「それ」の検索結果
全体で50,358件見つかりました。
毎年、ピンクの花びらが舞い散る季節になると、必ず同じ夢を見る。もう何度目になるだろうか。だけど、何度見ても変わらない。あの夢の結末はいつも同じだった。
僕の伸ばした手が彼女に触れることはなく、彼女は泣き笑いのような表情を浮かべたまま。
夢の中に出てくるあの子が誰なのか、僕には分からない。だけど、あの子が夢の中の僕にとって特別な存在なのだということは分かる。
彼女の涙を拭うことが出来なくて悔しいという思いを抱いて目覚める度に、胸の奥がきゅっと締め付けられるような感覚に襲われる。それが夢に振り回されているみたいで、嫌だと思う。だから、僕は春という季節が、桜という花がいつからか好きではなくなった。
机の上に頬杖を突いてぼんやりと窓の外を眺めていると、ふわりと風に乗ってピンク色の花びらが飛んできた。ひらりと目の前を通り過ぎるそれに誘われるように目線を動かすと、誰もいないはずの校庭に人影を見つけた。
その姿をぼんやりと見ていた僕だったが、次の瞬間に僕は目を大きく見開いた。心臓が大きく跳ね上がる。
そこには――あの子がいた。
文字数 8,040
最終更新日 2023.04.12
登録日 2023.04.05
皆んなも一度は思った事があるんじゃないだろうか。
恋人ともっと早く出会えていたら、と。
少なくとも俺は思った。恋人の実家で小さい頃の写真を見ていた時だ。そこには小さな天使が写っていた。
あまりにも可愛くて、なぜこの頃に出会えなかったんだと悔やんだほどだ。
それでも時を遡ることはできない。それは常識。
でも、その日の夜、不思議な夢を見た。
そもそも夢なのかどうかもよくわからない。そんな不思議なお話。
※終始ほのぼの
※R指定はありません
※「いつの間にか後輩に外堀埋められていました」の登場人物です。出会い編はそちらをご覧ください
※「いつの間にか〜」はR18なのでご注意下さい
文字数 13,560
最終更新日 2023.07.03
登録日 2023.06.30
賃貸マンションの寝室に憑いている【地縛霊】は、ダークスーツ姿の屈強な男だ。恐らく二十代後半だが生前の記憶はない。
彼はある日、引っ越してきた近所の大学の二回生【清井天治(きよいてんし)】が色情霊に襲われているのを見てしまう。
「はあっ……!ああぁっ!しりっ!はいっ……!んおおおっ!」
色情霊の指で感じまくり、アナルでイかされかける天治。
思わず勃起してしまう地縛霊。真面目で堅物な地縛霊は自分を恥じた。もう死んでるのに『死にたい』といいつつ、このままでは天治が死ぬので色情霊を倒して助ける。
しかし天治は地縛霊にブチ切れる。
「責任とってチンコ出せ!」
なんと天治は、かつて女遊びで解消していた性欲を色情霊で解消していたのだった。
『霊をディルド扱いするな』
「あいつらも俺をオナホ扱いしてたし、お互い気持ちいいからwin-winだよ」
凄まじくただれたwin-winである。
色情霊たちが引き寄せられている理由は、天治が振った女の呪いのせいだった。
天治はそれをわかった上で、性欲処理してくれる上にアナルの快楽を教えてくれた色情霊たちを受け入れていたのである。
「チンコ爆発する。尻が寂しい。地縛霊おじさんのチンコ頂戴」
『爆発してたまるか。寂しいのは錯覚だ。俺のチンコは俺の物だ。あと、おじさんって言うな』
「はいはい。わかったよ。【ジバさん】」
天治にジバさんと名付けられた地縛霊は呆れつつ、このままでは天治が死ぬことを教えて説得し、夜のたびにやってくる色情霊を倒してやった。こうして、奇妙な共同生活が始まったのだった。
天治のエッチな誘惑に股間を激らせる以外は、意外なほど穏やかな生活が始まる。共に暮らすうちに二人は惹かれ合い、甘酸っぱく切ない恋をするのだった。
これは色情霊に襲われる呪いをかけられた天治と、過去を思い出せないジバさんの一夏の出会いと愛の物語である。
ギャグでエロコメでちょっとだけシリアスな純愛物語です。pixivに投稿した作品を改題、加筆修正しています。毎日18時ごろ更新予定です。
11月3日追記。すみません。予約投稿失敗していました。今日から更新再開します。
文字数 24,978
最終更新日 2023.11.08
登録日 2023.10.31
第7回キャラ文芸大賞にてグルメ賞を受賞致しました!ありがとうございます!
