「目」の検索結果
全体で51,353件見つかりました。
まるで月の光を紡いだような白銀色の頭髪と、満月のごとき琥珀色の硝子玉をはめ込んだような瞳。先帝から月読尊の権化と賛美された八条宮依言は、絶世の美青年と謳われる独身貴族だ。
彼は元服と同時に親王宣下をうけ、宮号と所領を賜って左京の八条に構えた邸に暮らしている。二十歳を過ぎても正妻を娶る気配なく、泡沫の恋に身を投じて浮名を流す八条宮。その恋の相手は、都でも評判の美姫ばかり。
そんな八条宮に見事な一目惚れをしてしまったのは、大納言の一人娘、沙那。彼女の八条宮に対する情熱はすさまじかった。
毎日八条宮に恋文を送り、返事をもらえないまま数カ月が過ぎると、とうとう八条院におしかけて待ち伏せする始末。
「どうしても俺の妻になりたいの?」
「はい、どうしても」
一夜の相手をしてやるという誘惑にもめげず、沙那は八条宮の妻となるのだが……。
謎に包まれたミステリアスな八条宮との結婚生活と、明らかになる過去。
八条宮の過去と向き合う沙那の優しさに、八条宮の心が溶けていく――。
【注意】
※ヒロイン以外とのRシーンがあります。苦手な方はご注意ください。
※他サイトでも公開しています。
文字数 161,658
最終更新日 2025.10.04
登録日 2025.05.03
黒髪の王太子ギリアンの花嫁に選ばれたのは、魔女のいる隣国シーランドの令嬢シルヴィア。それは愛ではなく、完全なる政略――戴冠直前に急ぎ決められた婚姻だった。
黒髪を「魔女の証」として蔑むヴァロニアで、黒髪の王太子と暮らすこと。失敗すれば、祖国への攻撃の口実となること。
そして王妃としての最も重い務め――「必ず後継を産む」こと。
だが、なかなか子を授かれない王妃は、魔女の薬を使い、本物の魔女に助けを求めるようになる。
初夜から始まった、ぎこちない夫婦生活。
訳アリの夫に、彼を支える友人たち。
シルヴィアは年の近い侍女の恋愛を見守りながら、自身も政略の義務を超えて、愛を見出そうと奮闘する。
初夜から始まった政略の義務を超え、愛を育む王夫妻の物語。
ロマンタジーに挑戦! 渋めストーリーで、政略で結ばれた王夫婦の『先に身体を重ねて、あとから心を育てる』関係と、身分差と家族問題を抱える初々しいカップルの『先に心を育てて、あとから身体が追いつく』関係の、成長の物語を目指してます。
※この作品には、妊娠・流産・不妊・虐待を含むセンシティブな描写があります。また、一部に家族との葛藤やトラウマに関する表現が含まれます。苦手な方はご注意ください。
※夫婦・恋人間の性行為のシーンが何回も出てきますので、ご注意ご了承ください。(タイトルに*マークをつけています)
※『天国の扉』『天国の扉 焔を継ぐ者』のスピンオフ作品です。
※見てもらえる機会を増やすため、下記サイトで同じものを公開しています。
※R18の為、こちらの作品は下記サイトになります。
・ムーンライトノベルズ
・エブリスタ
・アルファポリス
※AI補助利用
文字数 286,335
最終更新日 2026.01.04
登録日 2025.09.01
平凡な高校生だった橘美緒(たちばな みお)は、ある日の学校帰り、見知らぬパラレルワールドに迷い込んでしまう。
途方に暮れる中、元の世界での友人・彩花に助けられ、京都の寮で保護されることに。そこで出会ったのは、眉目秀麗で誰にでも優しい完璧な青年、西園寺伊織(さいおんじ いおり)。
彼の存在に惹かれ、異世界での生活に光を見出す美緒。しかし、元の世界に帰れる期限は一ヶ月。
