「大根」の検索結果
全体で71件見つかりました。
気弱な伯爵令嬢のカレンは、自分勝手な婚約者レナートに振り回されていた。耐え続けていたある日、舞踏会で何者かに突き飛ばされ、階段から落ちてしまう。
その傷が元で儚く……なるかと思いきや。衝撃で前世を思い出したカレンは一転、かの『ド根性大根』みたいな超・ポジティブ人間になっていた。
『モラハラ婚約者の思惑なんぞ知るか!! 今度こそ好きなことやって、目いっぱい幸せに長生きするんだから!!!』
昔ひたすら読書に耽って身に着けた『雑学』を武器に、うっかり採れ過ぎた作物や、開墾しようとすると不幸に見舞われる土地、不治の病にかかった王族、等々の問題をどんどん解決。
領地の内外で心強い友人が出来たり、いつの間にかものすごく有名になっていたり、何かと協力してくれる王弟ヴィクトルから好意を寄せられたり(注:気付いてない)する中、温かい家族と共に仕事に励んでいく。
一方、前世から因縁のある人々もまた、こちらに転生していて――
文字数 86,628
最終更新日 2026.02.28
登録日 2026.01.02
不慮の事故で命を落とした若き八百屋店主・アラン。彼が目を覚ましたのは、作物が全く育たず、人々が硬く不味い獣肉ばかりを食べて飢えを凌ぐ「野菜不毛の辺境の村」だった。
「こんな食生活、野菜を愛する俺が絶対に耐えられない!」
現状を打破するため、アランは前世のプロ知識とスキル【現代種子創生】【無限収納】を発動し、日本のタフな現代野菜の栽培を決意する。すると、辺境の過酷で濃密な魔力は現代の種にとって「極上の栄養剤」として作用し、常識外れの甘さと瑞々しさを持つ「究極のチート野菜」が爆誕してしまう!
行き倒れていたモフモフの幻獣(子熊)のポムを温かい料理で手懐け、強靭な爪で畑を大開墾。「草なんて食えるか」と笑っていた強面の猟師長も、出汁が中までしみっしみの熱々風呂吹き大根の旨さに涙して常連第一号に。
さらに、アランの畑が辺境の魔力を吸収し続けることで、不毛だった土地は浄化され、村全体が彼らだけの安全で快適な「秘密基地」へと変貌していく。
これは野菜オタクの元八百屋が、相棒と共に辺境を「世界一美味しい村」に変える極上の飯テロスローライフ!
文字数 376,894
最終更新日 2026.05.13
登録日 2026.04.01
八百屋の娘 ビック(9歳) は、
今日も母ちゃんと一緒に大根の葉っぱをむしり、
白菜の外皮をむき、野菜に囲まれて暮らしていた。
そんな“いつもどおりの朝”――
店の前に 金ピッカピカの馬車 が止まった。
中から降りてきたのは、
まるで絵本から抜け出したような身分の高い男。
彼はビックを見るなり、
真顔でこう言い放つ。
「ビクトリア。調べてわかった。
お前は……私の娘だ」
八百屋の娘、突然の王女化。
ビック
「どえええええええ!?
なんで八百屋の私が王女なの!?
てかパパ行方不明じゃなかったの!?
パパ=国王ってどういう計算ですか!?」
母カテイ
「ごめん……十年前は私も貴族令嬢だったの。
革命で全部失って八百屋やってただけさ」
国王
「カテイ、……お前は、私の妻になってくれ!──」
カテイ
「いやいやいやいや、無理! 八百屋忙しい!」
ビック
「母ちゃん王妃!? 私王女!?
