「演奏会」の検索結果
全体で13件見つかりました。
13
件
【簡易版】
歌姫だった婆さんと、ある少女に一目惚れした青年の事件録。家庭問題と渦中の男の謎を追うという、軽~いミステリーサスペンス風の物語。(内容は重め)
【普通板】
観光地として名高いムズリア諸島に住む青年、ケインは、ひょんなことから美しい少女に演奏会の警護を依頼される。
『王族にもその歌声を披露した歌姫が、演奏会を開くらしい』とのウワサ話を聞いていたのもあって、ケインは、少女が歌姫ではないかと予想した。
ところがいざ待ち合わせ場所に着くと、お世辞にも少女とは呼べない、呼ぶにはあまりに年を取っている老婆がいた。
演奏会が終わると老婆にうながされる形で、彼女の友人がいる『リエッジ家』の屋敷へと向かうことになってしまう。
そして二人が屋敷の前に到着するや否や、いきなり少女が逃げるように走って来て、追ってくる父親らしき男性と言い争いをし始めた。
リエッジ家の家庭問題にまつわるイザコザ。
不意に起こる不可解な出来事の数々。
急に現れた謎多き男の正体は? その目的は?
そして、ケインはお目当ての少女と仲良くなれるのか?
謎解きが大好きな元・歌姫の婆さんと、一直線な若き青年が織りなす、島国の小さな事件録。
【注意】
・殺人は起こりません。しかし『ほのぼの』でもありません。
(人によってはドロドロで濃く感じます)
・トリックは古典的で平凡です。
・暴力的な描写、暴言など。
・異世界の要素あり。
・恋愛要素は短編の『おまけの日常回』で補完
※本作は以下の小説投稿サイトにも満載しております。
・小説家になろう
※本作はフィクション(作り話)であり、架空の物語です。
現実の全事象、全存在の他、理論や名称、問題などの諸概念とは一切、何もかも無関係です。
――以上、予めご了承下さい。
文字数 265,698
最終更新日 2022.02.13
登録日 2022.01.01
アルバイトの楽器店員の鮫島はバーチャルアイドル『尾神樹里』にガチ恋していた。しかし彼女は所属事務所から突然契約を解除されてしまう。さよならも言えずに推しが遠くへ行ってしまったことで鮫島は仕事中に発狂するほどに追い込まれてしまう。そんな彼に手を差し伸べたのは宮城県から宮崎県に転勤してきたばかりの陸上自衛官、上岡宗太郎だった。周囲の応援を受けながらも鮫島は仲間たちをかき集めてオフ会を計画する。吹奏楽が好きだった尾神樹里のためのお別れ演奏会だ。推しに届くかすら分からない演奏会。鮫島は仲間たちと立ち上げた『ロミオウィンドオーケストラ』の一員としてステージに臨む。
文字数 69,147
最終更新日 2022.07.09
登録日 2022.07.09
「英雄なんてみんな情けない。だから誰もが誰かの英雄になれるんだ」
赤岩中学校吹奏楽部には先輩たちから代々受け継がれている楽曲がある。
それが『吹奏楽の為のシンフォニエッタ』。部活内でのいじめに悩むチューバ担当の楠本拓海の元に新入部員の蓮見が配属された。一時期は部活を辞めようとしていた楠本だが、約十七年前に卒業し今は陸上自衛隊で3等陸佐を務める大先輩の上岡宗太郎やチューバの師匠である高校生の菱川たちに支えられ、楠本は蓮見のためにも部活を続けようと決意する。先輩から何を引き継いできたか、何を後輩に伝えていきたいか。それを『シンフォニエッタ』に込めて次の世代へと繋ぐため、楠本はラストステージである定期演奏会に臨む。
文字数 157,750
最終更新日 2021.01.03
登録日 2021.01.03
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元は、高校の吹奏楽部顧問と、そのときの部員だった二人、菜由美と美加。
二人は、先生と生徒という枠を超えて、卒業してもなお、互いに、音楽を主に、それ以外のプライベートな場面でも、つきあってきた。
いろいろ辛いことも乗り越えてきた。
時は2016年夏。
菜由美は、3男児の母で、末っ子が小学校3年生で、そろそろ手がかからなくなってきて、また楽器をやりたいな、と思っていた。
一方、美加は、2男児のシングルマザー。同じく、市民吹奏楽団を探していた。
