「救」の検索結果
全体で12,262件見つかりました。
この物語の主人公は、越後の百姓の倅である。
本当は跡を継いで百姓をするところ、父の後釜に邪険にされ家を出たのであった。
江戸に出て、深川で飛脚をして渡世を送っている。
歳は十九、取り柄はすけべ魂である。女体道から女観音道へ至る物語である。
慶応元年五月、あと何年かしたら明治という激動期である。
その頃は、奇妙な踊りが流行るは、辻斬りがあるはで庶民はてんやわんや。
これは、次に来る、新しい世を感じていたのではないのか。
日本の性文化が、最も乱れ咲きしていたと思われるころの話。
このてる吉は、飛脚であちこち街中をまわって、女を見ては喜んでいる。
生来の女好きではあるが、遊び狂っているうちに、ある思いに至ったのである。
女は観音様なのに、救われていない女衆が多すぎるのではないのか。
遊女たちの流した涙、流せなかった涙、声に出せない叫びを知った。
これは、なんとかならないものか。何か、出来ないかと。
……(オラが、遊女屋をやればええでねえか)
てる吉は、そう思ったのである。
生きるのに、本当に困窮しとる女から来てもらう。
歳、容姿、人となり、借金の過多、子連れなど、なんちゃない。
いつまでも、居てくれていい。みんなが付いているから。
女衆が、安寧に過ごせる場を作ろうと思った。
そこで置屋で知り合った土佐の女衒に弟子入りし、女体道のイロハを教わる。
あてがって来る闇の女らに、研がれまくられるという、ありがた修行を重ねる。
相模の国に女仕入れに行かされ、三人連れ帰り、褒美に小判を頂き元手を得る。
四ツ谷の岡場所の外れに、掘っ立て小屋みたいな置屋を作る。
なんとか四人集めて来て、さあ、これからだという時に……
てる吉は、闇に消えたのであった。
文字数 143,822
最終更新日 2023.02.23
登録日 2023.02.04
神から【極】の加護と【万能職】の職能を授かったルパートは、義弟を後継者に据えたいと思う義母の策略により、祖国であるセトレア聖国から異端者認定を受け、辺境の地と呼ばれるミルド共生国へと追放される。
追放とは名ばかりで、実際には崖から突き落とさせれた。崖から落とされた行く先は激流の中で、ルパートは流れに飲み込まれ生死を彷徨っていると、前世の記憶が突然蘇える。
川で溺れる一人の少女を救おうとするが、残念ながら命を落としたというものだった。ただ、前世での詳しい記憶は、殆どは思い出すことができなかった、
激流からなんとか生還すると、追放先で目立たずひっそりと暮らすつもりだったが、そんな彼を後を追って来た脳筋な婚約者により、波乱に満ちた生活を余儀なくされるのだが、その婚約者こそ前世で救おうとした少女だったのだ。
文字数 154,402
最終更新日 2025.09.24
登録日 2025.05.15
吾輩は捨て子猫である。名前は、まだなかった——
いや、正確には、死にかけていたところを“ご主人様”に拾われ、動物病院で一命を取りとめ、
その日の夜、彼女のボロアパートのちゃぶ台の上で「もち」と名づけられた。
理由は、白くてやわらかくて、目がまんまるだったかららしい。単純である。
ご主人様は、ひとことで言えば「社畜OL」。
京都市内の中小企業でこき使われ、上司に怒られ、低賃金で家賃ギリギリ、毎日コンビニ飯。
趣味もなければ恋人もいない、喜びすら失いかけていた日々の中——
「猫拾ったら人生詰んだかもしれない」と絶望しかけたくせに、
病院代を払ってくれて、ミルクも買ってくれて、夜中に吾輩のくしゃみで起きて、うちわで仰いでくれた。
そんな彼女を、吾輩は見てしまったのだ。
夜、机に突っ伏して泣いていた姿を。
「もう疲れた……何のために生きてるんだろ」
そう呟いた声が、あまりにも弱くて、あまりにも寂しかった。
だから、決めた。
この命は、ご主人様のものだ。
恩返しして、笑顔を取り戻してもらうのが吾輩の使命にゃ!
