「声」の検索結果
全体で8,782件見つかりました。
伯爵家のオリヴィア・エバンスは『聖女』の代理をしてきた。
理由は本物の聖女であるセレナ・デブリーズ公爵令嬢が聖女の仕事を面倒臭がったためだ。
本物と言っても、家の権力をたてにして無理やり押し通した聖女だが。
無理やりセレナが押し込まれる前は、本来ならオリヴィアが聖女に選ばれるはずだった。
そういうこともあって、オリヴィアが聖女の代理として選ばれた。
セレナは最初は公務などにはきちんと出ていたが、次第に私に全て任せるようになった。
幸い、オリヴィアとセレナはそこそこ似ていたので、聖女のベールを被ってしまえば顔はあまり確認できず、バレる心配は無かった。
こうしてセレナは名誉と富だけを取り、オリヴィアには働かさせて自分は毎晩パーティーへ出席していた。
そして、ある日突然セレナからこう言われた。
「あー、あんた、もうクビにするから」
「え?」
「それと教会から追放するわ。理由はもう分かってるでしょ?」
「いえ、全くわかりませんけど……」
「私に成り代わって聖女になろうとしたでしょ?」
「いえ、してないんですけど……」
「馬鹿ねぇ。理由なんてどうでもいいのよ。私がそういう気分だからそうするのよ。私の偽物で伯爵家のあんたは大人しく聞いとけばいいの」
「……わかりました」
オリヴィアは一礼して部屋を出ようとする。
その時後ろから馬鹿にしたような笑い声が聞こえた。
「あはは! 本当に無様ね! ここまで頑張って成果も何もかも奪われるなんて! けど伯爵家のあんたは何の仕返しも出来ないのよ!」
セレナがオリヴィアを馬鹿にしている。
しかしオリヴィアは特に気にすることなく部屋出た。
(馬鹿ね、今まで聖女の仕事をしていたのは私なのよ? 後悔するのはどちらなんでしょうね?)
文字数 4,104
最終更新日 2021.07.31
登録日 2021.07.27
ピッコマ様で、コミカライズ先行配信中!
コミックス2巻、7月25日(金)発売!
「この俺が婚約者になってやるのだから、光栄に思え」
初顔合わせで侯爵子息ハーネルドに言われた言葉に、伯爵令嬢のフォルティアナは齢十歳にして『結婚に必要なものは忍耐』と悟り、結婚に理想を抱かなくなった。
そんなフォルティアナが十五歳を迎えた頃、大人の仲間入りを祝う華々しいデビュタントの日、婚約者のハーネルドを巻き込み盛大にダンスホールで転倒してしまった。
この失態をきっかけに、怒鳴り込んできた侯爵により婚約は破棄され、『どんがめ姫』という不名誉な汚名を授かることに。
その汚名を返上しようとひたすら二年努力するも、誰もフォルティアナとダンスを踊ってはくれない。
パーティ会場で元婚約者のハーネルドに暴言を吐かれ、その場にいるとみっともなく涙をこぼしてしまいそうになったフォルティアナはそっと会場を抜け出した。
人気のない庭園で、フォルティアナは普通の人には見えない『光る人』に声をかけられる。いつもなら両親の言いつけを守り、気付かないフリをして相手にしないのだが、その日はそれが出来なかった。誰でもいいから、話を聞いて欲しかったのだ。
フォルティアナの話を静かに聞いていた『光る人』である青年は、跪いて手を差し出す。
「僕と一曲、踊ってくれませんか?」
青年にリードされ、フォルティアナは失敗する事なくダンスを立派に踊りきり、苦手だったダンスの楽しさを知った。
自分が何者かも分からないという青年に、フォルティアナはリヒトと名前をつけてあげた。
それから王城でリヒトに秘密のダンスレッスンをつけてもらうようになり、いつしか彼に淡い恋心を抱くようになっていた。
そこへ元婚約者のハーネルドが現れて、あの時のリベンジをしたいと言う。
