ファンタジー 妹ざまぁ小説一覧

16
「フランカ。なんだこれは」  男尊女卑の国でマザコンDVモラハラ王太子夫に虐げられる私は聖女としての仕事が忙しいのに、 家事を一人でしていました。 それなのに夫はあろうことか忙しいながら私が出した朝食に文句をつけてきました。 はぁっ!? “女なんて外れは放っておけばいい。それより早く男を産め” 女性が一人目に女児を産むと必ずこのような事を言われます。 “一人目に女を産む女は出来損ない” お兄様と妹ばかり可愛がられました。 お兄様は出来の悪い出来損ないの癖に男だというだけで長男というだけで持て囃されました。 私の方が優秀なのに。 私の方が優秀なのにぃぃぃ!!! 妹は男尊女卑の国に迎合していました。 男性を立て卑屈に卑しい女性である事を受け入れ、両親にも殿方にも愛されました。 女性の敵ですね。 あのような女性の敵である女性の妹が生きていたらこの国の男尊女卑女性蔑視が改善される事はないでしょう。 あと嫌いで憎たらしくて邪魔なので処分してあげることにします。  「もう辞めてくれ」  はぁ?もう辞めてくれ? それがどうかしましたか。 辞めてくれと言えば辞めて貰えるとでも思いましたか。 今更もう遅い!ざまぁ! 誰も私を止められません。
24h.ポイント 0pt
小説 184,243 位 / 184,243件 ファンタジー 42,306 位 / 42,306件
文字数 4,531 最終更新日 2022.02.21 登録日 2022.02.20
「お姉様ぁ、ミヤーネはお父様お母様にも可愛がられてるけどぉ。 お姉様はお父様お母様にまったく可愛がられないわねぇ。 当然よねぇ。 お姉様は可愛くないしブスだし勉強もしないし。 お金を稼ぐのだってミヤーネの方が上手いものぉ。 ミヤーネがいればお姉様なんていらないわよねぇ」 はぁ、妹のミヤーネは馬鹿だ馬鹿だと思っていましたが、 ここまで馬鹿だとは。 ミヤーネ、この状況分かっていますか。 ミヤーネはここで断罪してあげましょう 「お姉様の婚約者のヨルクねぇ、ミヤーネが貰おうと思ってぇ。 ねぇいいでしょう〜。婚約者ぐらいミヤーネに頂戴よぉ」  はぁ、ミヤーネは幼い頃から私の物をなんでも欲しがってきましたが、遂には私の婚約者まで欲しくなったようです。 「さようならミヤーネ」  「アンジェリス!!お前には婚約破棄を告げてやる!!」 「そうだ!!俺様達は浮気等していない!!」 「ふん!!確かに俺様はアードリアンには見せられない事をしていた!!」
24h.ポイント 0pt
小説 184,243 位 / 184,243件 ファンタジー 42,306 位 / 42,306件
文字数 4,042 最終更新日 2022.01.11 登録日 2022.01.10
「お姉様、お姉様って本当に馬鹿ねぇ。 お姉様ってぇ、割り算も出来ないのねぇ」  妹のミシェルは割り算が出来るようです。 私は、割り算なんて出来ません。 ミシェルは割り算どころか比例だの関数だの三角形だの難しい算数や数学の事をたくさん知っています。 それは褒められるべき事なんですが、ミシェルはそれを利用して私に算数数学マウントをして私を虐待してくるのです。  「お姉様ってぇ、馬鹿で無教養だからぁ、利息もちゃんと分からないんでしょぉ〜。 簡単な利息の計算もなんでも弟分のロルトに任せてるわよねぇ。 難しい事は有能イケメン執事のバシリウスに任せてるんだものねぇ。 そんな事でぇ、男爵令嬢が務まってるなんて言えるのかしらぁ」 大嫌いな学校から算数から勉強から逃げ出して、なんで私は計算が難しいしやりたくもない金融なんてやっているのでしょう。 私は自由になれたのでしょうか。 自由、自由とはなんでしょうか。 私は自由を望んでいるのでしょうか。 「利息の計算なんて分からないわよ。 だから何だっていうのよ。 務まらなくても私は男爵令嬢なのよ。 これ以上がたがた文句言うわなら殴るわよ」  私は、ミシェルにお父様お母様にずっと虐待されてきました。 難しい事がたくさんで私はもう何がなんだか分からなくなり、ミシェルを殴っていました。  !!ミシェルは私が忠告してからまだ何も喋っていません!!  まぁ、それもこれもミシェル、貴女がお父様お母様と私を虐待してきたからですよね。 因果応報。行いは返ってくる。自業自得というやつでしょうか。 ざまぁ! 嘘です。 ただ難しい事がいっぱいで私の頭で処理しきれなくなりむかついてミシェルを殴りました。 忠告してから貴女がまだ何も喋っていないのに殴ってごめんなさいミシェル。 でもむかつくのでとりあえず殴っておくわね。 まぁミシェルがお父様お母様と私を虐待してきたのは事実なのですから、構いませんよね。 ミシェル、貴女は私を散々虐待してきましたね。 今更謝ってももう許しませんよ。ざまぁ!! ミシェル、貴女を綺麗な顔で葬儀などさせませんよ。 私を虐げてきたから、こんな目にあうのです。 因果応報というやつではないでしょうか。 自業自得ですね。ざまあ!!
