歴史・時代 小説一覧
3,081
草原の武人~異説三国志高順伝~
高順と呂布は幼い頃からの親友であった。二人は尊敬する君主・丁原を失いながらも多くの仲間と共に戦い続ける。異民族・董卓・反董卓連合・劉備、そして曹操。二人が戦い続け最後に見つけるものは一体なんなのか……
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文字数 172,695
最終更新日 2026.06.26
登録日 2025.04.12
3,082
生人形師喜三郎が駆ける
生人形の制作に賭ける人形師の物語
江戸から明治にかけて活躍した生人形師松本喜三郎さんをモデルに描いた作品です。
かなり史実を取り入れていますが、あくまでもフィクションです。
○あらすじ○
松本喜三郎は、三十一歳、熊本出身の生人形師。長身痩躯の美男だが、人形作りにばかり心が向いている。女に興味がないというより、他はどうでもよい性格。
生きているように見える、等身大の精巧な人形で、物語や事件などの場面を再現して見せる、見世物興行を生業としている。
興行に命を掛ける喜三郎に、次々に難題、苦難がふりかかるが、持ち前の根性で切り抜け、成功につないでいく、明るい人情話です。
江戸情緒とともに、気楽にお楽しみください。
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文字数 69,767
最終更新日 2025.05.18
登録日 2025.05.03
3,083
はじかのっ! ――伝右衛門夜話
永禄四年(一五六一年)。
武田家の奥近習である加藤弥五郎は、主君・武田信玄の命により、第四次川中島合戦にて討死した足軽大将・初鹿野源五郎の妻・香を娶る形で、初鹿野家の名跡を継ぐことになる。
しかし、思いがけず一家の主となる機会を得たうえ、香の凛とした美貌にも惹かれた弥五郎の意気込みとは裏腹に、当の香は「二夫にまみえんことを恥とす」と書き残して、信玄夫人である三条の方の元に駆け込んでしまう。
とんだ恥辱に困惑しつつも、なおも香との婚儀をあきらめきれない弥五郎。
そこに、香の実父である武田の重臣・馬場信春が責任を感じて、香の異母妹を弥五郎に嫁がせると言い出して……。
一風変わった逸話を後世に幾つも残した「初鹿野伝右衛門」の、若き日の悪戦苦闘の物語。
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文字数 120,671
最終更新日 2025.06.30
登録日 2025.05.30
3,084
深川猿江五本松 人情縄のれん
十代家治公最晩年の江戸。深川の外れ猿江町は、近くを流れる小名木川にまで迫り出した、大名屋敷の五本の松の木から五本松町とも呼ばれていた。この町に十八歳の娘が独りで切り盛りをする、味噌田楽を売り物にした縄のれんが有った。その名は「でん留」。そこには毎日様々な悩みを抱えた常連達が安い酒で一日の憂さを晴らしにやってくる。持ち前の正義感の為に先祖代々の禄を失ったばかりの上州牢人、三村市兵衛はある夜、慣れない日雇い仕事の帰りにでん留に寄る。挫折した若い牢人が、逆境にも負けず明るく日々を生きるお春を始めとした街の人々との触れ合いを通して、少しづつ己の心を取り戻していく様を描く。しかし、十一代家斉公の治世が始まったあくる年の世相は決して明るくなく、日本は空前の大飢饉に見舞われ江戸中に打ちこわしが発生する騒然とした世相に突入してゆく。お春や市兵衛、でん留の客達、そして公儀御先手弓頭、長谷川平蔵らも、否応なしにその大嵐に巻き込まれていくのであった。
(完結はしておりますが、少々、気になった点などは修正を続けさせていただいております:5月9日追記)
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文字数 61,820
最終更新日 2019.04.30
登録日 2019.04.30
3,085
今宵は遣らずの雨
★第7回歴史・時代小説大賞 奨励賞受賞★
小夜里は代々、安芸広島藩で藩主に文書を管理する者として仕える「右筆」の御役目を担った武家に生まれた。
十七のときに、かなりの家柄へいったんは嫁いだが、二十二で子ができぬゆえに離縁されてしまう。 婚家から出戻ったばかりの小夜里は、急逝した父の遺した「手習所」の跡を継いだ。
ある雨の降る夜、小夜里は手習所の軒先で雨宿りをする一人の男と出逢う。 それは……「運命の出逢い」だった。
※歴史上の人物が登場しますがすべてフィクションです。
感想数 2
文字数 72,123
最終更新日 2021.06.20
登録日 2021.05.01
3,086
蘇我一族の野望 ~飛鳥のブラック官庁を三代でホワイト化しようとしたら、リベラル派に粛清されそうです~
全 24話、予約済みです。
歴史は、勝者によって書かれた「脚本」である。
教科書では「天皇を凌ぐ暴君」として描かれる蘇我三代。
しかしその実像は、大陸の脅威から日本を守るため、泥を被り続けた孤独なリアリストたちの物語だった。
創業者の馬子が抱いた野望、二代目・蝦夷が守り抜いた暖簾、そして三代目・入鹿が夢見た完璧な国家。
時代の波に逆らい、古き慣習を壊そうとした彼らが、なぜ「逆賊」として殺されなければならなかったのか。
「和を以て貴しと為す」という美名の裏で蠢く陰謀と、一族の絆。
飛鳥の空を鮮やかに彩る、笑いと涙の政治エンターテインメント、ここに爆誕!
