「持」の検索結果
全体で34,795件見つかりました。
中学一年生の稲葉加奈は吹奏楽部に所属し、優れた音楽の才能を持っているが、そのせいで一部の部員から妬まれ、冷たい態度を取られる。ショックを受け、内向的な性格になってしまった加奈は、自分の心の奥深くに抱えた悩みやコンプレックスとどう付き合っていけばいいかわからず、どんよりとした気分で毎日を過ごしていた。
そんなある日、加奈の前に突如現れたのは、魔界からやって来た王子様、ルディ。彼は加奈の父親に頼まれ、加奈の悩みを解決するために日本まで来たという。
どうして父が魔界の王子様と知り合いなのか戸惑いながらも、ルディと一緒に生活する中で、ずっと抱えていた悩みを打ち明け、中学生活の最初からつまづいてしまった自分を大きく変えるきっかけを加奈は掴む。
しかし、実はルディ自身も大きな悩みを抱えていた。魔界の次期魔王の座を、もう一人の魔王候補であるガレスと争っているのだが、温厚なルディは荒っぽいガレスと直接対決することを避けていた。そんな中、ガレスがルディを追って、人間界にやって来て……
文字数 86,122
最終更新日 2024.08.29
登録日 2024.07.31
日向秋久は近道をしようと旧校舎の脇を通り、喫煙所へと差し掛かる。人気のないそこはいつも錆びた灰皿だけがぼんやりと佇んでいるだけであったが、今日は様子が違っていた。誰もいないと思っていた其処には、細い体に黒を纏った彼がいた。
日向の通う文学部には、芸能人なんかよりもずっと有名な男がいた。誰であるのかは明らかにされていないが、どの授業にも出ているのだと噂されている。
煙草を挟んだ指は女性的なまでに細く、白く、銀杏色を透かした陽射しが真っ直ぐに染み込んでいた。伏せた睫毛の長さと、白い肌を飾り付ける銀色のアクセサリーが不可思議な彼には酷く似合っていて、日向は視線を外せなかった。
須賀千秋と名乗った彼と言葉を交わし、ひっそりと隣り合っている時間が幸せだった。彼に笑っていてほしい、彼の隣にいたい。その気持ちだけを胸に告げた言葉は、彼に受け入れられることはなかった。
*****
怖いものは怖い。だけど君となら歩いていけるかもしれない。
文字数 80,527
最終更新日 2024.10.28
登録日 2024.10.28
砂漠に囲まれた独裁国家・スハヤグラズナ──その冷酷な王宮に、男娼として身を置くルイエルド。
欠陥品として処分されそうになった彼を救ったのは、鮮烈な美しさと知性を持つ、同じく男娼のセレスティンだった。
王宮で飼い殺される絶望の中、セレスティンとの出会いは、ルイエルドに束の間の希望をもたらす。
互いに惹かれ合う二人だが、喜びは長くは続かず、残酷な運命が待ち受ける──。
文字数 39,961
最終更新日 2025.10.31
登録日 2025.10.31
ストーカー規制法の限界を打破するため、施行された法律「破局調停法」。
そして、警察庁と法務省が共同で設立した「男女関係解消支援局」、通称別離局。
交際当事者の一方が「安全な別れ」を求めて申請した場合、公的な調停員が介入し、別れの条件(接触禁止、SNSの相互ブロック、共有財産の清算、贈与物の返還など)を記載した「破局合意書」を作成し、この合意に違反した場合、裁判所の命令を待たず即座に拘留、あるいは位置情報を特定する「GPS装着勧告」が出される仕組みである。
主要登場人物
九条蓮(くじょう れん): 破局調停員。元家庭裁判所調査官。出口先生のような洞察力を持ち、「誠意ある対話」が通用しない個人の歪みを冷徹に見極める。
瀬戸 加奈(せと かな): 申請者。池袋の事件に酷似した恐怖を感じており、執着心の強い元恋人との関係を断とうとしている。
本多 彰(ほんだ あきら): 被申請者(元恋人)。一見、誠実で高学歴なエリートだが、自己愛が強く「納得できる説明」を求めて加奈を追い詰める。
文字数 57,001
最終更新日 2026.05.06
登録日 2026.04.01
少年の故郷が魔王に滅ばされてしまった。魔王は強力な力を持つという闇蜥蜴《やみとかげ》を蘇らせようとしている。少年は闇蜥蜴の復活を防ぐため、魔王よりも先に、4つの秘宝(ガラクタ)を集めると誓う。滅びた故郷に別れを告げ、秘宝を求めて旅立った。
――そしてある遺跡に来た時、少年はスライムと出会い、なぜか二人で旅をすることになった。
なんと1話200字で書いているので、すらすら読めるって程度じゃない! さくっと?読めます。
登録日 2018.05.13
多くの"魔女"と少数の男性の"魔士"が、一般人に混ざり込んで生活している世界。魔法研究組織である『五山』のひとつから一般社会の高校に編入してきた、一人の転校生がいた。
彼は自分の持つ特殊な力に手一杯で、校内の派閥争いなどに巻き込まれたくはない。しかしそこに登場する魔女、魔女、魔女たちは彼のそんな想いにお構いなしで、少しずつ彼との関わり合いを深めていく。
淡い恋心、ちょっと色っぽいからかい、ライバル心―――。