世界おかしくなってません!?!?」
ビック「八百屋で大根洗ってた娘が!? 王女!? 無理!!」
カテイ「ほら見な! あたしだって無理だと思ってるよ!」
八百屋から王宮へ。
十年遅れでもう一度、家族。
一緒に笑えるようになるまでの物語。
文字数 174,577
最終更新日 2026.04.06
登録日 2025.12.24
死後に転生した魔界にて突然無敵の身体を与えられた地野改(ちの かい)。
その身体は物理的な攻撃に対して金属音がするほど硬く、マグマや高電圧、零度以下の寒さ、猛毒や強酸、腐食ガスにも耐え得る超高スペックの肉体。
その上で与えられたのはイメージ次第で命以外は何でも作り出せるという『創成魔法』という特異な能力。しかし、『イメージ次第で作り出せる』というのが落とし穴! それはイメージ出来なければ作れないのと同義! 生前職人や技師というわけでもなかった彼女には機械など生活を豊かにするものは作ることができない! 中々に持て余す能力だったが、周囲の協力を得つつその力を上手く使って魔界を住み心地良くしようと画策する。
近隣の村を拠点と定め、光の無かった世界に疑似太陽を作り、川を作り、生活基盤を整え、家を建て、魔道具による害獣対策や収穫方法を考案。
更には他国の手を借りて、水道を整備し、銀行・通貨制度を作り、発電施設を作り、村は町へと徐々に発展、ついには大国に国として認められることに!?
何でもできるけど何度も失敗する。
成り行きで居ついてしまったケルベロス、レッドドラゴン、クラーケン、歩く大根もどき、元・書物の自動人形らと共に送る失敗と試行錯誤だらけの魔界ライフ。
様々な物を創り出しては実験実験また実験。果たして住み心地は改善できるのか?
誤字脱字衍字の指摘、矛盾の指摘大歓迎です! 見つけたらご報告ください!
2024/05/02改題しました。旧タイトル
『魔界の天使 (?)アルトラの国造り奮闘譚』
2023/07/22改題しました。旧々タイトル
『天使転生?~でも転生場所は魔界だったから、授けられた強靭な肉体と便利スキル『創成魔法』でシメて住み心地よくしてやります!~』
この作品は以下の投稿サイトにも掲載しています。
『小説家になろう(https://ncode.syosetu.com/n4480hc/)』
『ノベルバ(https://novelba.com/indies/works/929419)』
『アルファポリス(https://www.alphapolis.co.jp/novel/64078938/329538044)』
『カクヨム(https://kakuyomu.jp/works/16818093076594693131)』
文字数 2,374,548
最終更新日 2026.05.08
登録日 2021.08.31
ダリオ・ジュレの悩みは1つ。「氷の貴公子」の異名を持つ婚約者、ロベルト・トンプソンがただ1度も笑顔を見せてくれないことだ。感情が顔に出やすいダリオとは対照的な彼の態度に不安を覚えたダリオは、どうにかロベルトの笑顔を引き出そうと毎週様々な作戦を仕掛けるが。
(クーデレ?溺愛美形攻め × 顔に出やすい素直平凡受け)
異世界BLです。
文字数 24,539
最終更新日 2025.06.07
登録日 2025.06.02
(執着強めだが正気故に苦しむ美形攻め × 攻めのことをめっちゃ「健気受け」だと思っている平凡受け)
ある日、子爵令息フェルナンド・ルイーズ16歳は前世の記憶を取り戻し、自身が前世の自分が描いたWeb小説のキャラクターであることに気づく。フェルナンドは端役も端役、序盤でざまぁされる「幼馴染と浮気した挙句、それを注意してきた主人公に逆ギレして勝手に婚約破棄するクズ令息」だった。そして、目の前に居るのは自作の主人公、宝石の様な美青年のアラン・ベスティー侯爵令息であった。このままでは、ざまぁされて市井に落ちて犬死に!? と焦って土下座するフェルナンド。しかし、この世界は小説とは全く違う道を進んでいる様で…… ※なんちゃってファンタジーもの(魔法などあり) 主人公が割と浅慮で軽い人間です。当て馬も居ます。含まれる要素 : 当て馬、鈍感受け、男性妊娠(設定のみ)など
R-18の話には※印つけてます!
文字数 101,430
最終更新日 2025.04.23
登録日 2025.04.21
「俺の平和(スローライフ)を邪魔するな。――あと、煮込みの最中に話しかけるな」
最強の元公爵×ネット通販×絶品グルメ!
