の宝”を手にせよ」と書かれていた。
封書の謎をきっかけに、貴大は同級生の翠、隼斗、沙紀、幸大、りな、修平、穂波とともに、学園内外に仕掛けられた「学園宝探究(トレジャー・サーチ)」に挑む。彼らの前に立ちはだかるのは、折り紙パズル、音響反射、天文の星座暗号、紙飛行機の物理実験、料理の順番ロジックなど、多彩な謎と仕掛け。
物語が進むにつれ、学園に隠された謎は昭和期の失踪科学教師・黒崎泰造の「未公開の発明」にもつながっていく。黒崎が遺した〈絆装置(キズナ・デバイス)〉とは何か?
それは「人と人の思考と感情を同期させる」という、科学と想いが融合した奇跡の装置だった。
しかし、研究の価値に目をつけた外部企業が現れ、装置を私物化しようと動き出す。仲間を守るか、成果を公にするか――。
試されるのは、知恵と協力と、それぞれが抱える小さな不安や希望。
人から学ぶことで前に進む貴大、感謝されることが励みの翠、本番に弱いけれど礼儀正しい隼斗、支える立場を貫く沙紀、直感勝負の幸大、冷静さと自己主張を両立するりな、多忙でも学ぶことを忘れない修平、そして淡々と努力を重ねる穂波。八人の成長と連帯の物語は、やがて学園全体、そして市全体へと波紋を広げていく。
「謎を解く」ことは、「人を知る」こと。
最後の暗号は、きっと“君の中”にもある。
文字数 57,344
最終更新日 2025.07.28
登録日 2025.07.04
普通の高校生だった黒瀬ユウは、ある日、どこか見覚えのある世界へ転移した。
それは、かつて彼が何百時間も遊び尽くした“クソゲー”――
VRRPG『Eternal Sin Online』の世界だった。
この世界には、攻略法がある。
誰を殺せば仲間が強くなるのか。
誰を見捨てれば未来が変わるのか。
どの絶望が、最も効率よく魔王へ辿り着けるのか。
少年は、その全てを知っていた。
だから誰より早く英雄になれた。
誰より正しく、人を壊せた。
魔王を倒せば、元の世界へ帰れる。
そのためなら、どんな選択だって間違いじゃない。
――そう、思っていた。
これは、最適解を選び続けた勇者の物語。
そして――最初からバッドエンドを知っていた男の物語。
文字数 7,418
最終更新日 2026.06.12
登録日 2026.06.12
『悪魔の烙印』
ハグルは、生まれた時から背中に漆黒の翼のアザがあり、周りの大人達から【悪魔の子】と呼ばれ、忌み嫌われていた。
ー生まれてこなければ良かった。ー
英雄学校に通いながら、インキュバスの子供であるという事実を隠し、周りの生徒達から距離を置いて勉学に励んできたハグル。
恩師であるウルガだけが、その秘密を知り、彼を匿ってきた。
ある日、【ガンバル】という寄生植物が街に出現し、人々の脳を侵食するという事件が起こる。
寄生植物達が飛ばした胞子は人間の体内に侵入し、脳を侵食しコントロール下に置くのだが、、、。
文字数 478
最終更新日 2026.06.28
登録日 2026.06.28
ログインと同時に現実消失。究極のカード生存戦略。
「【RATE-ON-LINE】は絶対にやるな。プレイヤーが消える――」
巷で大人気の新作TCG『RATE』。ネットで囁かれる危険な噂を検証するため、高校生の川本 樹(イッキ)と飯塚 邦彦(ヅカ)は、行方不明になった友人・元(ハジメ)の手がかりを求め、オンライン世界に足を踏み入れた。
自宅で眠りについたはずのイッキが次に目を覚ますと、そこはゲームの世界【RATE-ON-LINE】の中だった。
手持ちのカードはたった5枚。 敗北すればカードを失い、0枚になれば現実への帰還は永遠に絶たれるという、命がけのルール。
イッキは【回避】スキル、ヅカは【合成】というレアスキルを武器に、商業都市アリスで脱出に必要な「特定のカード」を探し始める。
一方、単独行動をとっていた友人・陸(リク)は、独自の【騎士】カードのスキルを使い、単身でセフィラムの裏側に潜入。しかし、そこで彼が目撃したのは、イッキたちとは次元の違う、この世界の真の闇だった。
分断された3人の仲間たち。彼らはこのデスゲームを生き残り、現実に戻れるのか。
【主要登場人物】
★川本 樹(イッキ) 主人公。ギターが趣味の冷静な高校生。初期カードは黒服の男【アーサー】。自動発動する【華麗なるフットワーク】で危機を回避する。
★飯塚 邦彦(ヅカ) イッキの親友。筋肉質な情報通。料理人【マモル】の【調合】スキルは、アイテムを合成できる唯一無二のレアスキル。
★梅田 陸(リク) イッキたちの友人。行方不明のハジメを探すため、単身で調査を開始。騎士【アルベルト】のスキルで城内へ潜入するが、物語の裏側ともいうべき、より苛烈な戦場へと引きずり込まれる。
★笹栗 元(ハジメ) 物語の発端となる行方不明の少年。彼の行方が、このデスゲームの真実を握る鍵となる。
文字数 61,675
最終更新日 2025.12.30
登録日 2025.11.26
――ヴィアを探す
氷に閉ざされた世界。雪深い村で母・ヴィアと2人慎ましくも幸せに暮らしていた少年ロット。
しかしある日、母はいなくなった。生まれて初めて村へ下りたロットが見たものは!?
