「笑顔」の検索結果
全体で2,500件見つかりました。
何かを強く願うなら 賀珠沼町にお行きなさいな
幸せ笑顔を求めるならば 〈喫茶月影〉に行ってごらんなさいな
まことしやかに囁かれる、不思議な不思議な喫茶店のうわさ。
満月の夜にしか訪れることのできないその喫茶店では、さまざまな事情を抱えてやって来たワケありのお客様に〈特別なひと皿〉を振る舞うのだという。
宝石のように美しいグミ、飲むだけで思い出を垣間見ることができるハーブティー、星空を映したようなフルーツパンチ――そんな、魔法のような一品がお客様にもたらすのは〈心からの笑顔〉と癒やし。
涙あり笑顔ありの不思議グルメファンタジー。あなたもワケありのお客様と一緒に、どうぞ〈喫茶月影の幸せひと皿〉を召し上がれ!
文字数 95,238
最終更新日 2019.03.18
登録日 2019.03.07
アカイは一生を捧げて家を建て、施主たちの笑顔を見てきた。安らかな死の後、彼は永遠の眠りを期待していたが、目覚めたのは聖なる森の中、18歳の体だった。人語を操る狼たちに捕らえられ、原始的な生活を送る妖精の村へと連れて行かれたアカイは、自分が神々に召喚された意外な理由を知る。彼は剣を持つ勇者ではなく、未開の世界を木と石の楽園へと変える「建築士」として選ばれたのだ。
文字数 2,213
最終更新日 2026.04.05
登録日 2026.04.05
コンビニの前に、
おじさんなのか、おじいさんなのか
わからないけど
周りの人からは ジムさん
と呼ばれている人がいる。
今日もまたいる。昨日もいた。
毎日、何をするでもなく
ただ、頭をうなだれながら
そこにじっと座っている。
珍しく、サラリーマン風の紳士が
ジムさんに話しかけていた。
内容は聞こえない。
紳士は、コンビニのビニール袋から
パンと水を出して
ジムさんに渡したのだ!
びっくりしたのは
ジムさんが にやりとして
片目を瞑って親指を立てた顔。
歯が所々無いが、すごくその笑顔が
キュートだった事だ。
紳士は、当たり前のように
ニヤリとして、親指を立て去っていった。
なんだか心同士の、同じ人間同士の
繋がりを間近で見て
わたしに、それができるのか
しばし、考えさせられた。
そんな出来事が普通の日常にあった
というお話です。
文字数 239
最終更新日 2021.06.14
登録日 2021.06.14
雨上がりの帰り道、キミとのファーストキスは ほのかに甘い味がした――
梅雨のある日、高校二年の山城涼(やましろりょう)は放課後の図書室で勉強をしていた。というのも、一週間後に期末テストが実施されるからだ。
そして区切りの良いところまで勉強を終え、帰宅しようとしたその時、タイミングの悪いことに雨が降ってきてしまう。
ただ、彼は折りたたみの傘を持ってきているので雨に濡れることはない。
ゆえに淡々と生徒昇降口(下駄箱の前)へ移動したのだが、そこには幼馴染みで同じ団地に住んでいる名越夏帆(なごしかほ)の姿が――。
当然、ふたりは相合傘で一緒に帰ることになるのだが……。
文字数 12,540
最終更新日 2023.03.25
登録日 2023.03.20
結木神社の一人娘、神崎結子には《赤い糸》が見える。
始まりは、両親の赤い糸を切ったこと。
それが原因なのか、母は翌朝家を出てしまった。
以来、縁切り神社と評判になり、結子お参りに来る人の赤い糸を切っている。
ある日、結子の元に白い狩衣を纏う青年が現れる。
神使だという彼は笑顔で言う。
『責任を持って、切った糸を結び直そうか』
登録日 2025.04.23
「――死んだと思ったら、自分の設定した世界に転生して居た!? 」
現代日本で天涯孤独な“引きニート生活を送って居た主人公(俺)は
不慮の事故により、ファンタジー世界へ転生する事になる。
なんやかんやで転生担当官、マリアと共に降り立ったその世界で
俺は伝説の職業『トライスター』に認定されてしまう。
回復・攻撃・防御――全ての魔導をカンスト級に扱える「俺TUEEE」な力。しかし、その力を用(もち)いる為(ため)の装備は“激痛”を伴い、さらに装備は
「ド派手な三色の粒子が常に周囲を舞い踊る」と言う
究極の恥ずかしめ仕様だった……!