「必ず帰る」と誓う彼女に、伊織の優しさは次第に暗い束縛となって絡みついていく……。
これは、救いから始まった、絶望の恋物語。
文字数 51,353
最終更新日 2025.10.09
登録日 2025.09.30
行方不明の父親の足跡を辿る旅をしている主人のアンバーと従者のサーシャは、この国の皇子と神兵隊長という身分を隠し、2人きりで旅をしていた。
その旅の途中、2人は立派な神殿が建つサリトールという大きな街に辿り着いたのだが、そこではノーマという美しく神秘的な神官が行う『特別な治癒』という裏の奉仕が存在し、それを目当てに様々な都市から貴族や金を持った者らが大勢列をなすほど訪れ、神殿に多額の寄付を落としていた。
多額の寄付を払うことで行われる『特別な治癒』という謎に包まれた奉仕活動。この街に漂う妙な雰囲気に、二人は違和感を覚え、好奇心から神殿や街の秘密を探り始める。
途中アンバーは、ディーと名乗る美しい少年神官と出会い心を奪われ、またサーシャは娼館で1人の男娼と出会い、そして2人は、神殿で行われる特別な奉仕の謎を知ることになる。
筋肉系褐色肌主人(皇子・弟)×美少年神官
筋肉系褐色肌巨根従者(神兵隊長・兄)×ちょっと年のいった美青年男娼
受けのモブレ表現あり。主人と従者の絡みやカップリング表現はありません。
2人は父親探しの旅をしていますが、物語の舞台である国は世襲王制ではないため、2人の父親は王族ではなく、兄である親兵隊長も王族ではありません。
※その他複数CPあり
※R18 予告なく性的表現が入ることがあります。
他サイトでも掲載中です。
文字数 218,206
最終更新日 2021.12.28
登録日 2021.08.08
大学受験の夏、藤原海人は異世界に飛ばされた。
そこで美貌の騎士イリアスに拾われる。海人はこの世界にとって貴重な異世界人。
魔力を付与できる能力を持っているのだ。
辺境警備隊の隊長でもあるイリアスは、この世界には海人以外にも異世界人がいて今は王宮に住んでいると言う。
海人はもうひとりの異世界人に会うため、イリアスと共に王宮へ向けて旅立った。
ところが異世界人ふたりがそろったことで、思わぬ事態が巻き起こる…!
魔獣と魔法と剣の世界。
※R18場面は目次タイトルに「R」といれます
文字数 180,140
最終更新日 2024.10.20
登録日 2022.09.10
エロ系ボイス配信者のイケおじ義父×声フェチ天然婿の耳責めドロドロBL。
義父と共に暮らす御影は、毎日ある配信が癒しであった。そんな時、自分の誕生日と配信者の特別な発表が重なって...。
義父に祝ってもらう事を優先したのだが...。
蜂屋 透真 50代前半 180cm
御影の義父。妻と娘を亡くしている。若く見られたいと黒染めしているため、見た目は40代と若い。家事全般が得意。ずっと片思いしている人が居て...。
蜂屋 御影 30代前半 170cm
透真の娘婿。天涯孤独のため、婿養子に入った。妻は他界。高校から様々なボイスを聴きまくる声フェチ。現在は『とぅ』というボイス配信者にハマり重課金している、トップリスナー。
文字数 13,006
最終更新日 2025.02.20
登録日 2025.02.20
気がついたら異世界?に足を踏み入れていた姫川悠馬、28歳社畜!
まさか!あの!噂の!?異世界!!?
勿論チート付き!やったーこれで夢の異世界生活〜!!と喜ぶわけでもなく…。
ダメだ!力を使い過ぎると色んなことに巻き込まれる!
僕は何もしたくないんだ〜〜!!!
悠馬の異世界何もしない生活は叶うのか?目標は、何もしない!!絶対にだ!!!
