「ば」の検索結果
全体で59,722件見つかりました。
2025年の8月の中旬の猛暑続く中、森の中で1人研究に明け暮れる男がいた。
男の名は、風魔光太郎《ふうまこうたろう》、今より435年前、主君であった北条家が衰退すると共に野盗に落ちぶれ、呆気ない最期を迎えたとされる風魔小太郎《ふうまこたろう》の末裔であり、脈々と受け継がれてきた忍びの技を使いこなす当代当社でもあった。
そんな彼には大いなる野望があった。
異世界転生。
こことは違うパラレルワールドに渡り、落ちぶれる御家と主君の未来を変えること。
そして、ようやくこの野望が叶うところまで来た。
「クハハハハハハ。ようやく、ようやく時を渡る秘術を編み出したぞ。これで、かつての御家の栄光を取り戻すことができる。長かった。異世界のことを学ぶためにファンタジーゲームに明け暮れ、脳内イメージを膨らませ、過去の光景を思い浮かべる。これらが上手くリンクした時、時を渡る秘術は、成ることが判明した。苦節50年。当時20代だった拙者も70を超える老体。だが、成せばなる!成さねばならん!いざ、行かん。過去改変の旅へ。時を渡る秘術こと異世界転生の術!」
ポワンと彼の姿が消える。
しかし、次に彼が目を覚ましたのは、薄暗い洞窟の中だった。
目の前には恍惚な表情を向ける女性。
ゲギャギャ。
グギャギャ。
など、訳のわからない擬音が飛び交い、現れた王冠を携えた緑の化け物は、ゴブリンだった。
そして、自分の腕を見て、真っ青な顔になる風魔光太郎。
そう、どうやら異世界転生の術が暴走して、ファンタジー世界へと行き着いてしまったのだ。
これは、御家再興のために奮闘していた風魔忍者の当代当主である風魔光太郎がひょんなことからゴブリンとなって、勇者蔓延るファンタジー世界で、培われた忍びの術とゴブリンの固有スキルの相性を駆使して、最弱のゴブリンを最強のゴブリンへと鍛え上げ、誰にも脅かされない領主となる物語である。
文字数 308,607
最終更新日 2026.05.27
登録日 2025.08.31
気が付くと結城四季は、見知らぬ城塞都市のベッドで目を覚ましていた。そばにいるのは、着物姿の美しい姉・時雨と、割烹着の元気な妹・瑞希。だが彼女たちは、かつて四季が飼っていた猫の姉妹が、人の姿で転生した存在だった――。
ふたりが営む小さな定食屋「ひなたぼっこ」で、四季は温かな料理に迎えられ、失われた記憶と不思議な現実に戸惑いながらも、彼女たちとの穏やかな暮らしを始める。
だがこの世界には「魔法」と「スキル」が当たり前のように存在し、四季の中にも未知の力が眠っていた。マーケットでの騒動をきっかけに、彼の能力が覚醒し、自警団からのスカウトが舞い込む。
なぜ自分はこの世界に来たのか? 前世との縁、隠された秘密、そして瑞希と時雨との絆。やがて四季は、自らの力と運命に向き合うことになる――。
文字数 5,967
最終更新日 2025.10.03
登録日 2025.10.02
多くの勇者が生まれては旅立つ街「タビニ=デルド」
今日も勇者と共に様々な職業を持った若者がこの街を巣立っていく。
その甲斐あって、四天王やその配下の魔物たちは着実に数を減らしつつあった。
とはいえ魔王討伐は未だ果たせていない。
城を持つような大きな街は、今も尚競うようにして勇者を輩出し続けている。
輝かしい勇者を数多く輩出してきた実績を持つ街唯一のギルドは、当然ながら入れ替わりが激しい。そんなギルドの食堂の片隅にある四人席だけはいつも淀んでいた。
若いうちに勇者に選ばれなかった四人の戦士達。
もしかしたら今年は...! そんな儚い希望を胸の内に抱きながら、彼らは毎週末、酒場で飲んだくれていた。
今年も新たな勇者が誕生する四月がやってきた。
勇者が現れる気配は一向に無い。しかしある日、戦士ロットンに転機が訪れた。
文字数 20,232
最終更新日 2025.12.01
登録日 2025.11.07
戦争は終わったと、人は言うけれど――。
蒸気と歯車が支配する機械仕掛けの国。煤けた駅のホームで、エリオットは倒れている一人の青年を見つける。骨ばった腕、血の気を失った肌、それでも確かに息をしているその命を、彼は抱き上げた。
かつて兵士だったエリオットは、戦場で多くの命を奪ってきた。敵も味方も、若い者たちも。その中には、灰色の髪を持つ魔法士の少女もいた。命令に従い、剣を振るい、炎の中で彼女を斃した日のことを、彼は忘れることができない。