24h.ポイント 0pt
小説 184,243 位 / 184,243件 ファンタジー 42,306 位 / 42,306件
文字数 6,335 最終更新日 2022.01.10 登録日 2022.01.08
「お姉様ぁ、その席ぃ、ハンリィネに頂戴ぃぃ!! ハンリィネはぁ病弱だからぁ〜椅子に座らないとランチできないわぁ〜」 大体ハンリィネは病弱ではありません。 ハンリィネは幼い頃からずっと自称病弱でずるい女性なのです。  「ハンリィネ、貴女は病弱ではなくただの自称病弱のクソ女性よ。 いつまでも甘えてないで本当に生きてみなさいよ。 貴女は殿方に媚を売るのは得意で◯◯◯を売り物にするのは得意なんだから、得意の売り物◯◯◯で 席を譲って貰えばいいんじゃないかしら。 ◯◯◯を売り物にするなんて恥ずかしくないのかしら。 生きていて何も疑問を持たないのかしら。 貴女の命に生きてる価値はあるのかしら。 ないわよね。 私の口は真実と愛を伝えるためにあり、貴女の口は不平不満と嘘を伝えるためにあるのよね。 ああ、貴女の口って殿方を喜ばせるためにも使うのね。 良かったわね、貴女にも取り柄があって。 ハンリィネ、貴女は貴族よりもピンサロ嬢の方が向いてるかもしれないわね。 貴女のような商売女如きが私の妹だなんて恥ずかしいわ。 今すぐレビィテ男爵家家督継承権の永久破棄をして本気でピンサロ嬢にでもソープ嬢にでもなればいいんじゃないかしら。 今すぐ家督継承権の永久破棄をすれば、席を譲ってあげるわよ。 それとも、この椅子に座ってこの椅子で今から死ぬなら席を譲ってあげるわよ。 その様子を動画で実況してあげるわ。 アクセス数増えて私は稼げるわ。 ハンリィネ、私は貴女に今まで虐待されてきたのだから、最後のお詫びにそれぐらいしてもいいんじゃないかしら」
24h.ポイント 7pt
小説 35,642 位 / 184,243件 ファンタジー 5,383 位 / 42,306件
文字数 4,737 最終更新日 2022.01.08 登録日 2022.01.08
 「クリステルはオフラインゲームしかやらないからぁ。 お姉様みたいにオンラインゲームなんてやらないからぁ。 クリステルはゲーム依存じゃないわぁ。 やっぱりゲームはオフラインゲームよねぇ。 オンラインゲームなんかがあるからぁ、勉強しなかったりぃ仕事もしないでひきこもってまで ゲームするのよぉ。 オフラインゲームならぁ、クリアしたら終わりだからぁ、ゲーム依存になんてならないわぁ」 確かにクリステルは幼い頃は誰も認めるしかない美少女で素材は最高なのです。 が、しかし。 クリステルは幼い頃からろくに寝ないでオフラインゲームをずっとしてきました。 今やクリステルは肌はぼろぼろ荒れ放題髪はぼさぼさふけだらけで臭くて体臭が染み付いた服を着替えもしない。 今ではもう”臭くて汚いオフラインゲーマ少女聖女”と馬鹿にされています。 ざまぁ(笑) 「あらあら、クリステル。貴女は完全にゲーム依存よ」  「ぇぇぇー?クリステルー、オフラインゲームしかやってないもぉん。 オフラインゲームだとぉ、ゲーム依存になんてならないわぁ〜(にちゃあ」  「クリステル、貴女がそこまでゲーム依存じゃないと自称するなら、今まで私が1人で張っていた結界の半分を張ってもらうわよ」  「そんなの簡単よぉ。クリステルはぁ。オフラインゲームしかやらないからぁ。スタミナとか期間限定イベントのために ゲームしなくてもいいものぉ。 クリステルはぁ、ゲームはぁ、やるべき事をやって余った時間で遊ぶ事ができるわぁ。 クリステルはぁ、オフラインゲームしかやらないからぁ(にちゃあ」  「もしぃ、クリステルがお姉様と同じだけの結界を張れなかったらぁ、どんな罰でも受けてあげるわぁ」  「クリステル。お前は言ったよな。 “もしぃ、クリステルがお姉様と同じだけの結界を張れなかったらぁ、どんな罰でも受けてあげるわぁ”と」  「今までお前の事を甘やかしてきたが、流石に今回ばかりは大目に見る事はできないぞ」  「自分の言葉の責任は取ってもらうぞ」  「コルネリエ、お前には婚約破棄を告げてやる」  「俺様は真実の愛に目覚めた」  「踊らかないで聞いてくれ。コルネリエ、俺様はお前の実の妹のクリステルを愛しているんだ」  「ルーイー!!実の息子といえど!!私様に無断でフリムガ王国第一聖女と婚約破棄した事は不問には出来んぞ!!」  私はオンラインゲームをやっていますが、ゲーム依存にはならず第一聖女の仕事も完璧にこなしているので、 実力主義の隣国の王太子に実力を認められ溺愛されています。 自称病弱な妹に虐げられ毒両親に虐待されてもめげずに ゲーム依存にならず、健気に努力を欠かさず生きてきて報われました