マリアはマリアで、何故(なぜ)か
「見た目は禍禍(まがまが)しい悪役のビキニアーマー」と言う
意味不明な極振りの斧使いへ。
そんな俺達凸凹コンビが最初に出会ったのは
世界に根深く残る“差別”と言う名の闇。
忌(い)み嫌われるハーフの少女・メルと、病に倒れた母・メアリ。
俺は「創造主」としての責任と、元・引きこもりとしての共感から
彼女たちを救うべく立ち上がる。
最強の治癒魔法で母を救い
究極の守護魔法で少女に笑顔を取り戻したその瞬間
家の外から響くのは下劣な暴徒たちの怒声。
「――おい、逃げてんじゃねぇぞバケモノ親子が!」
静かに扉へ手をかけた俺。その周囲には
怒りに呼応(こおう)する様に“黒の粒子”が吹き荒れる。
「楽勝な異世界生活」なんて知るか。
理不尽を撒き散らすクズどもには、身の程を教えてやるまでだ。
今、最強のトライスター『俺』による“世直し”
いや“作り直し”が幕を開ける――!
登録日 2026.04.17
「悪役令嬢」として断罪される未来を知ってしまったマティルド。破滅を回避し、今度こそ大切な人たちを守りたい――その一心で、前世のパティシエ知識を活かし、領地の片隅でお菓子作りを始める。最初は戸惑っていた領民たちも、マティルドの作る優しくて美味しいお菓子と、彼女のひたむきな想いに心を開いていく。村娘フローラとの友情、領地管理官アルトとの信頼、そして領民たちの笑顔。お菓子を通じて深まる絆が、寂れた領地に温かい変化をもたらしていく。これは、ほろ苦い運命に立ち向かう令嬢が、甘いお菓子で人々の心を繋ぎ、愛されるヒーローになるまでの、心温まるスローライフ・ファンタジー。
文字数 139,770
最終更新日 2025.11.17
登録日 2025.05.05
1992年3月、二十三歳の向井健司は、大手商社の若手エリートとしてタイ・バンコクの土を踏んだ。日本企業が「アジアの勝者」として君臨し、バンコクの夜空を日系メーカーの巨大ネオンが独占していた時代。
イギリス留学も経験し、有名企業に就職し、この若さで運転手付きの社用車で会社へ通う生活に、小堀は自分が「選ばれた側の人間」であると疑わなかった。
しかし、赴任初日の夜、スクムヴィット・ソイ39の一軒の屋台で突きつけられた一皿のソムタムが、その傲慢な価値観を粉砕する。激痛のような辛さと、喉を焼く熱気、そして出所不明の水と氷。
それは、日本の常識もエリートの教養も通用しない、剥き出しの異国の洗礼だった。
物語は、三十余年に及ぶ英一のタイ生活を、その時々に胃袋へ流し込んだ料理の記憶と共に辿る。
水上タクシーの排ガスにまみれた橋の下で啜るクィッティオ、ディスコ帰りに胃を休めた深夜のカオトム、ジャングルの果ての食堂で店主から突きつけられた「経済戦争」の皮肉な総括。
そこには、笑顔の裏にしたたかな本音を隠すタイ人や、一攫千金を夢見て消えていった日本人、そして国力の陰りと共にかつての勢いを失っていく母国・日本の姿があった。
これは単なるグルメ小説ではない。
タイ人のいい加減さに憤り、時にその規格外の優しさに救われる。そんな日々を積み重ねながら、人生の「酸いも甘いも」をタイ料理の「辛さ」へと置き換えて生きてきた、一人の男の泥臭い生活記録である。
三十余年の歳月は、健司から若さゆえの根拠のない自信を奪った。その代わりに彼が手に入れたのは、正解のない異国での暮らしを、そのまま笑って受け入れる「心の余裕」だった。
定年を目前にした夜、健司は独り、自宅の台所で青パパイヤを刻む。不器用な手元でささくれ立つパパイヤは、今になっても完全には理解し合えないこの国との距離そのものだ。
それでも彼は、あの、のたうち回るような辛さを、もう一度味わいたくなっていた。
胃袋に刻まれた記憶は、言葉よりも雄弁に、一人の男が微笑の国で生きた証として語り始める。
文字数 58,215
最終更新日 2026.05.28
登録日 2026.05.12
爵位のない村人出身の勇者・ジョンは魔王討伐の功績としてナイトレイ公爵家のご令嬢・ヘンリエッタと婚約を結んでいた。
無事に情勢も落ち着き、祝勝会を兼ねたパーティーでジョンは叫ぶ。
「お願いです陛下。ヘンリエッタ様との婚約を破棄してください!正直、意味の分からないことばかりを言ってくる彼女が怖いです。お願いします、助けてください」と。
まったく失礼しちゃうわよね。
当のヘンリエッタは呑気にご馳走を頂いていた。
そこへ陛下が申し訳なさそうに問いかける。
「ヘンリエッタ嬢はどうしたい?その、婚約が破棄になっても……」
個人的には無問題!まったくもって不都合はないし、むしろ大歓迎。だから笑顔で答えるのだ。
「おけまるでーす」
勇者様はどうぞ、真実の愛とやらを貫いてくださいませ。私も好きにさせて頂きますね!