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文字数 40,413
最終更新日 2026.06.15
登録日 2026.05.28
3,087
ソルヴェイグの歌 【『軍神マルスの娘』と呼ばれた女 4】 革命家を消せ!
宿敵であった大国チナを下した帝国最強の女戦士ヤヨイの次なる任務は、東の隣国ノール王家にまつわるスキャンダルの陰で進行している王家と政府の転覆を企てる革命家の抹殺であった。
ノール政府の秘密機関の要請で「お雇い外国人アサシン」となったヤヨイは、驚異的な情報収集能力を持ち、神出鬼没のその革命家『もぐら』を誘き出すため、ノール王家と貴族社会に潜入する。
そこで彼女は、愛する幼馴染を一途に思い続け、ただひたすらに彼の帰りを待ちわびる美しい歌姫ノラに出会う。
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文字数 403,751
最終更新日 2024.06.17
登録日 2022.06.10
3,088
「我人に背くとも、人我に背かせじ」 ~矛先を折る!外伝
本編、『矛先を折る!』に収録されなかった、曹操の逃亡劇を記載。
曹操と陳宮の邂逅と別離。
短い期間ともに行動した陳宮が、一体、なぜ曹操のもとを離れることになったのか・・・
その理由を明らかにした作品です。(少し、大袈裟ですいません。)
尚、本作は本編を読まなくても、9割以上理解できる内容になっています。
感想数 0
文字数 4,339
最終更新日 2023.01.22
登録日 2023.01.22
3,089
宵江戸に猫は踊る
宵に出歩いてはいけない。
――江戸の夜、それは『ねこ』たちの仄暗い領域なのだ。
白手袋をはめた白ねこ・白妙
黄金の毛並みの虎ねこ・金剛
艶やかな娼婦の黒ねこ・濡鴉
彼らをはじめとした、宵江戸に踊るねこたちの群像劇。
※この物語は一個人の創作です。実在の人物、団体、地名など一切関係ございません。
※作品に登場する事柄に関して、書き手が肯定・推奨している意図はございません。
感想数 0
文字数 2,885
最終更新日 2020.05.09
登録日 2020.05.04
3,090
罪も憎まず人も憎まず
肥前推し、新平卿推し、大隈侯推しによるショートストーリー
感想数 0
文字数 2,070
最終更新日 2023.07.09
登録日 2023.07.09
3,091
幻影小町奇譚
約百首にもおよぶ和歌を残し、古今集や万葉集にも歌を残す伝説の女流歌人。
でもじつは……。
感想数 1
文字数 1,796
最終更新日 2020.05.03
登録日 2020.05.03
3,092
漠北哀歌
天漢二年秋九月、李陵は北の大地にいた。
敵・匈奴の勢力圏、その奥深くに寡兵を連れて。
無謀とも言える決死の行軍。
その先に李陵が見たものとは。
感想数 0
文字数 2,852
最終更新日 2021.05.18
登録日 2021.05.18
3,093
丙午(ペガサス)の遺言
丙午年生まれの女は男を食い殺す。
或いは丙午の年には火災が多い。
そんな迷信の謂れには天草の乱に係る伝承が由来となっていた。
