「荒野」の検索結果
全体で284件見つかりました。
学生の頃、優秀な兄を自分の過失により亡くした加賀見亮次は、その罪悪感に苦しみ、せめてもの贖罪として、兄が憧れていた宇宙に、兄の遺骨を送るための金を貯めながら孤独な日々を送っていた。
ある明るい満月の夜、亮次は近所の竹やぶの中でうずくまる、異国の血が混ざったと思われる小さくて不思議な少年に出逢う。彼は何を訊いても一言も喋らず、身元も判らず、途方に暮れた亮次は、交番に預けて帰ろうとするが、少年は思いがけず、すがるように亮次の手を強く握ってきて――。
ひと言で言うと「ピュアすぎるBL」という感じです。
不遇な環境で育った少年は、色々な意味でとても無垢な子です。その設定上、BLとしては非常にライトなものとなっておりますが、お互いが本当に大好きで、唯一無二の存在で、この上なく純愛な感じのお話になっているかと思います。言葉で伝えられない分、少年は全身で亮次への想いを表し、愛を乞います。人との関係を諦めていた亮次も、いつしかその小さな存在を心から愛おしく思うようになります。その緩やかで優しい変化を楽しんでいただけたらと思います。
タイトルの読みは『かぐやぼう』です。
※表紙イラストは画像生成AIで作成して加工を加えたものです。
文字数 40,428
最終更新日 2024.02.26
登録日 2024.02.23
美しくも残酷な、少年たちの倒錯的青春譚
この物語は、「失われた少年のための、死体安置所への招待状」である。
ジャンルを問うという野暮な指摘に答えるならば、これは「少年愛」という名の甘美な聖痕を背負った、「教育(ビルドゥングスロマン)の死」の記録に他ならない。
かつて、成長とは未来へ向かって翼を広げることだと誰が決めたのか。ここでは、大人になることとは、すなわち魂の去勢であり、社会という名の巨大な標本箱に収められるための、緩慢なる死の準備運動に過ぎない。
これは、二人の少年が「永遠」という名の腐敗した温室を脱出し、現実という名の荒野へ追放されるまでの、「記憶の放浪記」である。
彼らは愛したのではない。互いを所有物という名の標本に加工し、記憶の深淵に埋め込むことで、世界に対してささやかな反乱を企てたのだ。結婚、出世、家庭という名の「まともな人生」が、どれほど残酷な墓場であるかを証明するために、彼らはあえて幸福の仮面を被り、その内側で、誰にも見えない「少年」の死体を毎日死なせ続けている。
つまり、この物語は、「過ぎ去った季節への哀歌」であり、読者の胸の奥底に潜む、決して成熟することのできなかった「かつての少年」たちに向けた、悪魔的な子守唄なのである。
さあ、ページをめくれ。そこには、君が大人になるために捨て去った、あの汚らわしくも美しい「罪」が、琥珀の中で静かに息を潜めているはずだ。
文字数 29,368
最終更新日 2026.06.21
登録日 2026.06.13
リコリス・オリアニス公爵令嬢はユリウス・ヴァイセンベルク第一王子の婚約者だった。
共に学園生活を楽しんでいたのもつかの間、ある日突然、王家の反逆者あつかいされて捕縛され、流刑になってしまう。
理由は――王家の秘宝を盗み、盗んだ罪を護国の聖女といわれているアリアネ・オリアニスに、実の妹に押し付けようとしたから――らしい。
身に覚えはないけれど、流刑になってしまったリコリス。
東の荒野に一人置き去りにされたリコリスは考える。
『ここを、新生リコリス帝国にしましょう』
そこに東の荒野にひっそりと住んでいた白竜ヴィルヘルムが現れる。
ソロキャンしたいリコリスと、料理を食べたいヴィルヘルムの利害が一致したところで、新生リコリス帝国への第一歩がはじまったり始まらなかったりする話です。
文字数 122,635
最終更新日 2022.06.17
登録日 2022.06.03
強大な円華帝国が支配するとある大陸。
シュシュリは帝国中央府から見ればおそろしく辺境の荒野に暮らす、少数部族の戦士の娘だ。