見事汚名を返上することに成功したものの、その日以降、リヒトは庭園から姿を消してしまった。
実はその青年、療養中の第二王子で――
※これは、婚約者に皮肉を言われ続け結婚に理想を抱かなくなった伯爵令嬢と、初恋を拗らせてやらかした過去を挽回しようとする侯爵子息と、その二人を面白おかしく眺めながら隙あれば横からかっ攫おうとする王子様の三角関係なお話です。
ノベルバでも掲載中です。
【第1回BKコミックスf令嬢小説コンテスト】にて【佳作】を頂きました。
登録日 2024.04.26
とある大きな船が動いていました。船は特別なものではありません。やすい材料をあつめてつくられたふるい仕掛けの蒸気船です。
ここには新天地へ向けて旅立っていく人々が乗っていました。みんな毛布やカバンひとつで少しの荷物と少しのお金で親子で、夫婦で、仕事仲間で、恋人で、信頼し合った友達どうしで、ときには一人で、みんなふるさとや家や仕事を捨てて新しい未来へと頑張っていこうとしている者たちばかりでした。
そこに15にも満たないくらいの幼い一組のカップルも乗っていました。少年の方がおおきな明るい茶色の革の鞄を持って、船のデッキに乗っていました。というのも、船のデッキは嵐や直射日光をもろに受けて暮らしづらいので、ただで乗ることができたのです。なんとこの二人は一文無しでした。食料は最初の3日はただでわけてもらえますがあとは借金をつくるか、船の中で働くかしかないのでした。しかも働き口は人気で人がとっくに埋まってしまい人手は足りていたので、彼らはいづれ新天地で働いてお金を返すしかなかったのです。そればかりか自分たちが生きていくためにお金も稼がなければなかったのです。それにもかかわらず、このカップルには働くあてすらありませんでした。もうがむしゃらに家を飛び出したのです。
さて、二人はデッキにしっかり釘付けされて備えつけられたささくれた木のベンチの下に入って、毛布にくるまってその中で愛を確かめ合いました。二人がこんな行為をするのはもう何回目になることでしょう。そのくらい二人は何度も互いの体を見、触り、慈しんできたのです。
「こんなところじゃダメだって・・・」と女の子が言うのも聞かず、なんだかんだで2人ともはだかになってしまいます。デッキには他の人々もいました。皆不安に満ちた顔をめいめいにしていて、なかには荒れ狂う急流を眺めている人もいるので、二人の存在には気づいていても、誰もこちらをみていませんでした。
ふたりは小さな心臓を重ねあってぴったりと抱き合っていました。これはいつもあいびきするたびにしていることでした。ただしこれだけなのです。女の子は経験がないので、ふたりが一線を越えることはなかったのです。もちろん男の子も他に経験はありませんでした。
ただ前に、女の子の膜が破れるのを男の子は見ていました。その日も二人でお互いの大切な部分を丹念に触りあっていました。ただその日は女の子の漏れる声が余りにも激しく、それに倣ってやはり男の子への愛撫も強くなっていて、男の子は強く触られることに興奮して思わずいつもなら触らない内のほうを思い切り指で突いてしまったのです。女の子は顔を顰めてとてもつらそうに痛がりました。男の子は焦って、あわてて一本だけ入れた人差しゆびを出しました。抜いた指からは血が垂れていました。
それから女の子が「穴には指を入れないでね」と言うのでこれは約束になりました。
つづく
文字数 69,783
最終更新日 2026.01.16
登録日 2025.06.11
殺してやる、殺してやる____。
といじめられっ子、西口紗枝は声に出して叫んだ。
あんな奴ら殺してやる。
死ね、死ね、死ね、死ねーーーー!