母の織江を亡くした詩織と翔の恋の行方は・・・・・。
感想数 0
文字数 31,059
最終更新日 2020.01.12
登録日 2020.01.12
3,094
LUNAPROJECT
感想数 0
文字数 3,382
最終更新日 2021.07.14
登録日 2021.07.14
3,095
運命の麗しき皇妃たち・皇帝に愛された妃~薔薇のような美貌の皇妃 エーメとジョゼフーヌ~~【フランス皇帝ナポレオンとオスマン帝国の帝の妻】
フランス革命前の事 占い師は二人の従妹同士の少女達を見て言った。
「二人とも皇妃になる」・一人はナポレオン・ボナパルト皇帝の皇妃ジョゼフィーヌ
・もう一人はオスマン帝国の皇帝、その妃として献上されたエーメ・デュ・ビュク・ド・リヴェリ
後のナクシディル皇妃 次期皇帝の母
※塩野先生のイタリア異聞、ネット等より
伝承、異説等含みます
※他サイトあります
感想数 0
文字数 26,636
最終更新日 2025.02.11
登録日 2022.04.02
3,096
『【悲報】織田信長、死ぬ死ぬ詐欺で家康を社畜にする。~「おみゃあは今日から狸人形だがや」本能寺から令和まで、胃痛に耐える神君のブラック天下布
【戦国コメディ小説】「あちちっ!死ぬの辞めたわ!」本能寺から脱出した信長は、逃走中の家康を捕まえ言い放つ。「おみゃあ、今日からわしの操り人形だがや」。無理難題と名古屋弁の嵐。数正の裏切りも、大坂の陣も、全ては魔王のドSな演出!家康は胃痛に耐え、死後も神様として働かされ続け……。令和まで続く、史上最狂の二人羽織が幕を開ける!
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文字数 24,097
最終更新日 2026.04.22
登録日 2026.04.01
3,097
知れば迷い
『鬼』と呼ばれ恐れられた土方歳三は、ある日暴漢に襲われていた商家の娘を助けた。
娘の儚い存在感に、密かに心を奪われる歳三だが、時勢の流れは歳三に平穏を許さない。
そんなとき、監察の山崎烝からもたらされた情報をきっかけに、時勢はさらに勢いを増す。
人生の一大事に、しかし歳三の脳裏には娘の顔がちらつく。
――知れば迷い しなければ迷わぬ 恋の道――
土方歳三が詠んだなかでも有名なこの句に秘められた覚悟とは
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文字数 12,793
最終更新日 2020.06.08
登録日 2020.06.08
3,098
天空の国
唐の代宗の治世。吐蕃軍の総帥馬重英に敗れ、失意の日々を送っていた渭北行営兵馬使呂日将は、部下に去られ自害しようとしたところを、宰相苗晋卿の家来厳祖江に救われる。
国に失望し、反乱軍に身を投じた呂日将に、反乱の首謀者僕固懐恩は、吐蕃に行き宿敵馬重英の再度の出兵を実現させることを命じる。
『遺恨』で書いた僕固懐恩の乱を呂日将目線で書きました。
感想数 1
文字数 93,426
最終更新日 2021.12.07
登録日 2021.09.01
3,099
ビザランティア彷徨妖星の弁才天(菊之助外伝)
時代劇官能小説「弁天小僧菊之助」。
綺麗な娘が実は男、しかも小悪党!