★自サイトに先行連載中のものをたまり次第、修正をかけてゆっくりこちらにも投稿しています。
文字数 31,209
最終更新日 2019.11.18
登録日 2019.01.08
中学生の頃に、俺が密かに想いを寄せていた幼馴染の琥珀は自殺した。いじめと新しく父親になった親からの暴力で追い込まれて死んだと死後になって知ってからずっと後悔しながら生きてきた。
社会人になってもズルズルと引きづっていたのだが····ある日目が覚めると何故か俺は過去に戻っていたのだ。しかも1番後悔が強かった中学時代に。
どんな意図があるにしても、このチャンスは生かすしかないと、俺はこの日から幼馴染の女の子を守って溺愛することを誓うのだった。
これは、過去に戻っていじめや虐待から幼馴染の女の子を守って溺愛していくやり直しの物語。※溺愛、依存、ヤンデレ。シリアスより甘々メインの予定。なろうにて連載中。
文字数 17,818
最終更新日 2020.04.01
登録日 2020.03.20
※あらすじは試行錯誤し定期的に書き換えます。
わけあって罪人となった二人の青年が色々あった末に、わけあって身の危険が迫っていたお姫様の逃亡生活の用心棒になって色々冒険や陰謀をするお話。
背景には最強と言われる国の騎士団との因縁や、姫様の持つ不思議な力を巡った争い、世界の覇権や異種族との争いもありごちゃごちゃしている。
がメインストーリーですが
基本的に世間知らずで温室育ちのちょっと常識から外れたミナミ姫に、小柄だが筋肉質で怪力な顔がやたらいいマルコムと、小柄で華奢な毒にやたら詳しい中性的な外見のシューラが振り回されたり振り回したりし、たまに兄への報告のお手紙で兄の胃を痛めつけたりする冒険記です。ほのぼのたまにシリアス、用心棒は基本物騒な発言ばかりします。
序盤は結構重めで冒険開始まで長いです。冒険開始は90話~
また、ある程度するとヒロインは若干チート気味です。
人間以外の種族や獣(モフモフ、ヌルヌル、ツルツル)も出ます。
サイドでBのLっぽいのが勃発しますので申し訳程度?のBL描写があります。GLは保険です。
メインはノーマルな恋愛で、そちらも申し訳程度にありますがゆっくりです。
「宝物の彼女」の「結末1」のその後にあたる話として書きましたが、世界観が変わったのであまり関係なくなっている感じです。
読んでなくても支障ないように書いてると思ってます
ちょいちょい訂正していきます。
小説家になろうさんで投稿しています。
登場人物箇所にたまに下手の横好きイラストを上げています。
お目汚しかもしれませんが、キャラクターの外見設定と思っていただけると光栄です。
文字数 1,275,209
最終更新日 2026.05.03
登録日 2023.10.23
眉目秀麗、才色兼備、文武両道──。
全てにおいて秀でた才能と並ぶ者のない美貌を持つ第三王女。
だがその中身は傍若無人で唯我独尊、横行闊歩なワガママ女王様。
そんなイヴェリン・ルクレイン王女は、ただ一人、魔法騎士団団長の最強剣士アダムス・オルドの気を引くためだけに暴走する。
質実剛健、剛毅無双、純真一直──。
平民の生まれで魔法の才を持たぬ彼は、「王国最強」と呼ばれる剣士。
だがその中身は愚直一徹、恋心に疎い純情な朴念仁。
おじさんと呼ばれる年頃になった彼の気を惹こうと、イヴェリンは今日も奮闘中。
だが、成り上がり貴族のプライドと王都に渦巻く陰謀が結びついた時、人々の元に魔物の影が迫りくる。
最強のおじさん剣士と、最恐のワガママ王女。
すれ違いだらけの関係のまま、二人は王都を揺るがす戦いへ挑む――。
「あの人を射止めるためなら、魔物も敵も全員まとめて踏み台よっ!」
文字数 48,892
最終更新日 2026.05.06
登録日 2026.04.29
スライムに転生した元日本人の主人公は、リザードマンの死骸を取り込み、リザードマンに擬態できるようになった。