大学に入学するために上京した速水悠(はやみ はるか)は、従姉の理彩からアルバイトを斡旋される。
それは「料理が全くできない人を探している」という、少し変わった条件のものだった。
「楽しく作れて、どんどん料理がうまくなる」レシピアプリ・クレインマジック。そのアプリをリリース予定の会社が理彩の勤務先であり、初心者でも本当にレシピを再現できるのかを検証するための人材として悠に白羽の矢が立ったのだ。
面接時に見事にとんでもない玉子焼きを作り、周囲を驚かせた悠。そんな彼に「玉子焼きの作り方、実際に見せてあげるよ」と料理担当の四本夏生(よつもと なつき)が作って見せた玉子焼きは、人生の中で一番美味しい玉子焼きだった。
四本の料理が食べられることに釣られてアルバイトを始めた悠は、普段は無愛想でありながらも美味しそうに食べて率直に褒めるところを四本に気に入られ、四本のアシスタントもすることになる。
そして四本が自分のモチベーション維持のためと撮り溜めた悠の試食動画は、リリース時にクレインマジックのCMに使われることに。同時に、楽しそうに料理を作る四本の姿もCMで放映された。
ビジュアルが良いふたりの姿はSNSで爆発的に反響を呼び、クレインマジックは順調なスタートを切ったが、その一方で悠の身元や住所がSNSに晒されるという事件も引き起こす。
四本と悠の安全を重視した社長の決断により、ふたりは会社が入っているマンションの別の一室を「社員寮」として提供されることになった。
同居生活を送るうちに、悠と四本は歳の離れた友人として心を通わせることになる。
しかし、四本にはどうしても再現できない思い出の料理があり、料亭である実家を離れた深い理由があって――。
※表紙画像にAI生成イラストを使用しております。 小説家になろう様にも掲載しております。
文字数 67,919
最終更新日 2024.01.26
登録日 2023.12.27
皆さん初めまして!新米従業員の莉乃です。
私は、名高いレストランで皿洗いとして働き始めて、約3ヶ月。厳格でプロフェッショナルな恭介シェフの下で、毎日一生懸命働いています!
シェフの料理は絶品で、それだけじゃなくて、自分にも他人にも厳しくてそれが何よりかっこい…っと。
シェフの話はここまでにして、シェフのことがとにかく大好きなんですけど、シェフはそうでもなさそうで…
シェフが私のことを好きになる確率は一体何%ですか!誰でもいいので教えてください!
文字数 42,627
最終更新日 2025.04.26
登録日 2024.08.13
「腹の底に響くような、心臓を鷲掴みされたかのような恐怖と興奮と絶望を」
「嗚呼、その顔が見たかったんだ」
平凡な日々は楽しいか?
平和な日々は楽しいか?
平穏な日々は楽しいか?