と、そこに通りかかった一人の少女。
クラスメイトのその子はおもむろに言った。
「ねえ、殺したいなら殺そうよ!」
文字数 3,539
最終更新日 2017.08.07
登録日 2017.08.05
小さな部屋をテーマにした短編です。
全く別のお話になりますのでどちらから読んでいただいても大丈夫です。
〜ある少女の場合〜
「あれ、ここどこ……」
目が覚めると小さな部屋に閉じ込められていた。
手は拘束され、誰もいない薄暗い部屋でクスクスと変な声も聞こえている……
なぜ自分は生かされているのだろう。
どうしてここにいるのかわからないままに過ぎていく日々……そんなある日、目が覚めると元通りの生活が。
あの日々はただの悪夢だったのか、それとも……
〜ある一家の場合〜
「母さんいい加減僕たちを出してくれよ!」
「……だめよ、あなたを出すことはできない」
息子を別荘の地下に閉じ込めて約ひと月。
「僕たち一緒になったんだ」
あの時、血の海の中心にいた息子いや、あの悪魔は何かを食べていた……人の指に見えるソレを。
優等生で前途有望といわれた自慢の息子があんな悪魔だったなんてーー
どうか返事が返ってきませんように……願いを胸に秘め毎週扉をノックする。
ああ、早くいなくなってくれないかしら……
※※※
〜ある一家の場合〜には 〈残酷/グロ/食人〉が含まれます。ご注意ください。
※※※
※この物語はフィクションです。
残酷なシーンなどございますのでお食事時を避けることをお勧めします。
タグやあらすじをご確認の上お進みください。よろしくお願いします。
文字数 7,085
最終更新日 2020.04.05
登録日 2019.06.05
souls gateの柊と楠の話中心。梛木がゲーム「souls gate」を作るまでのことも併せて。
生まれつき目付きの悪い、黄色に近いシトリンの瞳のせいで周りの人から敬遠されていた楠が半ばやけくそみたいに飛び付いたのは、ゲーム会社「TAKAMAGAHARA」のスカウトだった。
だけど、このスカウトの基準は学校一成績優秀って情報ではなかったようだ。
因縁付けられ売られた喧嘩、全戦全勝。‥これがスカウトの決め手だったって‥?
どうも、「TAKAMAGAHARA」は普通の会社じゃないらしい。
それも後から知ったことで、ホントに深く考えることもなく家を出た楠は、途中で、途方に暮れる家出青年・柊を拾った。
目を惹く非凡ではない容姿は‥だけど、その時楠の目には入らなかった。
「顔細胞(※人の顔を見分ける細胞)が欠如してる」
って日々断言する楠は、「どうせ見ても同じだ」「声や話の内容を覚えれば人の識別くらい可能だ」と人の顔を見ない。
だけど人に興味がないわけでは無い。
いつもは見掛けで判断され敬遠されることが多いものの、楠は誰にでも優しく誰にでも親切な青年なのだ。
「こんな‥どうみても問題だらけの人ほっとけない‥」
これが柊との出会いの総てだった。
一方、問題だらけの柊の楠に対する初印象は特に何もなかった。着の身着で出て来て、お金もない、家に帰るって選択肢もない。本能的にこの男しか自分は今頼れるものはいない‥! そう思っただけ。
だけど、この男は‥今まで会った誰よりも一緒に居ると安心できる‥。離れたくない‥。
幸いお人好しな楠が柊を見捨てることはなかった。
不遇な生い立ちのせいで、今まで感じたことのなかった安心感、多幸感‥それを与えてくれている今の生活は全て楠のおかげ。楠がここに連れて来てっくれたから。‥柊が傍に居てくれるから。
柊の楠に対する想いは、単なる感謝ではなく、執着に変わりかねない‥危うい恋心に変わっていった。
一方の楠も、「TAKAMAGAHARA」での新たな暮らしに満足していた。初めて自分を嫌悪しない仲間との何気ない会話、そして楠はそこで自分の正体を知る男に出会う。
今まで気にかかっていたこと。
異常なまでに雨男なこと‥そして、自分と目が合った人間がまるで凍り付いたように一瞬固まること。(そのおかげで喧嘩に全勝していたともいえる)
楠の正体とは? その男は何者なのか? そして、柊の恋の行方は?