可愛いウサギ村長と共に送る、規格外の「飯テロ&無双」ファンタジー開店!
【あらすじ(紹介文)】
「あー、はいはい。猫を助けてトラックね。テンプレ乙」
前世で三ツ星レストランの副料理長だった男は、やる気のない女神ルチアナによって異世界転生させられた。
転生先は、ルナミス帝国の公爵嫡男リアン・クライン。
彼は、前世の料理知識と、女神から貰ったチートスキル『ネット通販』、そして叩き込まれた暗殺術を駆使し、影の英雄として国を救った――が。
「もう疲れた。俺は美味い飯を作って、泥のように眠りたいんだ!」
リアンは決意した。
面倒な公爵家の地位も、英雄の称号も、全て優秀な弟に丸投げして出奔することを!
目指すは、人間・魔族・獣人の三国が睨み合う緩衝地帯『ポポロ村』。
そこは、月光で育つ「月見大根」や、悲鳴を上げる「ニンジンマンドラ」など、珍味と変な食材の宝庫だった!
「ここなら、俺の『ネット通販』と『料理の腕』で、最高の店が作れる!」
村で出会ったのは、マッハ1で敵を蹴り殺す最強の月兎族(ただし甘党)の美少女村長・キャルル。
彼女と共に、廃屋を劇的リフォームして定食屋『ポポロ屋』をオープン!
圧力鍋で作るトロトロ牛すじおでん、生キャラメル、絶品定食……リアンの料理は、種族の垣根を超えて胃袋を掴んでいく。
だが、平和な村には、ならず者や各国の思惑が忍び寄る。
スローライフを邪魔する奴には――
「お客様? 営業妨害ですので、消えていただけますか?(銃口剣チャージ完了)」
元・影の英雄による、慈悲なき瞬殺(おそうじ)が炸裂する!
最強の料理人が振る舞う「究極のグルメ」と「圧倒的暴力」の二刀流スローライフ、ここに開店!
文字数 170,522
最終更新日 2026.05.01
登録日 2026.02.10
【農民】という天職を授かり、憧れていた戦士の夢を断念した少年ルイス。
仕方なく故郷の村で農業に従事し、十二年が経ったある日のこと、新しく就任したばかりの代官が訊ねてきて――
「何だあの巨大な大根は? 一体どうやって収穫するのだ?」
「片手で抜けますけど? こんな感じで」
「200キロはありそうな大根を片手で……?」
「小麦の方も収穫しますね。えい」
「一帯の小麦が一瞬で刈り取られた!? 何をしたのだ!?」
「手刀で真空波を起こしただけですけど?」
その代官の勧めで、ルイスは冒険者になることに。
日々の農作業(?)を通し、最強の戦士に成長していた彼は、最年長ルーキーとして次々と規格外の戦果を挙げていくのだった。
「これは投擲用大根だ」
「「「投擲用大根???」」」
文字数 99,471
最終更新日 2023.07.19
登録日 2023.06.12
俺は転移した兼業農家だ。
スラムで鑑定してもらった職業は死体術士。
シュプザム教からは禁忌の職業として追われる立場だ。
死体術士ってのは主に死体を元にアンデッドを作り出す職業。
無敵ではない。
ドラゴンの死体がそこらに落ちている訳が無いからだ。
俺は村から離れた森の中で、隠れるように畑を耕す生活を送っていた。
そして、遂に見つけた。
大量にアンデッドを作り出しても教会にばれない策を。
それは大根アンデッド(漬物味)だ。
質の良い野菜から漬物を作る事でぐんぐん上がるレベル。
何時しか俺のレベルはもの凄い成長をとげていた。
今ならドラゴンを倒してゾンビに変えてやる事が出来るかもしれない。
教会も恐れるに足りない。
リビングアーマーも作れるようになった俺は打倒協会を掲げて、ゴーレム使いを騙り活動し始めるのであった。
表向きは漬物屋として。
文字数 166,246
最終更新日 2022.08.15
登録日 2022.05.24