倒錯する性にゾクゾクしたのは、遥か昔、江戸の芝居小屋、畳桟敷の上の客も同じだったろうと思います。
今回、お披露目したのは、男に犯されまくって、すっかりあばずれた存在になった菊之助の若き日の姿を描いたパラレルワールド物語です。
文字数 16,437
最終更新日 2025.06.08
登録日 2022.07.01
3,100
栄華の左目、誓いの右目
南宋皇帝高宗の生母、宣和皇太后は眼病を患い両目を失明していた。治療のため呼ばれた道士は、原因が心因性と推測し、過去の憂悶を語るよう促す。皇太后は靖康の変から紹興の和議までの過酷な虜囚生活を語るが、重要な内容が故意に脱落していた――
※第10回歴史・時代小説大賞にエントリー中です。
感想数 1
文字数 19,274
最終更新日 2024.06.09
登録日 2024.05.25
3,101
フリードリヒ二世の手紙
神聖ローマ皇帝フリードリヒ二世。
「王座上の最初の近代人」、あるいは「世界の驚異」。
国際色豊かなシチリアで育ち、イスラムの文明に憧憬を抱く彼は、異教徒の言葉であるアラビア語をも習得していた。
そして、エジプトアイユーブ朝スルタン・アル=カーミルとも親しく文を交わし、ついにはイスラム教徒からキリスト教徒へのエルサレムの譲渡――無血十字軍という歴史上の奇跡の花を咲かせる。
しかし、美しき花は無残に手折られ、エルサレムは再びイスラム教徒の手に。そしてそれをきっかけに、第七回十字軍がエジプトに戦火を巻き起こす。
憎悪の連鎖の結末やいかに。
フリードリヒ二世がメインですが、彼と文通相手、およびその周辺の人間たちの群像劇です。そして最後は美味しいところをかっさらっていく奴が……(笑)。
ファ ンタジー要素なし。転 生もチ ートもありません。
「小説家になろう」様の公式企画「秋の歴史2022」向けに執筆・投稿した作品ですが、より多くの方に読んでいただきたく、この度「アルファポリス」様にも投稿させていただくことにしました。
よろしくお願いします。
「カクヨム」様にも掲載しています。
感想数 1
文字数 62,099
最終更新日 2025.01.29
登録日 2025.01.22
3,102
空夢、空事
新撰組の土方歳三には信頼している部下がいた。その名も山﨑烝。監察方の頼れる男だ。
自分は信頼を寄せているが、山﨑からはどうも本心を隠されているような気がする。『土方心配性』を患っていると屯所内でからかわれている山﨑の本性を暴き、上司と部下というよりは良き相棒になりたい土方の奮闘記。
わりとあやしげなシーンたくさん出てきますが、BLではありません。
あくまでもブロマンス。幕末ブロマンス。男達の熱く暑い友情です。
軽めの時代小説です。よろしくお願いします。
完結まで、水曜日と土日で更新いたします!
★無断転載や引用を禁じます。言語を変えても駄目です。絶対に許可しません。
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文字数 28,241
最終更新日 2021.05.31
登録日 2021.05.03
3,103
証なるもの
あれは、我が父と弟だった。天保11年夏、高家旗本の千川家が火付盗賊改方の襲撃を受け、当主と嫡子が殺害された−−。千川家に無実の罪を着せ、取り潰したのは誰の陰謀か?実は千川家庶子であり、わけあって豪商大鳥屋の若き店主となっていた紀堂は、悲嘆の中探索と復讐を密かに決意する。
片腕である大番頭や、許嫁、親友との間に広がる溝に苦しみ、孤独な戦いを続けながら、やがて紀堂は巨大な陰謀の渦中で、己が本当は何者であるのかを知る。
絡み合う過去、愛と葛藤と後悔の果てに、紀堂は何を選択するのか?(性描写はありませんが暴力表現あり)
感想数 3
文字数 235,799
最終更新日 2023.01.30
登録日 2023.01.21
3,104
殺人鬼
戦時中。
自分が相手を殺していくうちに自分が殺人鬼に見えた。
正義のために殺しているのに相手国からは敵に見られている。
自分の国のためにやっていることなのに。
自分がわからなくなっていった。
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文字数 7,888
最終更新日 2025.11.09
登録日 2025.11.04
3,105
蒼海ニ鎮ム 〜蒼ノ断章〜
――女が、重巡洋艦の艦長になる時代ではなかった。
昭和十六年、帝国海軍。
戦争の影が濃くなる中、重巡洋艦「妙高」の艦長に就任したのは、新條芙乃という一人の女だった。
