「本」の検索結果
全体で48,354件見つかりました。
「奥様のものって、全部私のものになっちゃったね。」
※全20話・毎日更新(執筆済み・完結保証)
五年以上も不倫を続けた夫と愛人に裏切られ、研究者の私は最愛の娘まで奪われ、すべてを失った。
どん底に落ちた私へ手を差し伸べてくれたのは、穏やかで誠実な共同研究者・橘悠真。
なぜか彼は、いつも私だけを優しく気にかけてくれる。
そして、その理由は十六年前のある出来事へとつながっていた――。
裏切った元夫たちへのスカッとざまぁ。
一途な天才研究者との再生と溺愛。
傷ついた母娘が、本当の幸せを取り戻す物語。
※ハッピーエンド保証。母娘が幸せを掴む結末をお楽しみください。
文字数 31,808
最終更新日 2026.08.12
登録日 2026.07.23
伯爵令嬢のローゼは大好きな婚約者アーサー・レイモンド侯爵令息との結婚式を今か今かと待ち望んでいた。
しかし、結婚式の僅か10日前、その大好きなアーサーから「私から愛されたいという思いがあったら捨ててくれ。それに応えることは出来ない」と告げられる。
ローゼはその言葉にショックを受け、熱を出し寝込んでしまう。数日間うなされ続け、やっと目を覚ました。前世の記憶と共に・・・。
愛されることは無いと分かっていても、覆すことが出来ないのが貴族間の政略結婚。日本で生きたアラサー女子の「私」が八割心を占めているローゼが、この政略結婚に臨むことになる。
いくら政略結婚といえども、親に孫を見せてあげて親孝行をしたいという願いを持つローゼは、何とかアーサーに振り向いてもらおうと頑張るが、鉄壁のアーサーには敵わず。それどころか益々嫌われる始末。
一体私の何が気に入らないんだか。そこまで嫌わなくてもいいんじゃないんですかね!いい加減腹立つわっ!
世界観はゆるいです!
カクヨム様にも投稿しております。
※10万文字を超えたので長編に変更しました。
文字数 120,418
最終更新日 2023.11.14
登録日 2023.07.26
王城の図書室で働くルーナは、見た目には全く分からない特殊な病により、余命わずかであった。悲観はせず、彼女はかねてより憧れていた冷徹な第一騎士団長アシェンに毎日愛を告白し、彼の困惑した反応を見ることを最後の人生の楽しみとする。アシェンは一貫してそっけない態度を取り続けるが、ルーナのひたむきな告白は、彼の無関心だった心に少しずつ波紋を広げていった。
※『小説家になろう』様『カクヨム』様にも同じ作品を投稿しています
※全十七話で完結の予定でしたが、勝手ながら二話ほど追加させていただきます。公開は同時に行うので、完結予定日は変わりません。本編は十五話まで、その後は番外編になります。
文字数 33,973
最終更新日 2025.08.17
登録日 2025.08.01
2021年9月20日、作品タイトル名を変更しました。
旧→ビッチによる異世界不細工(イケメン)救済記
新→平凡な私が絶世の美女らしい 〜異世界不細工(イケメン)救済記〜
となります。今後も宜しくお願い致します。
※あらすじ※
本城 彩歌(ほんじょう さいか)二十五歳。どこにでもいる普通の女。
ちょっと性欲が強いだけの至って普通な女が異世界へ転移したり絶世の美女と評されたり娼婦になったり蔑まれている不細工(イケメン)たちに愛の手を差し伸べ、でろでろに愛されるという何番煎じなお話。
※がっつりエロが入りますので苦手な方は読むのをお止めください。
なろう様でもお話をアップしております。
文字数 1,330,186
最終更新日 2023.10.08
登録日 2020.07.18
あるところに「やってはいけない危険な儀式・遊び」に興味を持った少年がいました。
彼は好奇心のままに多くの儀式や遊びを試し、何が起こるかを検証していました。
その後彼はどのような人生を送っていくのか......