「戦争は終わった」
自分に言い聞かせるように呟きながら、エリオットは青年――ルカを工房へと連れ帰る。冷えた体を温め、傷を癒し、居場所を与える。それは贖罪なのか、それともただの逃避なのか。自分でもわからないまま、二人の静かな日々が始まった。
最初は警戒していたルカも、次第に工房での暮らしに馴染んでいく。歯車を磨き、部品を整え、市場で人々の温かさに触れる。この冷たい機械の国にも、確かに人の温もりがあることを知っていく。
しかし、ある夜、ルカの指先から溢れた淡い光を見て、エリオットは気づいてしまう。それは隣国の魔法――かつて戦場で見た、あの光と同じ色をしていた。
機械と魔法、贖罪と赦し、そして失われた命の行方は。戦後の灰色の世界を舞台に描く、切なく儚い愛の物語。
文字数 16,002
最終更新日 2025.12.09
登録日 2025.12.09
【完結済み】 「いいか遥。お前はただの高卒で、俺は選ばれたエリートなんだよ」
優秀な兄と、それを崇める両親。家族の中で「養分」扱いされ、進学すら許されなかった私・佐伯遥。 私は高校卒業と同時に家を飛び出し、必死に働いて、最高の夫と娘という温かい「自分の居場所」を手に入れた。
それから数年後。父の死をきっかけに再会した家族は、私に遺産放棄を迫り、絶縁を突きつけてきた。 私は喜んでそれを受け入れ、二度と関わらない誓約書を交わして他人になったはずだった――。
しかし二年後。 「エリート」だったはずの兄は遺産を食いつぶしてゴミ屋敷の住人に、母は兄の暴力に怯える被害者になり果てていた。 「助けて、殺される!」と泣きついてくる身勝手な母と兄に対し、今の私は無力な少女ではない。
これは、幸せを掴んだ私が、過去の呪縛である「毒家族」を物理的かつ社会的に排除し、本当の自由を手に入れるまでの物語。
※ハッピーエンド確約。 ※ざまぁ要素あり。 ※有能で優しい旦那様が活躍します。
登録日 2025.12.28
祖国は灰になった。
仲間は散り、旗は折れた。
帝国に滅ぼされた公国ヴェルナ。
生き残ったのは、わずか十数名の敗残兵だけだった。
その中に、一人の元一兵卒がいる。
名はヴェイン。戦場で学び、敗北で思考を磨いた男。
正規軍の軍学に敗れ、兵力差に潰され、それでも彼は考え続ける。
戦場だけでは勝てない。ならば――戦場の外から崩せばいい。
山岳戦士との盟約。
王国将軍との協働。
帝国軍内部への静かな楔。
三段階の戦と、まだ見ぬ一手。
灰色の軍旗が翻る時、戦争の形は変わり始める。
勝利の先に待つのは、玉座か、それとも――。
文字数 11,410
最終更新日 2026.02.14
登録日 2026.02.14
ある朝、目覚めた俺は宿屋にいた、外に出てみるとそこはまるでゲームの世界だった。
そんな世界でも生きるために走った。
戦いに出るも筋肉痛に...時には誰かを助け、助けられて仲間が出来た。
だが、ひとりぼっちだった一颯は色々考えるが答えは中々出ない、いまが楽しければいいじゃないか。
登録日 2015.02.08
東京のどこか、一本路地を入ったところに、古い数寄屋造りの料亭がある。
看板には「つきみ庵」とだけ書いてある。
ここには、不思議な客が来る。
山から下りてきた天狗、隅田川の水質が変わった河童、担当の村が廃村になった土地神、火を失った竜。腹を空かせた存在たちが、なぜかこの路地にたどり着く。
メイドたちは驚かない。
お席にご案内し、今日の献立をご説明し、料理を運ぶ。それだけだ。
どこの誰でも、腹は減る。
その一点だけで、この店はすべてのお客様を迎え入れる。
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## 登場人物
**神崎 澄花(かんざき すみか)** ・26歳・女将見習い
物静かで完璧主義。黒髪を簪で結い上げ、常に姿勢が正しい。
異界の客が現れても「お客様ですので」と割り切り、表情ひとつ変えない。ただし珍しい食材の話になると、目だけが輝く。感激しやすい自分を、なるべく悟られたくない。
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**橘 ひなた(たちばな ひなた)** ・18歳・新人メイド