冷徹にして理知的、そして必要とあらば己をも沈める覚悟を持つ異端の指揮官。
彼女の前に立ちはだかるのは、敵艦隊だけではない。
女であることへの偏見、若さへの疑念、そして戦場に巣食う死の記憶。
古鷹事故、二・二六事件――幾度もの喪失を経て、芙乃は「艦と共にある」生き方を選び続けてきた。
砲術長・村瀬誠一。
副長・鳴海司。
航海長・加藤真之。
それぞれが異なる想いを胸に抱きながらも、艦橋に立つ彼女の背を支える。
信頼と抑制、友情と恋慕、そのすべてが戦場では沈黙へと変わる。
これは、英雄譚ではない。
華やかな勝利でも、栄光でもない。
沈む覚悟を抱いた者たちが、それでも艦を、仲間を、未来を守ろうとした記録。
蒼い海に鎮んでいく、断章の物語。
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文字数 34,304
最終更新日 2026.01.09
登録日 2025.12.22
3,106
少年兵士と忍者娘
※この作品は作者がネット上にてフォロワー様とアフレコして遊ぶ為に作ったお話です
※随時執筆、及び加筆・訂正してますのでいきなり内容が捻られてたり変わってたりしますが、ご了承下さい
日本の隠れ里の少年、日和(ひよわ)。
国の勢力のために組み込まれたひよわはまだまだ未熟な見習い兵士だった。
「…其方は?」
「申し遅れました。今日からお世話になります。日和様の護衛を任ぜられました。
______玖香(くが)です。」
ー章についてー
本編:原作
アフレコ版:読みきり版を元にアフレコ台本にした物
寸劇:原作の分割&パラレルワールド版
ー原作元台本ー
美吹ゆうさ【@yuusa1010 】様より
「すまない。貴方を困らせることになるとわかっていても、この想いをとめることはできなかった。あなたの声も。その姿も。その素振りも。全てがいとおしい。なにを失っても貴方だけは失いたくない。それほどまでに、あなたに溺れてしまっているんだ。だからこれからもずっと。私の側で、これからもずっと一緒にいてくれないか。愛してる」
ー主要キャラクター元ー
日和(ヒヨワ):ひよわ様【@aoiryuuzaki 】
玖香(クガ):本人【@naku0519】
ー使用イラストー
小日向マキナ様【@k_macchina】より
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文字数 13,168
最終更新日 2021.06.10
登録日 2016.12.06
3,107
我が二刀、宮本武蔵が末流に非ず
大正十五年、学生剣道界に於ける二刀ブームの黎明期。
松山商業高等学校の剣士、森田可夫は二刀研究の名目で押し付けられた己の二刀に思い悩んでいた。
河川敷で赤松の老木を相手に独り稽古を続けていた森田は、ある日奇妙な老人と出会う――
昭和天覧試合に出場した名剣士、森田可夫の修行時代を描いた、剣道歴史浪漫。
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文字数 6,166
最終更新日 2021.05.31
登録日 2021.05.31
3,108
人斬り味菩薩
彦根藩井伊家の藩士五名に、一年前父の首を落とされ斬殺された鷹木豪介は、報復を誓っていた。
まず江戸井伊家藩邸下屋敷詰め大槻主水の後をつけ、死闘の末に斬り首を落とした。あと四名である。
全て首を落とすまでやめない。すでに姓名も居場所も全て調べ上げている。四人は井伊家江戸上屋敷、中屋敷、下屋敷かのいずれかにいる。必ず四人の首を挙げて父の恨みを晴らす。
五人に共通しているのは、北辰一刀流伝馬道場の高弟であることだった。いずれ凄まじい反撃が始まる。
それでも一人づつ斃して行くのだ。同じ井伊家の連れがいたらそれもやる。。それが豪介のやり方だった。
結果十人以上斬ることになるだろう。それは彦根藩三十五万石と一戦交えることを意味している。
信州上田藩の江戸屋敷勘定方を、高齢で退き余生を上田で過ごそうとしていた矢先であった。
豪介は父の後を継がず、浪人となった。父の仇を討つためである。
豪介には人に言えない秘密があった。知っているのは、恋人八重だけである。
そちらが彼の本業である。料理を一口、口にするだけでその料理の素材が全て分かる他人には真似のできない稀有な才能を持っていた。依頼は八重が持ってきた。それだけで生活して行くのに不自由ない金を得た。
まずい料理も簡単に極上の料理にする、それが豪介の生きがいでもあった。
今にも潰れそうな不味い料理をだす店を、客が行列を作る店にすることができる。これ以上のことはない!