初投稿の長編小説になります。
登場人物
田中浩一:主人公
田中美恵子:主人公の母
西藤昭人:浩一の高校時代の友人
長岡雄二(ながおか ゆうじ):経営学部3年、オカルト研究会の部長
秋山逢(あきやま あい):人文学部2年、オカルト研究会の副部長
佐藤影夫(さとうかげお)社会学部2年、オカルト研究会の部員
鈴木幽也(すずきゆうや):人文学部1年、オカルト研究会の部員
文字数 60,984
最終更新日 2022.02.04
登録日 2021.08.25
「アデリーヌ。これを、いつもの調子で頼む」
差し出された紙にはこう書いてございました。――側妃に迎えたい令嬢へ贈る、愛の手紙の下書き。
わたくし、七年間、殿下のお手紙をすべて代筆してまいりましたの。詫び状も、外交の親書も、お礼状も。筆跡も言い回しも、殿下ご本人よりずっと殿下らしく書けますのよ。
ですが、これは。
「――かしこまりました。これで、最後にいたしますわ」
その晩、婚約は破棄されましたわ。おめでとうございます。
翌朝から、殿下はご自分でお書きになりましたの。誤字も、敬称の間違いも、そのままに。隣国の陛下のお名前を、一文字違えて。
そして側妃候補のあの方は、やがて気づいてしまわれますのよ。ご自分が恋をしていたのは、手紙の中の、いない人だったということに。
わたくしは、何もしておりませんわ。だって、あれは――わたくしの言葉では、ございませんもの。
文字数 23,047
最終更新日 2026.09.09
登録日 2026.09.05
公家の血を引く貴族の娘でありながら、妾の子どもだからと本妻にはいじめられ、多額の借金を抱える子爵家に無理やり嫁がされてしまった胡蝶(こちょう)。その上、愛人を囲う夫からは見向きもされず、わずか一年で離縁されてしまう。生家に戻っても「出戻り女は一族の恥」だとして本邸には入れてもらえず、乳母のいる田舎へ追いやられ、幽閉されることに――「でもこの生活、案外悪くないかも?」監視役の乳母は優しいし、頼もしい乳兄弟も心配してしょっちゅう顔を出してくれるし、何より田舎の空気は新鮮で食材も豊富。お姫様育ちで生活力はないものの、料理大好き、食べること大好きな胡蝶の、美味しい引きこもり生活が始まる。
文字数 259,599
最終更新日 2026.09.26
登録日 2022.07.22
この度、書籍化が決定しました!
イラスト担当は、えすけー様です。
書籍1巻、発売中。
書籍2巻、2026年10月7日出荷予定です。
あらすじ
ユミル(4歳)は気がついたら、崖下にある森の中に呆然と佇んでいた。
馬車が崖下に落下した影響で、前世の記憶を思い出したのだ。前世、日本伝統が子供の頃から大好きで、小中高大共に伝統に関わるクラブや学部に入り、卒業後はお世話になった大学教授の秘書となり、伝統のために毎日走り回っていたが、旅先の講演の合間、教授と2人で歩道を歩いていると、暴走車が突っ込んできたので、彼女は教授を助けるも、そのまま跳ね飛ばされてしまい、死を迎えてしまう。
享年は25歳。
周囲には散乱した荷物だけでなく、さっきまで会話していた家族が横たわっている。
25歳の精神だからこそ、これが何を意味しているのかに気づき、ショックを受ける。
大雨の中を泣き叫んでいる時、1体の小さな精霊カーバンクルが現れる。前世もふもふ好きだったユミルは、もふもふ精霊と会話することで悲しみも和らぎ、互いに打ち解けることに成功する。
精霊カーバンクルと仲良くなったことで、彼女は日本古来の伝統に関わる魔法を習得するのだが、チート魔法のせいで色々やらかしていく。まわりの精霊や街に住む平民や貴族達もそれに振り回されるものの、愛くるしく天真爛漫な彼女を見ることで、皆がほっこり心を癒されていく。
人々や精霊に愛されていくユミルは、伝統魔法で仲間たちと悠々自適な生活を目指します。
文字数 385,869
最終更新日 2026.08.29
登録日 2023.04.21
イレーネには婚約者がいる。黒の騎士団に所属しており、公爵家の嫡男でもある理想の婚約者、ディートハルトが。けれど彼が本当に愛しているのは妖精のような姫君、マルガレーテだ。彼女を手に入れるために彼はイレーネと婚約して、いつかは捨てることを決めている。
文字数 285,144
最終更新日 2023.01.20
登録日 2022.11.26
父親が一緒だと言う一つ違いの妹は姉の物を何でも欲しがる。とうとう婚約者のアレクシス殿下まで欲しいと言い出た。もうここには居たくない姉のユーティアは指輪を一つだけ持って家を捨てる事を決める。
「なあ、お嬢さん、指輪はあんたを選んだのかい?」
庭師のシューの言葉に頷くと、庭師はにやりと笑ってユーティアの手を取った。
少し前に書いていたものです。ゆるーく見ていただけると助かります(*‘ω‘ *)
HOT&人気入りありがとうございます!(*ノωノ)<ウオオオオオオ嬉しいいいいい!
