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【ゾクゾク・モヤモヤしたい人向け】短編連作集
古今東西、現代日本からヨーロッパのおとぎ話風のお話まで、読んでも「楽しくはならない」厭な、不幸な、怖いお話を収録予定!あえて就寝前に読むのもありかもしれない
⭐️収録予定話(仮決定含む)
・何もできない子
・芸術の国
・走馬灯
・彼女の名前は『呪い』の言葉だった
・なぜ、『通報』しなかったのか
順番未定、入れ替わる可能性あり
文字数 1,813
最終更新日 2024.09.02
登録日 2024.09.02
平凡な人生を歩む康夫と美代子は、取引先での偶然の出会いをきっかけに、自然と惹かれ合い夫婦となる。派手さはないが、お互いを受け入れる心地よい関係が続く中、二人は子育てや仕事、病気など数々の困難を乗り越え、絆を深めていく。孫に囲まれる老年期を迎えた二人は、出会いではなく、その後の関係こそが運命を決めることを実感する。縁側で詩を読み交わす彼らの姿は、人生の豊かさと愛の本質を静かに物語っている。
文字数 4,806
最終更新日 2025.02.13
登録日 2025.02.13
悪夢・良い夢・平凡な夢…いろいろな『ゆめ』みたいな小話を集めてみました。1話完結型でさくっと読めるので、お時間のないときにもぜひ。
文字数 30,500
最終更新日 2026.06.04
登録日 2025.02.23
小学三年生の夏休み、ナムちゃんが死んだ。ナムちゃんはこの町に引っ越してきたばかりの私に初めてできた友達だった。ナムちゃんが死んだとき、私たちは彼女を生き返らせようとした。
意地悪なヤグチさん、頼りになるピコちゃん、物知りなセリちゃん、泣き虫なササちゃんと、私の五人で。
死んだ人間は生き返らない、そうわかっていたけれど、私たちは現実を受けいることができなかった。
それなのにある日、ナムちゃんは生き返った。けれどその生き返ったナムちゃんはいつも死んでしまう。それでも次の日になると、なにごともなかったように彼女はいた。彼女が死んだことを覚えているのは私たちだけだった。
彼女がいつも死んでしまうのは、彼女にかけられた呪いなのか。それとも彼女の死をなかったことにしようとした私たちへの罰なのか。
文字数 56,527
最終更新日 2025.03.31
登録日 2025.02.28
六月の東京、曇り空の下。
編集者・藤井尚哉は、なぜか手にした一冊の古びた文庫本に導かれるように、小さな図書館の展示取材へ向かう。
そこには、かつての記憶──名も知らぬ誰かと交わした、声なき文通の痕跡が眠っていた。
ページの隅に残された一行の書き込み。
「わたしも、そう思っていました。」
それは返事だったのか、それとも記憶の幻だったのか。
やがて尚哉は、展示の奥に佇む一人の女性と出会う。名前も告げず、過去にも言及せず──けれど、言葉にならない気配だけが静かに交錯していく。
その沈黙の中に、かつて届かなかった“手紙”の余韻がふたたび揺らぎ始める。
本作は、「言葉にならない想い」と「声を出せなかった記憶」を巡る、静かな再会の物語。
返事のない手紙が、時を越えてふたりの心を繋ぐとき、読者の中にもまた、忘れられた“誰か”の声がふと響くかもしれない。
文字数 27,186
最終更新日 2025.06.18
登録日 2025.06.18
文字数 32,887
最終更新日 2026.06.11
登録日 2025.10.19
あたし宮嶋悠姫(みやじまはるき)は、甥を乗せて自動車を運転中、対向車線をはみ出してきた車と正面衝突した。
体感次の瞬間、遥か上空から落下する自分に気がつく。なすすべもなく落下、何かに衝突、転がり水没。
水底でいろいろ考え観察し、自分の意識が甥の抱えていた超合金装甲車の模型に入っていることを知る。できることはキャタピラで走行することと、ほとんど役に立たない模型の装備を出し入れすること。
岸に上がって休んでいると、いかにも異世界の人間らしい外見の男たちに拾われる。会話の機能がなく、ただされるがまま運ばれるしかない。
その後何とか意思の疎通を図り、伯爵家三男だというエトヴィンに、落下時に魔獣を撲殺した恩人と感謝された。
いろいろ尋ねて、自分も他の人と同程度に些細な魔法を使えることを知る。また、王都に甥の生まれ変わりではないかと思われる少年がいて、生命の危機に瀕しているらしい。
深い森の中で、少年を救う薬草の採取に協力することにしたが。
エトヴィンたちとはぐれ、あたしは一人で遠い王都を目指すことになった。
人との意思疎通が困難な超合金模型の身で、一人長い旅路を走破する、前代未聞の冒険が始まる。
他のサイトにも、同時投稿しています。
文字数 242,883
最終更新日 2026.04.20
登録日 2025.12.06
千年の時を越え、断ち切れぬ想いが再び動き出す──。
オカルト雑誌のカメラマン・日下部冬夜のもとに、
差出人不明の招待状が届く。
