「けが」の検索結果
全体で2,843件見つかりました。
「隣に来てよ。ちょっと寒いんだ。」を台詞お題にしたBLのSS。
手を繋ぎたい攻めと、それに全然気付いていない受けが、じれったく会話する冬の日の話。
文字数 2,289
最終更新日 2021.02.20
登録日 2021.02.20
喫茶店巡りが好きな咲、咲のことが大好きな繭。
咲は人に冷たい態度を無意識にとってしまうが本当は優しい。
繭はいつも咲の隣にいるとても優しく純粋で可愛らしい高校生。
ある春の日、咲と繭が喫茶店でお茶をしていると、咲だけがある疑問を覚える。
文字数 2,673
最終更新日 2019.04.02
登録日 2019.03.29
冒険者を始めて35年。
アリドバ 通称アド 45歳 独身。
30歳の時、迷宮で金の宝箱を発見。
すぐに開けて中身を確かめたい気持ちを抑え、引退後の楽しみにしようと、マジックバッグに入れていた。
45歳、冒険者の活動するにも限界がきた?
引退を決意。借りている宿の一室で、マジックバッグから金の宝箱を取り出す。
罠がないことは確認済みだ。
あとは宝箱を開けて中身を確認して売りに出せばいい。
そんな軽い気持ちで宝箱を開けた瞬間ーーー
宝箱から出てくる煙を浴びて意識を失った。
目を覚ませば、空の宝箱が視界に入った。
何も、入っていなかった。
「ハハ…」と、乾いた笑いが口から溢れる。
金の宝箱だ。期待しないわけがなかった。
すぐに気持ちを切り替えることができず、ベッドに倒れこみ、眠りについた。
目が覚めて、体に違和感を覚える。
腰の痛み、膝の痛みが無くなっている。
動きが軽くなった体を起こし、空の宝箱をマジックバッグに入れる。
昨日は重たいと感じていた宝箱を軽々と持ち上げている自分に、何かがおかしいと思いながらも、何がおかしいのかがわからない。
いつものように、顔を洗うため部屋を出る。
外の井戸で水を組み上げて、桶に入った水面に映る自分を見て驚愕した。
「誰だ、お前」
どうやら俺は、若返ったらしい。
文字数 106,322
最終更新日 2018.06.14
登録日 2018.04.27
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雀荘で働く従業員にはいくつかのタイプがある。
まず、一般的なのは『メンバー』。あえて言うなら『表メン』という立場の普通の従業員。
はっきり言ってこれが一番大変なのだが。なにせ、接客からお茶汲みから掃除から雑用まで全てやる。休みはだいたいは週に一回だけだし1日の労働時間は12時間が原則だ。それでいて麻雀も打つのだからとんでもない仕事である。しかし、慣れてしまえばそれもどうと言う事はないのだが、慣れないうちに辞める人は数知れず。この仕事は新人が続かない仕事ランキング1位かもしれない。
それに対して、そんなことやってらんねーよ。でも麻雀打って金欲しーってヤツがやる仕事が『裏メンバー』。要するにサクラで通称『裏メン』と呼ばれる。
この裏メンの扱いは大抵雑で店側に隠そうとする意識があまりなくて常連客にはサクラだとバッチリバレてるのがほとんど。あ、サクラがいるからって別に店とグルになって素人客からむしろうって訳じゃないから安心して欲しい。そもそも給料が良くないので自分の麻雀に必死なのが裏メンのほとんどだろう。給料はよくないが麻雀してるだけでいいので腕とスタミナに自信があるならこっちの仕事を選んだ方がいい。表メンとは給料に大差がつきがちだが。そこは能力給でまかなえばよし。
よく知られているのはこのメンバーと裏メンの2種だけなのだが、世の中の知る人の少ない職種のさらに知られていない役割を持つ者たちがいる。
それが、店のオーナーしかその存在を知り得ない身内すら欺く裏メン。通称『闇メン』だ。
ここは『渡邉クリエイター派遣会社』
渡邉クリエイター派遣会社はいわゆる『闇メン』を契約して派遣する麻雀専門家派遣会社。そこに登録してある打ち手達は超一流の雀士だけ。
この物語は、その渡邉クリエイター派遣会社でも最年少にしてトップの打ち手となる伝説的『闇メン』のストーリーである。
彼の名は椎名。
通称『韋駄天のシーナ』
【登場人物紹介】
椎名良祐
しいなりょうすけ
主人公。礼儀正しく清潔で爽やかな青年。
堅苦しい性格ではなく、場面場面での使い分けが上手いだけ。基本的には気さくな人間である。
渡邉クリエイター派遣会社社員。
渡邉二郎
わたなべじろう
椎名の勤務する会社を設立した社長。
人を見る目があり一目でその人の人となりを見極める。麻雀はそんなに上手くはない。
福島社
ふくしまやしろ
表の顔は喫茶店の気さくで優しい美人ウェイトレス。
しかし、ひとたび卓に着くと人が変わる。知る人ぞ知る凄腕雀士。勝つためにはあまり手段を選ばない。勝利こそ正義という女性には珍しいタイプ。
工藤強
くどうつよし
元競技麻雀プロの雀ゴロ。
面倒見がよくプロをやめた今でも弟子が多い。
文字数 32,028
最終更新日 2024.04.04
登録日 2024.04.02
巨大グループ企業を統べる来栖家の御曹司。世間知らずな彼は、庶民の価値観を学ぶために、普通の公立高校へ入学した。自ら『帝王学研究部』を創部し、自分なりの帝王学の完成を目指すことに。様々な生徒達との交流は彼に何をもたらすのか。金髪毒舌メイド、地味で大人しいけど何かエロい先輩、俗物、ブサイクなどの濃い部員達。そんな個性豊かな仲間達との騒がしくて馬鹿みたいな、かけがえのない学園生活が始まる。
登録日 2014.12.20
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ボロアパートから出るとそこは別世界!?