荒野は絶えず生じる悍ましい魔獣が存在する不毛な土地だった。穢れを浄化する特別な力を持つ巫女により、なんとか荒野で生活ができてはいるものの、最近魔獣の数も増えてきていた。だが竜の御珠と呼ばれる宝さえあれば、巫女の力も強くなり不毛な地も浄化できるはず。しかし御珠は帝国のものだった。シュシュリたちの暮らす大厄の荒野と呼ばれるこの辺境にある鎮守府に、御珠は預けられている。
シュシュリは、鎮守府の総督が変わるという話を聞き、新たに赴任する総督を暗殺し御珠の奪取を目論んだ。しかし、新総督は意外にも食わせ物で、御珠を渡す代わりにシュシュリの身体を求めてきた。更にそこから思いもよらぬ逃避行に発展する。
notイケオジ,not美形
R18シーンありの話には※印をつけてます。
残酷な描写ありタグは保険です。
文字数 66,743
最終更新日 2022.04.18
登録日 2022.04.11
ある日ある時、男、いや、元男は荒野のど真ん中に立っていた。
ただ慌ててはいない、神に出会い、色々と交渉して納得の状況だったからだ。
転生について、代わりに『お取り寄せ』という能力を授かった。
が、くだらない理由のために、次の様な事になってしまった。
彼女?は、生理周期の黄体期に母乳が出て、それから沈香(じんこう)の薫りがする『霊薬』を精製する……
そんな神との契約を結んでの転生……
その上、神様のお仕事も引き受け?させられ、お給料をいただくことにもなった。
お仕事とはこの世界に充満する、瘴気を浄化すること、更には時々『神託』を遂行すること……
最低限のお仕事をこなし、のんびりと過ごそうと……だがそうはうまくいくはずもない……
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カクヨムでも公開しております。
表紙はゲルダ・ヴィークナー作 若者のためのダンスドレス です。
パブリックドメインのものです。
多分R18とまではいかないと思いますが、チョットばかりエッチなので、とりあえずR18とさせていただきます。
拙作、『エーリュシオンでお取りよせ?』と同じく『お取り寄せ能力』をメインにした『さえない男シリーズ』の作品です。
文字数 232,694
最終更新日 2024.09.22
登録日 2024.09.19
魔法至上主義の帝国で、魔力を持たず「遺物修復」しかできない青年・ルードは「無能」として辺境の廃棄場に追放される。
そこは、かつて高度な文明が滅んだと言われる禁忌の荒野。
ルードがそこで出会ったのは、巨大なガラクタとして放置されていた謎の鉄塊だった。
持ち前のスキル『精密復元』と『機能拡張』で鉄塊を修理した瞬間、それは古代の機動要塞として再起動する!
居住空間、自動工房、防衛兵器を備えた「動く家」を手に入れたルードは、自炊と工作を楽しみながら、荒野を安住の地へと変えていく。
一方、彼を捨てた帝国は、修復された古代兵器の脅威と、彼が作る「魔法を超えた便利道具」の存在に気づき、慌てて連れ戻そうとするが……。
「今さら戻れと言われても困ります。この家、もう僕の生活に最適化しちゃったので」
これは、世界から見捨てられた男が、古代の知恵と共に自由を謳歌する物語。
文字数 26,510
最終更新日 2026.02.16
登録日 2026.02.10
推理をしない探偵事務所で働く駆け出し探偵のパンク女子珠莉は今日も猫探しや人探しに奮闘中。
事務所のイケオジ所長、元ストーカーの助手、ロリィタ秘書とのちょいエロ(珠莉総受け)を交えながら、主人公が自分の過去を乗り越えて前に進んでいくお話です。
と言いつつメインはエロなので1話に大体1エロ入ってます。
全14章で完結しました。
◾️登場人物
・神宮 珠莉(じんぐう しゅり)
感覚の(ある意味)鋭すぎる駆け出しの探偵。
パンク女子。素直だがお馬鹿な一面も。
・美坂 諒介(みまさか りょうすけ)
探偵所の所長、オーナー。
人脈も女性関係も謎も多い。
・禅野 秋人(ぜんの あきと) 21歳
大学3年生。ストーカー。探偵助手。
父が警視で愛人の子。
・清香(さやか) 20歳
大学2年生。依頼人。秘書。ロリィタ女子。
文字数 60,494
最終更新日 2024.10.23
登録日 2024.09.23
銀貨三枚で購入された八百屋の娘、正直に答えて真の聖女に覚醒!?