24h.ポイント 0pt
小説 184,243 位 / 184,243件 ファンタジー 42,306 位 / 42,306件
文字数 2,730 最終更新日 2022.01.04 登録日 2022.01.03
「ナネッテ、貴女にはこれから家賃食費その他諸々で月に100万カッパー入れて貰うわよ」  妹のナネッテはお金を稼がず、毎日遊んで暮らしているクズです。 それどころか、ナネッテは私の事をずっと虐待してきました。 ナネッテに虐待され心を傷つけられ、私の心はもう壊れそうでした。 私の心が壊れる前に、私は行動に出たのです。 ナネッテのような怠け者のクズがお金を稼ぐわけないのですから、ナネッテは月に100万カッパーを払えないでしょう。 「お姉様ぁ、ナネッテ病弱だからぁ。お金を稼げないのよぉ」 『ナネッテ病弱だからぁ』と、病弱なふりをして、お金も稼がず遊んで暮らしていました。 お父様お母様はそんなナネッテを溺愛していて、甘やかしてきました。 ナネッテがお金を稼がないでも 『ナネッテは病弱なんだ。お金を稼げないでも仕方がない』 『ナネッテは病弱なのよ。病弱なナネッテになんて酷い事を言うのよ。 貴女なんかが本当に私の娘なのかしら。 貴女なんて私の娘じゃないわ。 私の娘はナネッテ1人よ』 と、お父様お母様はナネッテを甘やかし溺愛し私の事は虐待し蔑ろにしてきました。 「ナネッテ、貴女は病弱じゃなくて自称病弱でしょう。 まぁ、貴女が病弱だろうと自称病弱だろうとどうでもいいわ。 27日までに1000万カッパー支払わなければ、どうなっても知りませんからね」 「そんなぁ。酷いわぁお姉様ぁ。そんな酷い事を言うなら、お父様お母様に言いつけてやるんだからぁ」  「ふぅーんだ。謝るなら今のうちよお姉様ぁ」  「あらそう。いいわよ。 どうぞお父様お母様に言いつけにいったらどうかしら」  「ふぇぇ?いいのぉー?ふーん。じゃあーそこまで言うならー ナネッテ言いつけに行っちゃおー。 今更謝ってももう遅いわよお姉様」  はぁ。ナネッテは本当に馬鹿でクズですね。 これから自分の行動でどうなるかも分かっていないようです。 妹はざまぁされ、私はイケメン公爵に溺愛されもふもふもいて、幸せなスローライフ生活を送っています。 これがハッピーエンドというやつではないでしょうか。 妹よ、貴女はバッドエンドですね。ざまぁ(笑) 怠けていた貴女の末路と、努力を続けてきた私との結果ですよ妹よ。 私を逆恨みしないでくださいね。 自業自得因果応報というやつですよ。 ※軽度の暴力 ルートあり ヒロイン死亡ルートあり
24h.ポイント 0pt
小説 184,243 位 / 184,243件 ファンタジー 42,306 位 / 42,306件
文字数 4,463 最終更新日 2022.01.04 登録日 2022.01.04
 私は、時間を努力に使ってきました。 怠ける事なく努力を続けてきました。 聖女の仕事を続けながら、時間を作っては努力をしてきました。 “時間がない”と言い訳してるゴミどもがいますが、時間は誰にでも平等にあります。 そして、努力に使うための時間とは自分で作るものなのです。 それが出来ないゴミは一生底辺で苦しんでればいいんです。 そんなゴミが文句つけてくるなら私が殺してやります。 私は努力を続けてるので、ゴミどもなんて殺せます。 私強い!! 努力のおかげ!!  「お姉様ぁ、マリーミア聖女の仕事が終わったからぁ、遊んでくるわぁ」  はぁ、妹のマリーミアは聖女の仕事が終わると遊びに行きます。 