「ここどこっ!!?」
何度開けても転移転生の間(バリエーション多数)でパニックしてたら
「変な報告があったから来てみたけど変なのがいる」
うるせぇ!へんちくりん!日本に帰しやがれ!
転生でも転移でもなく“変異”な6畳半は時間だけが進んでいく…
って事は家賃が発生しますよね?
あれ?滞納しちゃうとこれ追い出される??
画して主人公“轟 栄治”は異世界にて金を稼ぎつつ地球、そして日本に帰る日を夢見て今日も世界を跨ぐ
文字数 14,560
最終更新日 2020.07.17
登録日 2020.07.13
無属性のヴェロニカは騎士の娘。美少女なのにモテないのは、中身が喪女だから?
それが突然聖女に! しかも、どんどん逆ハーレムへの道を進んで……
転生先は『乙女ゲーム・百花繚乱~貴方の口づけがほしい~』=花キスに似た世界だった。
★一章一気に公開中!
★十八禁、NL✳BL✳✳混在、軽い描写は予告なし(高確率)。
★地雷多数(キーワードをご参照の上、ダメな時はブラウザバックをお願いします)
★説明回・伏線あり、登場人物増殖……おおらかな方大歓迎!
☆目次☆
一章『聖女と守護者たち』喪女、聖女になる
二章『結婚の儀』心の絆を結ぼう
三章『披露の儀』家族になろう
【キーワード】乙女ゲーム 逆ハーレム 転生 魔法 聖女 性女 悪役令嬢(疑) 精霊 腹黒 最強 S夫 NL BL 複数H SM 大人の玩具 花の名前 花言葉
☆最高難度・逆ハーレム・パーフェクトクリア☆
★小説家になろう(ムーンライトノベルス)様にて九章(本編最終章)完結ずみ。再構成・校正を機会に、アルファポリス様、エブリスタ様にも投稿させて頂きます。
文字数 101,506
最終更新日 2020.08.22
登録日 2020.08.10
私立路傍高等学校には、今はもう使われていない旧校舎がある。
そこの図書室に住んでいる者の正体を僕だけが知っている。
さあ、今日は死体とお茶会だ。
死んでしまった君の好きな茶葉は何かな?
適当に淹れたこれが、気にいるといいのだけれど。
文字数 8,608
最終更新日 2023.02.04
登録日 2023.02.03
“そこ”は、あの世でもこの世でもない、死者達が生者の命を掛けて戦う世界‥‥。
鐘ヶ江幸人は、最強の死神となるべく養成所に通う死神候補生。やる事なす事空回りする、やる気だけが取り柄の彼はしかし、「触れた相手が死んだ十分前に戻り、死の運命を変えられる」というとんでもない能力を持っていた。
ひょんなことから幸人が自分の能力に気付かず触れてしまった相手は、綿貫という初老の男性だった。魂だけが蘇るという中途半端な形で生き返ってしまった彼は、幸人に自身の魂を完全に復活させることを要求する。
罪悪感から彼の要求を叶えようとする幸人だったが、そう簡単に事は運ばないようだった。彼の魂を狩ったのは、“最強の死神”と名高い冷泉颯だったのだ。
自分と冷泉の圧倒的な実力差を思い知った幸人は、彼を倒すため、死神と対立する存在、“守護霊”に助けを求めようとするが‥‥…。
文字数 9,752
最終更新日 2020.01.24
登録日 2020.01.22
「いてててて、意外とやるなこいつ」
そう一人呟くのは、純白に染まった白に一筋の黒素が入った髪の少年。
彼の前に立ちはだかるのは一体の巨人。その大きさは並の城を容易く超えるほどの巨体、拳に宿る力は地割れを起こすことも難しくないだろう。
勝利という言葉が馬鹿馬鹿しくなるほどにその巨人の覇気は常軌を逸し、巨人の目線を一身に背負う少年の絶望感は想像に難しくないだろう。
そんな巨人を前に少年は臆することなく立ち塞がっている。それもその瞳には恐怖など存在せず、誰が見ても不可能なはずの勝利を確信した光だけが強く輝いていた。
一体何故少年はあり得ない未来を自身の糧とし絶望に打ちひしがれることなく立ち続けることが可能なのか。その疑問は万人の人々が抱くことだろう。
そしてその疑問に答えるかのように少年は薄ら笑いを浮かべながら巨人へと一歩一歩足を歩ませた。
「何故俺が立っていられるかって?簡単さ、神域戦争初っ端の激戦潜り抜けた俺にとってはこの程度の奴なんて強敵でもなんでもないのさ」
そう、それは子供の身体からは想像出来ないほどの力を宿す闘神と呼ばれた少年の物語である。
文字数 3,328