すでに、そうした店が江戸市中に五十店以上もある。
八重にとってはそれが自慢の種だった。
彼女は井伊家と豪介のいきさつを全く知らない。いずれ彼と所帯を持つのが夢だった。
江戸の今にも潰れそうな店にとって、豪介はまさに救いの菩薩、味菩薩だった。
一年後には豪介は刀を捨て、故郷上田へ戻って町人になるつもりだつた。八重も大賛成だった。
だが、大藩井伊家の名にかけて、強力な豪介包囲網の網がジリジリと彼を押し包んで行く。
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文字数 3,955
最終更新日 2020.05.21
登録日 2020.05.21
3,109
届かない手紙
ちょっと暗めのお話
今の平和に感謝しましょうって話
感想数 0
文字数 303
最終更新日 2020.10.13
登録日 2020.10.13
3,110
ぼくの言の葉がきみに舞う
常世には常葉という妹がいた。
妹は戊辰戦争で土方の小姓市村鉄之助に扮して箱館戦争に加わった。
その妹を陰から守っていたのが、兄である常世だ。
妹を守るために身につけたたくさんの術。しかしもうそれも必要ない。
常葉は土方と生きることを決めたからだ。
常世は妹の常葉に代わって市村鉄之助になり変わり、土方の遺品を持って東京は日野へ。
遺品の全てをを届けたら、異国にでも渡ろうか。
妹を守るという支えをなくした常世は、半ば人生を諦めかけていた。
そんな時に噂に聞いた残党狩りに遭遇する。
狩られようとしていたのは元新選組隊士の十羽(とわ)という女だった。残党狩りのやり口と、十羽が妹と重なって反射的に助け出す。
「自分の人生を生きなさい」
「俺の、人生……」
これは、常世と十羽の旅恋物語である。
※小説家になろう、カクヨムにも投稿しています。
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文字数 84,470
最終更新日 2021.06.02
登録日 2021.05.31
3,111
刀子
刀子(梗概)
五世紀中頃、ヤマト朝廷による関東への支配が進む中、下毛野国も例外ではなかった。ヤマト朝廷の大王は盟約の印として王女を差し出すよう要求し、下毛野王はその条件を吞もうとした。だが、王女の兄(王子)は断固反対した。実はこの二人は同母兄妹で密通していたのである。王子は妹のヤマト行きを阻止するため、堂々とそのことを公言すると、瞬く間に妹のヤマト行きはご破算となった。同母兄妹で通ずるのを禁忌とする世間の常識からすればそれは当然であった。
破談にはなったものの、王子は自死を迫られ、妹は伊予へ流罪。が、王子は妹を追うべく獄から脱走、自死するべくあてがわれた刀子一本のみを武器として伊予へと走る。苦難の末、王子は伊予へ来たが、逃亡生活で心身が弱り、心の支えでもあった刀子の刃が折れたことで、死する時がきたことを悟る。が、ふと遠方に見えた微かな灯りに、なぜか心が誘われるのだった。
灯りは一軒の住居で、そこには老婆が一人住んでおり、彼女はかつて王子のように同母兄妹で愛し合ったヤマト朝廷の軽大娘皇女の「侍女」であったという。そこで王子は老婆から、皇女とその兄の軽皇子の悲恋の話を聞き、ついには倭において、なぜ同母兄妹の愛が許されぬのかの理由を、さらに昔、ヤマトに存在した同母兄妹で愛し合うパイオニアとも言える兄妹の話からヒントを得るのである。また、老婆の説得力ある話しぶりから、彼女が意外な人物であることを知る。王子はかけがえのない理解者である老婆から励まされ、最愛の妹の元へと向かうが……。
文字数 80,813
最終更新日 2026.05.08
登録日 2026.05.08
3,112
ある騎士の御話
欧州 中世 クリスマスマーケットで可愛い姪との会話や買い物を楽しむ騎士
実はその姪は実の娘で・・
感想数 0
文字数 1,177
最終更新日 2019.12.17
登録日 2019.12.17
3,113
秀吉が愛した、関ヶ原の戦い西軍、大将、宇喜多秀家の母、おふくの方
旭川川底からこんこんと湧き出る源泉の中で育ったお福の方。
生まれながらの美しさに、温泉による美肌で、世にもまれな美貌だと絶賛された。
この地を支配した三浦貞勝・宇喜多直家・豊臣秀吉を虜にする知恵と美貌を備え、戦国の世を生き抜いた女傑だ。
三人三様に愛されるが、その愛は、自ら積極的に求め、飛び込み、成就させて掴んだ愛だ。
華麗な愛の遍歴。
湯原温泉・勝山・岡山と郷土を愛し、学び、発展させた知恵。
岡山藩主、宇喜多秀家・毛利家三本の矢の一つを受け継ぐ吉川広家の妻、容姫を育てた賢母。
いくつもの顔を持つおふくの方の心に残る生きざまを綴りたい。
感想数 0
文字数 69,077
最終更新日 2022.05.24
登録日 2022.05.24
3,114
花かんざし
維新の動乱を生き抜いた群馬県令・楫取素彦。
彼は妻の死後、妻の妹であり、盟友・久坂玄瑞の妻であった文と再会する。
頑なに心を閉ざし、亡き夫への貞節を守ろうとする文。だが、楫取もまた亡き妻への未練を捨てられずにいた。 明治という新しい時代の中で、国家のために奔走する男と、慎ましく過去を燃やそうとする女。
