ミステリー小説一覧
この世界は — — — によって“剪定”を受ける運命だ
薄暗く濁りきった目を開き、薄ら笑いを浮かべながら“彼”はこう続けた
『......お前等がどう足掻こうが既にこの世界の運命は決まってんだよ!! ”神“の意向は揺るがねぇんだよ!!』
“彼”と対面している — — は唐突に声を荒らげつつ変わり果てた“彼”を睨みつける
「”神“?笑わすな、お前が言ってるのは — — 」
その言葉を聞いた“彼”はあまりの衝撃に無言で膝を落とし 涙を流していた
文字数 1,973
最終更新日 2024.02.14
登録日 2024.02.14
野中海里。29歳。独身。
金なし、職なし、運もなし。
それだけでも絶望だというのに、トドメに海里の部屋には意図せず、女の死体が。
人生詰むほどの不幸の連鎖に頭を抱えていたそんな時。海里の元に1通のメッセージが届く。
『あなたの人生、高額買取り致します』
そうして海里の前に現れた謎の男、芹。
人生を賭け、とある契約を芹と交わした海里は、導かれるようにして立派な館に案内される。だが館には海里の他に、既に6人もの人間が集まっていた。
年齢も職業もバラバラ。そんな彼らと、海里は1ヶ月限定で共同生活を送ることになるのだが——
果たして海里は、その館で何を見るのか。
謎の男、芹の目的は?
人生を買い取るとは何なのか。
各々の思考、目的、そして計画が錯綜した先、点と点が線で結ばれていく。
万華鏡のように全ての世界が一周した時。あなたは最初の景色を思い出せますか?
第1部 転落編、館編、因縁編、真相編。
第2部 とある本に魅了された、男の話。
文字数 125,679
最終更新日 2024.02.13
登録日 2024.02.13
あのイケメンが捜査官? 話せば長~いわけありで。
もしあなたの同僚が、潜入捜査官だったら? こんな人がいるんです。
ホークは十四歳で家出した。名門の家も学校も捨てた。以来ずっと偽名で生きている。だから他人に化ける演技は超一流。証券会社に潜入するのは問題ない……のはずだったんだけど――。
なりきり過ぎる捜査官の、どっちが本業かわからない潜入捜査。怒涛のような業務と客に振り回されて、任務を遂行できるのか? そんな中、家族を巻き込む事件に遭遇し……。
リアルなオフィスのあるあるに笑ってください。
主人公は4話目から登場します。表紙は自作です。
主な登場人物
ホーク……米国歳入庁(IRS)特別捜査官である主人公の暗号名。今回潜入中の名前はアラン・キャンベル。恋人の前ではデイヴィッド・コリンズ。
トニー・リナルディ……米国歳入庁の主任特別捜査官。ホークの上司。
メイリード・コリンズ……ワシントンでホークが同棲する恋人。
カルロ・バルディーニ……米国歳入庁捜査局ロンドン支部のリーダー。ホークのロンドンでの上司。
アダム・グリーンバーグ……LB証券でのホークの同僚。欧州株式営業部。
イーサン、ライアン、ルパート、ジョルジオ……同。
パメラ……同。営業アシスタント。
レイチェル・ハリー……同。審査部次長。
エディ・ミケルソン……同。株式部COO。
ハル・タキガワ……同。人事部スタッフ。東京支店のリストラでロンドンに転勤中。
ジェイミー・トールマン……LB証券でのホークの上司。株式営業本部長。
トマシュ・レコフ……ロマネスク海運の社長。ホークの客。
アンドレ・ブルラク……ロマネスク海運の財務担当者。
マリー・ラクロワ……トマシュ・レコフの愛人。ホークの客。
マーク・スチュアート……資産運用会社『セブンオークス』の社長。ホークの叔父。
グレン・スチュアート……マークの息子。
文字数 319,561
最終更新日 2024.02.12
登録日 2023.09.29
『誰が生き残るのか。
あなたは絶対にこの物語の結末を推理することはできない』
臣と呼ばれる地方に
里の者が決して立ち入ることのない山があった。
その山は嘗ては「天狗山」と呼ばれていた。
しかし、長い歴史の中で
その山の名前は人々の記憶から消えていった。
ただ山だけがそこに存在していた。
深山幽谷には
人ではない何かが住んでいると言われている。
「夜霧」
それがこの山に住む一族の名である。