そして、擬態した姿のままリザードマンと出会い、村に連れて行かれてしまう。
すぐに村から出て行こうと思った彼だったが、リザードマンが他の種族から酷い仕打ちを受けていることを知り、温厚で優しいリザードマン達に代わって、ゲスなヤツらをあらゆる手を使って懲らしめる事に決めるのだった。
これはゲスな他種族のヤツらをえげつない方法で懲らしめつつ、リザードマンの地位向上を目指す物語。
洗脳やそれに付随する描写が多々出てきますので、ご注意ください。
文字数 49,322
最終更新日 2020.03.10
登録日 2020.02.24
☆本編6話、おまけ1話の全7話構成→完結しました
クズのホスト(源氏名リュート)は、誕生日(仮)にキャバ嬢の太客にシャンパンタワーを入れてもらった。
その晩階段から落ちると白い場所におり、目の前には何故か太客のキャバ嬢がいた。
クズのリュートは、クズ過ぎて……
文字数 10,433
最終更新日 2025.08.17
登録日 2025.08.16
魔王として死んだはずの私が目を覚ますと、魔法の名家として名高い公爵家の令嬢に転生していた。
だがこの体の持ち主はまだ魔法の発現すらしていない、いわゆる“落ちこぼれ令嬢”らしい。
腹違いの妹はどうやら私が気に入らない様子だし…。
どうにか私を惨めにしたいみたいだけど、残念ね。
私は魔法の知識も社交の裏も熟知済みの、魔王と呼ばれた存在よ。
前世の知識を生かし、魔法と魔獣の知識を披露すると、北部の魔獣問題で困っていた冷徹な公爵が興味を抱き始め……?
ちょっと…!
また人間に振り回されるのは懲り懲りなんですけど…!
文字数 50,312
最終更新日 2025.12.26
登録日 2025.07.01
SM調教を目的とした学校で3年間調教され、卒業式でのオークションでベンチャー企業の社長に買われた。
そこでは新たな調教を施され。。。
※全編AIにて生成しています。
加筆修正はしていますがおかしな部分がある可能性があります。
文字数 23,160
最終更新日 2025.07.04
登録日 2025.07.04
幾度となく衛兵やギルドの追撃を退け、漆黒連と共に数々の戦いを乗り越えてきた武流は、いつしか街の噂の的になっていた。
「無所属のまま、ギルド連合を壊滅させた男――武流。」
その名は、街の女性たちの間でも憧れとともに広がっていった。
特に、命懸けの戦いの後、彼が密かに見せるペットの鷲・ギスケへの優しい眼差しは、目撃した者たちの心を強く打った。
「強さと優しさを兼ね備えた理想の男」
「戦場を駆け抜ける鷲とその相棒」
武流とギスケは、あっという間に英雄譚の主人公として語り継がれ、彼の戦いを見ようと、冒険先に女性たちが集まるほどになっていく。
その流れで、いつしか「武流ファンクラブ」が密かに発足。
最初は小規模だったが、ギスケが女性たちに人懐っこくじゃれつく様子が可愛いと評判になり、
「ギスケ推し」「武流推し」で派閥ができるほどに拡大。
ファンクラブの主なメンバーは、
• 清楚で一途なハイエルフ【リリア】
• 小悪魔で挑発的なダークエルフ【セリア】
• 天真爛漫で元気な獣人族【ミーナ】
彼女たちは互いにライバル心を燃やしながらも、武流の強さに惹かれ、密かに思いを募らせていく。
一方、武流は女遊びを覚え、
「人生も戦いも楽しんでなんぼ」というスタイルに変化し始める。
文字数 14,088
最終更新日 2025.06.18
登録日 2025.06.16
伯爵令嬢シュネーは、政略以外の何物でもない結婚式を幸せな気分のまま終えた。
何しろ夫となる人は当代きっての炎の魔術の使い手であり、噂に違わぬ真面目さと誰もが見惚れる美しさを持つ辺境伯・ヴェルク。
結婚前に寛容にも「君はありのままでいい」と言ってくれた優しい人で――しかも嫁ぎ先が人目を気にしなくていい、そこそこ温暖な地となれば「問題がある」シュネーにはすこぶる好条件。