……とはいえ、猫ができることには限界がある。
しかし!
人間には「動画投稿」なる魔法の文化があるらしい!
ペットが変顔するだけでバズるらしい!
……って、つまり、吾輩が主役の動画でご主人をスターにすればよいのでは!?
こうして始まった、
【もちのもちもち日記】なる動画チャンネル。
カメラに突進、変顔、くしゃみ、鳴き声実況、箱への華麗なIN、そして謎の“深夜の哲学タイム”……
なぜかご主人の黒歴史までも暴かれ始め、登録者数はうなぎのぼり!?
でも、バズればバズるほど、日常はちょっとずつ騒がしくなる。
身バレ、過去のトラウマ、職場での嫌がらせ、動画投稿に対する葛藤、などなど、
平穏なスローライフにはちょっとした波風も——。
それでも、もちの願いはひとつ。
「ご主人様、笑ってにゃ」
やがて動画を通じてつながる“もちファン”たちの絆、
ご主人様の夢、そして吾輩の正体にまつわるちょっと不思議な秘密まで巻き込んで、
この物語は、やさしく、じんわりと、笑えて泣けるスローライフ成長劇へと進んでいく。
捨てられたはずの命が、誰かを救い、世界を変えていく。
これは、小さな白猫が奏でる、奇跡の恩返しにゃん物語——にゃ!
文字数 166,000
最終更新日 2025.07.05
登録日 2025.06.15
【作者:花見れもん】
ひょんなことから銀髪碧眼合法のじゃロリ巨乳の幽霊――玲依さんに命を救われた俺。
だが、仲良くなったのも束の間、玲依さんを消滅させるべく死神どもが襲ってきて!?
「つまりその、あれか。いわゆるその……」
「うん」
「……除霊セックスを、した方がよい感じか」
「っすね~……」
性欲とは、三大欲求の一つ。
食欲や睡眠欲求とは異なり、生存に必要なくとも湧き上がってくる、欲の中の欲。
生きることへの活力そのもの。
精気――それすなわち、生気。つまり、死をつかさどるものの天敵。
死神を追い払うには、除霊セックスするしかない!!!!!
文字数 18,368
最終更新日 2026.02.06
登録日 2026.02.06
「女神よ、確かに望み通り吸血鬼になれた。だが、何故俺を少女に変えた?」
ゲーム好きで受験間近の高校3年の俺は前世で死に、女神の手によってチートスキルと共に吸血鬼の少女として魔法の存在する異世界に転生していた。
最初は自身の変化に少し戸惑うも、すぐに自力での飛行や魔法の練習をして楽しんでいたら、初日にいきなり近くの町から来た人に捕まりそうになり、更に翌日3人の冒険者に討伐されそうになり、しかもその場の流れで一緒に冒険することになった。
これでようやく落ち着くと思ったら、変態貴族から逃げ、飛竜の群れに襲われ、果ては国同士の争いに巻き込まれ、それを解決したら『国を救いし者たち』と呼ばれるようになり、落ち着かない日々を過ごすこととなる。
登録日 2019.06.11
20XX年、とあるゲームに世界が湧き上がった。
そのゲームの名は「Cathedral Catharsis.」通称CC。
このゲームはここ数年の間に米国、日本など先進国を中心とし、莫大な人気を獲得していった。ん?どんなゲームか、だって…?いいだろう。そのゲームの内容を解説しよう。
このゲームは、中世ヨーロッパで起きるパンデミック現象を引き起こした謎の組織「release」と呼ばれる、『死こそ最大の解放である!』をモットーに活動している、ヨーロッパ史上最悪の宗教集団に洗脳されていった市民を、主人公「メシア」が教会で魂の解放を行うゲームである。……というのがこのゲームに置ける一般的な話である。
だがこんなのはただのメインストーリーの話である。この物語の醍醐味はプレイヤーは救済側とrelease側に別れることができ、お互いにしのぎを削り合ってどちらがより敵陣営を救済することが出来るか、同じ陣営でもどれだけ救済出来たかを競い合う、所謂時間が有り余っている『ニートが有利』な『クソゲー』である。
────────────────────────
主人公の「時貞恵那」(ときさだえな)は、このゲームでとある人にがんキャリーされてそこそこなランカーになっている。
そのいつもキャリーしてもらっている組んでいる相手は、元同じクラスの同級生、「天江冬」。(あまえふゆ)
天江はrelease側の1位、少なくともランカーとなっている為、常にこのゲームに触れ合っていると言っても過言ではない。そんな天江の性欲発散方法は、幼馴染の声を聞きながらオナニーをすることで……!?
