輪廻転生小説一覧
74歳で人生の幕を閉じ、次に目覚めたら謎の真っ白な空間にいた。
そこで1人の青年と出会い、仲良くなった。
そして最後には重大な選択を迫られて⋯⋯
※カクヨム、ノベルアップ、小説家になろうでも公開中
文字数 3,243
最終更新日 2020.02.16
登録日 2020.02.16
美形の転校生シュンにいきなり声をかけられたハルト。かつてどこかで会った事があっただろうかと考えていると「君は輪廻転生を信じるか」と聞かれる。シュンは前世でハルトに助けられたと言うが……。
シュンは何者なのか、輪廻転生はあるのか、それとも彼はただの嘘つきなのか……。
シリアス系ほのぼのの短編です。
生まれ変わりの考え方は前に書いた「青い薔薇が降る」と同じです。
(もともとは二次創作用に考えていた話で、pixivにはそちらもアップしてあります)
文字数 9,439
最終更新日 2021.12.19
登録日 2021.12.19
文字数 11,235
最終更新日 2019.01.10
登録日 2019.01.08
何も無い人生、それが幸せだった。
▫️この小説について
小説を書くのが初めてです。
ゆっくりのんびりやっていきますので、どうぞ暖かく見守ってくれると嬉しいです!
文字数 35,176
最終更新日 2021.09.22
登録日 2021.08.20
MODAシリーズ第2シーズン開幕!
女王がたち二十数年が過ぎた。
穏やかながらも黄泉使い達と悪鬼の格闘はつづいていた。
突如として、女王が失踪という緊急事態が発生する。
女王の失踪とほぼ同時に、黄泉使いの首座にいるすべてがまるで眠り病にかかってしまったように無力化されてしまった。
残された黄泉使い達を次世代の子供たちが率いる他なく、女王の友である白銀の狐が王代行に選んだのはまだ15歳になったばかりの宗像貴一だった。
子供が主導せざるをえない黄泉使い達の窮地に、冥府がついに均衡を破った。
神の獣に王代行の役割を与えられた貴一は幼馴染達とともに、冥府と対峙することとなる。
黄泉使いの特殊部隊である「黄泉の鬼」の宿命のライバルである冥府の特殊部隊「春夏秋冬」の登場で、主力不在の黄泉使いは劣勢と思われた。
しかし、黄泉使い達には古よりの絆という武器があった。それはどんなに幼くとも、神より絆を与えられれば主力をはるかにしのぐ黄泉使いとなるというもの。
奇跡を起こす他に勝機のない貴一達は命運をかけ、決意をして立ちあがる。
宗像は絶対にひかないと、失われたはずの桜の紋を背負い、女王奪還に成功したが彼らは真実の敵は冥府でないことを知る。
絶望の中、宗像の威信をかけて、真実の敵との全面戦争に挑み、哀しみの中、勝利を得る。
全てが終わり貴一達は各々魂の意義を問い、立ち上がることがなかなか出来なかったが女王は彼らに新しい道を示した。そして、ゴールデンエイジと呼ばれる彼らは黄泉使いのトップに立つべく、彼らの師匠達にしごきぬかれる日々へと戻っていくのだった。
文字数 478,659
最終更新日 2021.09.09
登録日 2021.07.27
【2022年2月5日完結、全95話】
少女に宿る七つの光。
それは守護霊や悪霊などではなく、彼女の魂に執着する守り神のような存在だった。
***
榊之宮夕月(さかきのみや・ゆうづき)は田舎の中学に通う平凡でお人好しな女の子。
夢は『可愛いおばあちゃんになること』!
しかし、ある日を境に日常が崩壊してしまう。
虚弱体質の兄、榊之宮朝陽(さかきのみや・あさひ)。謎多き転校生、八十神時哉(やそがみ・ときや)。そして、夕月に宿る喜・怒・哀・楽・愛・悪・欲の七つの魂。
夕月のささやかな願いは叶うのか。
***
怪異、神様、友情、恋愛。
春の田舎町を舞台に巻き起こる不思議。
文字数 146,482
最終更新日 2022.07.07
登録日 2020.12.31
「禍津火…、私は貴方のことを永遠に愛します。幾度生まれ変わっても、ずっと、ずっと」
それは遠い遠い昔。村娘の千代は禍津火(まがつひ)と名乗る、人ならざる青年と恋に落ちた。いずれ二人は永遠の愛を誓うようになるが、運命は非情にも少女の命を奪う。亡骸の前に膝をついて慟哭しながら彼は大切な人を守れなかったことを悔やみ、少女が何度生まれ変わっても側にいて、その一生を守り続けることを誓う。
「ただし俺は、二度と千代を愛してはいけない…」
あくまで守るのみ。愛すればまた自分の存在が彼女を不幸にしてしまう…。
幾星霜を経て悲恋を脱却するまでの、二人の恋物語。
文字数 27,090
最終更新日 2020.10.03
登録日 2020.08.24
白い白い世界。とるに足らない矮小な今にも消えそうな魂のわたしは、震えながら、偉大で奇怪な姿をしたとてつもない力をもった『神』に命ぜられた。
何万回何億回も死んでは生き繰り返せと。わたしは震え上がった。何故わたしが?
『神』はわたしをモルモットにして、矮小な魂を鍛えて、幾度も人格も人生も何もかも違う生と死を車輪の中で虚しく走り回して、終わりに何か残るか見てみたいらしい。
『神』にはそういう恐ろしく幼稚な面がある。
わたしはしぶしぶと従った。だってそうだろう。矮小な凡庸な魂が『神』に逆らっても消滅するだけだ。
わたしは眩い光に包まれて何回も生きては、闇の死へと誘われた。
その中でも忘れられないわたしの過去世が20回ほどある。記憶は死んだ瞬間、忘却の河の神によって抹消される。しかし、何回も繰り返すとどうしても忘れられない過去はあるのだ。
不意に蘇ることがある。その度にわたしは悲鳴を上げたり、奇声をあげたりする。
イカレタ人とも思われたが、わたしはかまわなかった。 時折、わたしは前世の知識や経験を利用して聖女のようにもみせかけたこともある。
魔女として火あぶりになったこともある。男になって女を愛したこともある。子もなしたことがある。
でも嗚呼。どれも幻のように消えていくのだ。
その中でも忘れられない人生は20回ほどある。
何万回何億回も生きては死んで、強烈に忘れられない愛した人は極僅かだった。
その他はあまり覚えていない。なぜだろう。何が違ったのか?わたしにはわからない。単に好みだったのかもしれない。
それは偉大なる『神』でさえも分からない事であろう。
文字数 56,120
最終更新日 2023.05.16
登録日 2023.04.27