色々立て込んでいるため、感想への返信が遅くなっております、申し訳ございません。でも全部ありがたく読ませていただいております!元気でます~!('ω')完結まで頑張るぞーおー!
★おかげさまで完結致しました!そしてたくさんいただいた感想にやっとお返事が出来ました!本当に本当にありがとうございます、元気で最後まで書けたのは皆さまのお陰です!嬉し~~~~~!
これからも恋愛ジャンルもポチポチと書いて行きたいと思います。また趣味趣向に合うものがありましたら、お読みいただけるととっても嬉しいです!わーいわーい!
【完結】をつけて、完結表記にさせてもらいました!やり遂げた~(*‘ω‘ *)
文字数 46,118
最終更新日 2021.10.28
登録日 2021.09.29
スライムに調教されちゃうお話です
「どうしよう、どうしよう」
Aは泣きながらシャワーを浴びていた。
スライムを入れられてしまったお腹。
中でスライムポコポコと動いているのが外からでも分かった。
「もし出そうとしたら、その子達は暴れて君の内臓をめちゃくちゃにするわよ。
だから変なことなんて考えないでね」
スライムをいれた店主の言葉が再びAの頭の中をよぎった。
彼女の言葉が本当ならば、もうスライムを出すことは不可能だった。
それに出そうにも店主によってお尻に栓を付けられてしまっているためそれも難しかった。
「こらから、どうなっちゃうんだろう」
主人公がスライムをお尻から入れられてしまうお話です。
汚い内容は一切書く気はありません。また人物はアルファベットで表記しており
性別もどちらでも捉えられるようにしています。お好きな設定でお読みください。
※続きを書くつもりはなかったのですが想像以上に閲覧数が多いため、少しだけ続きを書くことにしました。
文字数 13,847
最終更新日 2024.01.04
登録日 2023.11.20
悪役令嬢に生まれ変わったのだと気付いた時、私は既に王太子の婚約者になった後だった。
婚約回避は手遅れだったが、思いの外、彼と円満な関係を築く。
(ゲーム通りになるとは限らないのかも)
・・・とか思ってたら、学園入学後に状況は激変。
周囲に疎まれる様になり、まんまと卒業パーティーで断罪&婚約破棄のテンプレ展開。
馬鹿馬鹿しい。こんな国、こっちから捨ててやろう。
冤罪を晴らして、意気揚々と単身で出国しようとするのだが、ある人物に捕まって・・・。
強制力と言う名の運命に翻弄される私は、幸せになれるのか!?