それをきっかけに、彼の周囲では奇妙な現象が続けざまに起こり始めた。
日本地図から消えた村──鬼ヶ村。
百年に一度行われていた鬼神祭では、
必ず身寄りのない青年が一人、“血を吸われた状態”で遺体となって発見されていた。
事件を恐れた山の持ち主は村を封鎖し、真相は闇に葬られた。
招待状に導かれるように、冬夜は閉鎖された山へ向かう。
同行したのは、冬夜に秘めた恋情を抱く編集長の遥と、
遥を慕う幼馴染の幸太。
三人はやがて、噂に聞く“湖”へとたどり着く。
その湖に──
満月が映り込んだ瞬間、世界が歪む。
湖面は鏡となり、三人を異なる次元へと誘った。
そこは、千年前の鬼ヶ村へ繋がる“水鏡”だった。
迷い込んだ先に待っていたのは、
千年前の愛と憎しみが渦巻く鬼ヶ村の真実。
過去と現在が交錯し、因果が再び動き始める中──
冬夜が選ぶ未来とは。
愛は、憎しみを超えることができるのか。
文字数 134,999
最終更新日 2026.01.31
登録日 2025.12.07
片桐組の構成員、陽一は主の命令で記者の男が掴んだ記事を盗まなければいけないが、楓という綺麗な名前を持つその男のことを本気で好きになってしまう。
裏切りは許されない。けれど楓に惹かれる陽一。そして楓が取った行動は。ふたりの想いは――
登録日 2014.12.25
西暦2148年、太平洋上の人工島都市《ノヴァ・アトラス》では、量子演算AI《オルフェウス》と脳神経インターフェースによって、人間の意図そのものを裁く「予測司法制度」が社会を支配していた。
認知心理学者で探偵の神崎レイは、予測司法システムの開発者・白石レンの不可解な死を調査することになる。公式には自殺とされたその事件に、レイは記憶ログの欠損という異常を発見する。同時に、親友で量子物理学者の天城ユウトは「この事件は論理的に殺人になりえない」と主張し、AI倫理審査官の黒川ミナ、記憶工学者の佐伯シンらも巻き込み、事件は次第に科学と哲学の領域へ踏み込んでいく。
文字数 2,638
最終更新日 2026.02.18
登録日 2026.02.18
「俺を壊せるのは、お前の声だけだ」
マイクの前で完璧な「他人」を演じる男たちが、密室で剥き出しにしたのは、救いようのないほど醜悪で甘い、独占欲という名の本音。
【あらすじ】
「ズルい大人――君はそう聞いて笑うだろうか」
声優界の頂点に君臨する榊京介は、呼吸をするように嘘をつき、完璧な仮面を被って「他人」の人生を演じ続ける男。一方、華やかなアニメの世界で躍進する若手声優、朝日奈蓮。
偶然の再会から始まった一夜の過ちは、アルコールがもたらした「アクシデント」のはずだった。しかし、蓮が放ったあどけない毒――「あなたは、恋人にこんな風に触れるんですね」という一言が、京介の理性を焼き切ってしまう。
仕事仲間としての距離、先輩としての矜持。そんな薄っぺらな防壁は、互いの喉を震わせる生々しい熱によって無残に崩壊していく。
スタジオのコンデンサーマイクが拾うのは、研ぎ澄まされた「演技」か、それとも隠しきれない「愛欲」か。
一度はまり込めば抜け出せない、声と体温が溶け合う背徳の共鳴(レゾナンス)。
「一生、俺の隣で鳴いていろ。……リテイクは、認めない」
完璧な王様の敗北と、新星の渇望が交差する、濃密で閉鎖的な愛の記録。
※マネージャー視点の番外編2本収録。
【連載状況】
Season Ⅰ(本編):完結済み
3月15日より新章連載開始!
Season Ⅱ〜ズルい大人と、迷える羊の焦燥(続編):完結へ向けて集中更新中!
もし、作品が気に入ったら、お気に入り登録、♡をお願い致します🙇
公開中の作品はこちら↓
『Candy pop〜Bitter&Sweet』完結済み
大学生カップルの「初恋」のお話です。
『胡粉(こふん)のアジール〜天才修復師は、騎士の腕の中で夢を見る』完結済み
仕立て屋(テーラー)×修復師(コンサベーター)
良かったら覗いてみてください☺
文字数 16,305
最終更新日 2026.03.18
登録日 2026.03.02
稀少な闇属性を持つ伯爵令嬢のアリシアは自分の属性の魔法が使いたい。しかし、闇魔法は邪悪な魔法使いしか使わないからと教えてもらえず、羊の抱き枕(740円とは思えない)に八つ当たりをしていたら、ソレが突然「魔物でも、魔法にもかかっていないッス! 闇魔法ッス!」と言い出した。
観測者7.2号様の『非リア冬眠週間』企画参加作品。さあ、この闇魔法の抱き枕で夢の世界に行きましょう。
登録日 2015.12.22
――これは、虐殺を繰り広げる世紀末覇者なイケメン彼女と、乙女な僕の、霊たちの血しぶき舞い散る中、繰り広げられるラブコメディ(指輪交換の儀の物語)
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幽霊が視える大学生の僕は、終電を待っていたある日、大和撫子のように美しい女性に一目ぼれをした。しかし、彼女は、見た目とは裏腹に、非常に暴力的で?!