何かを繰り返すだけの人生など面白みに欠ける。
あぁでもそれが人間か、それがお前達か。ならば仕方がないだろう。……しかし、それは所詮お前達だけの話でしかないと言う事を識るが良いさ。
※改訂版です
※投稿はかなり不定期です。ご了承ください。
誤字脱字、又は感想などをいただけるとめちゃくちゃ喜びます。
設定集 > https://www.alphapolis.co.jp/novel/327626606/707976576/episode/9877952
用語集 > https://www.alphapolis.co.jp/novel/327626606/707976576/episode/9877954
文字数 132,929
最終更新日 2026.02.04
登録日 2025.05.12
漆黒のプラチナ――それは、愛という名の永遠の拘束。
美しき兄妹による支配権の逆転。そして、背後で糸を引く「聖母」の毒牙。
豪華絢爛なパビリオンの中で行われる、一人の男を完全に「無」へと還すための儀式。
海斗は、自らの血を分け合った二人の女に、魂までを捧げることを選ぶのか。
読者を待ち受けるのは、倫理が死に、欲望が完成される「如月家の真実」。
文字数 12,098
最終更新日 2025.12.28
登録日 2025.12.28
旅行好きの青年・石川祐介はある日、海外の蚤の市で知り合ったシモンから頼まれ一枚の絵を入手する。それは月夜に柔らかな光を浮かべる絵画だった……。
これは不思議な絵画に関わった男が一つの恋を手助けする不思議な物語。
文字数 8,443
最終更新日 2026.01.01
登録日 2026.01.01
プルタルコスの代表作『英雄伝』は古代ギリシアとローマの政治家、武将からひとりずつ人物をピックアップして編まれた伝記集です。
いままでに4回ほど完全邦訳されたものが出版されましたが、現在流通しているのは少々お値段のはる西洋古典叢書版のみ。名著の訳がこれだけというのは少しさみしい気がします。
そこで英文から重訳するかたちで翻訳を試みました。個性ゆたかな人物群のなかから、いままでにエウメネス、ニキアス、リュサンドロス、アエミリウス、ピュロスの伝記を紹介しました。この「フィロポイメン伝」は第6弾です。
フィロポイメンはヘレニズム期のギリシアの軍事指導者です。彼の名は、いや彼がひきいた組織、アカイア連邦(アカイア同盟)さえも、わが国ではほとんど知られていません。それもそのはずで、世界史の授業ではアレクサンドロス大王が死ぬと手早くヘレニズム三国の名前を覚えて、あとは話題がローマに移ったまま、ギリシアは気がつけばローマの一部になっています。学習の場では衰退していく国に用事がないのは仕方がありません。
しかしギリシアという「国」は、ゆっくり150年ほどかけて黄昏ていったのです(またローマ領となった後も、文化風習が根こそぎ失われたわけではない)。そのなかに沢山面白い人物がいたことはいうまでもありません。
フィロポイメンはペロポネソス半島に生まれ、スパルタと戦いながらアカイア連邦を拡大させて、滅びゆくギリシアの最後の意地をみせんと奮闘します。衰えつつあるわが国の現況と重ね合わせるもよし、古代の合戦絵巻として楽しむもよし、いずれにせよどうぞ最後までお付き合いください。
文字数 2,200
最終更新日 2026.01.14
登録日 2026.01.14
調達した熟女を在庫にして供給し、インバウンド需要で儲ける3人の大学生
東京の郊外にある有名私立大学のキャンパスには、一見するとどこにでもいるような三人の男子学生がいた。勝也、大地、空知。いずれも二十歳、端正な顔立ちと整った体格から「イケメントリオ」と陰で呼ばれることもあるが、彼らは単なる外見だけの青年ではなかった。
三人は高校時代からの親友で、それぞれが平均以上の知性を持ち、法律やITに関する知識は専門家ほどではないが、一般人よりはるかに詳しかった。ある秋の夜、アルバイト先の居酒屋で将来の不安を語り合う中で、一つの計画が生まれた。それは倫理的にも法的にもグレーゾーンながら、膨大なインバウンド需要に応える「ビジネス」だった――日本の熟女を販売するというものだ。
「リスクはあるが、リターンも大きい」勝也がグラスを傾けながら言った。
「法律の抜け穴を研究すれば、うまくやれるはずだ」大地がノートPCを開き、調べ始めた。