※感想欄はネタバレあり/なし の振り分けをしていません。本編より先にお読みになる場合はご注意ください。
文字数 52,162
最終更新日 2022.09.17
登録日 2022.08.27
婚約者なのに、レオニールはエレナにそっけない。
文武両道で誰からも認められている優しい彼が、なぜ自分にだけ冷たいのか。
そんなある夜、エレナは不思議な夢を見る。
夜の学院の庭園に、見覚えのないソファが置かれていた。
そして、隣にはレオニールがいた。
夢の中なら、彼ともっと話せると思ったエレナだったが、
そこでも彼はそっけなかった。
それでも二人は、毎週夢の中で会うようになる。
現実では縮まらない二人の距離は、夢の中で少しずつ変わっていく。
※本作は他サイトにも重複投稿しています。
文字数 11,006
最終更新日 2026.09.15
登録日 2026.09.15
ブリジット・アルテンバークとルーカス・ラスフィールドは幼い頃にお互いの婚約が決まり、まるで兄妹のように過ごして来た。
年頃になるとブリジットは婚約者であるルーカスを意識するようになる。
そしてルーカスに対して淡い恋心を抱いていたが、当の本人・ルーカスはブリジットを諌めるばかりで女性扱いをしてくれない。
顔を合わせれば少しは淑女らしくしたら、とか。この年頃の貴族令嬢とは…、とか小言ばかり。
ちっとも婚約者扱いをしてくれないルーカスに悶々と苛立ちを感じていたブリジットだったが、近衛騎士団に所属して騎士として働く事になったルーカスは王族警護にもあたるようになり、そこで面識を持つようになったこの国の王女殿下の事を頻繁に引き合いに出すようになり…
その日もいつものように「王女殿下を少しは見習って」と口にした婚約者・ルーカスの言葉にブリジットも我慢の限界が訪れた──。
文字数 109,420
最終更新日 2024.01.31
登録日 2024.01.07
辺境の農村に転生した貴族の少年ハルト・フィールド。女神様からうっかりチート魔法「(自称)食べ物召喚魔法」を授かったハルトは、大切な妹や家族のために、また貧しい農村を豊かにするために、前世の記憶と知識を駆使して村で野菜を育て、街で屋台を引いて金を稼いでいく。スローライフに憧れる、グルメ商人の異世界奮闘記。
※食べるの大好きグルメ商人の奮闘をおやつ感覚で気軽にお楽しみいただければ幸いです。
※感想や誤字脱字は受け付けますが、基本的にお返事はできないと思います。また、のんびりマイペース更新なので御了承ください。
※この物語はフィクションです。
文字数 449,655
最終更新日 2026.09.27
登録日 2025.08.31
佐伯若葉は27歳という若さで
弟の恋人に刺されて死亡してしまう。
気づいたら新たな世界で生を受けていた。
育っていくにつれて気づく。自分が小説の中のヒロインに転生していることに…。
前世でオタクだった若葉は目立たず本を読むことを生き甲斐に生きてきた。
悪役令嬢なんて断罪するようなヒロインなんかになりたくない。
聖女と宣言せず静かに生きていきたい彼女が、いかに世界を破滅させず聖女の力を発揮すべきか、悩みながら世界の救済に奮闘する物語。
※「小説家になろう」様で連載していた作品です。
しばらくの間、休筆していたのですが、再開するにあたり「アルファポリス」様でも掲載することにいたしました。
それに伴いまして、誤字脱字、文法間違いなどの校正を一話から始めております。物語の改変はございません。
※ 文章・プロットなどは全て作者によるオリジナルですが、
誤字脱字・文法チェックはAIを使用しております。
文字数 99,794
最終更新日 2026.09.27
登録日 2026.08.30
小さな村で司祭をしているルシアンは、今日も村人たちのもとを訪れ、怪我や病気を治していた。
治療には本来お金が必要だが、貧しい村人から無理に金を取ることはない。
そんな穏やかな毎日を送っていたある日、村外れの風車小屋で、二人の幼い孤児を見つける。
一人は白髪。
もう一人は黒髪。
ボロボロの服をまとい、傷だらけになった二人は、ルシアンを酷く警戒していた。
それでも行く場所のない二人を教会へ連れて帰り、家族のように面倒を見ることに。
やがて少しずつ心を開いていく二人だったが、ある日、白髪の子がルシアンに尋ねた。
「……白い髪の悪魔って、いるの?」
ルシアンは少し考え、優しく微笑んだ。
「いるかもしれませんね。もしそんな悪魔がいるのなら……きっと、優しい素敵な悪魔なのでしょう」
