「つくし」の検索結果
全体で106件見つかりました。
嶌国の第四皇子・朱燎琉(α)は、貴族の令嬢との婚約を前に、とんでもない事故を起こしてしまう。発情して我を失くし、国府に勤める官吏・郭瓔偲(Ω)を無理矢理つがいにしてしまったのだ。
その後、Ωの地位向上政策を掲げる父皇帝から命じられたのは、郭瓔偲との婚姻だった。
納得いかないながらも瓔偲に会いに行った燎琉は、そこで、凛とした空気を纏う、うつくしい官吏に引き合わされる。漂うのは、甘く高貴な白百合の香り――……それが燎琉のつがい、瓔偲だった。
戸惑いながらも瓔偲を殿舎に迎えた燎琉だったが、瓔偲の口から思ってもみなかったことを聞かされることになる。
「私たちがつがってしまったのは、もしかすると、皇太子位に絡んだ陰謀かもしれない。誰かの陰謀だとわかれば、婚約解消を皇帝に願い出ることもできるのではないか」
ふたりは調査を開始するが、ともに過ごすうちに燎琉は次第に瓔偲に惹かれていって――……?
※「*」のついた話はR指定です、ご注意ください。
※第11回BL小説大賞エントリー中。応援いただけると嬉しいです!
文字数 229,066
最終更新日 2023.11.28
登録日 2023.07.17
遥か未来、人間同士の大きな戦争がありました。
人間たちは様々な人を殺す物を用いて殺し合いましたが、土地を汚染したり、終結後に処分に手惑う物は使いませんでした。
ですが、武器には限りがあります。
そこで人間たちは、人のように産み、増える武器を作ることにしました。
ある科学者が人を元に作ったソレは「エキドナ」と呼ばれました。
エキドナ――彼女たちは、怪物を生み、敵を殺しました。
エキドナがいない人間達が殺されるのにそう時間がかかりませんでした。
戦争が終結後、エキドナを利用していた人間たちは思いました。
『エキドナが自分達に反抗の意識をもったらどうなる?』
と。
人間たちはエキドナを恐れ、エキドナと彼女らが生み出した怪物たちを殺処分していきました。
殺処分から免れた――殺処分できなかったエキドナは二人。
一人は我が子を失い、悲嘆にくれ、絶望しました。
もう一人は、怒り狂い、人間たちへと牙を向けました。
戦争では出さなかった程に恐ろしい怪物無数生み出し、破壊しつくしました。
一人のエキドナが、そのエキドナが使役する怪物達が破壊しつくすのを見て、人々は「たった一体、生き残ったエキドナによって世界が壊れた」とそのエキドナを「怪物女帝」と呼ぶようになりました。
もう一人、エキドナが生きてる事など人間たちは知りません。
世界の大部分は怪物が支配し、人間たちは残された安全な場所に集まって暮らすようになりました。
それ自体が、エキドナの数少ない慈悲だと気づくことなく。
これは生き残った一人のエキドナが願いを叶える物語。
エキドナの願いを叶えるために、一人の男が堕ちる物語。
文字数 50,395
最終更新日 2022.10.12
登録日 2022.10.11
まじめで献身的な涼のあだ名はいい男育成マシーンである。いつもつくしすぎて捨てられてしまうのだ。
ひどい振られかたをして泣いているといきなりスパダリが登場し、元彼たちにざまぁするまでの物語。
そしてその回りの物語をオムニバス形式でお届けします。
文字数 30,838
最終更新日 2022.09.09
登録日 2022.08.21
*タイトル変更しました。(旧題 黄金竜の花嫁~飼殺し妃は遡る~)
パウラ・ヘルムダールは、竜の血を継ぐ名門大公家の跡継ぎ公女。
この世を支配する黄金竜オーディに望まれて側室にされるが、その実態は正室の仕事を丸投げされてこなすだけの、名のみの妻だった。
しかもその名のみの妻、側室なのに選抜試験などと御大層なものがあって。生真面目パウラは手を抜くことを知らず、ついつい頑張ってなりたくもなかった側室に見事当選。
もう一人の側室候補エリーヌは、イケメン試験官と恋をしてさっさと選抜試験から引き揚げていた。
「やられた!」と後悔しても、後の祭り。仕方ないからパウラは丸投げされた仕事をこなし、こなして一生を終える。そしてご褒美にやり直しの転生を願った。
「二度と絶対、飼殺しの妃はごめんです」
そうして始まった2度目の人生、なんだか周りが騒がしい。
竜の血を継ぐ4人の青年(後に試験官になる)たちは、なぜだかみんなパウラに甘い。
後半、シリアス風味のハピエン。
3章からルート分岐します。
小説家になろう、カクヨムにも掲載しています。
表紙画像はwaifulabsで作成していただきました。
https://waifulabs.com/
文字数 246,987
最終更新日 2022.12.16
登録日 2022.03.24