検索して、月に2回しか活動してないゆるい吹奏楽団を発見した。そこへ二人で見学体験に行き。。
舞台は、二人が行きついた吹奏楽団「アンサンブル・アリオーソ」が中心。そこで繰り広げられる、新たな「出会い」そして「音楽」をつづっていく。
○登場人物
山内美加 2男児の母
北口菜由美 3男児の母
三上真由 ベース弾き
三上義行 居酒屋「Yoshi」の店主
望月進一 トロンボーン吹き
望月俊和 アンサンブル・アリオーソの音楽監督、音楽教室「Ka's吹奏楽団」代表
中村英司 ユーフォニウム吹き のちのアンサンブル・アリオーソの名誉監督
秋山美智恵 プロの打楽器奏者 アリオーソで毎回ティンパニを叩くエキストラ
山崎まゆみ あとから出てくるたいこ叩き
大石裕也 第18回定期演奏会の賛助奏者
大澤遼子 Ka'sエンジョイコースで知り合ったテナーサックス吹き
その他適宜(^◇^;)
文字数 15,795
最終更新日 2024.03.02
登録日 2022.03.19
「――ますます音楽というのは、律動づけられた色彩と時間だと思うようになった」
大学最後の学内選抜演奏会、何を弾くか。三谷夕季は悩んでいた。
地元で開催されたコンサートをきっかけに、三谷はもう一度、みそらとともに地元を訪れる。
そこで見たもの、聞こえたもの、肌に触れたものは――。
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連載中の「恋するハンマーフリューゲル」の後日譚(番外編)です。
好きな曲や好きなシーンや好きな空気をぎゅうぎゅうにつめこんだ短編で、個人的にはお気に入りの一本なので供養を兼ねてアップします。
大きなネタバレはありませんので(主人公ふたりの関係性くらいで…)、こちらを読んで興味を持った方はぜひ本編もよしなにお願いします。
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■山岡みそら
声楽専攻四年(木村門下)、ソプラノ。
副科ピアノは羽田門下。
■三谷夕季
ピアノ専攻四年(羽田門下)。
■羽田葉子
ピアノ専攻の非常勤講師。
三谷夕季の担当講師。講義では伴奏法も担当。
■三谷喜美子
三谷のおばあさん。
■木村先生
声楽専攻の非常勤講師。
みそらの担当講師で現役バリトン歌手。
■小野先生
ピアノ専攻教授。葉子の師匠。
文字数 15,161
最終更新日 2021.05.04
登録日 2021.04.01
柊(ひいらぎ)学園音楽大学に通う牧野美風(まきのみふう)は、夏休みのアルバイトに海辺のホテルで開かれるピアノ演奏会での譜めくりの仕事を選ぶ。本格的なアルバイトは初めてで、しかも譜めくりも初めてだった美風。譜めくりをするピアニストも誰だかわからない状況に不安ばかりが募る。天才ピアニストとして幼い頃より注目されていた美風だったが、ここ最近はあれほど優勝するのが当たり前だったコンクールでずっと第二位に甘んじていた。すっかりピアノに対する自信も情熱も失いかけていた美風は、いったんピアノから離れて自分を見つめ直す時間や状況が必要だと考えたゆえの譜めくりのアルバイトだった。それに譜めくりというものが、自分にとってどこか絶妙な距離感にも思える美風だった。
白亜の美しいホテルに着くと、支配人が出迎えてくれた。そのホテルのラウンジに流れているジャズを聴いて、美風は弾いているのが人気ピアニストの野崎京介だとわかる。支配人にそのことを尋ねると、確かに弾いているのは野崎京介で、このホテルをよく利用している会員だということだった。野崎京介が弾いているとわかったのは、美風で二人目だと支配人は言う。美風の驚くべき感性に感心する支配人。支配人は美風に一枚の演奏会のパンフレット用の写真を見せる。そこに写っていたのは、まぎれもない野崎京介本人だった。まさかと思った美風だったが、支配人はそこで初めて譜めくりの相手が彼であることを明かすのだった。野崎京介はこの三年間、表舞台から姿を消していた。その前の三年間で出したアルバムはインストゥルメンタルとしては記録的な売り上げとなり、その楽曲はさまざまな媒体に使用され、本人もCMなどに出演していた。その容姿から彼には熱狂的な女性ファンがいた。美風ももちろん彼のことは知っていたし、アルバムも何枚か持っていた。譜めくりの相手が野崎京介だとわかって、仕事に対する不安はどこかに吹き飛び、喜びにはしゃぐ美風だった……