【あらすじ】
「我が国に聖女がいないのは沽券に関わる」
という王子の身勝手な理由で、街から拉致された八百屋の娘シーア。
銀貨三枚で親から売られた彼女に与えられたのは、監禁同然の生活と「聖女」という偽りの肩書きだった。
「私は八百屋の娘ですけど」
「黙れ、聖女は粗食と決まっている」
理不尽な日々の中、王国を大飢饉が襲う。
王子は政治の失敗と飢饉の責任を全てシーアに押し付け、彼女を国外追放した。
ボロボロの姿で国境の荒野へ放り出された彼女を待っていたのは、隣国の美しき王太子アストル。
「あなたは聖女ですか?」という問いに、彼女は嘘をつけず、正直に自身の素性を告げた。
「いいえ、私はただの八百屋の娘です」
——その誠実さこそが神の心を打ち、彼女の頭上に真なる聖女の冠が輝く!
本物の聖女(シーア)を失った母国が、王子の暴政によって自滅し『修羅の国』へと崩壊していく中……。
新天地へと迎えられたシーアは、最高の食材と、アストル殿下からのとろけるような激甘溺愛生活に包まれ、最高に幸せになるのだった。
文字数 9,413
最終更新日 2026.05.18
登録日 2026.05.15
目覚めると自分だけの記憶が無い荒野に居た。
異世界へ来てしまった俺は異能集団と出会う。
1週間で記憶が戻ると言われ1人の男性と同居生活をする事になった。
彼は自称殺人鬼。
何故この世界に来たのか。そして自由に発動しない俺の異能力。
殺人鬼は俺を押し倒し・・・。
記憶が戻るとある人に恋していた自分を思い出す。
そして護るべき者の事も。
異世界転移異能バトル&BL物です。
第一章BL(絡み多め)。第2章(異能とピュア)。第3章(異能バトル)。
第4章日常とBL(そのカップリング?)。
第5章異能バトルと主人公の成長を予定。
最終は16章です。
番外編はお好みでm(_ _)m
文字数 415,244
最終更新日 2020.08.04
登録日 2020.02.07
大陸の西側に広がる辺境地帯〈サンドリッジ〉。
開拓地であるそこでは、鉛玉の代わりに魔力を撃ち出す“魔導銃”を扱う冒険者たちが、賞金稼ぎとして荒野を渡り歩いていた。
冒険者( 賞金稼ぎ)として生きるカイトは、乾いた風の中を一人で旅していた。
そんな中、奴隷狩りに襲われている少女・ルナを助ける。
彼女はアルビノのダールエルフだった。
「いつかお前は白い少女に出会うだろう。その子はお前の運命を変える」
昔、魔法使いに告げられたカイトは、少女を連れて旅をすることにする。
旅の中でルナは様々な経験と出会いを繰り返し、成長していく。
一方、カイトは少女との旅を通して──。
長年のバウンティハンター稼業で、人を殺めても罪悪感を感じなくなっていた獣のような心から少しづつ人間らしさを取り戻すと共に、大切なものを見つけるのだった。
文字数 47,753
最終更新日 2026.03.08
登録日 2026.02.24
公爵令嬢リリアンヌは、サキュバスの正体を隠して生きてきた。しかし、婚約者の王太子から卒業パーティで突きつけられた理不尽な婚約破棄と侮辱は、彼女の理性のタガを外してしまう。溢れ出した魔力は王国全土の生命力を吸い尽くし、一夜にして緑豊かな国を塩の荒野へと変えた。以来、自らを呪い、滅びの地を彷徨うこと数百年。「荒れ地の魔女」と恐れられる彼女の前に、一人の男が現れる。カイトと名乗る彼は、この世界の人間にはない「地球の科学知識」を持つ転生者だった。絶望の魔女と、希望を植える男。二人の出会いは、死んだ大地に生命を呼び戻し、凍てついた魂を溶かす、長大な贖罪と再生の物語の始まりだった。
文字数 113,082
最終更新日 2025.07.09
登録日 2025.06.24
――土魔法課は予算のムダだ。
そう言われ続け、旧・リーネ帝国の土魔法課は『人件費1名』にまでコストカット改革されていた。その最後の1人だった俺(24)は、土魔法【黄金のつるはし】と【工作BOX】の力で帝都すべての公共工事をなんとか1人でこなしている。
だが、そんなある日。とうとうその1名すら「ムダ」ということになり、土魔法課は廃止。俺は『バイローム地方』という辺境領地へ左遷されることとなった。
こうして失意ののちバイローム地方へ向かうが、この何もない荒野にはむしろ無限の可能性があった。俺は土魔法でコツコツ荒野の素材を回収し、ブロックを工作して、採掘場、農場、ゴーレム工房、地下拠点……などなど次々と施設を建設していく。
やがて、土魔法をおろそかにした帝都が衰えていく一方、俺のバイローム地方は『最強の辺境』へと発展していく。
登録日 2021.02.26
【完結・6000PV感謝】「私、絶対、魂送りできるようになるから……!」「必要ないって何度言ったらわかるんだ……っ」──奴隷の少女と孤独な剣士が巻き起こす、癒しと解放の鎮魂歌(レクイエム)。
亡者に侵食され滅びに向かう世界で──奴隷の少女メルは、荒野の真ん中に取り残されて亡者に襲われていたところを、旅の剣士アスターに助けられる。
亡者は剣で倒せない。
とどめを刺すには、弱ったところを魂送りと呼ばれる歌と踊りで、亡者と化したさまよえる魂を葬送する必要があった。
魂送りをしてアスターの旅についていくことを願うメルだけど、アスターにはある悲しい秘密があって……?