面倒な王妃教育から逃れるため、日々「悪役令嬢」を演じていた公爵令嬢アリア。計画通り、王子のエリオットから婚約破棄を突きつけられた彼女は内心で歓喜のガッツポーズ!悲劇のヒロインを演じるも、そのあまりの大根役者っぷりに周囲は困惑する。
文字数 58,090
最終更新日 2025.09.08
登録日 2025.09.08
【紹介文】
過労死農家が異世界で求めたのは、極上の漬物と月見酒。
――だが、彼の畑の裏では、今日も大国の精鋭部隊が「秒殺」されていた。
ブラック農業法人で過労死した青年・権田一(ごんだ はじめ)。
ジャージ姿の女神から「ゆっくり土いじりでもしなよ」と、チートスキル『ワークショップ』と『UR農具』を渡され、異世界の辺境「ポポロ村」へと転生する。
彼が望むのは、美味しい野菜を育て、美味い飯と酒を楽しみ、綺麗な月を見上げるだけのスローライフ。
さっそくUR農具で極上の黒土を作り、チートスキルで「絶品の漬物」「太陽芋の焼酎」、そして「ほかほかの塩むすび」を作ってみると……そのあまりの美味さに、村に住む「ワケあり」な同居人たちの胃袋を完全に掌握してしまう!
しかし、ハジメは気付いていない。
一緒に塩むすびを食べている可愛い村長が、マッハ1の飛び蹴りで国を滅ぼせる武闘派だということを。
パンの耳をかじっている貧乏地下アイドルが、実は海中国家の王女だということを。
農作業の合間に一緒にタバコを吹かしている無口な男が、世界中から恐れられる最凶の処刑人だということを。
「ハジメの畑(と俺たちの極上メシ)を荒らす奴は、塵一つ残さず消し飛ばす」
ハジメがのんびり大根を漬けている裏で、彼の平穏(と毎日のご飯)を守るため、最強の同居人たちによる【絶対防衛線】がひっそりと稼働!
村を狙う帝国の魔導戦車も、強欲な役人も、ハジメが気づかないうちに物理的に消し飛んでいく――。
武力と経済がカンストした異常な村で、最強の農民によるストレスゼロ・無自覚無双のスローライフが今、始まる!
本作の3つの見どころ!
① 【飯テロ×無自覚ざまぁ】の圧倒的爽快感!
主人公は戦いません!(合気道八段なので自衛は最強ですが)。面倒な戦闘や悪役の成敗は、胃袋を掴まれた最強キャラたちが裏で勝手に(過激に)片付けてくれます。主人公はただ美味しいご飯を作るだけ!ストレスゼロでカタルシスを味わえます。
② ハードボイルドな【男の絆】
異世界モノには珍しい、無口で最強な男キャラ「龍魔呂(たつまろ)」が登場。主人公と縁側で無言のままタバコ(キャスターと赤マル)を吸い、自作のぐい呑みで酒を酌み交わす。読者の胸を熱くする、渋くてエモいブロマンス要素も必見です。
③ カオスで可愛すぎる【ワケありヒロインたち】
満月の夜に暴走する月兎族の村長、タダ飯とポイ活に命を懸けるアイドル人魚姫、善意100%でヤバい植物を召喚する方向音痴エルフなど、ヒロインたちの個性が大渋滞! 彼女たちとのドタバタシェアハウス生活は笑い必至です。
文字数 33,686
最終更新日 2026.05.03
登録日 2026.04.25
「マリアを虐めた挙げ句、亡き者にしようとしたなっ!そんな愚かなお前とは婚約破棄だ。なお、お前に加担してラガン男爵家を破滅させようとしたブラヴァス侯爵家も同罪。そこに居るマーガレットと姉のシャーリアを引っ捕らえて牢屋に連れて行けっ!!騎士団は直ぐにブラヴァス侯爵家に向かえっ!」
「わたくしは、マリアさんに虐めなどしておりません。まして殺そうなどと考えた事も御座居ません。何かの間違えです。どうかきちんと調査をして下さい!ああ、お姉様、どうして、どうしてこんな事に…」