ということだけを書いていきます。(「TAKAMAGAHARA」の話はまた本編で‥)
文字数 126,270
最終更新日 2023.12.28
登録日 2023.10.08
「それでは、ゲームの概要を説明させていただきます」
その声で、その場にいた人々が目を覚まし、声のする方を見た。佐伯博人もその一人だ。数人がそそくさとその場を後にするのを横目に見ながら、博人は説明の続きを待った。
「これからみなさまには、30日間の船旅の後、得た【スキル】を駆使し、無人島にてサバイバルを行っていただきます」
衝撃的な説明がされたというのに、誰一人として声をあげなかった。不審に思った博人も小さく声を出すべく口を開いた。
「……」
(声が出ないな)のどが震える感覚はあるのに、音にならない不思議な感覚。周りを見ると多くの人が驚きの表情を浮かべていた。
「今、多くの方々が実感した声が出ない現象、これも【スキル】の一つです」
淡々とした声が続く。
「このような【スキル】を船内にて集め、サバイバルを勝ち抜くことがゲームの概要となります。ゲームは明日の12時からです。解散」
登録日 2024.02.20
2099年、世界最高峰の護衛部隊「修羅の砦」その部隊でも最強と呼び声の高い、藤堂 強夜は幼少の頃に総隊長から助けられた借りを返す為に今日も護衛対象を護る。 しかし、護衛任務途中に味方を助ける為に命を失ってしまう。 気づけば真っ白な空間におり、神様から異世界への転生を持ちかけられる。 今度こそ自分が護りたいものを護る為に異世界へと神様からもらった能力と自分が身に付けた能力を持って旅立つ。辿り着いた異世界で守護者を育てながら沢山の人々を守護する。
登録日 2016.01.05
ディーナは夢の中で知らない声に呼ばれた。不安を覚えた彼女は、母親の勧めで、伯父でもある隣国バハーバドルの王に会いに行く。そこで出会ったのは皇太子ジャファール。彼とともに王に謁見した彼女は、自分の幻聴がバハーバドルの未来に関わる重大なものだと知らされる。そしてディーナは、ジャファールの婚約者から信じられない発言を聞かされたのだった。 ※別名義で某小説賞に投稿した作品を改稿したものです。 ※小説家になろうさまにて2014年に公開した作品です。
文字数 67,700
最終更新日 2019.06.15
登録日 2019.06.05
現代社会に現れる魔物、鬼を専門に退治する鬼狩りの家に生まれた鬼月諸刃は、家業を捨てて料理人になりたかった。
目的の鬼を倒してしまい、未練をなくした諸刃に鬼狩りを続ける意味はない。じっちゃんの説得を振り切り逃げ出した。
逃げ出した先にいたのは、幼馴染の飛鳥。両親が料理人で、彼女の両親の影響で料理人を目指すようになった。そんな彼女とたわいない日常会話をしながら、料理を教わりに彼女の家に向かう途中、謎の魔法陣が現れる。
が、一分ほどたっても一向に動かない。
待ちくたびれていたら突然はじき出されて落っこちた。
一人変な洞窟のような場所に転移させられた諸刃は、そこでのじゃのじゃ喋るロリ声の妖刀を拾う。
「よし、これで魚でも切るか」
『のじゃああああああああ、な、生臭いのじゃあああああああ』
鬼狩りという稼業から逃げ出した諸刃は、料理人になることが出来るのか。
そして、のじゃロリの包丁としての切れ味はいかに……。
カクヨム、小説家になろうにも投稿しています。
文字数 244,785
最終更新日 2021.04.04
登録日 2019.11.03
地球でブラック企業に勤め、疲れ果てていた『赤坂 正司(あかさか しょうじ)』。地方から上京したはいいけれどサービス残業、休日出勤、更には家族無し。そんな疲れ果てた彼の稀なる休日、冷蔵庫の中身もなく昼間にご飯に出かけると、ふと声をかけられる。
『ショージさん、私達の世界に転職してくれませんかっ!』
(この作品は小説家になろう様でも掲載しております)
文字数 14,564
最終更新日 2022.03.09
登録日 2022.02.21
【知識と度胸で敵をぶん殴ります!】
一般企業に就職したものの、どうにも人間関係がうまくいかず、「夜の不動産屋」に転職した主人公・樋元希美。彼女の主な仕事は、家賃を滞納したキャバクラへの取り立てだ。
さまざまな立場の人間が集まる夜の街「新陶」。