馬鹿ですねクズですね。死ねばいいのにああいう生き物は。  「はぁ、マリーミア。貴女はいつもそうね。 聖女の仕事が終わったら、せっかくの時間を遊びに使って怠けてだらだら怠惰に生きて。 それで生きてるなんて言えるのかしら。 貴重な時間を努力に使ったらどうかしら」  「お姉様ぁ。マリーミア病弱だからぁ、いつまで遊べるか分からないのよぉ。 遊べる今のうちに遊んでおくのよぉ。 貴重な時間を努力に使って遊ばない人間って馬鹿よねぇ。 そう、お姉様のような馬鹿聖女の事よぉ」  「お姉様ぁ、許してぇ。ごめんなさぁいい」 はぁ!?『許してぇ』!?許せるわけないじゃないの。 今更謝ってももう遅い!! ざまあ(笑)  「努力を絶やさない優秀な聖女イヴォナ。俺の国に来ないか。 俺の国は実力主義だ。 お前のような優秀な聖女が虐げられる事はなく、正当な評価をしてやれる」  虐げられ蔑ろにされ正当な評価を受けてこなかった聖女は、実力主義の国で 正当な評価を受け救われました。 イケメン王太子に溺愛され、幸せな生活を送っています。 全て努力のおかげです。
24h.ポイント 0pt
小説 184,243 位 / 184,243件 ファンタジー 42,306 位 / 42,306件
文字数 1,835 最終更新日 2022.01.03 登録日 2022.01.03
 「お姉様。お姉様の婚約者のコントレアス、リーティア欲しくなってきちゃた。 ねぇお姉様、お姉様の婚約者のコントレアスを頂戴。 いいでしょう。リーティアは病弱だからコントレアスぐらいくれても」  はぁ!?妹のリーティアは自称病弱いでずるいうざい聖女で、幼い頃からずっと病弱なふりをして 仮病を使いずるく生きてきました。 お父様お母様はそんなずるいうざいリーティアを溺愛しました。 私はお父様お母様に愛されないどころか虐待され蔑ろにされ、リーティアにも虐められ 心が壊れそうでした。 「あら、じゃあリーティアはコントレアスを奪ってくるわ。 お姉様のようなブスより、可愛いリーティアと結婚できる方がコントレアスも嬉しいに決まってるわ。 お姉様みたいなブスで無能な聖女と結婚するなんて地獄よね。 リーティアは優しい聖女だから、地獄からコントレアスを救ってあげるのよ」 今更辞めてと言ってももう遅い!!ざまあ!! 「こんな時間がずっと続けばいいのに」 私には、これからは幸せが待っています。 私は幼い頃からの夢を叶えました。 おめでとう私。  「姉様、姉様ってタイムリープしーーー」  「お前は今まで家族にこの狂った残酷な社会に虐げられ心を壊されてきたんだな。 俺も、お前と同じだ。 俺も、ずっと虐げられてきた傷つけられてきた。 この社会は糞だ」  私と同じように、残酷な狂った家族と社会に虐げられてきた隣国のイケメン王太子に溺愛されています。 この社会は残酷で狂っていて無慈悲で、だから。 だからこそ私達は狂わずに人の心を捨てず優しく慈悲を持ち人間らしく生きるべきなのです。 同じ傷を持った私達は共に人間らしく生きます。 こんな社会が糞でも、私達は糞ではありません。
24h.ポイント 0pt
小説 184,243 位 / 184,243件 ファンタジー 42,306 位 / 42,306件
文字数 2,047 最終更新日 2022.01.03 登録日 2022.01.03
「ねぇお姉様、お姉様のような落ちこぼれのクズの三流聖女より、リーヌのような可愛い一流聖女の方が リードリーンの妻に相応しいと思うの」 「ああ、そうだなリーヌ。ザブリーナのような三流落ちこぼれクズ聖女より、お前の方が僕の妻に相応しい。 僕は真実の愛に目覚めたんだ。僕はザブリーナを愛している。 お父様お母様に無理矢理決められた婚約者より、僕はリーヌを愛して真実の愛に生きる。 第一聖女と結婚するのが王太子としての伝統だのなんだのあるんだろうが、そんな事はどうでもいい。 人間に愛より重要なものはない。愛こそ全てだ。ザブリーヌ、お前には婚約破棄を告げてやる」 『貴女程悲劇のヒロインは存在しないわ。可哀想に。それに比べてザブリーナなんて、ろくに勉強もせず聖女の能力も3流。 