夜霧の屋敷は山の奥深くにひっそりと建っていた。
屋敷の広大な敷地には本宅を中心として、
七つの別宅があった。
北には子の宅。
東には卯の宅。
南東に巽の宅。
南には午の宅。
南西に坤の宅。
西には酉の宅。
北西に乾の宅。
ある朝、
十五歳の誕生日を迎えたばかりの四女の亡骸が
別宅の一つで発見された。
それは兄妹達の中に
否が応でも夜霧の掟を思い起こさせた。
今、その掟に従い
生き残りをかけた熾烈な世継ぎ争いの幕が
切って落とされた。
文字数 80,009
最終更新日 2024.02.11
登録日 2024.01.26
市瀬 良樹は不意に聞こえて来た子供の声で、公園の隅に居た『銀河』と名乗る子供と出会う。時間は丑三つ刻。独り言を喋るその子供は『さやかちゃん』という幽霊の両親を探して欲しいと言い出した。良樹は半信半疑だったが、携帯電話で検索すると、八年前の失踪事件がヒットする。八年前に消えた四歳の女の子、さやか……その謎を追い、良樹は学生時代の友達、那由多に電話をかけた。霊視の出来る那由多の協力もあり、さやかちゃんが当時通っていた保育園に辿り着く。外観は変わっていたが、無事に良樹から離れたさやかちゃん。良樹はこれで全て解決と思っていたが、不意に保育園から悲鳴が上がり、怪我人や死者が出てしまう事態に。
文字数 22,178
最終更新日 2024.02.11
登録日 2024.02.10
明日9時、空き巣に入ります――陰キャ巡査である松永真吾はある日、「この近くに住む彼女の家に空き巣犯から予告状が届いた」と大学生から奇妙な相談を持ちかけられる。空き巣に予告状とは何の意味があるのか。待ち伏せされて捕まるだけだ。真吾はこの予告状に疑問を抱く。
文字数 9,481
最終更新日 2024.02.10
登録日 2024.02.10
【2023年3月完結、2024年2月大幅改稿】
心を読む少女、凛。
霊が視える男、嵐。
2人は駅前の雑居ビル内にある小さな貸事務所で依頼者から相談を受けている。稼ぐためではなく、自分たちの居場所を作るために。
交通事故で我が子を失った母親。
事故物件を借りてしまった大学生。
周囲の人間が次々に死んでゆく青年。
別々の依頼のはずが、どこかで絡み合っていく。2人は能力を駆使して依頼者の悩みを解消できるのか。
☆☆☆
改稿前 全34話→大幅改稿後 全43話
登場人物&エピソードをプラスしました!
投稿漫画にて『りんとあらし 4コマ版』公開中!
第6回ホラー・ミステリー小説大賞では最終順位10位でした泣
文字数 92,319
最終更新日 2024.02.10
登録日 2023.02.28
「僕は――〇〇ですか?」
自覚的狂人と無自覚狂人が対峙する短編集。
さて、狂っているのは誰でしょう……
僕でしょうか? あなたでしょうか? それとも……
※小説家になろう、ノベルアッププラスにも掲載しています
※規約変更に伴い『僕は。シリーズ』を一つにまとめました。
文字数 21,178
最終更新日 2024.02.10
登録日 2024.02.10
文字数 32,172
最終更新日 2024.02.09
登録日 2023.05.19
二人の男性が、一人の女性を巡り、誤って女性を殺害、そして女性の淫らな男性関係が。だがその狭間には、財産の強奪計画が隠されていた。
文字数 3,744
最終更新日 2024.02.07
登録日 2023.08.03
舞台を古い屋敷や廃墟などの不気味な場所に置き、主人公がそこで起きる不可解な事件を解明するミステリー小説です。
物語は、主人公が何者かによって呼び出されるか、または偶然その場所に足を踏み入れることから始まります。彼らは、その場所に秘められた謎や不思議な出来事に興味を持ち、調査を始めます。しかし、彼らの調査の過程で、過去の秘密や闇が次第に明らかになり、物語は深みを増していきます。
登場人物は、主人公や探偵、またはその場所に関連する人々であり、それぞれが独自の動機や秘密を持ちながら、事件の真相を追求します。読者は、登場人物と共に謎解きの旅に参加し、その結末に胸を躍らせます。