これは大きな力を持ってしまった少年が、一人前の"魔士"へと育っていく過程の、心の成長の物語である。
文字数 131,347
最終更新日 2019.03.28
登録日 2019.03.10
檻の中に閉じ込められた主人公と、獣の耳と尻尾を持つ青年のお話し。
以下、ご注意下さい。
※ 青年×主人公の凌辱表現があります。
※ 主人公の産卵があります。
※ 肉体的に痛い表現があります。
文字数 9,880
最終更新日 2020.01.31
登録日 2020.01.31
京条あやめは絵に描いたようなお嬢様で、帳青はいつも彼女のわがままに振り回されていた。生まれた時からの幼馴染みで、常にとなりにはいたものの青の手はいつもあやめに引かれる人生だった。
才色兼備をそのまま具現化したようなお嬢様は何一つとしてできないことはないのに、着替え、食事、入浴に至るまで青がいる限りは青にやらせている。幼馴染みである以上に主人である彼女に対して、青はもらうものを全て代価とし、自分の気持ちは圧し殺してきた。このまま彼女のとなりにいることが、なによりも現実的で確実だったからだ。
あやめにとって生まれた時からの自分の側にいて、どんなに無茶なことを言ってもついてくる青は自分の所有物として当たり前であると思ってはいるが、あやめの背負っていくものを考えるといつまでもこのままではいられない。
現実を突きつけられていくあやめに対して、青自身は下僕であるというスタンスを崩そうとせず、「今さら横には並べないよ」と言う。
文字数 13,640
最終更新日 2020.03.21
登録日 2020.03.21
「カクヨム」と「小説家になろう」にも投稿しています。
「アルトリア公爵家令嬢マチルダ。
貴女は太陽神殿と月神殿の両方を告発するというのですか?」
「はい、王妃殿下。
理由は違いますが、両神殿共に国の役には立っていません。
早急に改革が必要だと申し上げます」
「不遜であるぞ、マチルダ!
月神殿に拾われ、聖女として育ててもらった恩を忘れたか!?」
「黙りなさい!
今はマチルダ嬢の告発の時間です。
月神殿の言い分はこの後で聞いていただきます。
それと今のマチルダ嬢は、養女とはいえアルトリア公爵家の令嬢です。
月神殿の拾われ育てられたことは過去の話です。
その恩を言い立てて告発を封じる事は許しません」
玉座で全てを聞き、決定を下される国王陛下に成り代わり、クリスタ王妃殿下が私の告発を受けた裁判を進行させてくれています。
冷静で威厳ある進行ぶりです。
本来ならナレク王太子かティグラン第二王子の役割なのですが、あの二人には荷が重すぎるでしょう。
「では一つ一つ聞かせてもらいましょう。
太陽神殿を告発した理由は何ですか?」
「太陽神殿は、大切な聖女選びを金儲けの道具にしています。
全く能力のない者を聖女に選ぶ代償に、莫大な裏金を得ています」
「黙れ、黙れ、黙れ!
そのような嘘つきの孤児の言う事を信じてはなりませんぞ!
その者の言う事は本当ならば、ドゼル公爵家が裏金を使い、ミレーナ嬢を偽者の聖女にした事になります。
それが本当ならば、王国の秩序を揺るがす一大事ですぞ。
王妃殿下の公平な判断をお願い申し上げます!」
太陽神殿のクラウディオ大神官が、多くの貴族が集まっている裁きの間で、堂々とクリスタ王妃殿下を脅しています。
それは、玉座の間に座すデイヴット国王陛下さえも脅していることになります。
大陸の西方にあるこの国は、多くの神殿の支援がないと国を維持できないのです。
神殿の力が王家を凌ぐ部分が多いのです。
それだけでなく、二大公爵家も王家を凌ぐ力を持っています。
私が養女になったアルトリア公爵家と、ミレーナが聖女に選ばれたドゼル公爵家を無視して国家運営ができないのです。
だからこそ、有力神殿である太陽神殿の聖女と月神殿の聖女は、必ず領公爵家から選ばれるのです。
私が聖女に選ばれ、アルトリア公爵家の養女になったのも、アルトリア公爵家月神殿連合と、ドゼル公爵家太陽神殿同盟の権力闘争なのです。
本来なら私は、アルトリア公爵家月神殿連合の手先として、連合の有利になるように動かなければいけませんが、前世の記憶がある私には、そのような汚い真似は耐えられないのです。
文字数 6,757
最終更新日 2020.06.28
登録日 2020.06.22
俺、山下浩一郎は就職活動が上手くいかずに悩んでいた。大学からの帰り、駅の壁面広告ポスターにふと目がとまった。
「現実を変えたいあなたへ 夜行列車ツアー」
参加条件 お持ちのスマートフォンに以下のアプリをインストールしてください
動作環境
必要OS Idroid《アイドルイド》 7.2以上 aOS《アオス》 9以上
必要メモリ 20G以上
参加費 4泊3日3万円
参加したツアーで乗った夜行列車がついた先は、見知らぬ星。地球から遠く離れた知的生命体の存在する文明国。ただし地球と違うのは、知的生命体には複数の種族があること。街の外には地球の動物と似て非なるモンスターが姿を見せること。