その後、村の男たちに縛り上げられ、冷たい川へと投げ捨てられた――
それが、地獄の始まりだった。
1年後――暗い水底で死に瀕しながら辛うじて生き延びていた。
3年後――謎の研究所に捕らわれ、死体《モルグ》という実験動物として名を与えられた。
5年後――実験の副産物として力を取り戻したロットは脱出を果たす。
少年は青年となり、たった一つの誓いを胸に、世界を支配する名家「アイス家」へと牙を剥く!
▼物語の雰囲気
◇ 氷に囲まれた、自然豊かな山村
◇母ヴィアの手がかりを求め、ブランカ村へ
◇徐々に明らかになるアイス家と新たに出会う6姉妹たち
▼主な登場人物
【主人公】
ロット(20)| 黒髪でサボり魔。
| 酒場に入りびたる日々を送っていたが、
| 『アイスゲーム』祭りで運命が変わる
【友人たち】
アーサー(20) | 金髪で優しい親友
| ロットの唯一の理解者か?
ヴィア(18) | 青髪で毒舌。母親と同じ名前
| 幼なじみ?のめんどくさいやつ
【酒場ヴァロン】
長女 ????
次女 フルール(17) | でかい銀髪。執着が深そう
三女 ????
四女 ディヴィア(15) | 小さくて明るい赤髪。でも何か隠してる?
五女 ????
六女 ケイ(13) | いつも寝そべってる黒髪の子供
恋愛/ラブコメ/ほんわか/美しい/攻略/日常/ハーレム/超展開なし/論理/魔法なし/転生なし/推理可能/伝記/西洋風/サイコ/雪/氷/冬/洋風/異世界風/静かな恐怖/物語構造系/多視点/謎/秘密/違和感/駆け引き/アイス家/六姉妹/姉妹/名家/家族の秘密/継承/血筋/徐々に明ら
文字数 24,834
最終更新日 2026.06.19
登録日 2026.04.19
会社を退職したオレは、故郷に戻ってフラフラしていた。
何をやる訳でもなく、ボーとする毎日。
そんな中、なんの前触れもなく世界が一変する。
世の中からオレ以外の人間が、全て居なくなったのだ。
おまけに何故だかわからないが、食料などを0円で購入することができる。
オレは思った。
まるで天国みたいだなと。
そんな世界を満喫するオレの元に、不思議な黒い者が訪ねてきた。
不思議な黒い者がオレに告げる。
『今日はゲームの話をしに来ました』
話を聞いても納得しないオレに、不思議な黒い者は最後通告を出した。
『そもそも貴方に拒否権はないのですよ。やるやらないではなく、やるしかないのです』
だから、オレは旅に出た。
ゲームをクリアする為に。
文字数 88,624
最終更新日 2025.10.17
登録日 2025.10.17
山奥にある地方コミューン出身の主人公・鶉(うずら)と兄・琥珀(こはく)
ふたりは共にシティ郊外にある全寮制の学園で生活している
シティ出身の生徒のほとんどは、埋め込み式神経接続装置《CEPTOR》を入れており、それにより感覚や感情すらデータ化して共有することができる
学園も《CEPTOR》はあることが前提の環境になっていた
同じ環境で育ち、共に《CEPTOR》を持たないという条件でありながら、すぐに学園へ適応し周囲へ溶け込んでいく兄
それとは対称的に、鶉は人工食品を受け入れることができず、なかなか周囲にも馴染むことのできない自分に思い悩んでいた
鶉の唯一の友・青鸞(せいらん)はシティの市長の息子であり、抜きん出た能力と恵まれた容貌から後継者として将来を約束された立場にある
しかし、本人はそれを望んでいない
醒めた目で周囲から距離を置き、何故か鶉と行動を共にしている
ある天体観測の夜
青鸞の誘いで、鶉は学園の立ち入り禁止区画へと足を踏み入れる
その先にあるのは、長い間放棄されていた温室と小さな研究室だった
そこでふたりは、シティでは忌避されている生の果実を口にする経験を共有する
また、鶉は廃温室で、もうひとりの少年・黒鶫(くろつぐみ)と出会う
黒鶫はシティで生まれ育ちながら、誰とも共有できない孤独を感じていた
自分と似た孤独を感じ取った鶉と黒鶫は距離を縮めるが、やがて黒鶫は鶉に向かって叫ぶ
「君は自分で選んで外側にいる。それは孤独じゃない、ただの贅沢だ」
その言葉は、鶉が気づかないまま受け入れてきた「守られ方」への、静かな告発だった
完璧な兄への疑念
そして起きる事故
調査の果てに鶉と青鸞が辿り着いたのは、この世界の秩序を支える、ある不都合な真実だった
知らないままでいることは、誰かに選ばされていることかもしれない
文字数 51,130
最終更新日 2026.06.19
登録日 2026.06.12
元不登校児の黒川カンナは、適応指導教室の支援員として働き始める。
赴任先で待っていたのは、かつて憧れ続けた教師・本田朋子――通称ポン先生だった。
小学六年生だったカンナは、学校へ行けなくなったあの日、ポン先生に救いを求めていた。
けれどポン先生は来なかった。
学級崩壊を立て直し、不登校児を何人も救った伝説の教師。
その光の中で、カンナだけが取り残された。
尊敬していた。
憧れていた。
だからこそ許せなかった。
再会した二人の前に現れたのは、学校に居場所をなくした少女・ヒマリ。
「私なんていない方がいい」
そう呟くヒマリを前に、カンナは過去の自分を見る。
救われなかった少女と、救えなかった教師。
すれ違った二人は、もう一度誰かを救うために手を取り合う。
これは、許しの物語。
そして、二人の再生の物語。
文字数 8,642
最終更新日 2026.06.28
登録日 2026.06.27