「迷宮の謎」は、読者を引き込み、予想を超える展開や驚きに満ちたストーリーで、ミステリー愛好家を満足させること間違いありません。
文字数 2,646
最終更新日 2024.02.07
登録日 2024.02.07
「おはよう」
『・-・・・ -・・・ -- ・・- 』
ここは僕と鏡の君と美しい星々しかないセカイ。
✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
息抜きで書きました。
文字数 786
最終更新日 2024.02.06
登録日 2024.02.06
都市部で起こる一連の謎めいた事件を追跡する主人公を中心にしたミステリー小説です。
物語は、ある日突然、都市部で連続して起こる謎の失踪事件が発生したことから始まります。主人公である私立探偵のジョン・スミスは、事件の裏に隠された真相を解き明かすために動き出します。彼は警察や市民からの情報を収集し、証拠を集めながら、事件の背後に潜む影の追跡者を探します。
しかし、事件の解明は容易ではありません。ジョンは様々な人物と接触し、犯人の正体や動機を突き止めるために奮闘します。そして、事件の真相が明らかになるにつれて、ジョンは予想もしなかった展開に直面することになります。
文字数 1,556
最終更新日 2024.02.06
登録日 2024.02.06
鬱屈した日々を送る女子大学生、深田弥生が、祖父の家で偶然見つけた一冊のノート。「19歳の冬僕は人を殺しました」そこには、祖父の懺悔と後悔の日記。日記が真実か調査を始める弥生。祖父の人生に潜む人生の闇に触れるうちに一つの感情が顔を出す。祖父は殺人犯か否か。
文字数 904
最終更新日 2024.02.04
登録日 2024.02.04
一時は科学に押されて存在感が低下した魔法だが、昨今の技術革新により再び脚光を浴びることになった。
そんな中、ネルコ王国の王が六人の優秀な魔法使いを招待する。彼らは国に貢献されるアイテムを所持していた。
晩餐会の前日。招かれた古城で六人の内最も有名な魔法使い、シモンが部屋の外で死体として発見される。
死んだシモンの部屋はドアも窓も鍵が閉められており、その鍵は室内にあった。
この謎を解くため、国は不老不死と呼ばれる魔法使い、シャロンが呼ばれた。
文字数 152,377
最終更新日 2024.02.04
登録日 2024.02.04
文字数 4,499
最終更新日 2024.02.02
登録日 2024.02.02
四方を木々に囲まれた名も無き小さな村で起きた残虐な殺人事件
そんな中で教会に下った信託は『村の若者の中に2人、人狼が紛れて居る。滅せよ』といったものだった。
最近は村の若者が出稼ぎに出て帰らないことも増えたため、若者にあたるのは13~19歳の少年少女8人。この村は無事、人狼を暴き出して生き残ることができるのか…
※修学旅行で行った人狼ゲームのlogを元に物語を書いてます
文字数 3,758
最終更新日 2024.02.02
登録日 2024.01.23
文字数 688
最終更新日 2024.02.02
登録日 2024.02.02
宮代千鶴は有能すぎる私立探偵。幼馴染でミステリ作家志望の浦羽道雄は彼女の活躍を小説化したいが、どんな事件でも即座に解決してしまう彼女は、小説にしてもまったく面白くならない。もっと事件を盛り上げてくれという要望に応じる気配もない。
そんな二人のもとに奇妙な依頼が舞い込む。依頼主は、初対面の男女が数日間の共同生活を送るコテージ〈くりえいてぃ部〉に滞在している無名の小説家。他の滞在客の中に、彼のアイデアを狙うスパイが紛れていると云う。
そして到着した〈くりえいてぃ部〉で、事件は既に起きていた。千鶴はいつも通り秒速で解決しようとするが、道雄は出来心から、彼女を苦戦させるために虚偽の報告をする。それこそが悪夢の始まり。唯一の吊り橋が爆破され、妨害電波により通信機器も使えない。連続する不審死。想定外の数々。クリエイティブなクローズド・サークルで巻き起こる、前代未聞のテコ入れミステリ。
(小説家になろう、エブリスタにも掲載中)
文字数 123,605
最終更新日 2024.02.01
登録日 2024.01.28