「絵画」の検索結果
全体で216件見つかりました。
「陰影の彼方に」は、地味に名の知られた推理作家・草野良平の挑戦と奮闘を描くミステリー小説です。ある日、良平のもとに一通の手紙が届きます。そこには地元の実業家の急死に関する新聞の切り抜きと、事件の真相を探るような内容が記されていました。彼の直感、そして彼の頭の中に存在する自ら創り出したキャラクターたちの助けを借りながら、彼は事件の核心へと迫っていきます。家の中に隠された過去の因縁、秘密、憎しみ、そして一枚の古びた絵画が事件の鍵を握る。良平は真実を解き明かすことができるのか?謎が謎を呼び、読者を深い物語の渦へと引き込む、心理的なスリルを楽しむことができる作品です。
文字数 825
最終更新日 2023.10.14
登録日 2023.10.14
「あ、私知ってるよ!昔、お祖母ちゃんが歌ってた」
「えっ?」
「『岩壁の母』でしょ?!」
「え。俺は『岩窟の聖母』って言ったんだよ。絵画だよ」
へっ!?
「岩窟の聖母はね、空気遠近法が使われてるんだ。レオナルドの」
「空気??あの人、多才なんだね!俳優だけでなく」
「俺が言ってるのは、レオナルド・ダ・ビンチなんだけど。君が言ってるのはハリウッドスターだろ?」
「……もうやめたっ!」
「え?」
「だから、アンタを狙うのやめる。面倒臭い」
「…………」
*******************
「……俺達、体だけの関係?」
「いーじゃん。私、ダサい男のアンタなら、気ぃ使わないでいーし、楽だし」
*******************
好きな言葉は『棚からぼた餅』
白石 アンナ(25)
好きな言葉は『有言実行』
中山 新太(25)
ただの同期だったふたりに何が?
文字数 24,862
最終更新日 2016.07.20
登録日 2016.07.15
文字数 1,613
最終更新日 2019.07.18
登録日 2019.07.15
人の居ない都市をスクーターで走っている少女。
ふとスクーターを止めて、バイオリンのケースとトランペットのケースを手に、ある建物に入っていく。
中では学芸プログラムのクローディアと名乗るホログラムが、外から来たその少女……カナリア・インザマインを出迎えた。
そこは、「プログラム:メトロポリタン美術館」と名付けられた実験的な設備。
地域的な文化差をなくすため、国家的なプロジェクトとして各都市に設置された美術館。
人類の歴史の中でも著名な芸術作品をデータ化し、仮想現実として鑑賞、体験出来るシステムであり、閲覧可能な美術データは、絵画、彫刻、演劇、演奏、文芸、映像作品は言うに及ばず、建築物や自然風景まで至る……と、クローディアは説明する。
緊急時の避難シェルターとしても使われるよう設計されたそこに、カナリアは住み着き、クローディアの手ほどきで様々な美術データに触れる。
二人の静かな、そして楽しい日々。
しかし、やがてカナリアに変化が訪れる。
そして全てが終わった後。クローディアは一つの美術品を作り上げる。
登録日 2018.11.30
雨の土曜日、隆介は窓を打つ雨音で目覚める。予報通りの雨に散歩や書店巡りを諦め、家で静かに過ごすことを決める。コーヒーを淹れ、ソファに座ると、部屋を飾る絵画たちが雨の日の薄明かりの中で物憂げに見える。馬の墨絵、縁起を担ぐ狸、松井妙子の染色画――それぞれに優しさや思い出が宿っている。そして奈緒子の肖像画に目を向けると、彼女の微笑みが雨の日の寂しさに寄り添うかのように感じられた。雨音に包まれながら、隆介は自分の内面と向き合い、奈緒子への想いを心に抱く。雨がすべてをぼやかす中で、絵画たちとともに過ごすこの静かな時間は、隆介にとって心の避難所だった。何も考えずに、ただ雨の音に耳を澄ます――そんな一日を丁寧に描いた、感傷的な物語。