文字数 1,716
最終更新日 2024.05.09
登録日 2024.05.09
希望の雨、エメラルドが街を救う日
一年中酸性雨が降り続ける隔離された街で、人々は「エメラルドの雨」が降れば救われるという希望を持つ。街の外の情報を無線傍受していた主人公は、その噂が真実であることを知る。そして、ついに【エメラルドの雨】が降り注ぐ瞬間を迎える。
文字数 1,171
最終更新日 2024.07.09
登録日 2024.07.09
「役立たず」の烙印を押され、無情にも勇者パーティを追放された少年・アルト。彼は失意の中、故郷の辺境へ戻り、荒れ果てた実家の畑を耕して静かに暮らすことを決意する。しかし、長年放置された畑の土は鋼のように硬く、ありふれた農具では歯が立たない。途方に暮れていたその時、アルトは畑の真ん中に奇妙な光を放つ「何か」が生えているのを発見する。
渾身の力で引っこ抜いてみると、それは神々しい輝きを纏った一振りの剣だった。「ちょうどいい、すごく頑丈そうだし、これで土を掘り返そう」。それが国を救うと予言された伝説の聖剣『グラム』だとは露知らず、アルトはそれをクワの代わりに使い始めてしまう。聖剣の威力は凄まじく、岩盤すら豆腐のように切り裂き、瞬く間に開墾が進んでいく。
そんなある日、王国の精鋭を率いる「最強」と名高い女騎士団長が村を訪れる。彼女は伝説の聖剣の強大な魔力を察知し、調査に来たのだ。しかし、そこで彼女が目にしたのは、国宝級の聖剣を使って手際よく大根を収穫するアルトの姿だった。
あまりにも規格外な光景と、聖剣を完全に手懐ける圧倒的な実力(農作業)に、プライド高き騎士団長は戦慄し、思わずその場で土下座。「どうか、我々をご指導ください!」と懇願されてしまい……?
無自覚な元冒険者が、最強の剣を農具にスローライフを満喫していたら、いつの間にか国一番の英雄として崇められてしまう!? 勘違いと爽快感が交錯する、最強農業ファンタジー、ここに開幕!
文字数 1,458
最終更新日 2025.11.20
登録日 2025.11.20
主人公(ユウマ)、目が覚めたら何故かリビングアーマーとなってしまっていた。
リビングアーマーになる前の記憶ははっきりと覚えてはいない。
ただある一つの記憶。
『世界を…私を…助けて…勇者様』
この言葉と大魔王との約束。魔物になってしまっても挫けず、己の使命を果たす為、世界を旅する。
只、この世界は残酷で、只々、優しい世界なのだ。
文字数 15,029
最終更新日 2020.07.19
登録日 2020.07.18
伯爵令嬢のシェイナ・アルバートは、婚約者のギゼフ・ランバル侯爵に浮気の上、婚約破棄されてしまう。
シェイナは悲しんだが、すぐに王族からの救いの手があった。理由は彼女が有名な画家だったからだ。
ペンネームで描いていたので、意外と知らない者も多かった。この事実が元婚約者のギゼフをどん底に落とす。
ギゼフは他国の重鎮に売る用も含めて、大量にシェイナの絵を注文していたのだ。しかし、シェイナは彼に関係する注文を全てキャンセルしてしまう。
ギゼフの後悔の傍ら、シェイナは王子殿下との仲を進展させていき──。
文字数 28,163
最終更新日 2022.05.29
登録日 2021.11.17
一学期の途中に中学一年生の教室に転校してきた外国人マシュー。彼はひすい色の瞳を持ち、頭脳明晰で国からの特殊任務を遂行中だと言う。今回の任務は、千年前に力を削ぎ落し、眠りについていたとされる大江山に住む鬼、酒呑童子(しゅてんどうじ)の力の復活を阻止して人間に危害を加えないようにするということ。同じクラスの大祇(たいき)と一緒に大江山に向かい、鬼との接触を試みている間に女子生徒が行方不明になってしまう。女子生徒の救出と鬼と共存する未来を模索しようと努力する中学生の物語。<小学校高学年~大人向け> 全45話で完結です。
文字数 55,096
最終更新日 2023.01.11
登録日 2022.11.07
母の再婚で伯爵令嬢になってしまったアリアは、とっても素敵なお姉様が出来たのに、実の母も含めて、家族がクズ過ぎるし、素敵なお姉様の婚約者すらとんでもない人物。
何とかお姉様を救わなくては!