妹マーガレットの言葉を嘲笑うかの様に、クーレン第2王子は、マリアさんを抱き寄せると「マリア、怖い思いをさせたね〜。もうマリアを苛める者は居ないよ♡」「マリアぁ~、怖かったですぅ〜。クーレンが助けてくれなければ死んでましたぁ〜」と大根役者の様な棒読みの台詞を吐いた。
壇上に座る国王陛下と王妃様を見れば、顔色の悪く朦朧とした眼の陛下と不適な笑いを浮かべた王妃がいた。
やられた…。これは全て仕組まれた事だったのだ。
文字数 6,640
最終更新日 2023.12.16
登録日 2023.12.08
プロローグ
晴れた空にかすんで見える虹を僕とその人は飽きるまで見つめていた。この空の色を決して忘れないと心に火を灯すように。
1話
いつも通りの夜道は何だか肌寒くて、今日は帰りにおでんを食べようと、コンビニに立ち寄った。レジでお会計をしていると、
町の商店街にある電気屋さんの男性が入ってきて、
おでんの卵と昆布と大根、それと炭酸水を買って店を後にした。
僕はこの男性が買う姿に何だか目を奪われてしまう。
自分でもおかしいと思いながら。よく見れば、体格の良い体つきに、髪の毛は黒くふんわりとした艶髪、メガネをかけていて、メガネから見える目は少し切れ長で優しい目をしている。
だからと言ってなぜ気になるのかなんて、分かりやしない。
こんなにも人に執着することなど、今まではあまり無かったし、
まあ、イケメンな男は見ていてイラつく時もある、でもこの男は、イラつくというより、純粋にカッコ良い雰囲気をかもし出していて、何とも、見とれてしまうのだ。
それから、毎日コンビニによっては、あの男が来るのを待っている。俺は大学生で、あの男は社会人。夜遅くまで仕事して、疲れてるんだろうなー、そう思いながら見ていると、男は僕の方に顔を向けて数秒目が合ってそれからあの男は何事も無かったかのように、いつも通り店を後にした。
次の日
俺は大学の帰りにその男が女といるのを見かけた。珍しく私服を着ていた男の背中は仕事服の時にも見ていたあの逞しい背中と同じで、何を着ても似合う人なんだなと自分でもおかしいと思いながらも、あの男にこれほど興味があったことに対して、無性に恥ずかしくなってしまった。
自分のアパートの前に着いた途端、帰り酒を飲んだせいか足がすくんで、玄関までたどり着けず、どうにか階段を登りドアを開けた、開いた瞬間足がなにかの弾みでつまづいてバランスが取れず、階段から足を踏み外してしまった。そのまま階段下まで落ちる寸前だった。誰かが僕の背中を抱き抱え大丈夫ですか?
と声をかけた。その声に見よぼえがあるのは、なんだか、その声に胸が苦しくなった。続きは1話後半から
文字数 275
最終更新日 2021.04.18
登録日 2021.04.18
目覚めた時、俺は“空白”だった。
名前以外の記憶がなく、しかもこの世界の記録に俺の存在が載っていない。
村人は俺を「異端」だと怯えた。
だが、村の祠に残っていた黒い灰と、無意識に動く手際だけが告げていた。
これは災厄じゃない。誰かが真実を隠すために、世界そのものを書き換えた痕跡だ。
失われた中心都市は地図から消え、歴史は都合よく塗り替えられている。
真相を追うほどに、見えない“視線”が俺を試す。
やがてリュークは『メモリーバンク』に触れ、封じられていた記憶が目を覚ます。
忘れられた術式、量子魔法。思い出すたび、世界の綻びが露わになる。
虚構を剥がすか、自己を失うか。
消された都市と、自分の存在の証しを取り戻すため、俺は世界の常識の外側へ踏み出す。
記録が裏返る、異世界量子ファンタジー。
※この作品は小説家になろう、カクヨムにも投稿しています。
文字数 410,617
最終更新日 2026.03.07
登録日 2025.12.20