キャバクラ店長、謎の金持ち、ヤミ金、巳一会、イケメン警察官、元警察官の上司、キャバ嬢……そういった人々と関わりながら、無鉄砲な主人公は家賃を取り立てつつ事件を解決していく。
○主な登場人物○
樋元希美(26):主人公。無鉄砲な取立人。ノゾミン。
先﨑颯馬(29):生活安全課の警察官。刑事になって捜査したい。
謎のイケオジ:ヤクザ……? 主人公の天敵。
柳さん:バー「ルーラー」のマスター。テキーラ好き。
佐藤さん:上司。可愛いアニメ声の女性。元警察官。
ミユキさん(31):お花屋さん。のほほんとしていて優しい。
文字数 82,951
最終更新日 2024.01.08
登録日 2023.12.04
【特異存在報告書】
特異存在報告書は、人知を超えた“異常”を記録し、後世に伝えるための資料である。
収録されるのは、目撃証言、現地調査記録、音声・映像の転写、被害の記録など、特異存在に関するあらゆる資料。ときに伏字や欠損が含まれるが、それは検閲の結果ではなく、“記録そのものが成立し得なかった痕跡”であることも多い。
報告書は無機質かつ冷静な文体で構成されているが、そこに綴られるのは理の外にある現象、名を持たぬものの“姿”、そして語られてはならぬ過去の災厄である。
内容は真実でありながら、同時に常に“完全な理解”からは逃れている。なぜなら――
“理解”とは、この世界の枠組みの内に収まるものだけを指すからだ。
調査官たちは記録する。
記録は、あなたに伝える。
あなたは、何を知るのか。
――そして、何を知らずにいられるのか。
【記録保管部】
████年██月██日
文字数 1,580
最終更新日 2025.02.17
登録日 2025.02.17
月曜日の朝。
教室のドアを開けると、また彼がいた。
「君、また間違えた?ここは2-Bだよ。」
それは、今週四度目の「間違い」。
でも、彼の声には驚きよりも、どこか懐かしさが混じっていた。
まるで、何度もこの瞬間を繰り返してきたかのように。
16歳の少女と少年。
同じ学校、同じ教室、同じ月曜日。
日常は続いているように見える。
家に帰って、眠って、また朝が来る。
でも、次の日は決して「火曜日」にならない。
彼女はまだ気づいていない。
世界が少しずつ、確実に、狂っていることに。
彼はもう感じている。
この繰り返しの中に、何かが隠されていることを。
教室の時計は止まったまま。
友達の言葉は昨日と同じ。
空には一つも雲がない。
そして、彼女はまた、2-Bのドアを開ける。
これは、存在と非存在の狭間で出会った二人の物語。
繰り返す月曜日の中で、少しずつ変わっていく心。
そして、いつか訪れる「火曜日」が、すべてを終わらせる。
君に会うたび、世界が少し違う。
その違いが、やがてすべてを変える。
文字数 14,950
最終更新日 2025.08.11
登録日 2025.07.28
副社長の愛の囁き(イケボ)に蕩けそうです
レンタル有り広告会社で働く葵は、見た目はバリキャリ、中身はとある声優が大好きなオタク。しかも、過去のトラウマが原因で、〝鉄壁〟と呼ばれるほど男性には素っ気ない態度を取っている。そんなある日、会社の歓迎会で酔った葵は、勢いで副社長である湊斗と関係を持ってしまった! この夜の一件はなかったことにしよう――そう心に決めたものの、湊斗の考えは違うようで、なんと推し声優が出るイベントに一緒に行こうと提案してきた。つい誘いに乗ってしまった葵だったけれど、それからも彼のアプローチは止まらなくて……!?
文字数 156,325
最終更新日 2025.12.10
登録日 2025.12.10
大学四年目の俺は就活を失敗し続け、未来の見えないそんな不安と、周りが内定を貰っていく恐怖から逃げるように、苦手だった酒を煽り、俺は見事にそのあいだの記憶を失い、家でぶっ倒れていた。
そして、二日酔いに苛まれているところで後ろから声が聞こえてきたのだ。
聞いたこともない艶かしい声に俺はゆっくり振り返る。
そこにはとんでもない美人が心配そうな顔でそこに立っていた。
でも、この美人なお姉さん。容姿だけではなく内面もかなりぶっ飛んでいて……
文字数 22,602
最終更新日 2022.09.13
登録日 2019.09.20