部屋小説一覧
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件
文字数 1,600
最終更新日 2023.12.31
登録日 2023.11.10
向かいのマンションでは、居住者が一様に寝具を干していた。ベッドの敷きパッド、タオルケット、毛布、とにかく寝具を干すことが規約に定められているのかと思うほど、晴れた日にはベランダに寝具が並んでいた。それは居住者が変わっても同じで、俺はずっと不思議に思っていた。
ある時、俺はそのマンションに住む女子大生のエリカと仲良くなる。暑い夏の夜、仕事を終えて俺が帰宅すると、エリカが俺のマンションの前で待っていた。
事情を訊くと、エリカはこう言った。
「干せなかったんです、今日」
なぜ干さなければならないのか。
干さなければどうなるのか。
その夜、俺は身を以て知ることとなる。
文字数 13,369
最終更新日 2020.08.24
登録日 2020.08.24
お前もかと思う。お前も優しくされる術を知っている。
部屋に残ったのは猫と苛立ち。 ※この作品はTwitter(@ojitw)・カクヨム・小説家になろう・エブリスタ・pixiv等に掲載しています。
文字数 1,315
最終更新日 2020.05.19
登録日 2020.05.19
文字数 7,076
最終更新日 2020.02.17
登録日 2020.02.17
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