「生きていく上で学業の成績は自分の為のものなのに、どうして良かったら偉そうに物を強請る事ができるのですか?どうしてお小遣いが足りない等と不平不満を漏らすのです?……おかしいでしょ……この上なく恵んでもらっているのにっ……」
惺真冬、北星高校2年にして文武両道、人目を惹きつけ離さない長い銀髪と人形みたいに凛怜な容姿、まさに高嶺の花と謳われるに相応しい学園の精霊が泣いている。
そんな惺真冬の秘密は3000万円に及ぶ多額の借金だった。
ひょんなきっかけで秘密を知ってしまった天野土筆は、絶望に打ちひしがれる惺真冬に問いかける。
「惺先輩……あなたの借金僕に肩代わりさせてもらえませんか?」
文字数 37,912
最終更新日 2021.11.09
登録日 2021.09.26
石の魔女を討伐するために、とある世界に召喚された勇者ジローは、召喚時に何らかの原因によりその性格を残虐に歪めてしまった。
歪んだ性格のままに魔女を卑劣な手段で討伐したジローは、続けて王権を簒奪し、思いのままの政治を開始する。
その残酷さから、いつの日か「魔王」と呼ばれるようになったジロー。
彼は凌辱しつくした姫との間に娘を授かった。
「娘のためにこの世界を良くしよう」とジローは思い立ったのだが、それは遅すぎた。
石の魔女の呪いを受けた魔王姫アリアウェットは、ともに生き残った魔王の親衛隊長とともに呪いを解く旅をに出ることになる。
この物語は親衛隊長が綴る呪われ魔王姫の冒険譚。
某大手サイトで18禁を食らったので転載していきます。
ネコミミババアでちょっと休息します。
文字数 317,597
最終更新日 2021.05.25
登録日 2020.08.12
ナディア・ジェドレーは激怒した。料理に出てくるのはいつでもどこでも肉、肉、肉。
悪徳貴族の令嬢として転生させられたあげく、大好きな魚が一切食べられないという環境に彼女は我慢がならなかった。海がなくても、川ならば……と川へ釣りに出かけても、すでに川の魚は食いつくされ絶滅。もはや魚は幻の存在となっていた。
そんな時、隣国のロネマ帝国なら海があり魚が食べられるという情報を入手する。ナディアは魚を食べるため、合法的に隣国に行く方法をあみだした。その名も国外追放。
父の悪行を世間に示し、無事に母と共にロネマ帝国へと国外追放をされたナディア。母の実家があるケオジャの町で、漁業ギルドの一員として、魚を捕獲する仕事を始める。
彼女の目的はただ一つ。充実した魚食生活を送ること。
なんでも異世界には海獣という特殊な魚介まであるらしい。せっかくなら異世界の魚を心行くまで食べつくしたい。
食欲まみれの元貴族令嬢は、今日も追放先で釣りをする!
※小説家になろうでも掲載してます。
文字数 44,789
最終更新日 2023.08.04
登録日 2023.07.16
うつくしい雪景色。しかしそれは、歩かなければならない少年にとっては、残酷な白い闇だった。雪国の冷酷を描く。
文字数 7,970
最終更新日 2015.02.01
登録日 2015.02.01
人の欲望が悪に落ちる時、古より伝わる悪魔が世界を覆いつくし、3日以内に滅びるという伝説がある。悪魔が出現した時の対処法は幾つかあるのだが、最も確実なのは古より伝わる聖女の召喚である。世界に最初の悪魔が出現した時、最も美しい少女を生贄として神に捧げた、と記録されている。少女の魂を食い尽くした悪魔は、少女に秘められた内なるパワーによって消滅したとされている。これが聖女伝説の始まりである。
困った時に召喚される聖女の運命は過酷である。用が無くなったらポイ捨て。でも、そんなことを続けるから、遂に聖女が怒り出しちゃった。所詮は人間なんだから、と叫んで、もしかしたら国が滅びちゃうかもしれない物語の始まりです。
文字数 2,546
最終更新日 2019.12.28
登録日 2019.12.27
岡野颯介は、彼の専門である数学以外のあらゆることに関心がない。彼の妻も教授のすすめで結婚しただけの女だ。
岡野の世界には数学以外の何も必要ないのに、平井は彼が好きだった。叶うわけもない、長い長い片思いだ。
叶わなくてもいい、そう思っていたのに、岡野が結婚してから、平井は彼の妻と肉体関係を持つようになった。
それが果たして、岡野への恨みなのか、それとも彼の女に対しての恨みなのか、自分でも分からないまま。
岡野と、岡野に片思いしている平井、夫婦関係が上手くいっていない岡野の妻理央、の三人の誰も叶わない恋の話です。一応一話完結の短編連作のような体裁です。
のんびり更新します。
暇潰しにでもなれば幸いです。
文字数 8,578
最終更新日 2022.07.14
登録日 2022.07.14
『 恋は一途に、彼は盲目 』に次ぐ、ブルースK氏のノベル作品!