最終更新日 2017.12.22
登録日 2017.12.22
「だって約束したから」
一ノ宮蓮にとって歌は心の叫びを伝える一番の方法だ。それだけが生きる全てだった。
実の弟に想いを寄せていた蓮は、その恋心を告げることはもちろん捨てることもできず、歌にしてきた。やがてデビューし、切ないラブソングで有名シンガーとなる。しかし自分が同性愛者だということがある記事によって公になってしまう。否定するつもりも罵倒される筋合いもなかった蓮はそのまま芸能界を去ることにした。
家族からの拒絶、そして今回世間からの批判を背負いながら蓮は姿を消した。
蓮が芸能界を去って五年が経った世間は再び「同性愛」に注目していた。どこかやるせない気分でいた蓮は思わぬ失態により、弟である一ノ宮晴と一夜を過ごしてしまう──。会えなかったせいか、感情のコントロールができず加速してしまう恋心。灼けるように帯びていく熱に身体は正直だった。
一夜の過ちから「別に俺のこと好きじゃないんならいいじゃん」と晴に一緒に住ませるよう脅される。人が変わったような晴に強制的に同居させられることを許してしまって…⁉︎ 甘い誘惑に背徳感を感じながらも身も心も委しまいそうになる蓮だったが…。
文字数 141,223
最終更新日 2021.08.29
登録日 2020.04.29
とある場所に、終末を超え、未だこの世界に現存する一国があった。
終末を迎えた世界の多くは滅んだが、神は今一度、人に手を差し伸べた。
理の絶叫が全てを飲み込まんと空から暗幕の帳を降ろそうとしたそのとき、女神より承った聖なる力を宿す者が現れたのだ。
赤の聖女と呼ばれる、女神の化身である。
まるでそれまでの自然の在り方を否定するような、投げやりな塗装を思わせる原色の赤色が広がる死の大地において、その一国の大地だけが、自然色の土色であった。
滅びの中に浮かぶ、唯一の平穏が約束された地。
だが、母から子――とある少女に聖女の力が託されたそのときから、異変の兆候が表れ始める。国土が徐々に、死の赤に呑まれ始めたのだ。
政《まつりごと》を取り仕切る者たちは、辛辣を聖女に向けて――それが努めであると強要させた“行為”を指差し、穢れたものであったと宣った。
最後の平穏の鍵である、唯一の聖女を。
少女は国を去った。
そして――。
文字数 5,330
最終更新日 2021.06.07
登録日 2021.06.01
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主人公は職場で、同時入社の2人と同じ部署で働き始める。ある日主人公一人が、部署移動になる。その部署での"あいさつ"した、してないのターゲットにされる。なんで自分だけがこんな風に言われなきゃならないのと疑問に思いながらも、一方でプラス思考に助けられる。
数年後、社内では総合的に活躍する。
文字数 3,063
最終更新日 2024.02.28
登録日 2024.02.28
(スカーレットって褒めると食べるスピードが速くなるんだよな。かわいい)
嫁に来たスカーレットは虐げられて育って女の子。そんな彼女は人間不信なのか食事中にしか話をしようとしない。そんなある日主人公はスカーレットが褒めると食べるスピードが速くなるという可愛いことを見つけてしまった。
だから、今日も主人公はスカーレットは褒めまくる。そんな彼女を見ているうちに主人公もスカーレットに引かれていく。
しかし、そんなある日、主人公たちのもとに彼女のもとの家である人の当主がやってきて主人公を殺そうとしてきた。主人公は一体どうするのか?
ハッピーエンドです。
登録日 2023.05.04
この世界では、全ての人が10歳になると教会でスキル・アイテムを授かる。
スキル・アイテムとは、神がその人それぞれに与えて下さるスキルに沿った道具の事だ。“天職”とも言う。
僕も今日、10歳になり、教会に出向いた。そして授かったのは――。
「貴方のスキル・アイテムは……“オリガミ”です!」
どうやらこの世界では謎に包まれたスキルらしい。パッと見、白い小さい真四角の紙だもんな。使い方なんて分からないだろう。
でも、僕は知っている。――いや、覚えている。
“前世”では……縁のありすぎるものだからだ。
文字数 41,481
最終更新日 2023.07.04
登録日 2023.03.24