吉田松陰を縁に義理の兄妹となった2人が、歴史の荒波の中で「家族」として再び結ばれるまでを、史実に着想を得て静謐に描く歴史短編。
感想数 0
文字数 10,309
最終更新日 2026.01.05
登録日 2026.01.01
3,115
空想時代小説 晩年 永倉新八物語
明治維新を駆け抜けたそして長生きした新選組の獅子 永倉新八の晩年を空想する
感想数 0
文字数 101,880
最終更新日 2026.07.06
登録日 2026.02.07
3,116
『矢立転生 ―書けば現実、墨は命を削る―』
平凡な高校生・神谷ユウは、骨董屋で手に入れた古い文房具「矢立(やたて)」に触れた瞬間、異世界へと転移してしまう。
その矢立は、ただの筆記具ではなかった。
**“書いた文字を現実にする力”**を持つ、禁忌の道具だったのだ。
試しに書いた《火》の一文字で炎を生み出してしまったユウは、記述魔法を研究する少女リリアと出会う。
彼女は語る——その力は“世界を書き換えるもの”であり、同時に危険な存在でもあると。
やがてユウの力に反応し、現れる謎の存在——
“インクを喰う者”。
それは、書かれた存在や力そのものを“消す”異形の敵だった。
さらに判明する事実。
矢立で文字を書くたびに——
ユウ自身の「何か」が削られていくという代償。
力を使えば世界を救える。
だが使いすぎれば、自分が消える。
これは——
世界を書き換える力を手にした少年が、「存在」を賭けて戦う物語。
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文字数 2,638
最終更新日 2026.04.12
登録日 2026.04.11
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拝み屋稼業【証文の巻】裏導師外伝
担ぎの薬売りの弓弦斎と茂吉。お得意さんに請われれば、悪しきモノを祓う拝み屋もした。腕っぷしの立つ茂吉が持つ道中差しは『刃』が落としてある。どういう経緯(ゆくたて)でそうなったのか。旅路をともに辿る二人以外にも、思いやる事の大切さ、そして、その【証文】により二人の絆がより深まる、というお話です。
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文字数 13,541
最終更新日 2026.05.20
登録日 2026.05.20
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世界史上の悪役令嬢
世界史には、数多くの偉人と・・・それ以上に多くの暗君暴君も存在する。
しかし、名君と暗君は以外に紙一重で、それが妻や愛人として心強い手助けをすることもあれば、時に一刻を揺るがす邪悪の源にもなる。
この作品は多くのその女性の活躍を記すものである。
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文字数 65,638
最終更新日 2026.02.06
登録日 2026.01.30
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幼女のお股がツルツルなので徳川幕府は滅亡するらしい
(本文より抜粋)
「ここと……ここ。なの。見て」
霧が着物の裾を捲って、二人に自分の股ぐらを披露していた。
な、なにをしておるのじゃ?
余三郎は我が目を疑った。
余三郎側から見ると霧の背中しか見えないが、愛姫と百合丸の二人は霧の真っ正面に頭を寄せて彼女の股ぐらを真剣な目で観察している。
「ううむ……ツルツルじゃな」
「見事なまでにツルツルでござるな」
霧はまだ八歳児だぞ、当たり前だろうが!
余三郎は心の中で叫ぶように突っ込んだ。
「父様は霧のこれを見て……殺すしかないと仰った。なの」
二人は目を見開いて息を呑んでいた。聞き耳を立てていた余三郎の顔は驚愕で歪んだ。
な、なにぃー!? 自分の娘の股ぐらがツルツルだから殺すとな!? 立花家はあれか? みな生まれた時からボーボーじゃなきゃダメなのか?
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文字数 203,035
最終更新日 2019.05.31
登録日 2019.01.26
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スピノザの悪夢
スピノザは夢を見た。それは、宇宙の果てに立つ自分自身の姿だった。彼の周りには無限の星々が輝いており、彼はその中心にいた。しかし、彼の心は不安で満たされていた。
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文字数 637
最終更新日 2024.06.04
登録日 2024.06.04
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