SF小説一覧
藤田哲也は、父親の急逝により、何の準備もないまま父親の経営する会社を継がなければならなくなった。
さらに追い打ちをかけるように、父親の片腕として働いていた営業部長が体調不良を理由に退職することになった。
途方に暮れた藤田は、あの世の人間と交信ができるという特技を生かして、日頃の相談相手であるモモタさんという霊を呼び出した。
そこで、モモタさんを通じて、あの世にいる優秀な人物を一年間この世に派遣することのできる制度があることを知った藤田は、派遣可能者リストの中から石田三成を選び、呼び出した石田三成の霊に今現在置かれている状況や希望を伝えた上で、一年間だけ営業部長を務めてくれるようにお願いをした。
その願いを聞き入れた石田三成は、石田三男という名の現代人に扮してこの世に舞い降りた。
新しい営業部長として、営業部内の改革に乗り出す。
会社の業績を良くするために、仕事の進め方や人の配置などを変えていった。
持ち前の融通の利かなさや人の心を読めない性格が災いして周囲との間で軋轢を生むことがあったものの、誠実な人柄が評価され、石田三成は着実に部下の心をつかんでいった。
藤田自身も、石田三成の助けを借りながら、会社を切り盛りしていくための能力を身に着けていった。
そんな中、派遣の最後日を迎えた。
社員総出の送別会を終え、石田三成と二人で深夜の会社に戻った藤田は、別れを惜しみながら石田三成と最後の時間を過ごした。
そして、午前零時を迎え、石田三成がこの世から姿を消した。
石田三成と最後に交わした言葉を思い返した藤田は、今後の己の生き方というものを悟った。
文字数 73,592
最終更新日 2021.08.20
登録日 2021.08.20
授業中にクラスメイトの心の声が聞こえてきて、わたしはびっくりした。
それが後に『テレパシー禍』と呼ばれることになる混乱の始まりだった。
文字数 1,759
最終更新日 2023.04.19
登録日 2023.04.19
サンエイ科学研究所の所長の市山博士は、国際宇宙科学研究所が開発した小惑星探査機が小惑星から採取してきた岩石から抽出された物質の分析を依頼された。その物質は、時計を近づけるとその時計が遅れるという物質であった。
文字数 1,491
最終更新日 2021.02.17
登録日 2021.02.17
初心者が姉に誘われてゲームをやっていくも常識はずれのことばかり!?
偉そうな口調と優しい心で沢山遊べ!
文字数 6,338
最終更新日 2022.01.10
登録日 2022.01.04
西暦207x年。太平洋上空に浮かぶ浮遊都市『リュボフ』
表向きは異星人の住む居住区となっている。そこに住む一人の青年は、その国の国王ある。しかし、国民は3人しかいなかった。
「そうだ、移民を受け入れよう。もちろん猫耳の・・・」そう考えた彼は、銀河系最速最強のAIを引き連れ、旅立つのであった。
名も無き一つの惑星に着いた彼は、その惑星を狙う怪しい一団を見つける。ここで原住民を巻き込んだ、戦いが始まる?
★『地球から追放されたけど、お土産付きで帰ってきます。』の続編となります。
人物背景等は、前作を読んでいただくと分りやすいと思います。作者ページの登録作品へ
※なろう転載、タイトル変更しております。
文字数 240,984
最終更新日 2023.05.02
登録日 2019.08.26
文字数 5,993
最終更新日 2019.11.04
登録日 2019.11.04
厚生局異能管理対象No.0980
【氏名】 八重山照(やえやま てる)17歳
【異能名】 マリオネット・ホリック
【ランク】 E
【系統】 現象系
【属性】 雷
【異能概要】 微力な電気を発生させ、対象者の身体を操作することができる。
しかし、それは彼の異能の一端でしかなかった。異能ランク最弱のEに分類された主人公が人間の五感に干渉する真の異能《アブソリュート・エンペラー》を駆使し世界を蹂躙する。
文字数 117,037
最終更新日 2020.09.22
登録日 2016.06.07
2050年……日本。
日本の人口は約2億人が存在している。その中で稀に、ある力を持って生まれてくる人達がいた。ある力とは、1万人に1人だけが持つ『超能力』という科学では説明できない力の事だ。そしてここ、東京では沢山の事件が起きていた。『怪奇現象』・『都市伝説』更に、悪の道に進み沢山の事件を起こす者『怪盗』が存在していた。だが、それを解決する為に出来た組織がある。その組織に所属している人達を皆はこう呼んだ。『探偵』………と。
そして、一流の探偵に育成させる為の学校があり、そこに通う成績最下位の少年『浅見 光(あさみ ひかる)』と帰国子女でIQ300の天才少女『穂村 レイ(ほむら れい)』。この2人が出会った時、2人は数々の難事件に巻き込まれていくのだった。
※素人です。この作品は、私が好きな探偵物を合わせて、書いてみました。これから沢山書いていこうと思っていますので、是非感想など下さると嬉しいです。皆さんに面白いと言って頂けるように頑張りたいと思います。
是非感想など気軽に下さい。
文字数 5,784
最終更新日 2018.01.04
登録日 2018.01.03