あんな落ちこぼれこそ病弱になって死んでいればよかったのに。 どうして貴女のように可愛くて勤勉で賢い娘がこんなにも病弱なのかしら。 ああ、代わりにザブリーナが死んでリーヌの体が治らないかしら。 あーあー、早く死なないかしらねあの落ちこぼれのクズ』 『そうだ、精霊よ。ザブリーナの命をやるから、リーヌを助けてくれ。 リーヌは今もこんなに辛そうなんだ。リーヌは生まれた頃からずっと病弱なんだ。 ザブリーナなんて早く死ねばいいんだ』  お父様お母様は、私に聴こえるようにわざと大きな声で私を虐める言葉を言いました。  心が壊れた私は、妹と元婚約者を殺しダンジョンに置き去りにしました。 心が壊れたので、お父様お母様に復讐も躊躇いなく出来ます。 今更助けてくれと言ってももう遅いわよお父様お母様。 隣国のイケメン王太子に溺愛され、モフモフとスローライフを満喫しています。 虐待されて来た私がこんなにも愛され幸せになれるなんて、考えもしませんでした。 ありがとうございます。 私を虐げてきた自称病弱な妹にも真実の愛に目覚めた頭お花畑な元婚約者にも 私を虐待して来たお父様お母様にも感謝します。 貴方達が私の心を完全に壊してくれたから、今の幸せがあります。 殿下、貴方と過ごした青春、学生時代は忘れません。 楽しかったですよ。さようなら。 私は死後地獄に落ちるでしょう。 もう、自称病弱な妹とも真実の愛に生きた元婚約者とも私を虐待して来た両親とも、 私を溺愛する夫フォルクマールとも、死後会う事はないかもしれません。
24h.ポイント 7pt
小説 35,642 位 / 184,243件 ファンタジー 5,383 位 / 42,306件
文字数 2,217 最終更新日 2021.12.29 登録日 2021.12.29
10
ファンタジー 連載中 短編 R18
幼い頃からずっと家族に虐げられてきました。 妹のルーチェは自称病弱で怠け者で私に領地の仕事も聖女の仕事も全部押し付けて遊んでいました。 ルーチェはむかつく事に可愛いのです。 誰が見てもルーチェを可愛いと言います。 むかつきますよね。 そのむかつきで、私の心は壊れていきました。 私の心はいつまで持つのでしょうか。  「ねぇブスお姉様〜ルーチェの変わりに聖女の仕事しておいてね〜 ルーチェは〜お姉様の婚約者のパルトニーノとセックスしてくるわ〜。 お姉様の婚約者のパルトニーノはルーチェが貰うわ〜。 何か文句あるのかしら〜。 ルーチェは可愛いんだから、パルトニーノもルーチェと結婚した方が喜ぶわよ〜。 お姉様は〜豚とでも結婚して豚とセックスしてればいいんじゃないかしら〜。 お姉様にはお似合いよ〜。 もう用意してるわよ〜。どうかしらこの雄豚。 中々のイケメン豚でしょ〜。お姉様にはもったいないんじゃないかしら〜」  もう、私の心は壊れるでしょう。 私は、心が完全に壊れてしまったら、ルーチェに一番に復讐して殺そうと決めていました。 そのために、常に斧を持ち歩いていました。  「貴女の事、ずっと殺したかったわルーチェ!!貴女が憎くて仕方がないわ!! 地獄に落ちて!!地獄で永遠に苦しめこの外道!!」  ルーチェは地獄で永遠に苦しむようですざまぁ(笑)  「俺様は真実の愛に目覚めた!!」  「俺様はお前の妹のルーチェを愛しているんだ!!」  「オルディーナ!!お前に婚約破棄を告げてやるぞ!! 追放なんて言わん!!殺してやる!! ルーチェの仇だ!!地獄に落ちろ外道ブス聖女!!」  はぁー!?私が外道ブス聖女!? 仮に私が死んでも、私は天国に行きますよ。 私は虐げられてきた分、死後の世界では報われるはずです。 報われないといけません。 殿下は地獄で永遠に苦しむのが決まっていますよね。  「殿下、地獄でルーチェと永遠に苦しみなさい」  「許せオルディーナ!!お前は長女だから少し厳しく教育する事もあったが、 それもお前を思っての事だ!!」  「ごめんなさい!!許してオルディーナ!!助けて!!殺さないで!! 貴女を産んだのは私よ!!」  はぁ、もう何も言わないで下さい。お父様お母様。 せめて最後ぐらいは潔く死んで下さい。 貴方達の大切なルーチェは地獄で苦しんでいますよ。 どうぞ、私を除いた家族で未来永劫地獄で苦しんで下さい。 私は死んでも天国に行くので、貴方達とはもう二度と会う事はありません。  「さようなら、お父様お母様」