そこでツアーの案内人が言う。
「10億メル貯めるまで、あなた方は地球に戻ることはかないません。ただし、戻るときには1メル=1円換算で貯めた分だけお渡しします。一つ注意をしていただきたいことがあります。ここはあなた方が生活する地球と同じ時が流れています。今もあなた方はここで生きています。ここはゲームの中のような世界ですが死んではおしまいです。」
スマホアプリを軸にシステム化されたゲームの世界で、モンスターを倒して得られるお金を貯めることになる。もともと、ゲームが好きでMMORPGの世界に住んでみたいと思ったこともある俺が、この世界に順応するのに時間はかからなかった。そんな中、魔法スキルとシステム外スキルの併用でチート級のコンボを繰り出せることを発見し、なんとか生きぬいて地球への帰還を目指す。
レベルも上がり、新しい職業も得てゲームになれてきたある日、明らかにこの星の物ではない、機械獣に遭遇する。そして、この星に構築されたシステムに対抗しようとする、地球人によるレジスタンスの存在を知る。俺は、そのレジスタンスに参加協力することになる。
果たして、俺の未来はどうなっているのか。無事に地球へと戻れるのか。
最終話の構想は出来ています。最後まで頑張って書き上げたいです。
*このようなタイトルですが、謎解き要素は一切ありません。ご了承ください。
この作品は「http://attakakoori.livedoor.blog/」にも掲載しております。
登録日 2020.06.27
八極拳や太極拳といった中国拳法を趣味とする大学生が、異世界で褐色少年へと転生してしまう物語です。
明るく前向きな主人公は最初から強く、魔法の探求や武術の修練に興味を持つため、どんどん強くなります。
反面、力を持つ者の定めか、鉢合わせる相手も強大に……。
"中国拳法と化け物との戦いが見たい”
そんな欲求から生まれた作品ですが、魔法で派手に戦ったり、美少女とぶん殴り合ったりすることもあります。
過激な描写にご注意下さい。
※この作品は「小説家になろう」でも投稿しています。
登録日 2020.08.01
私はアリアナ・ワトソン。没落男爵令嬢です。父が詐欺師に騙され、多額の借金を負い王都の屋敷を手放し領地に戻ってきました。しかしそれでも生活は厳しく、私は顔が周りにあまり知られていなかったので、食堂でウェイトレスとしてアルバイトを始める事にしました。そのおかげで、毎日美味しいパンが買える様になり満足していました。
そんなある日、食事に来たお客さんにアシスタントをしないかとの話しを持ちかけられます。
その仕事は何と!?
大人のマナー教室第2弾です。
文字数 4,693
最終更新日 2020.11.07
登録日 2020.10.12
9年間婚約をしてきたアリアとエリクス。
しかし、エリクスから婚約破棄を持ちかけられた・・・
婚約破棄が横行する貴族社会が舞台・・・な、はず。
完結しましたー。
文字数 5,164
最終更新日 2021.01.07
登録日 2021.01.02
文字数 96,480
最終更新日 2021.07.22
登録日 2021.05.15
題名を「エッセイのプロムナード」と付けました。河畔を散歩するようにエッセイのプロムナードを歩いていただきたく、そう命名したのです。歩く河畔がさくらの時期であったなら、川面には散ったさくらの花々が流れているやも知れません。その行く(あるいは逝く?)花々を人生を流れ行く無数の人々の姿と見るならば、その一枚一枚の花びらにはきっとそれぞれの氏・素性や、個性と生き方がある(あるいはあった)ことでしょう。この河畔があたかも彼岸ででもあるかのように、おおらかで、充たされた気持ちで行くならば、その無数の花々の「斯く生きた」というそれぞれの言挙げが、ひとつのオームとなって聞こえて来るような気さえします。この仏教の悟りの表出と云われる聖音の域まで至れるような、心の底からの花片の声を、その思考や生き様を綴って行きたいと思います。どうぞこのプロムナードを時に訪れ、歩いてみてください…。
※「オーム」:ヘルマン・ヘッセ著「シッダールタ」のラストにその何たるかがよく描かれています。
文字数 57,218
最終更新日 2022.11.30
登録日 2021.11.14
激動のメイジ時代。
極東の小国は、列強によって滅亡の危機を迎えていた。
北海道の猟師(マタギ)として輪廻転生を果たした元自衛官は、帝国の侵略から日本を守る為に再び銃を持つ。
しかし、前世の記憶を持つ転生者は一人ではなかった。
各国の転生者の目論見によって戦況は、歴史は思わぬ方向へ進んでいく。
鉄と火と、泥と雪。
地獄の塹壕戦をくぐり抜け、未曾有の国難を乗り越え、彼は皇国の危機を救えるのか。
※この物語はフィクションです。登場する人物、団体及び名称などは架空であり実在のものとは関係ありません。
文字数 249,459
最終更新日 2022.11.13
登録日 2022.08.24