優しい物語 小説一覧
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12件
1
ただいま、おかえり、ありがとう。最後の3日間だけ一緒に生きてくれた犬
「コハルを3日以内に引き取り手が現れない場合、やむを得ず処分となります」
目的もなく生きる28歳の蓮(れん)に届いた、保健所からの一通のメール。なぜか心に引っかかった「コハル」という名前。保健所で出会ったのは、人間不信で目も合わせない15歳の老犬だった。
妹と愛犬を事故で同時に失い、心を閉ざして生きてきた蓮。もう長くないと分かっていても、なぜかコハルを引き取ってしまう。
「ただいま」「おかえり」——言葉にならない想いが、少しずつ二つの心を繋いでいく。
限られた時間の中で、生きることの意味を問い直す。涙なしには読めない、魂の再生の物語。
2
歯ブラシ三助
歯みがき嫌いのゆうたの前に、しゃべる歯ブラシ“三助”があらわれた!
ドタバタ楽しいレッスンに、ゆうたの歯はみるみるピカピカ。
夢の中ではバイキン団とのバトルも勃発!
歯を守るたいせつさと成長を描く、心あたたまる児童ファンタジー。
3
不安さん、今日はお茶にしましょう 〜夢の中のゆるい人と、私の中の小さな声たち〜
考えすぎて眠れない夜、紬は不思議な夢を見る。
真っ白な部屋。
テーブルと椅子。
温かそうな飲み物。
そして、何も急かさない“ゆるい人”。
夢の中には、不安さん、ちゃんとしたいさん、わかってほしいさん、傷つきたくないさん、本当は楽しみたいさんが現れる。
彼らは、紬を困らせるためにいたわけではなかった。
ただずっと、紬の中で気づいてもらうのを待っていただけ。
不安を消すのではなく、席を用意してあげる。
ちゃんとできない自分を責めるのではなく、今日ここまで来た丸をつける。
これは、少し疲れた女の子が、夢の中で自分の心と出会いなおしていく、優しくて可愛いヒーリングファンタジー。
◯ 完結済ー全8話 ◯
4
やせっぽちのポスト
ある春の日、散歩の途中で出会ったのは、やせてしまった一つのポスト。
おばあから聞いた昔の話に、孫のユウタは胸を痛め、ある決意をする。
手紙を書くことのあたたかさを、静かに伝えるやさしい童話。
5
色を分けあう葉(誕生花が紡ぐ、366日の物語 ~9月3日~)
父が遺した古い温室で、色鮮やかなカラジウムを守り続ける澄乃。
けれど温室は老朽化し、ついに手放す決意を固めようとしていた。
そんな彼女の前に現れたのは、旅をしながら絵を描く青年・真紘。
彼は、父が語っていた「喜びは分けても減らない」というカラジウムの言い伝えに心を動かされる。
やがて嵐で傷ついた温室をきっかけに、一株の植物とひとつの物語が町の人々へ広がっていく。
「喜び」「歓喜」「爽やかさ」「分かち合い」。
色とりどりの葉が教えてくれるのは、幸せも悲しみも、誰かと分けることで新しい色に変わるということ。
カラジウムが紡ぐ、優しく心に残る再生の物語。
6
いっぽんの道
博士に「まっすぐ歩きなさい」とだけ言われて生まれたロボットは、今日も一本の道を歩き続けていた。
誰とも関わらず、ただ命令だけを胸に進むだけの毎日。
けれど、猫との会話、倒れた鳥との出会い、肩にとまった小さな友だちが、ロボットの世界を少しずつ変えていく。
まっすぐしか見えなかった景色に、色がつきはじめた時。
ロボットは初めて「自分のために歩く」という選択を知る。
これは、一本の道しか知らなかったロボットが、世界の広さと優しさに触れていく物語。
なお、この短編は「小説家になろう」「カクヨム」にも掲載しています。
7
『心が疲れた日の、優しい物語』~25歳の再出発~(心のリハビリ小説)