幼なじみ同士のガンとリズが出会いや別れをしながら少しずつ成長していく物語となっています。
アクション系に恋愛要素を足した、私が1番好きなタイプです。
どうぞよろしくお願いします。
文字数 4,399
最終更新日 2021.07.14
登録日 2021.07.14
現代(いま)を生きていた高校生。平安時代へと戻ってしまう。
不便な、わけのわからぬ世界へきてしまうが…。
文字数 14,160
最終更新日 2023.01.15
登録日 2022.05.08
朝から降り続く雨は酷くなるばかり。
私は結婚を機に仕事を辞め、夫の実家に引っ越してきた。
山の中腹にある家は、立地が悪い。
ひとり留守番をする私は夫が浮気している事を知っている。
帰宅した夫の車が庭先で鉄砲水に流される。
だが気付けば、その日の朝に戻っているのだ。
私はループする世界に閉じ込められてしまった。
文字数 925
最終更新日 2023.07.06
登録日 2023.07.06
『あなたの強い思いを現実にしませんか?』
ようこそ、『合わせ屋』へ
『合わせ屋』
その名の通り、貴方が探しているあの人と再び巡り合えるお手伝いをさせていただきます
人以外でも勿論構いません
それがペットだとしても、大切な物だとしても探してみせましょう
行うことは誰でもできる簡単なこと
私の手を握り、強くその想いを伝えてください
それだけ?と思うかもしれませんが、それが実は難しい
想いが弱ければ見つからないのですから
簡単なことだと言ったじゃないかって?いやいや私が言ったのは手を握ることを言ったんですよ
ふざけている?
ならばお帰り頂いて結構ですよ
それでも貴方はこんな明らかに怪しい場所でもそれを頼りにここに来たのでしょう?
ふふ、私の手を握って強く思い浮かべてください
その思い出を、隅々まで
さあ、貴方の強い想いを現実にしましょうか
文字数 21,563
最終更新日 2023.11.19
登録日 2023.08.25
地球は有限の世界だ。それに対し、宇宙は無限、無限に世界が広がっている。そのどこかで、主人公達と共に戦い、命を落とした者が酒を酌み交わしていた。
変わって地上では、回避とサイコとツトムの主人公、主人公ツトムが志望校合格に向けて受験勉強に勤しんでおり……。
文字数 23,725
最終更新日 2024.01.02
登録日 2021.01.11
いつも眠いのが悩みの主人公は、眠気を取り除く機械を開発した科学者の下へと赴いた。
この作品はPixiv、小説家になろう、カクヨム、ノベルアップ+にも掲載しています。
文字数 1,865
最終更新日 2023.06.27
登録日 2023.06.27
数週間前、無数の巨大な隕石が地球に飛来し衝突すると言った、人類史上かつてないSFさながらの大惨事が起きる。
一部のカルト信仰な人々は、神の鉄槌が下されたとかなんとかと大騒ぎするのだが……。
その大いなる厄災によって甚大な被害を受けた世界に畳み掛けるが如く、更なる未曾有の危機が世界規模で発生した!
パンデミック――感染爆発が起きたのだ!
地球上に蔓延る微生物――要は細菌が襲来した隕石によって突然変異をさせられ、生き残った人類や生物に猛威を振い、絶滅へと追いやったのだ――。
幸運と言って良いのか……突然変異した菌に耐性のある一握りの極一部。
僅かな人類や生物は生き残ることができた。
唯一、正しく生きていると呼べる人間が辛うじて存在する。
――俺だ。
だがしかし、助かる見込みは万に一つも絶対にないと言える――絶望的な状況。
世紀末、或いは暗黒世界――デイストピアさながらの様相と化したこの過酷な世界で、俺は終わりを迎えるその日が来るまで、今日もしがなく生き抜いていく――。
生ける屍と化した、愉快なゾンビらと共に――。
文字数 53,450
最終更新日 2020.07.24
登録日 2020.06.28
駅の男性用トイレで、用を済ませてから、出てきたよしおは、その男性用トイレの横にある多機能トイレの絵に目がいった。
その絵は、車椅子に座った人の絵、杖をついた人の絵、おなかが大きく妊娠した人の絵、赤ちゃんの世話をしている絵、小さな子供をつれている男女の絵が描いてある。よく見る絵である。
それらの絵に並んで、見慣れない絵があった。
股間を膨らませている男性の絵である。
「この絵、なんだろう」
と、よしおは、気になり、用を済ませた後だけど、ちょうどその多機能トイレがあいていたので、入ってみることにした。
文字数 1,552
最終更新日 2022.06.13
登録日 2022.06.13
文字数 657
最終更新日 2022.12.26
登録日 2022.12.26
どこにでも居る少年、岸本浩司…
彼は同じ夢にうなされていた…
炎の中助けを求める女の子、背後に近づく黒い影…
そんな彼にある日見知らぬ箱と封筒が届く…
それは聞いたことない会社からの贈り物だった…
「SAI」と言う会社からの封筒には
「君には素質がある特殊な力を与える…」
とあり浩司はその箱を開けたことにより人生を大きく変えることに…
彼を待ち受ける出来事とは!?
文字数 1,647
最終更新日 2017.12.14
登録日 2017.12.14