そして別の日、黒髪の子も尋ねる。
「……黒い髪の天使って、いる?」
「それは格好いいですね」
何気なく返された言葉。
けれど二人にとって、それは初めて自分たちの存在を肯定してくれた言葉だった。
――それから数年。
立派な青年へと成長した二人は、再びルシアンの前に立つ。
そして彼らには、それぞれ誰にも言えない秘密があった。
白髪の青年は――悪魔。
黒髪の青年は――天使。
どちらも、その特徴を理由に天界と魔界から追放された異端だった。
「司祭様。俺はもう、あなたに拾われた子供じゃありません」
「今度は私達が守る番だぜ?」
天使と悪魔。
正反対の二人に愛されることになった、ただの司祭。
これは、種族も常識も越えてしまった三人の、少し不思議な恋の物語。
文字数 34,117
最終更新日 2026.09.27
登録日 2026.09.21
私はキュリア・ヴィアンテ。
旦那様と結婚して半年足らず。
旦那様には忘れられない女性がいる。
それは、長い黒髪の女性。
私はそれを知っていた。
でもいつか私を見て下さったら…そう願っていた
だが、卒業した学び舎の創立記念祝賀会に行ってから、旦那様がよく考え事をなさるようになった。
私の目を避けるようになった。
触れ合う事がなくなった…
そんなある日、旦那様の隣に一人の女性を立っていた。
長い黒髪の美しい方…
「……実は…彼女……妊娠しているんだ…」
ドクン
激しい鼓動が胸を打つ。
まさか…
旦那様の言葉は、私の不安を確定させた。
「僕の子だ」
私の幸せが終わった瞬間だった…
そして
あなたの本当の幸せが、これから始まるのね ―――――…
※妊娠に関してセンシティブな表現があります。
※他のサイトにも公開しています。
※資料調査、文法チェックなどにAIを補助的に利用しています。
作品のアイデアや内容につきましては、作者自身が考え、執筆しています。
文字数 31,790
最終更新日 2026.07.20
登録日 2026.07.04
〜元看護師の女将は、王弟殿下に人生ごと大切にされます〜
医師の夫に「看護師なんて医師の指示がなければ何もできない」と自信を奪われた元看護師の私。
異世界で食堂を開いて十七年、温かいご飯を出していただけなのに、昔の常連が騎士団長・宰相補佐・聖女になって王宮から迎えに来た。
食べられない王太子を助けてほしいらしい。しかも昔の常連だった王弟殿下まで、「今度は私があなたの人生を守りたい」と言い出して――?
※毎日2話更新
■詳細あらすじ
前世の私は、元看護師だった。
けれど医師の夫と結婚してから、仕事も誇りも友人も、少しずつ失っていった。
「看護師なんて、医師の指示がなければ何もできない」
そう言われ続け、自分の価値が分からなくなった私は、夫との決別を決めた日に命を落とす。
そして目覚めたのは、魔法と魔物のいる異世界だった。
二度目の人生で望んだのは、誰かのために自分をすり減らさないこと。
私は王都近郊の宿場町で、小さな食堂《灯火食堂》を開いた。
温かいスープ。
柔らかいパン。
体調に合わせた食事。
手を洗いなさい、急いで食べなくていい、今日はもう休みなさい。
私にできたのは、そのくらいだった。
それから十七年。
昔の常連たちが、騎士団長、宰相補佐、聖女、魔術師団長、大商会長になって迎えに来た。
食べられなくなった王太子を助けてほしいという。
さらに、かつて身分を隠して店に通っていた王弟殿下まで現れて――
「あなたを王宮のものにしたいのではありません。あなたがあなたの人生を選べるよう、今度は私が守りたい」
いやいや、私はただの食堂の女将なのですが?
これは、前世で軽んじられた元看護師が、異世界の台所から人と国を癒やし、今度こそ自分の人生を選び直す物語。
文字数 234,270
最終更新日 2026.08.23
登録日 2026.05.19
ミスティ=エルフィードには前世の記憶がある。
男しかいないこの世界、横暴な王子の婚約者であることには絶望しかない。
家族も屑ばかりで、母親(男)は美しく生まれた息子に嫉妬して、徹底的にその美を隠し、『醜い』子として育てられた。
前世の記憶があるから、本当は自分が誰よりも美しいことは分かっている。
前世の記憶チートで優秀なことも。
だけど、こんな家も婚約者も捨てたいから、僕は知られないように自分を磨く。
愚かで醜い子として婚約破棄されたいから。
文字数 21,812
最終更新日 2025.08.18
登録日 2025.08.14