文字数 1,355
最終更新日 2025.05.31
登録日 2025.05.31
25年の沈黙を破る、ひとりの母。
描き続けた時間が奇跡を起こす。
40歳、2児の母。古城を愛し、ボタニカルアートを描き続けてきた彼女は、
かつて絵画オークションで酷評を受けた。
「25年間描き続けていれば、名画になるかもな」
その言葉を胸に、慣れないSNSで毎日1枚、城を描き続けた。
フォロワー0の時代を乗り越え、25年後、彼女の絵が再びオークションに出品される。
ヤジが飛び交う中、ひとりの美術館長が放った言葉が会場を静寂で包んだ--。
「目より先に、手が肥えることはないのですよ」
文字数 1,080
最終更新日 2025.10.24
登録日 2025.10.24
彼は、古びた書斎で目を覚ました。壁には古代の絵画が飾られ、本棚には革装丁の本が並んでいた。彼は自分がどこにいるのか、なぜここにいるのかを理解できなかった。
文字数 441
最終更新日 2024.06.04
登録日 2024.06.04
この小説は第2回おきなわ文学賞小説部門佳作作品です。すでに作品集『はなうる2006』(財団法人沖縄県文化振興会)に収録して出版済みのものを改定し、今回再収録しました。『サザン・ホスピタル短編集』の番外編であり最終章となります。
沖縄から外科医を目指そうとアメリカ・UCLAに留学した東風平理那(こちんだ・りな)はある日、大学構内で黒人の青年ダニエルと出会います。大柄な身体のわりに人なつっこいダニエルはトランペット奏者としてあちこちのバンドで活躍していました。何度か彼の出演する舞台を観たり一緒に美術館へ行ったりと二人は急速に接近しますが友人のままでいました。
ある日、絵画展へ招待された理那はダニエルと出かけ、そこで繰り広げられる南京大虐殺の絵の前で衝撃を受け倒れてしまいます。ダニエルは家へ連れ帰り理那を介抱しますが、そこへ理那のルームメイトであるトモエが理那を連れ戻しに来ます。人種差別発言を繰り返すトモエに理那は激怒、そのままダニエルと暮らすことに。
やがて理那は妊娠。両親に内緒で兄から送金してもらおうと実家に電話をすると、出たのは母親でした。「帰っておいで」との優しい言葉に涙しつつ理那は沖縄へ一時帰郷します。つわりが落ち着いた頃、ダニエルが理那に会いに沖縄へやってきました……。
文字数 19,830
最終更新日 2022.01.29
登録日 2022.01.10
男爵令嬢、アマリア・エヴァーレは絵を描くのが趣味の16歳。
あるとき次期伯爵公、フレイディ・レノスブルの飼い犬、レオンに大事なアトリエを荒らされてしまった。
平謝りしたフレイディにより、お詫びにレノスブル家に招かれたアマリアはそこで、フレイディが肖像画を求めていると知る。
フレイディはアマリアに肖像画を描いてくれないかと打診してきて、アマリアはそれを請けることに。
だが絵を描く利便性から、肖像画のために契約結婚をしようとフレイディが提案してきて……。
●アマリア・エヴァーレ
男爵令嬢、16歳
絵画が趣味の、少々ドライな性格
●フレイディ・レノスブル
次期伯爵公、25歳
穏やかで丁寧な性格……だが、時々大胆な思考を垣間見せることがある
年頃なのに、なぜか浮いた噂もないようで……?