「セキュリティとITで完全な匿名性を確保できる」空知が画面に映し出されたコードを指さした。
こうして、彼らの危険で奇妙な「貯蓄計画」が動き出した。
全10話を予定してます
文字数 14,620
最終更新日 2026.01.18
登録日 2026.01.17
「ケ、ケツだ!!!!」
ゴールデンウィーク初日。
川を流れていた少女を助けた高校生××は、水底から伸びる“黒い手”に掴まれる。
一年前。
この川で、彼の幼なじみは命を落とした。
それ以来、彼はずっと“間に合わない夢”を見続けている。
記憶を失った少女。
怪異を追う胡散臭い男。
そして、川へ呼ぶ黒い手。
これは、死者に引かれ続ける少年と、
“残されたもの”たちの話。
文字数 24,777
最終更新日 2026.05.30
登録日 2026.05.29
コメント欄は、今日も今日とて地獄の有様。
匿名をいいことに暴れる『バカ』と、それを歪んだ正義感で殴りつける『コメント警察(自称)』たち。
漢字の送り仮名までチェックして、冷徹に論破する自堕落OL。
最速の『いいね』を稼ぐため、愛を免罪符に爆速投稿するオタク。
大声を張り上げる通報パフォーマンスを、特等席から冷笑する古参ファン。
画面の向こうで繰り広げられる、痛くて、滑稽で、どこか生々しい人間の業。
一歩引いた安全圏にいるつもりの彼らもまた、歪んだ承認欲求の沼に囚われていく――。
※良い子は正義感アピの通報パフォーマンスは絶対にやめようね。見苦しいからw。お姉さん(自称)とのお約束★
あなたのスマホのすぐ向こう側にある闇を描く、切れ味抜群のオムニバス・ストーリー。
文字数 5,545
最終更新日 2026.08.09
登録日 2026.06.21
人生で最大級の挫折を味わった。
俺の心の傷を癒すために、誰かアニソンを作ってくれ。
神曲キボンヌ。
山田定夫は、黒縁眼鏡、不潔、肥満、コミュ障、アニメオタクな高校生である。
育成に力を注いでいたゲームのキャラクターを戦死させてしまった彼は、
脱力のあまり掲示板にこのような書き込みをする。
本当に素晴らしい楽曲提供を受けることになった定夫は、
その曲にイメージを膨らませ、
親友二人と共に、ある壮大な計画に胸を躍らせる。
それはやがて、日本全国のオタクたちを巻き込んで……
文字数 248,492
最終更新日 2018.10.01
登録日 2018.01.01
ありふれた人生を送って居た主人公が異世界に行きのんびり平凡な人生を送る物語にするはずでした。それじゃあ、つまらんなあと思い、ゲスくて下品な方向に転換しました。
自分が異世界に行ったらどう行動するのか。
俺なら多分ああする、こうする風に書いてみました。
文字数 184,162
最終更新日 2018.04.14
登録日 2018.01.08
アリス=ルヴィニは攻撃魔法を得意とする、負けん気の強い活発な女の子。
王宮魔導師採用試験を受験し、見事通過した彼女は王宮魔導師見習いとして鍛錬することを許される。
――しかし、それも束の間。
十六の誕生日と重なった宮廷入りの日、事件は起こった。
なんとアリスは、最終選考まで共に競ったロディアによってネズミされちゃったのだっ!!
人間に戻れない彼女に手を差しのべたのは王宮魔導師師範代の美青年ウラノス=エマペトラ。
親切そうに見えるが毒舌家である彼とともに人間に戻る方法を探すことになったのは良かったけれど、どうも彼には見覚えがある気がするアリス。
そう、試験よりももっと昔に。
記憶の謎とある幼き日の約束――
それも気になるけど、そもそもあたしは元に戻れるのっ⁉︎
ファンタジック(ちょっぴりラブな)コメディ♪
※小説家になろうでも掲載中
文字数 34,438
最終更新日 2018.02.25
登録日 2018.02.12
衰退していく世界で、一人の少女は男装しないといけない理由があって男装して仕事を貰うために酒場へと向かう。
その酒場の付近で、一人の神子と出逢うと荒くれの盗賊に絡まれているのを主人公が助けると、側近の人に神子の護衛騎士をしないかと提案を出されて請け負った。
だが、その神子は7人のウタヒメに呪いを受けてしまい本来は男性なのだが女性へと変化させられていて……
男装した少女と呪われし神子が紡ぐ、ウタヒメ討伐の物語が始まる。
【それは、一つの悲しい物語でもあるとは誰も知らない】
文字数 19,709
最終更新日 2018.04.10
登録日 2018.04.01