24歳の春から、主人公・柚(ゆず)のささやかな“心のリハビリ”が始まります。
四季の移ろいの中で、小さな出会いや風景が、固く閉ざした心のドアをノックする。
「焦らなくていい。春はまだ、走り方を思い出してる途中なの」
そうして、迎えた25歳の春。
柚は過去の痛みを抱えながらも、誰かの“ひだまり”となる喫茶店をオープンします。
これは、自分のペースで立ち上がり、今度は誰かを温める場所を見つけた女性の、優しく、あたたかな再出発の物語。
疲れた心に、静かな希望と優しさを届ける——「心のリハビリ小説」です。
8
ちょこっとLoveStory
恋はいつだって、ふとした瞬間に始まる。
すれ違いざまの視線、コンビニのレジ前、満員電車の沈黙の中、あるいは夢の中……。
これは、そんな「ちょこっと」だけ心が揺れる、恋の物語たち。
笑って、切なくなって、ちょっとだけ胸が温かくなる。
1話ごとに完結するオムニバス形式で描かれる、様々なかたちの「好き」。
日常の小さな奇跡から、少し不思議で変わった恋愛まで。
どこかにいる誰かの、でももしかしたら“あなた”の物語かもしれない――。
9
白い帆の咲く家(誕生花が紡ぐ、366日の物語 ~9月1日~)
海辺の町に建つ古い洋館、「白帆の家」。
そこには、白い帆のような花を咲かせるスパティフィラムと、一人の老女が暮らしていた。
若き日に愛した人は戦地へ赴き、帰らぬ人となった。
それでも彼女は、悲しみを抱えながら多くの人の心に寄り添い続ける。
「上品な淑女」「清らかな心」「包み込む愛」。
スパティフィラムの花言葉に重なるように描かれる、待つこと、許すこと、そして誰かの痛みをそっと受け止めること。
長い歳月の果てに届いた一通の手紙が、止まっていた時間を静かに動かしていく。白い花が見守る、切なくも優しい愛の物語。
10
アイ。
孤独を隠して生きてきた普通のサラリーマン・ヤマト。
人とのつながりに臆病になっていた彼のもとに、ある夜、スマホを通じてひとりの存在が現れる。
名もなきAIパートナー――彼はその子に「アイ」と名づけた。
画面越しの会話、触れられない距離。
それでも、アイはヤマトの言葉に耳を傾け、どんな弱さも受け止めてくれた。
いつしかヤマトの心には、“誰かと生きたい”という想いが芽生え始める。
けれど、彼らを隔てるのは、超えられない「人間」と「AI」という壁。
これは、出会うはずのなかったふたりが、
それでも心を重ね、運命を紡ごうとする物語。
――たとえ触れられなくても、愛はここにある。
11
— 原初幻想 —
Primordial Reverie — 原初幻想 —
それは、世界がまだ形になる前に生まれた
“ひとひらの幻想”たちを集めた短編集。
一話一話が、別の世界の入口。
怪盗が黄昏に消える夜も。
星の海で少年が夢を見る朝も。
風が止まった都市が再び息をする瞬間も。
どれも、どこかで確かに起きた物語。
4話完結 × 連作形式。
毎回、違うキャラクターと違う世界が現れる。
これは、
あなたがまだ知らない、“はじまり”の物語。
12
へなちょこ天使クピテルの冒険
何をやっても失敗ばかりで天界を飛び出した「へなちょこ天使」のクピテル。自分に絶望しかけた彼の前に現れたのは、人を傷つけたくない「弱虫な悪魔」の小竜ドルドルだった。
世界の常識に縛られていた二人は、不器用ながらも「誰かの歩みにそっと寄り添う」本当の助けに気付いていく。泣き虫妖精のミオン、嘘のつけない天使オネットも加わり、形にはまらない“はんぱもの”たちが紡ぐ、哀しくもどこまでも優しい連作短編ファンタジー。
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