今回はアクションありのスパイノベル、絶賛執筆中!!
※執筆者の逝去により未完成作品となります。
ブルース・ミッション
主題歌:幸せの誓い
20XX年、悪の組織“ゴッドキラー”が日本に進出してきて、悪事の限りをやりつくし放題、警察も手を焼いていた。
そんな中、国から国家秘密組織“ブラックシャドー”に、悪の組織“ゴッドキラー”を壊滅させてほしいとの依頼が来る。
その壊滅作戦の中、“ゴッドキラー”の手下にボロボロにされた一人の女子高生を、主人公が助ける中で恋に落ちる。
はたして、悪の組織“ゴッドキラー”壊滅作戦は成功するのか?!
そしてリョウの恋は成就するのか!?
ブルースK
文字数 13,538
最終更新日 2021.01.19
登録日 2018.09.13
今までずっと不幸だった男の子…
神たちが哀れに思い異世界に転生をするがまたもや異世界でも不幸だった。
神たちが尽力をつくし、閉ざされていた幸せへの道が開き出す!
そんな不幸だった男の子が周りを巻き込みながら幸せになっていくお話
※不定期投稿ですがよろしくお願いします!
文章構成とかはぐだぐだなのでダメ出しやアドバイスなどよろしくお願いします!(>~<)
もしかしたら、関西弁が混じっているかもしれないので見つけたらコメントお願いします!
文字数 1,651
最終更新日 2019.03.06
登録日 2019.02.22
旗本の嫡男である冬野は、雪の中、傘もささずに立ちつくしている千夜と出会う。大店の一人娘から、ぞんざいに扱われる妾に転落した千夜は死にたがりで、けれど死に至れない理由があった。
出会いを重ねるうちに千夜に想いを寄せた冬野は、千夜を苦界から救おうと奔走するが……
すれ違い、秘かに想いを通わせる二人の前には、身分という壁が立ちはだかる。
江戸時代を舞台にした身分差戀愛劇、どうぞご覧あれ。
登録日 2022.05.18
馬車の中で、私は全てを思い出した。この世界は、前世で遊びつくした乙女ゲーの世界だ。そして私が婚姻している第二王子ヘリズは、攻略対象の一人であった。だが、このルートは駄目だ。ヘリズは好感度が十分でなければ、移動中の私を殺害し、私が身勝手に逃げ出したことにして伯爵家を取り潰してその領地を奪うように動くのだ。
既にこうなった以上、逃れる術はない。王候補の地位を持つヘリズには、私ではどう足掻いても対抗することはできない。
……いや、一つだけあるはずだ。本来のトゥルーエンド前に敵役が復活させる竜王の封印を私が解き、この王国を支配する。最早、私に残された道はそれ以外になかった。
文字数 5,114
最終更新日 2020.02.15
登録日 2020.02.15
これは「八罪呪源」と呼ばれている、『8つ』ある最強の大罪たちとともに、世界の悪を喰らいつくし、8代目魔王として世界を統べるまでになる青年の物語。
「八罪呪源」強大すぎる力と影響から、周囲の人間に拒絶されてきた青年フォルカ。
7代目魔王が討伐されてから、魔族や呪い持ちは危険と判断され、人々は容赦なく襲い掛かってくる。逃げ隠れする生活の中、猫魔人ロロと名乗る魔族が「その力の使い方を教えてやるにゃ」と、強力だが制御も効かず、代償も大きい呪いの使い方を教わりながら逃亡生活をすることに。
旅を続けて数か月がたった頃、1人と1匹の前を、幼い魔族を何匹も乗せた気配のする馬車が通り過ぎていく。フォルカの足は自然と馬車を行く手を塞ぐように走り出していた。
最強である八つの大罪とともに行く! 己の目に映るすべての悪を喰らい尽くしていく青年とその仲間たちによる。世界を敵に回してなお喰らい尽くし続ける最強魔王の誕生録。
小説を書き始めてみたばかりの初心者です!
毎日投稿します‼皆様からの感想やアドバイス等いただけると嬉しいです‼よろしくお願いします!
カクヨム様にも投稿していますので、よろしければ覗いてみてください!
https://kakuyomu.jp/works/16816452220087160412
登録日 2021.05.14
私、柊七瀬は普通の新入OLだった。
「聖女ナナセ!お前はクビだ!」
ナンカのパーティで壇上から叫ぶ王太子ウィル様。その横には一緒に召喚された、鈴木愛理さんがいる。
はあ また始まったよ、私はため息をつくしかないんだけど。え?いいの?そんなことして?大丈夫?鈴木さん、ちゃんと浄化したんでしょうね??
文字数 6,240
最終更新日 2020.12.02
登録日 2020.12.02