児童書・童話 ヒューマンドラマ 小説一覧
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件
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いつか、どこかの、荒廃した世界。
人類は大きな湖の周りに身を寄せ、さまざまな風習の街を創って暮らしていました。
街と街を行き来する手段は、湖を時計回りに廻る列車・クレイダーのみです。
十二歳の少年・クロルは、クレイダーの運転手です。
とある街を出発する直前、群衆に追いかけられる一人の少女がクロルの列車へと駆け込んで来ます。
彼女は白い羽を持つ新人類……"有翼人"でした。
様々な街、様々な人。
それそれが思う、一番良い生き方。
出会いと別れを繰り返し、クロルは『天使』と呼ばれた名もなき少女にふさわしい街を探し、列車を走らせます。
しかし、案内役として少女を導くクロルにも、ある秘密があって……
この世界に、誰も傷つかない街なんてないのかもしれないけれど――
それでも自分らしく生きていたいと願った二人の、トレインジャーニーファンタジー。
文字数 118,291
最終更新日 2025.08.28
登録日 2025.07.31
2
未来からやってきた高校生の白鳥希望は、変身して美少女仮面エスポワールとなり、3人の子ども達と事件を解決していく。未来からきて現代感覚が分からない望みにいたずらっ子の3人組が絡んで、ややコミカルな一面をもった年齢指定のない作品です。
文字数 125,820
最終更新日 2025.08.05
登録日 2022.04.29
3
西暦2045年。
人類は、「過去の痛みを忘れてしまうこと」が、争いや差別、虐待の“くりかえし”を生んでいることに気づいた。
それを止めるため、未来の科学者たちは作った。
──人の心に触れず、ただ記録だけを未来へ送り続ける、感情を持たない存在「観測者(オブザーバー)」。
そして今、小さな町の小学校に、一体の観測ロボットが降り立つ。
その名は「ユナ」。彼女の任務は、苦しむ子どもを観察し、心に干渉せず記録だけを未来に残すこと。
だが、ユナが出会ったのは、ひとりぼっちで傷つく少年・律(りつ)だった。
彼の静かな涙、忘れられることへの恐れ──ユナの中に芽生える“予定外の感情”。
「これは、希望の記録です。」
ユナはプロトコルを破り、“ただの記録者”から、“記憶を語り継ぐ者”へと進化していく。
忘れられた心が、未来を変えることはできるのか?
感情を持たない観測者と、傷ついた少年の、静かでやさしい革命の物語。
これは、涙の先にある「新しい倫理」の物語――。
文字数 1,667
最終更新日 2025.07.30
登録日 2025.07.30
4
町の発明家が作った小さなロボットには、特別な能力があった。それは「どんなつらい記憶も忘れない心」。
ロボットは町を歩き回り、誰にも言えなかった痛みや、見過ごされた涙を集めて記憶し続ける。しかし人々は「もう忘れたい」「思い出させないで」と、ロボットを避けるようになる。
ある夜、一人の少女がロボットに打ち明けた言葉をきっかけに、ロボットは重要なことに気づく。同じような痛みが何度も繰り返されていることを。
「忘れることで、また同じ過ちが繰り返される」
ロボットの記憶は光となって空に昇り、人々の心を静かに照らし始める。やがて人々は理解する――痛みを「なかったこと」にするのではなく、記憶することで未来を守ることができるのだと。
記憶することの大切さ、そして被害者の声に耳を傾けることの意味を描いた、12歳から大人まで読める現代の寓話。
文字数 2,298
最終更新日 2025.07.30
登録日 2025.07.30
6
沼田海里(17)は幼馴染でクラスメイトの一井柚佳に恋心を抱いていた。しかしある時、彼女は同じクラスの桜場篤の事が好きなのだと知る。桜場篤は学年一モテる文武両道で性格もいいイケメンだ。告白する予定だと言う柚佳に焦り、失言を重ねる海里。納得できないながらも彼女を応援しようと決めた。しかし自信のなさそうな柚佳に色々と間違ったアドバイスをしてしまう。己の経験のなさも棚に上げて。
「キス、練習すりゃいいだろ? 篤をイチコロにするやつ」
秘密や嘘で隠されたそれぞれの思惑。ずっと好きだった幼馴染に翻弄されながらも、その本心に近付いていく。
※現在完結しています。ほかの小説が落ち着いた時等に何か書き足す事もあるかもしれません。(2024.12.2追記)
※「キスの練習相手は〜」「幼馴染に裏切られたので〜」「ダブルラヴァーズ〜」「やり直しの人生では〜」等は同じ地方都市が舞台です。(2024.12.2追記)
※小説家になろう、カクヨム、アルファポリス、ノベルアップ+、Nolaノベル、ツギクルに投稿しています。
※【応募版】を2025年11月4日からNolaノベルに投稿しています。現在修正中です。元の小説は各話の文字数がバラバラだったので、【応募版】は各話3500~4500文字程になるよう調節しました。67話(番外編を含む)→23話(番外編を含まない)になりました。
文字数 105,794
最終更新日 2024.02.04
登録日 2022.10.13
7
奈夜(なよ)はならまちの神社で夢が叶いますようにとお祈りをしていた。すると、狛犬の狛子と狛助がついてきた。プラス神様も……。
江戸時代末期から明治時代の昔ながらの町屋が建ち並ぶ奈良の懐かしさを感じるならまちで食いしん坊な狛犬の狛子と狛助それからお金が好きな神様に好かれた奈夜は……。
おじいちゃんとおばあちゃんとならまちで暮らす中学二年生の奈夜。おじいちゃんは……。
そこに狛犬と神様がいつの間にか居候、ご飯やお菓子を一緒に食べる。ほのぼのと美味しいご飯と楽しい時間を過ごしそして、時には切ない物語です。
よろしくお願いします(^-^)/
文字数 101,945
最終更新日 2023.09.01
登録日 2023.07.27
『がらくた屋ふしぎ堂』
――それは、ちょっと変わった不思議なお店。
おもちゃ、駄菓子、古本、文房具、骨董品……。子どもが気になるものはなんでもそろっていて、店主であるミチばあちゃんが不在の時は、太った変な招き猫〝にゃすけ〟が代わりに商品を案内してくれる。
ミチばあちゃんの孫である小学6年生の風間吏斗(かざまりと)は、わくわく探しのため毎日のように『ふしぎ堂』へ通う。
お店に並んだ商品の中には、普通のがらくたに混じって『神商品(アイテム)』と呼ばれるレアなお宝もたくさん隠されていて、悪戯好きのリトはクラスメイトの男友達・ルカを巻き込んで、神商品を使ってはおかしな事件を起こしたり、逆にみんなの困りごとを解決したり、毎日を刺激的に楽しく過ごす。
そんなある日のこと、リトとルカのクラスメイトであるお金持ちのお嬢様アンが行方不明になるという騒ぎが起こる。
彼女の足取りを追うリトは、やがてふしぎ堂の裏庭にある『蔵』に隠された〝ヒミツの扉〟に辿り着くのだが、扉の向こう側には『異世界』や過去未来の『時空を超えた世界』が広がっていて――⁉︎
いたずら好きのリト、心優しい少年ルカ、いじっぱりなお嬢様アンの三人組が織りなす、事件、ふしぎ、夢、冒険、恋、わくわく、どきどきが全部詰まった、少年少女向けの現代和風ファンタジー。
文字数 60,032
最終更新日 2023.08.27
登録日 2023.07.29
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文字数 11,257
最終更新日 2022.04.12
登録日 2022.04.09
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文字数 7,997
最終更新日 2021.05.12
登録日 2021.05.08
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