24h.ポイント 7pt
小説 35,642 位 / 184,243件 ファンタジー 5,383 位 / 42,306件
文字数 2,814 最終更新日 2021.12.19 登録日 2021.11.14
 妹のユスティーネは、自分の肉を切り落とすのが大好きで、いつも 自分の肉を切り落としてばかりいました。 周りから見て一目で分かる程、ユスティーネは肉を切り落とすのです。 そのせいで、私まで馬鹿にされてきました。 ユスティーネのせいで、私まで特殊性癖なのだと噂されてきました。 そんな日々が辛くて、私の心は次第に壊れていきました。  「ユスティーネ、喜びなさい。これで自分の肉を切り落とし放題よ」 「お姉様、それ本当?ユスティーネ、毎日自分の肉を切り落とし放題なの!? やったー!!」 「ええ。この魔法をかけると毎日日付の変わる時刻に欠損した人体が自動で再生されるわ」 「うわーい。今までずっと我慢してきたけれど、これで毎日肉が切り落とせるのね」 「こんなの聴いてないわよお姉様」 「ユスティーネ、貴女は重要な事を知らなかったようね」 「どうして教えてくれなかったのお姉様」 「それ、私に関係あるかしら」 「ワンディ!!お前のような詐欺師には婚約破棄を告げてやる!! お前は!!妹のユスティーネを騙して死なせたな!! ユスティーネが死んだのはお前が重要な事を言わなかったからだ!! お前の肉も切り落として殺してやる!!」 「はぁ、殿下。なんでそんなに怒っているのかしら。 もしかして、私の妹のユスティーネと浮気でもしていたというのかしら。 婚約者がいるのに浮気をしていたなんて、中々重い罪よね。 まぁ、少々痛い目に合って貰わないといけませんね」 「今更戻ってきてくれと言われても、私は夫の冷血伯爵に溺愛されているので戻れません。 夫が離してくれません。 もふもふ達の世話もありますし、私が母国に戻る事なんて出来ません。 貴方達がどうなろうと知ったことではありません。 自業自得ですよざまぁ!!今更もう遅い!!」 ※人体欠損有ります
24h.ポイント 0pt
小説 184,243 位 / 184,243件 ファンタジー 42,306 位 / 42,306件
文字数 3,825 最終更新日 2021.11.13 登録日 2021.10.24
「リーザ!!お前のように子供も作らない百合聖女には婚約破棄を告げてやる!! 女の癖に!!女が好きで!!子供も作らないなんて!!恥ずかしくないのか!! お前のように!!不道徳な聖女は必要ない!!追放だ!!とっと消え失せろ!!」 「はぁ、警告してあげるわハンツ。婚約破棄はかってにすればいいけれど、誰のおかげで パタンガメンム王国が護られていると思っているのかしら。 私を追放すれば、王国は滅びるけれど、それでもいいのね」  「ふん!!お前がいなくてもお前の妹のリミィサがいるからなんの問題もない!! 聖女としての実力も素質もリミィサの方が上だ!!」  「リミィサには無理よ。リミィサは今まで怠けて遊んでいた殿方に媚を売る事だけは得意な クソ女性だもの」 「ふん!!言ってろ!!リミィサなら出来る!! いいか!!驚かないで聴けよ!!俺様は真実の愛に目覚めたんだ!! 俺様は!!お前のような百合聖女よりもお前の妹の可愛くてノンケのリミィサを愛しているんだ!!」  自称病弱な妹は私のものをなんでも欲しがりました。 自称病弱な妹はついには私の婚約者まで奪おうとしてきました。 百合聖女という事で妹に虐げられ家族に虐げられ、ありとあらゆるものが私を虐げてきました。 百合聖女という事で、何故ここまで虐げられなければいけないのでしょうか。 私が何か悪い事をしましたか。 貴方達に不快な思いをさせましたか。 もう我慢の限界です。 私の中の何かがぷつりと切れてしまいました。 今更助けてくれと言ってももう遅い!!
