「造花」の検索結果
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ある雨の夜。ルシェラは路地裏で異形の影に襲われた。
逃げる途中で迷い込んだのは、灯りのない闇の街ダークベル。そこで出会った銀髪の悪魔は、ルシェラの血を舐めてこう言った。
「君は聖女の末裔だ」と。
隙あらば甘い言葉を囁いて迫ってくる銀髪の悪魔レヴィリウスに、ルシェラは困惑しつつも次第に惹かれていく。
そんな中、ルシェラの前に赤毛の不良悪魔と、得体の知れない黒髪の悪魔が現れる。黒髪の悪魔の方はどうやらレヴィリウスと因縁があるようで……?
悪魔と幼馴染みの神官を繋ぐ糸は聖女の「過去」にまで絡まって、ルシェラの運命を激しく翻弄していく。
貪欲にルシェラを求め、溺愛するレヴィリウスの真意とは?
ルシェラを執拗に狙い、憎悪を向ける黒髪の悪魔とは?
神官の幼馴染みセイルに秘められた、過酷な神託とは?
悪魔と聖女が織りなす、切なく甘い禁断の恋愛ファンタジー。
性的、暴力的な表現があるシーンには(*)をつけています。
表紙絵は青造花さまより。
文字数 116,845
最終更新日 2023.01.28
登録日 2023.01.28
"マフィア"
それは、仮面の下に偽りの絆を抱く者たち
蒼炎の意思を繋ぐ者
名刀と歩む者
仲間と共に苦難を乗り越える者
朽ち果てぬ花は嘲笑う
「真に美しいのは我々だ」と
永遠に囚われ、固執し続ける
永遠に咲き誇る花は本当に美しいのか?
有限の時を過ごし、朽ちる造花は本当に醜いのか?
有限と永遠
表裏一体の存在は、互いにその姿を顕にする
これは
朽ち果てることを拒絶し、永遠を歩む花と
有限の刻を生き続けることを選んだ造花の物語
そして、全ての者たちに贈る
──花束の物語
文字数 21,817
最終更新日 2024.05.30
登録日 2024.05.29
高校2年生の向日(むこう)ハル。彼女は下校中にふと雨に濡れたアサガオが目に留まる。
『時期じゃないのに。』
思わず口から出た言葉
『だって、造花だから。』
後ろから透き通った優しい声が聞こえた。
「なんで、知ってるんですか?」
彼女は怪訝そうに眉を曲げながら呆れたような顔で口を開いた。
「ここ私の親の店だから。花屋の娘なの。」
「ふーん」
(なんで造花なんか飾ってんだろ。)
「どこの高校?」
「春宮高校。」
「同じ。」
「へー。」
共通点がお互いに見つかり二人の間の空気がふっと軽くなった。
「ねぇ、」
「?」
「ハルの花を教えて。」
「桜?」
「花屋だろ。」
もうじき春が来る。平坦だけど少し苦い青春のお話。
『去れど”ハル”』
文字数 784
最終更新日 2024.03.20
登録日 2024.03.20
第111回フリーワンライで書いた作品です。
使用お題は、『お手紙』、『造花の心』、『伝ったのは』。
小説家になろうとピクシブにも同じ作品を掲載しています。
文字数 2,036
最終更新日 2022.09.19
登録日 2022.09.19
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地味にいやな人付き合いあるあるをまとめたものです。ねちねち何か言っているのでそんなのは苦手という人は読まないほうがいいかもしれません。
文字数 1,576
最終更新日 2022.05.09
登録日 2022.05.09
唐棣(はねず)家の庭に植えられた一本の藤が「鬼憑き」と呼ばれているわけは、枯れることなく年中花を咲かせることと、藤の下に緋色の目をした鬼がいると噂されているからだ。
けれども一人娘の薄紅(うすべに)が藤に癒やされ病を克服した為、当主の蘇芳(すおう)も藤を無下に扱うことは出来ないでいた。
薄紅の前にだけ現れる鬼。藤の香に誘われてよみがえる、薄紅の知らない記憶の断片。薄紅に持ち上がった縁談話と、鬼に対する確かな恋慕。
やがて記憶は藤の香に引き戻され、薄紅は鬼が誰なのかを知る。
1ページ1300~1500文字で綴った短編です。
少しだけ暴力的な表現があるエピソードには(*)マークを付けています。
表紙絵は青造花様より。
文字数 24,614
最終更新日 2023.06.30
登録日 2023.06.30
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