日曜学校で文字書き計算を習っていたアリアは、お仕事を手伝いながらお姉様を何とか手助けする!
小説家になろうで日間総合1位を取れました~
転載防止のためにこちらでも投稿します。
文字数 5,561
最終更新日 2022.11.13
登録日 2022.11.13
現代の日本に住んでる俺、坂口颯。
最近、原因不明な事件が多くテレビニュースの内容もほとんどこの事件だ。
そんな世間の話を無視するかのように俺は家族と過ごしていた。
ある日。お腹がすいたと思い昼ごはんの買い出しにとそとに出たらーーー!?
喜怒哀楽な四人の男子たちと、未来を救うため様々な敵に立ち向かうゾッ!!
文字数 6,205
最終更新日 2023.03.15
登録日 2023.02.25
一途なスパダリ消防士の蜜愛にカラダごと溺れそうです
レンタル有り旧題:私の彼は、一途な熱血消防士
幼稚園教諭7年目の西川愛美は、この春、市立港南幼稚園に異動となる。
生まれてからずっと彼氏のいなかった愛美は、恋愛に興味はあっても仕事柄出会いもなく。
ある日、高校時代の同級生から、公務員同士の異業種交流会の誘いを受ける。
おしゃれをして、向かったお店で出会ったのは、自分が勤務する幼稚園の保護者だった。
彼が非番の日に、姪のお迎えに来るので面識はあるものの、それまで言葉を交わしたことはなく。でも、グイグイ迫られて……
登場人物
西川愛美 市立港南幼稚園教諭
大塚誠司 消防署勤務、救急救命士の資格を持つ
こちらはベリーズカフェさんにも同時に公開しております。
(R18描写については、ベリーズカフェさんのサイトは調整しております)
毎日6:00、22:00更新
連載開始日 2023/12/05
完結日 2023/12/31
作品の無断転載はご遠慮ください。
文字数 167,216
最終更新日 2024.11.13
登録日 2023.12.05
【魔王×側近】
私は魔王に仕える側近だ。だが、扱いは奴隷以下だ。魔王は私を全裸にし、首輪をつけて寝室に閉じ込めている。食料はギリギリまで与えない。飢えと渇きで頭がおかしくなった頃、やっと食事を与えられる。だが、その姿は屈辱的だ。床に散らばった食料を、犬のように這いつくばって食べなければいけないのだ。そんなふうに毎日を過ごしていたら、いつからか魔王に殺意が湧いていた。コイツを殺したい。殺せばこの屈辱的な日々から抜け出せる。ある日、私はついにそれを実行に移した。魔王を鈍器で何度も殴りつけたのだ。
これで私は救われる……。そう思ったのだが、さすがは魔王。あれだけのことをしたのに生きていた。起き上がる魔王を、私は恐怖の目で見つめる。魔王は立ち上がり、今までみたことのない澄んだ目で私を見つめた。そしてこう言ったのだ。「あなたはだれですか?」
ムーンライトノベルズ様でも投稿しています。
よろしくお願いします。
文字数 42,768
最終更新日 2025.03.31
登録日 2025.03.10