登録日 2020.03.22
不慮の事故で姉を亡くして以来、前向きに
自分の人生を生きられなかった古都里。三回
忌の法要を終えた帰り道、ふと懐かしさに導
かれ足を運んだ箏曲の定期演奏会で、会の主
催者であり、大師範の村雨右京と出会う。魅
惑的な雰囲気の漂う彼に、箏のお稽古を見学
しに来るよう諭された古都里は、悩みながら
も彼の家へ。そこでほんのひと時、大好きな
箏の音に触れ心が揺らぐも入会を決めること
が出来ず、曖昧な返事をして帰ってしまう。
しかし、忘れ物に気付き取りに戻った先で、
思いがけず彼の正体が「あやかし狐」だと
知ってしまった古都里は、そのまま住み込み
で働きながら箏曲を習うこととなり……。
ありのままの自分を受け入れながら、異類
との出会いに大切な想いを見つけてゆく純愛
あやかしファンタジー。
※毎日更新。二〇二二年十二月完結予定。
カメ更新となりますが、お付き合いいただ
けると嬉しいです。
・この物語はフィクションです。
・表紙画像、及び作中の画像はフリー画像
サイト、pixabayからお借りしています。
・箏曲の譜面の歌詞を一部載せていますが、
著作権は消滅しています。
・文中に「弦」と「絃」の表記の違いが
ありますが、旧字と新字の違いでどちらも
誤りではありません。
<参考文献>
・日本の妖怪 謎と不思議
ヴィジュアル版 謎シリーズ GAKKN
・知識ゼロからの妖怪入門
小松和彦(著)柴田ゆう(画)幻冬舎
・もののけの正体
怪談はこうして生まれた
原田 実(著) 新潮社
・日本異類図典 朝里 樹(監修)GB
・宮城道夫小曲集 筝曲楽譜
大日本家庭音楽会
・命には続きがある
矢作 直樹(著)PHP文庫
文字数 131,513
最終更新日 2023.01.15
登録日 2022.10.04
彼に振られ、傷心して公園でボーッとしていたところ、笛の音が聞こえてきた。
横笛を吹いていた男性から、雅楽の演奏会に誘われた。
文字数 6,012
最終更新日 2021.12.25
登録日 2021.12.24
失礼します。二人漫才の小話です。男女問わず、お好きなコンビを想像して読んで頂けましたら幸いです。
文字数 2,027
最終更新日 2020.12.12
登録日 2020.12.12
あるトラウマから楽器の音がまともに聞こえなくなり、大好きだったドラムメンバーから外された寿小太郎。
大学受験にも失敗し、2浪し、三流大学に。そして付き合っていた彼女と別れるはめに。周りからバカにされ傷つけられ、夢を持つことに抵抗を感じた23歳の春、一緒に活動していたバンドメンバーがCDデビュー。そのことを、不幸にもSNSのタイムラインで知ってしまう。
ひっそりと彼らが出るという演奏会に行ってみるとすごい客の数,
そこには自分だけがいないメンバーの輝く姿があった。
しかし演奏し始めた途端、その曲が不協和音のように小太郎の耳を塞いだ。
その演奏が終わったとき
小太郎は何かを感じた
もどかしく心をえぐられたような何かを。
彼らの演奏の後、
和楽器を演奏するグループがいた。
「つまらない」と演奏中に帰る観客達。
周りに流され、小太郎帰ろうとした時、
隣で涙を流し、その演奏に拍手をしていた女性がいた。たった1人、そのひとの涙で、小太郎は胸がざわついた。
自分が今までみてきた涙はこんなにも美しい感情だったのだろうか。
相変わらず音は聞こえないが
小太郎の心にある思いが生まれた。
演奏がしたい。
夢中になれる何かを見つけたい。
小太郎は
和楽器に興味を持ちはじめる。
自分の音とは何か
小太郎は和楽器を通じて
たくさんのことを知っていく。
文字数 1,585
最終更新日 2016.11.23
登録日 2016.11.22
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