●レオン
フレイディの飼い犬
白い毛並みの大型犬
文字数 123,108
最終更新日 2023.09.28
登録日 2023.08.31
前世探検しながら、フェルメール絵画やレオナルド・ダ・ヴィンチ絵画の謎解きをします。
沢山書き過ぎて、度々エラーになるので第2部を作りました。
内容が、繰り返しになることが多いですが、ご了承下さい。
今までの流れをまとめました。
何度も、お話させて頂いた内容ですが、私がダ・ヴィンチやモナリザの謎を追求するようになったきっかけは、霊体験からでした。2009年の6月に、生まれて初めて、霊がかりを経験し、自動書記しました。
また断片的な前世の記憶が繋がって、幼い頃からの不可思議な体験を私小説風に綴っていた時期もあります。
西洋絵画研究所のような所に電話したり、モナリザを研究されている大学の准教授の方、美術家の方、ダ・ヴィンチの専門家の方、数名に長いお手紙を書いたりしました。まぁ、空振りが多かったですけど、ある先生には、ブログ内で私の疑問に答えて頂いたり、別のある先生には、アイルワースのモナリザについての正しい見解を、メールを通して答えて頂いたり、美術関係者の中にも、信用出来る方がいて、ホッとして、嬉しくなった事もたまにあったりして、そんなこんなで、今現在に至ります。
あるSNSのコミュニティにて、私の前世の記憶は、単なる妄想と批判されたショックから、霊体験や前世関連は、封印する事にしました。科学的理論及び根拠、数学的な解析等において、「モナリザはモナリザでない」を証明出来るよう、日々、努力しようと思います。
霊体験も、スピリチュアルサイエンスが証明出来る裏付けとなれば嬉しいのですが、そうなれば良いなぁという仄かな期待は、心の片隅にしまっておくことにします。レオナルドが微笑む女性を描くようになった、事の発端、「来世で巡り会いたい母」を描くことになった、その原点はレオナルド自身と、実母カテリーナの絵画の中における魂の共存、絵画における、母と自分(女性性と男性性)の融合融和、今生の、自身の寂しい境遇を慰める為に描いたものでした。
それが、発展的に絵画が変化し、最終段階として、宇宙を包み込むような、グレートマザーになったわけです。
私が霊がかりにあった時に、伝え聞き自動書記した部分はレオナルドの、一人の人間としての悲しみや辛さ、哀れな境遇を嘆くようなものでありましたが
モナリザを描いている過程において、レオナルドは、その感情を克服し、「全ては一つ」を悟っていったのだと思われます。
ダ・ヴィンチは、確かにジョコンダ夫人には出会ったが、彼女を見ていて追憶の母を思い出し、彼女自身の姿をもはや描けなくなってしまった…
ダ・ヴィンチは、肖像画ではない、全く新しい着眼点、構想から、別の絵を描くことを思いついた。衝撃的なインスピレーションを持った……しかし、ダ・ヴィンチがやろうとしていた事は、その時代の宗教理念に背くもの、描いてはいけないものだった。
文字数 276,821
最終更新日 2023.03.16
登録日 2019.04.15
恋の嵐に乱されて
レンタル有りルナは、美術学校で絵画を学んでいる留学生。彼女はあと二ヶ月で卒業だというのに、スランプで最後のコンクールの絵が描けないでいる。そんなルナはある日、軍人のケヴィンに描きかけの絵を見られ、へたくそと言われてしまう。しかし、彼はその直後、「恋をすると芸術家は変わる」と助言。だから自分が協力のため恋人役になると主張し、戸惑うルナを押し切り仮の恋人になってしまった。不思議ないきさつで始まった関係ではあるものの、優しく、時に淫らにルナを導いてくれるケヴィン。真摯な彼に、彼女はやがて本物の恋心を寄せるようになるが……
文字数 147,930
最終更新日 2018.10.09
登録日 2018.10.09
「好きだよ」と告げれば「君が好き」と答えられる。「愛してるよ」と伝えれば「君を愛してる」と返事がある。そのことにクロードは満足していたが、彼には恋人エヴァレットに決して言えない秘密があった。
本当はただ寂しかっただけだなどとは、エヴァレットは知らないままでいい。
後味の悪い話(バドエン、バッドエンド)です。
嘘と狂気がぼんやりとテーマなので、人名元ネタは戯曲「ハムレット」のクローディアス王と、同戯曲を元にした絵画『オフィーリア』を描いた画家さんたちのお一人のお名前です。
文字数 20,409
最終更新日 2022.10.23
登録日 2022.10.22
第三王子、ルークは気楽な身だった。そんなルークは婚約者を一人も作らない、女遊びをして、本ばかり読む変人とされていた。そんな中で、ルークは、図書室で元々市民で絵画の腕を買われて大学へ通うアンナという同い年の少女と長い時間を共にしていた。
文字数 3,242
最終更新日 2024.05.20
登録日 2024.05.19
文字数 1,722
最終更新日 2026.06.20
登録日 2026.06.20