埼玉の農家育ち。感情がすべて顔に出る。驚いたとき、声に出る。転んでも笑って立ち直る。
異界の客には「すごいです!はじめてです!」と全力で反応してしまうが、なぜか客に嫌われない。意図せず核心を突くことがある。本人は気づいていない。
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**藤堂 凛(ふじどう りん)** ・21歳・厨房担当
京都の料亭家系。無口。厨房の外に出ると空気が重くなる。
竜の鱗でも、天狗の羽根でも、「食材として調理できるか否か」で判断する。倫理より調理適性。「できます」「三時間かかります」「それは食材ではありません」。料理の話だけは長くなる。
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**月島 つきこ(つきしま つきこ)** ・20歳・フロア担当
沖縄育ち。動きがゆっくりで、いつも少し眠そうに見える。
妖怪や霊と自然に会話できる。本人は特別だと思っていない。「みんなそういう人いるじゃないですか」。怖がるより面白がる。時間の感覚が独特で、「さっき」が一時間前のこともある。
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**渡部 妙(わたなべ たえ)** ・32歳・副女将
大阪出身。袖を捲って笑顔のまま怖いことを言う。
この料亭のことを誰より知っているが、詳しくは話さない。かつて自分も「変な客」としてつきみ庵に来たことがある、という話をたまにする。続きは言わない。
文字数 76,105
最終更新日 2026.06.22
登録日 2026.04.13
「きょうって、なんの日だっけ?オモちゃん」
「なに言ってるんです、ノンコ。決まってるじゃないですか」
「ああ、5月の3日だから、ゴミの日。なあんだ、ナゴミちゃんの記念日だね!」
「ゴミの日ではあるんでしょうけど、もっと大事な日ですよ、ノンコ。ナゴミも何か言いなさい」
「5と3だから、降参。日本がどこかの国に戦争で負けた日だっけ?」
「もうっ、ナゴミまで! 体育会系はこれだから。でも、ちょっと近づきました」
「オモちゃんだって、陸上部じゃん」
「そ、そうですが。私たち、法学部志望の女子高生ですよ」
「あっ、わかった! オモちゃん、いいヒント! 憲法記念日だね!」
「だから、きょう、こうして試験対策の合宿にきてるんじゃないですか」
「おお! お前ら、お揃いだな。出来の悪いお前らに、これから補習だ!」
「ツクモせんせーい! いま、その辺で怪しい人影を見ましたーー!」
「なにいーっ?! だが、その可能性は、大ありだ。復讐だろうな」
『テミスの娘たち~アーティクル・ガールズ』始動です。
「樹上都市…」に比べれば、相当の「短編」です。
文字数 57,319
最終更新日 2016.07.16
登録日 2016.05.03
自称リアリストの女子大生・星名璃愛は、恋愛オタク神の手によって異世界へ強制召喚されてしまう。
「元の世界に帰りたければ、星のかけらを集め、迫りくる世界危機を救済せよ!」
だが、その条件はリアリストな璃愛にとっては最悪で、
『救済(クリア)の鍵は、[星の名]を持つ仲間を見つけ、恋愛で絆を深めること』。
「恋愛イベント?不要! 胸キュン展開?お断り!」
璃愛は持ち前の論理力と体術で、あらゆる恋愛フラグを叩き潰し、恋愛無し救済ルートの開拓をしようと決意する。
しかし、現れるのは、チート級の能力を持つハイスペックな[星の名]持ちのイケメンたち。
そしてこの世界は、ちょっとした偶然が即座に「甘いイベント」に直結する超・ラブコメ体質だった。
特に、皇太子様はチートなうえに「一枚上手」過ぎて、フラグを回避しようとしても、あざとく反撃しても、余裕の笑みで逆に返り討ちにあってしまう!
「絶対ぎゃふんと言わせてやる!」と一人奮闘(一人相撲)している中、時折、不思議な既視感に襲われる。
初めてのはずなのに、なぜか知っている景色。 初対面のはずなのに、胸に引っかかる感覚。
それは世界の危機と、星々に秘められた運命へ繋がる手掛かりだった。
リアは論理と体術で恋愛も世界危機も、全フラグの粉砕を目指す。
果たしてリアは、「恋愛ルート」をすべて回避し、世界の危機も救い、元の世界へ帰れるのか?
星の運命を懸けた、異世界ラブコメサバイバル、開幕!