虐殺を繰り広げる、基本世紀末覇者な彼女(ときどきイケメン)と、乙女ちっくな僕の、霊たちの悲鳴がこだまする中繰り広げられるラブコメディ。
幽霊が視える以外は平凡な僕が、除霊師だった彼女のバイオレンスな除霊に巻き込まれ、振り回されつつも、なぜか後の夫婦になるまで。
【後編予告】
――神様相手にだけは、絶対に関わらないで。
夏になり、大学も夏休みになったある日、
なづなさんが神奈家の代表として、某県の神社に舞を奉納することになり、
何としても既成事実を、と願う、なづなさんのお父さんの策略で、僕はその旅に同行することになってしまう。
その神社のある地区には、ある不思議な言い伝えがあり、
とある山に、願えば必ず叶うとされる祠があるらしい。
そして、それを目当てに、僕の大学の同級生たちも来ていて?!
――お前を連れていく。
同級生たちのやらかしのせいで、今度は、神様に狙われる羽目になった僕。
僕、何もやってません!とばっちりです!
え?お前の方が気に入ったから、とか、やめてください!
――『旅は道連れ、世は情け』って、君が言ったんじゃない。
ヒロイン(僕)を取り返そうと、なづながついに神との対決を決意する――
文字数 157,213
最終更新日 2026.06.12
登録日 2026.04.21
銀河帝国の支配下で「統治の数値」として整理され、もはや語る価値すら失ったと断じられた惑星「地球」を舞台に、皇女アンと地球の男ジョーが交わす“数値化できない現実”を描く長編叙情SFです。衛星画像の青は、帝国にとっては無意味なフィルターに過ぎなかったはずなのに、実際にその地へ降り立ったアンの瞼の裏では、風と匂いと熱を伴う「生きた青」として灼きつく。そこから物語は、政治と責任、個人と制度、帰属と自由のせめぎ合いへと加速していきます。
物語の導入では、皇女アンがホバーバイクの後部座席で初めて“循環されていない空気”に触れます。腐葉土、湿った土、海の塩気といった、管理社会のデータベースに登録されない情報が、彼女の身体感覚を揺さぶる。次期統合王座第一順位という肩書に守られ、同時に縛られてきた彼女が、ただの一陣の風に感動し、声を震わせる場面は、帝国の巨大さとは逆に、人間の小さな実感がいかに決定的であるかを鮮やかに示します案内役となるジョーは、地球を「税金が高くてWi-Fiも最悪なロートル惑星」と軽口で片づけながら、その実、石畳の摩耗や遺跡に残る時間の層を理解し、守ろうとしている人物です。彼にとって「ロートル」と呼ぶことは、価値を否定するためではなく、帝国の視線から距離を取り、壊されない形で残すための処世でもある。アンの純粋な驚きと、ジョーの皮肉な優しさが噛み合うことで、地球は“過去の残骸”ではなく、“いまも息をしている場所”として立ち上がってきます。ネオローマの広場、真実の口のエピソードは象徴的です。嘘をつくと腕が抜けないという伝承を、ジョーは「AIが神経をジャックする」と現代的な冗談に置き換え、アンを本気で慌てさせる。彼女が「あなたの手が無事でよかった」と言い、ジョーが言葉ではなく手の温度で応える瞬間、帝国の管理記録に存在しない“未承認の事実”が二人の間に芽生えます。ここで描かれるのは恋愛感情そのものというより、制度が把握できない領域に人が立ち戻る感覚です。データではなく脈拍、手の震え、息の間合いによって、世界が再定義されていく。
カフェのテラスでは、合成ではないコーヒーの香りと湯気の熱が、帝国のホログラム的な快適さを相対化します。アンが問う「ただのアンとして戻れたら、どこへ連れて行ってくれる?」という問いに対し、ジョーは西の岬と風化したロケット残骸を語る。星明かりが鉄の隙間を通り抜け、星が海に突き刺さるように見える――その描写は、地球が“かつて宇宙を目指した側”であったことを静かに思い出させると同時に、帝国のような完成された支配の対極にある、未完成で不器用な希望を象徴します。ここで二人が望むのは栄光でも勝利でもなく、「役に立たない話をして、冷めたコーヒーを飲み、日が暮れるのを待つ」だけの時間です。それこそが帝国に最も欠けた贅沢であり、最も危険な自由でも退屈であります。
文字数 9,999
最終更新日 2026.06.02
登録日 2026.06.02