──これは奴隷の少女と、孤独な剣士が「帰る場所」を見つけていく物語。
【外伝・完結】『葬送のレクイエム──褐色の天使と悪魔の微笑み』↓↓
https://kakuyomu.jp/works/16817330669149046591
【続編・連載中】『葬送のレクイエム──不死鳥の巫女と殲滅のつるぎ』↓↓
https://kakuyomu.jp/works/16817330669223115646
(※作中に登場する歌詞は、作者本人が作詞したものを、歌手・作曲者の了解のもと使用しています)
登録日 2023.04.22
脚を怪我し、陸上部を辞めた高校3年生の樹は 戦国武将に成りきるゲームで夏休みの暇を潰していた。
ところがゲームをプレイ中、樹はいつのまにか 死体の山と化した荒野に立ちすくんでいてーーー
その場を乗り切る為についた嘘によって
武田信玄の『近習』として雇われることとなった樹は
憧れの同級生に瓜二つな容姿を持つ菊姫と出会う。
やがて武田家と上杉家の和平の印として
上杉景勝と結婚することとなった菊姫に帯同し 越後を訪れた樹は、ひょんなことから清姫という美女に弱みを握られてしまう。
信玄と謙信、菊姫と清姫。
2人の主君、そして2人の姫と密接に繋がりを持つこととなった樹は
やがて双方の命運を握る決断を迫られ…?
-主な登場人物-
◇樹(いつき) 元陸上部員の高校3年生
●武田家
◇武田信玄 武田家当主
◆菊姫 信玄の娘/上杉景勝の婚約者
◇武田勝頼 信玄の後継/菊姫の兄
●上杉家
◇上杉謙信 上杉家当主
◆清姫 景虎の妻/景勝の妹
◇上杉景勝 謙信の養子で後継候補/菊姫の婚約者
◇長尾景虎 謙信の養子で後継候補/清姫の夫
●現代
◆亜純 女子陸上部員/樹の憧れる存在
登録日 2021.07.15
無敵の剣術を会得した男装の女剣士。立ち塞がるは三国志に名を刻む猛将馬超
舞台は三國志のハイライトとも言える時代、建安年間。曹操に敗れ関中を追われた馬超率いる反乱軍が涼州を襲う。正史に残る涼州動乱を、官位無き在野の侠客たちの視点で描く武侠譚。
役人の娘でありながら剣の道を選んだ男装の麗人・趙英。
家族の仇を追っている騎馬民族の少年・呼狐澹。
ふらりと現れた目的の分からぬ胡散臭い道士・緑風子。
荒野で出会った在野の流れ者たちの視点から描く、錦馬超の実態とは……。
主に正史を参考としていますが、随所で意図的に演義要素も残しており、また武侠小説としてのテイストも強く、一見重そうに見えて雰囲気は割とライトです。
三國志好きな人ならニヤニヤ出来る要素は散らしてますが、世界観説明のノリで注釈も多めなので、知らなくても楽しめるかと思います(多分)
涼州動乱と言えば馬超と王異ですが、ゲームやサブカル系でこの2人が好きな人はご注意。何せ基本正史ベースだもんで、2人とも現代人の感覚としちゃアレでして……。
文字数 199,503
最終更新日 2022.05.31
登録日 2022.05.31
男性なら覚えのあることと思いますが、恋愛とは無常かつ非情なものです。
勝者の座席は限られていて、敗者は孤独に荒野を彷徨うのが運命。
けれど、まだ遅くはないかもしれません。
どうか過去を振り切り、新たな一歩を踏み出すことを心より願います。
文字数 2,131
最終更新日 2016.09.04
登録日 2016.09.04