登録日 2026.08.03
異世界に突如召喚された藤鐘 貴会は、異世界の人間に欠陥救世主として烙印を押され、迫害を受けることを余儀なくされた。そればかりか同じく召喚されたクラスメイトや幼馴染たちからすら迫害の対象に。必死に抵抗するも、力は足りず、仕方なく藤鐘 貴会は、召喚された城から逃げ、そして今、召喚された国の隣国の町の一つにぼろぼろの裸同然の姿でなんとかたどり着いていた。
町で他の冒険者に襲われていた貴族の少女ルティアと魔法神を崇める教会の神官の少女シリアを
助けたことで助けた少女ルティアに貴族にとっての天敵『貴族殺し』の機械討伐を頼まれたり、貴会に力を与えた機械神から逃げ出した少女から自分の目を壊してほしいと頼まれたり、馬車にぶつかるだけで弾き飛ばしてしまうほどの怪力の持ち主ルオスに出会うなど
彼の運命は急激に回りだしていく。
迫害された原因である機械神から与えられた機械の外殻装甲能力『インテグラル』と機械を倒すことで得られるスキルに似た『コード』と『成長』を頼りに、この世界を生きるうちに貴会は、他にも様々な人に出会い、成長していく。
けれど、クラスメイトも彼を召還した国も隣国に逃げ込んでからも貴会を諦めていないことを彼は
知らなかった。『欠陥救世主』を殺せば、殺した人間に加護として新たなチートを与えようと彼らに力を与えた神達が神託を下したことも、彼を召還した国が莫大な賞金をかけたことも貴会は知らない。
だからこそ彼は自身の過去に向き合うことを余儀なくされる。
登録日 2017.09.13
ルブゼスタン・ヴォルシス国の下町で、小さなお針子店『Charlotte―シャルロット―』を営む天涯孤独の少女・ニコラ。
ある日、彼女の前に現れたのは、なんと兎耳の青年!?
『ハルヴァ』と呼ばれる半獣の種族である彼は、伝説のお針子・シンシア・グローリーを探しているという。
けれどそんな人物に、ニコラはまったく心当たりがなくて……。
ひょんなことから代役として、ニコラは第一王子ユリシーズの戴冠式マントの刺繍と祝賀会衣装を任されることに──!
真面目な下町のお針子とミステリアスな王子が紡ぐ、恋愛ファンタジー。
※誤字脱字があった場合、随時修正いたします。
※こちらは過去に投稿していた物語を加筆修正したものになります。同じペースでBerry’s Cafeでも投稿しております。
文字数 75,972
最終更新日 2025.10.20
登録日 2018.06.22
今朝方、リアルな夢を見たので小説にしてみました。それにしても、なぜ女が男主人公の夢見てるんだろう。いろんなツッコミはあると思いますが、お楽しみいただければ幸いです。
文字数 4,258
最終更新日 2019.02.25
登録日 2019.02.25
ジキルロット魔法学院には特別な学科があり、魔王科、勇者科そして外交科があった。
慧の妹は勇者科を首席で入学。姉は魔王科を首席で入学。
慧が入った学科は魔王科と勇者科から落ちたものが集まる落ちこぼれの外交科だった。しかし彼は別に落ちたわけではなく自分から志願したわけであって……。
戦闘においては魔王科にも勇者科にも引けを取らない生徒だった。そんな彼に目を付けた風紀委員長が風紀委員に入れさせて……。
彼の呪文は魔王系統と勇者系統の両方!?
周りから最底辺と言われても魔法は学院1位!?
見下すやつがいれば、能力で見返す!
実力で周りを黙らせる彼の魔法学院生活が今始まろうとしていた!
カクヨムさんにても投稿中!
文字数 54,143
最終更新日 2019.07.15
登録日 2019.05.23
勇者パーティーの一員であるキリヤは、魔王討伐の歴史の中でも、史上最弱と呼ばれる暗殺者(アサシン)で、常日頃から仲間達から不当な扱いを受けていた。
ある日、魔王の幹部との戦闘にて、仲間をかばって負傷したにも関わらず、治療もせずに、置いてけぼりにされたのを境に、キリヤは勇者パーティーを抜ける決意を固める。
そして、置き手紙を残し、当てもなく旅へと出た日。
何も知らない勇者一行は、朝方に置き手紙の中身を確認して----------
「こんな人、いたっけ……?」
キリヤが勇者パーティーにいたことすら忘れられていた。
実はキリヤは影が極端に薄過ぎるだけの、歴代勇者をも超える史上最強の暗殺者だった!?
それを知らずに旅先で、色々な事件や問題を解決しながら、勘違いで、全て勇者が解決したことになっていく不憫(ふびん)な主人公の物語。
文字数 5,435
最終更新日 2019.06.19
登録日 2019.06.19