✸ ✹ ✺ ✻ ✼ ✽ ✾ ✿ ❀ ❁ ✸ ✹ ✺ ✻ ✼ ✽ ✾ ✿ ❀ ❁
めちゃくちゃノリの軽い婚約破棄から始まる運命の出会いの物語です。暗い話ばかりを書き溜めている鬱憤から、よく分からない短文小説ができあがりました。
少しでもお暇潰しになれば本望です。
文字数 4,811
最終更新日 2021.11.18
登録日 2021.11.18
君の深い苦しみや悲しみは私が背負うから、君は休んでいいんだよ? さあ、どうする?
虫と幼なじみを賭けてゲームをする女子高生・エリカのお話と、虫と冷戦中の恋人を賭けてゲームをするOL・汐里の物語。
白鳥エリカと香川圭介は、同じ団地に住む幼なじみ。
年齢が同じ二人は、保育園から高校まで同じ場所に通っている。高校2年生の今は、クラスまで一緒だ。
大人しくて暗い雰囲気を漂わせていた圭介が、ある日を境に爽やか笑顔を振りまく明るい男子高校生になる。
だが、不自然なのはそれだけではなかった。圭介の頭には、エリカにしか見えない白い花が咲いていたのだ。
圭介はなぜ変わったのか、白い花はなぜエリカにしか見えないのか?
決められた期限内にゲームの勝利条件をクリアできなければ、圭介の、亮太の、それぞれの意思は完全になくなってしまう。
勝ちたい。勝って取り戻す、必ず。
奮闘する女子高生エリカと、その数年後のエリカの友人、OLの汐里の物語。
文字数 107,604
最終更新日 2024.03.15
登録日 2024.02.08
都内アパレル店で働く猿渡基子は、夏休みの連休を利用して兼ねてより気になっていた秘島「藍ヶ島」に一人旅に出る。
藍ヶ島に着いた基子は、目の前に広がるその雄大な自然に感動した。
夕方まで村の周りを観光して楽しみ、その日の夜、地元唯一の居酒屋へと繰り出す。
そして、藤井と言う女から面白い話を聞く。
——昔、名主の息子に浅之助という少々気の強い青年がいた。彼にはおつなという幼馴染の美しい恋人がいて、毎日楽しく過ごしていた。
そんなある日、村の掟によって二人の仲は引き裂かれてしまう。
怒り狂った浅之助は復讐するべく、七日七晩斧を研ぎ、その斧で島民七人を切り殺し、四人に大怪我を負わせた。
しかし、最後に押し入った家で不運に襲われる。その家の家主が大事にしていた観音様により、斧が使い物にならなくなってしまった。
武器を失った浅之助は、追ってくる島民から逃げるも、とうとう追い詰められ、自ら海に身を投げ自殺したという。そしてその後、おつなも浅之助の後を追うように自害した。
島民は凶悪事件を起こした浅之助の無念と怒りを鎮めるべく「南台所神社」におつなと一緒に二人を祀った。
浅之助とおつなの仲が良かったことからか、今では縁結びの神様として信仰されている。
翌日、基子は神社に向かう。
そして、社に着くと不思議な感覚に襲われ意識を失った。
見慣れない景色の中で気がついた基子は、血塗れになって倒れた男を抱き、泣きながら『浅之助!』と泣き叫んでいた。
しかし、抱きしめられた男は笑顔で抱きしめ返そうとするが、あえなく力尽きてしまう。
ふっと目が覚め現実に戻ると、基子の手にはしっかりとその男の温もりが残っていた。
※第二章より、毎週月曜日に更新します。
文字数 16,101
最終更新日 2024.06.24
登録日 2024.05.20
現実と空想が混ざったお話です。
主人公は、自分自身に失望し、ふさぎ込んだ少女。少女の理想と現実はほど遠く。それでも、少女は幸福を求める。永遠に続くように思われる苦しい時間の中で突如現れた光。
そして、出会った天邪鬼な少年。彼にもまた闇があり、それを隠して生きていた。時々見せる彼の優しさと強さに包まれ、変わっていく少女。そんな、少女に少年も心を許す…
そして、いつしか少年と少女はお互いに惹かれ合う。
二人は喜びも悲しみも分かち合い、立ち込める悪運を振り払う。そして、その度に強くなるお互いへの愛しさで心は満たされ、笑顔が増える。いつしか、周りは優しさと暖かさに溢れた。花は綻び、鳥は舞う。耀く黄色、真っ青な青、乙女の桃色、ナチュラルな緑…。ふたりだからこそ感じられるカラフルな感情の色。
最後に待ち受けるのは少女と少年が描いた希望の溢れた明るい未来か、、、