24h.ポイント 0pt
小説 184,243 位 / 184,243件 ファンタジー 42,306 位 / 42,306件
文字数 4,121 最終更新日 2021.11.06 登録日 2021.10.31
13
ファンタジー 連載中 短編 R18
「お姉様って、勉強と戦いと結界を張るしか取り柄がないのね」 「そうね。訓練も欠かしていないから、今ここで貴女を殺す事もできるわよロイリーエ。 殺されたくなかったら、財布の中身置いて逃げ帰りなさい」 「ぎぃやぁぁぁぁ!痛いぃぃ!辞めてお姉様!ごめんなさい!ロイリーエが悪かったわ!」  はぁ?”やれるものならやってみなさいよ”と言ったのは貴女よねロイリーエ。 今更謝っても辞めるわけがありません。 「ロイリーエ!!お前のように!!実の妹を殺したひきこもり聖女には婚約破棄を告げてやる!!」  「はぁ?」 家族に虐げられ続けた私は学校にも行かずひきこもるようになりました。  無実の罪で婚約破棄された私は心が壊れ、部屋の中で壊れた心のまま過ごすようになりました。 今まで努力しかしてこなった私が心が壊れひきこもっているのです。 いつかイケメンが私を助けてくれるでしょう。 私の壊れた心も治してくれるでしょう。 それまで、私はひきこもります。  「部屋から出て来て助けてくれ!!俺様が悪かった!! 聖女カテリーナ、お前の結界は必要だった」  「はぁー?それ私に関係あります? 私の家には結界を張ってあるので、家の外がどうなろうと私には関係ありませんよね」  「『ひきこもり聖女』貴方がそう言ったのでしょう王子。貴方の言葉通り、 私はひきこもり聖女なので、このままひきこもっておくわ」
24h.ポイント 0pt
小説 184,243 位 / 184,243件 ファンタジー 42,306 位 / 42,306件
文字数 4,600 最終更新日 2021.11.06 登録日 2021.10.24
 「アルマ、お前のようにもう女子大生でないババァ聖女には婚約破棄を告げてやる!! 俺様は!!女子大生が好きなんだ!! お前の事なんてまったく愛していなかったが!!お父様お母様に無理矢理お前との婚約を決められ!! まぁお前のようなブスでも女子大生なのだからと婚約してやったが、お前はもう女子大生ではなくなった!! ババァだババァ!! もうお前との婚約を続ける必要も結婚する気もない!! 女は女子大生を過ぎたらババァだ!! 俺様は真実の愛に目覚めた!! 俺様は!!お前の妹の可愛て美しい女子大生のヒミリィを愛している!! ヒミリィと今すぐ結婚する!! そういうわけでもう婚約破棄は成立した!!今すぐ処刑してやる!! ババァは処刑だ!!」 「そうよお姉様〜。お姉様ってブスだしもう年も取りすぎてしまったし〜女性としての価値が低いわね〜。 聖女の力も弱まってきてるでしょ〜お姉様〜。 当然よ〜、女子大生は聖女としての力もピークの時で、女子大生を過ぎた聖女は聖女としての力も弱まっていく一方なのだから〜」  「あら、怒ってるのかしら殿下。でもね、これは貴方が悪いのよ殿下。 全て自業自得よ。怒るのなら自分に怒りなさい」  「ねぇ殿下、何を悲劇のヒロイン気取って泣いているのよ。 泣いても何にもならないわよ。気持ち悪いわね。 殿方の癖に悲劇のヒロイン気取ってめそめそめそめそ。 殿方なら泣いてないで行動してみたらどうかしら」  「殺してやる」  「はぁ、出来るといいわね。 でもそこまで言うのなら殿下、貴方も殺される覚悟は出来ているわよね」
24h.ポイント 0pt
小説 184,243 位 / 184,243件 ファンタジー 42,306 位 / 42,306件
文字数 7,050 最終更新日 2021.09.12 登録日 2021.08.22
15
ファンタジー 連載中 短編 R18