このお話を読んでいくにつれ読者様の考えや思いも変化すると思います。きっと、きっと新しい何かを見つけることが出来るでしょう。
このお話を読んで、読者様がたくさんのものを得られればいいと思います。
どうぞお話をお楽しみください。
ちなみにタイトルのゼラニウムは、花の名前です。是非、花言葉を調べてみてください。
文字数 5,255
最終更新日 2017.03.26
登録日 2017.03.26
末緒(みお)は、笑顔が素敵な26歳のオメガ男子だ。
職場の先輩でもある36歳のアルファ男子・澤 蒼真(さわ そうま)と結婚し、幸せな日々を送っていた。
水族館でチケットカウンター業務に就いていた末緒は、イルカショーを巡ってドルフィントレーナーの蒼真と衝突したこともあった。
以前から末緒に好意を抱いていた蒼真は、自分の意見をしっかり主張する彼に強く惹かれる。
その日のうちにプロポーズしてきた蒼真に、驚く末緒。
しかし彼は考えた。
『この先の人生で、こんなに僕を想ってくれる人はいない!』
末緒はすぐに快諾し、二人は結婚した。
その3年後、末緒は懐妊のビッグニュースを蒼真に伝えようとする。
しかし、イルカの出産でバタバタしている蒼真は、話はメールで、と冷たい態度だ。
さっさと出勤してしまった蒼真に絶望し、末緒は悲しい思いを送る……。
文字数 10,252
最終更新日 2024.05.25
登録日 2024.05.20
「わたくしの代わりに屋敷を守ってくれる殿方がほしいんですの。」 美しい赤薔薇の園の中で唯一、金色に輝く髪の彼女――軍服を纏うエリューシア・テム・アルストロメリアはそう言った。
行き遅れのおっとり男子フィエン。 突然のお見合い話は、勇猛果敢な“姫将軍”からだった。 軍人として忙しい彼女に、くつろげる穏やかな生活を提供するフィエン。 姫将軍も笑顔を見せるようになっていく。 おっとり男子×武人令嬢のお見合いから始まる恋愛模様!
※小説家になろうにも掲載中です。
文字数 31,848
最終更新日 2021.04.25
登録日 2021.03.22
Excelで心拍数を管理する俺――越智隆之(おち・たかゆき)、高校1年。
“感情は記録するもの”。ログを残し、変化を見つめるだけ。
最適解さえ積み上げれば、青春も攻略できる――そう思っていた。
……入学初日までは。
隣の席になったのは、距離感ゼロのワンコ系女子・犬神千陽(いぬがみ・ちはる)。
その笑顔とテンションが、俺の心拍数を初期値からぶっ壊した。
「……なぜだ。ログに記録できない」
理屈もロジックも通じない“感情バグ”、発生中。
予測不能な日々に巻き込まれ、気づけば犬神神社で、“理屈では説明できない何か”まで手にしていた。
全感情ヒロインたちに次々とログを上書きされながら――
俺のExcelに記録されるはずだった“最適解”は、ログに残せない青春へと変わっていく。
これは、科学と恋愛の間で揺れ動く《理系男子 vs 全感情ヒロインたち》の、“記録不能な青春物語”。
※本作は「犬神物語」と同一世界の作品ですが、単体でもお楽しみいただけます。
〜登場人物紹介〜
■越智 隆之(おち・たかゆき)
高校1年生。理屈とデータで人生を管理したい理系男子。
心拍数すらExcelで可視化しようとするクセ強キャラ。
だが、ある出会いによって青春ログが予期せぬバグを起こし始める。
⸻
■犬神 千陽(いぬがみ・ちはる)
高校1年生。笑顔全開、感情フルスロットルな陽キャ女子。
とにかく元気、テンション高め、予測不能。
隣の席になった隆之の生活に、全方向から干渉してくる。
⸻
■河田 亜沙美(かわだ・あさみ)
高校1年生。控えめで暗めな性格の女の子。
中学時代のいじめがきっかけで、人との距離を取るようになった。
⸻
■神田 優希(かんだ・ゆうき)
高校1年生。寡黙で鋭い観察眼を持つ理系男子。
毒舌混じりの一言で核心を突くことも多く、隆之の良き相棒ポジション。
冷静すぎる分析で、周囲をドキッとさせることも。
⸻
■朝比奈 こころ(あさひな・こころ)
高校3年生。日向高校の生徒会長。
成績優秀で礼儀正しく、“完璧な生徒会長”として知られる存在。
人の言葉や空気の変化に敏感で、まるで“観測者”のように、物事の本質を見極める。