 「あら、お姉様。今日も醜いわね。早く死んだらどうかしら。 頭も悪い、醜い、性根も腐っているドロドロ売女、聖女としての実力も足りていないのにパルムファイム王国第一聖女になれたのは どうせポータス殿下に媚を売って第一聖女にしてもらったんでしょう。 そんなクソビッチ売女偽聖女は第一聖女にもポータス殿下の婚約者にも相応しくないわ。 第一聖女もポータス殿下の妻にも私がなる方が相応しいわ。 第一聖女もポータス殿下の妻にも私がなってあげるから、お姉様はこれから死んでね。 あら、何か言いたい事でもあるのかしら。 もう観客はお姉様の処刑を待ち望んでいるのよ」  「はぁ、シィーラ貴女本当に馬鹿ね。 頭も口も緩いクソビッチ。 私には貴女のように程度の低い雑魚ビッチの考えてる事って分からないわ。 貴女、本当に私の妹なのかしら。 もういいわ。今まで生かしておいてあげたけれど、ここまでされたなら仕方ないわね。 死になさい」  「皆ー、待ちわびてた公開処刑が来たわよ」  「ごめんなさい。許してお姉様。助けて、もう殺して」  「あらあら、貴女私には拷問して嬲られさせようとしたのに、貴女はあっさりと殺してもらえるとでも思ったのかしら。 そんな都合のいい話あるわけないわよね」  「観客は待ちわびているわ。たーっぷり観客に遊んでもらいなさい。ざまぁ(笑)」  「ニカリス!!お前に!!婚約破棄を告げてやる!!」  「ニカリス、お前は今まで虐げられてきた。 もう誰もお前を虐げない。 お前は今まで誰にも愛されなかった。 これからは今までお前が愛されなかった分まで俺が愛する。 お前は幸せになっていいんだよニカリス」  「本当、本当に私が幸せになっていいのかしらオルカンム。 私は今まで愛されてこなかったから。 私が愛されるなんて」  「いいんだニカリス。お前は報われる時が来たんだ。 お前は愛されて当然なんだ」
24h.ポイント 0pt
小説 184,243 位 / 184,243件 ファンタジー 42,306 位 / 42,306件
文字数 3,791 最終更新日 2021.08.30 登録日 2021.08.28
16
ファンタジー 連載中 短編 R18
 「ジウラル!!お前に婚約破棄を告げてやる!! 何、お前が悪いわけではない。 お前の聖女としての点数はまぁ80点。 今までお前はよくやっていたよ。 テンキイナス王国を今まで護っていたのはお前だよ第一聖女ジウラル。 その功績に免じて、処刑は許してやる。 追放だ!!どこにでも好きな所に行くといい!! 退職金と婚約破棄の慰謝料今月分の給料含めて5000万円やる!! それで文句あるまい!!」  「!!な、なんだとっ!!5億!! そんな金あるわけないだろう!! 人が優しくしてやれば調子に乗りやがって!! 黙っていてやろうと思ったがな!! 俺様がお前と婚約破棄する理由はお前の妹のフェイリアを愛しているからだ!! これは真実の愛というやつだ!! そ!し!て!フェイリアは聖女としての点数は98点だ!! 美しくて可愛いうえに聖女としての実力もお前より高いフェイリアが聖女になって 俺様の妻になった方がいいに決まっている!! フェイリア!!お前からも言ってやれ!! お前は聖女として姉のジウラルよりも優秀なんだからな!!」  「お姉様〜。フェイリアの方が聖女としての実力も上で、美しくて可愛い!! お姉様は聖女としての実力でフェイリアに劣るだけじゃなくてブス!! ブスは死になさいよ!! ブスの癖に私より聖女としての実力が劣ってるなんて!! どうしようもないブスね!! ブスならブスでせめて努力して聖女としてぐらいフェイリアに勝てばよかったのに!! 決めたわ!!今からお姉様を処刑しましょう!! 処刑!!処刑!!あー、楽しみ!!お姉様が処刑されるなんて!! こんなに楽しい事ってあるかしら!!な!い!わ!よ!ね! よくも今までフェイリアの事を虐めてくれましたね!! でもフェイリアはお姉様のように虐めたりなんてする下劣な生き物ではないから!! お姉様を拷問したりなんてしないわ!! さくっと処刑してあげるわ!! 一秒でも早く死になさい!! お姉様なんて拷問されて苦しんでいてもその存在が不愉快なのよ!!」  「今更謝っても戻って来てと言われてももう遅い!!」  「だからフェイリアは結界魔法なんて使ないと、言ったじゃないですか」  「今更戻るわけありませんよね。もう貴方達の事なんて知りません」  
24h.ポイント 0pt
小説 184,243 位 / 184,243件 ファンタジー 42,306 位 / 42,306件
文字数 6,481 最終更新日 2021.08.29 登録日 2021.08.29
16

アルファポリスのファンタジー小説のご紹介

アルファポリスのファンタジー小説の一覧ページです。
異世界転生から主人公無双、追放ものまでファンタジー小説が満載です。
異世界」 「転生」 「チート」 「勇者」 「剣と魔法」 人気のタグからお気に入りの小説を探すこともできます。ぜひお気に入りの小説を見つけてください。