文字数 195,156
最終更新日 2026.02.08
登録日 2025.08.13
私はかつてセプテントリオの妖精姫、と綽名されていたらしい。
未来の王太子妃として厳しい教育と公務に耐えながら、貼り付けた笑顔で愛想を振りまいていた、遠い時代の残滓だ。
今の私をそんな典雅な名で呼ぶものはいないだろう。
5年もの間ずっと泥の中を這いずり回って戦って、ようやく生還した私を待っていたのは、平和に浮かれる人々の空っぽの賛辞と、冷たい拒絶だった。
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「卑怯で臆病な僕は血塗れの聖女を受け入れることができない(https://www.alphapolis.co.jp/novel/127841768/516534973)」の中に出てくるフェレティングの手記です。
6人の戦友の思い出と、戦場で知り合った女性兵士たちのエピソードがフェレティングとプーブリスクスの視点で綴られます。
相変わらずのゆるふわ設定で、軍の組織や作戦などはものすごく適当です。
作者はミリタリー全くわからないので、何かおかしな点(特に戦車!!)ございましたらコメントにて教えていただけると泣いて喜びます<(_ _)>
関東軍の従軍看護師だった母の従姉の思い出や、今まで読んだり人から聞いたりした戦争体験がごちゃまぜに入っています。
どこかで聞いたようなエピソードがまじっていても生温かくスルーしてください<(_ _)>
登場人物のほとんどは戦死したり、戦後も差別や戦闘後遺症のため普通の生活が送れなくなるので、基本的にバッドエンドです。
苦手な方は回避してください。
文字数 23,362
最終更新日 2021.10.29
登録日 2021.08.31
大学生になった颯太。
友達もたくさんでき、順風満帆な生活を送っていた。
だが、颯太には、親友のハルカと
颯太しか知らない過去があった。
それは、楽しい日々から始まり、今に至るまでに起こった、悲しく切ない。颯太にとっては今までの中で一番笑顔になれた時間のこと。
あなたには何にも代えがたい大切な時間、大切な人はいますか?
ーー僕はあの人だけを愛し続ける
文字数 122
最終更新日 2017.03.21
登録日 2017.03.21
私の家は、貧乏な男爵家だった。
ツギハギだらけの服、履き潰した靴、穴の空いた靴下、一日一食しか出ない食事……でも、私は優しい義両親と、笑顔の可愛い義弟に囲まれて、幸せだった。
――――たとえ、家の為に働きに出ている勤め先で、どんな理不尽な目に合おうと、私は家族のために一生懸命働いていた。
貧乏でも、不幸だと思ったことなんて無い。
本当の両親を失い、孤独になった私を引き取ってくれた優しい義両親や義弟に囲まれて、私は幸せ。だけど……ほんの少しだけ、悔しいと……思ってしまった。
見返したい……誰か、助けて欲しい。なんて、思ってしまったの。
まさかその願いが、現実に叶うとは思いもしなかったのに――
いかにも高級で綺麗なドレスは、私だけに作られた一点もの。シンデレラのガラスの靴のような光輝く靴に、身につけるのはどれも希少で珍しい宝石達で作られたアクセサリー。
いつもと違う私の装いを見たご令嬢は、目を丸くして、体を震わせていた。
「な……なんなんですか、その格好は……!どうして、キアナが……貴女なんて、ただの、貧乏男爵令嬢だったのに―――!」
そうですね。以前までの私は、確かに貧乏男爵令嬢でした。
でも、今は違います。
「今日ここに、我が息子フィンと、エメラルド公爵令嬢キアナの婚約を発表する!」
貧乏な男爵令嬢は、エメラルド公爵令嬢、そして、この国の第二王子であるフィン殿下の婚約者になって、貴方達とは住む世界が違ってしまいました。
どうぞ、私には二度と関わらないで下さい。
そして――――罪を認め、心から反省して下さい。
私はこのまま、華麗なシンデレラストーリーを歩んでいきます。
不定期更新。
この作品は私の考えた世界の話です。魔物もいます。魔法も使います。設定ゆるゆるです。よろしくお願いします。
文字数 53,639
最終更新日 2024.09.20
登録日 2024.08.31