しかし、うきうき気分で嫁いだ彼女を城で待っていたのは、妙なヴェルクの服装――いや、ほぼ服を着ていない夫で、彼女は悲鳴を上げる。
そう、互いの家から継いだ強大な魔力を中和する目的で婚姻が結ばれたことを忘れかけていたのだ。
水の魔力をため込む性質のシュネーが寒がりなのとは対照的に、ヴェルクは酷い暑がり。
着ぐるみさえ着込むシュネーと、家(城)では半裸で服を殆ど着ないヴェルクの新婚生活が、スムーズに行く訳がなかったのだ。
初夜を盛大に失敗したシュネーは、このままでは結婚生活の破綻だと、「旦那様に素敵な服で快適生活」計画を立案するのだが……。
中編、全11話です。
※この作品は他サイトにも掲載しています。
文字数 46,568
最終更新日 2025.08.24
登録日 2025.08.21
伯爵令嬢のエレオノーラは、母亡き後は義理の母と妹に虐められていた。使用人同然に働かされるエレオノーラに明るい未来など望むこともできなかった。そんな折、妹のダニエラに縁談が舞い込んだ。相手は隣国の侯爵であったが、粗野で見た目も悪く子供もいる侯爵との結婚をダニエラは嫌う。面倒な縁談をダニエラは姉のエレオノーラに押し付けた。ある日、街で迷子の女の子を助けたエレオノーラは、麗しく優しい紳士と出会う。彼こそが見苦しいと噂されていたダニエラの縁談の相手だった。紳士と彼の娘に慕われたエレオノーラだったが、ダニエラは相手がイケメンの侯爵と知ると態度を豹変させて、奪いに来た。
文字数 22,454
最終更新日 2025.09.15
登録日 2025.09.15
暗がりに目を細める。
白い壁紙に茶色の棚には幾つかのAV…
棚の上にはコンドームが未使用・未開封でケース毎置かれていた。
「……ああ、ラブホか」
ポツリ、と呟いた『私』の目に姿見が一つ。
まっすぐ直毛の黒髪に黒目の少女は無感動に呟いた。
薄型テレビにBlu-ray再生機が接続されている…今は電源を落としているので真っ黒だが。
「…気持ち悪い」
ぬるり、と下腹部を伝う液体──少女の赤と混ざった“ソレ”は──『私』の純潔の証だ。
傍らで眠る男を決して好きではなかった。
付き合っても居ないし、恋人──ましてや夫婦でもなかった。
「…兄さん、どうして…。」
ぽろり、と零れた涙は失望か、諦めか。
…兎に角、この後の『私』の行動はいつも決まっている──
〝自殺〟だ。
『私』はその時はラブホの一室のベランダ(6階)から飛び降りて死んだ。
“次”に目を覚ましたのは──その時の『私』の父親に犯された直後だ。
「嫌…っ、どうして…、今思い出すのよ…っ!」
「○?なんだ、いきなり…?」
「ひっ…!!」
『私』は怯えた声を出した。父と言う男は『私』を組伏せて勝手に熱情をぶつけてきた。
「ぁ、ぁぁ…はっ!ゃ、め…て…っ!」
ぐちゃぐちゃ、ぬちゃぬちゃと卑猥な音が鼓膜を駆け巡る。
上擦った中年の声が洩れる。
「無茶を言うな…お父さん、もう…ぁぁっ!」
「!や─」
どくどく、どくどく…とお腹の奥に吐き出される“父”と言う男の精子。
「はぁはぁはぁっ…。○、○っ!」
ぎゅうっと抱き締める男の腕に力がこもる。
何度も何度も名前を呼ばれ、腹の奥に射精され、組伏せられる…そこはどうやら父の寝室だった。
「…。」
シーツに残る赤と白の跡。…『私』と父の情事の痕。
嫌だ。痛い。辛い。悲しい。…悔しい。
男の力には抗えないのか。
『私』は嬲られるだけなのか…耐えられない…!!
『私』は台所の包丁で腹を刺して──亡くなった。
“次”は叔父、その次は祖父、ストーカー、ヤクザの男…等々。
『私』は男運が無さすぎた。
私が『私』に気付く時は決まって男に嬲られ心を悲鳴を上げ──自害する寸前。“前世”の記憶を思い出す。
そして、今──2115年7月7日。
私は“また”『私』を思い出していた。
レイプされ自殺する寸前に前世を思い出す少女がたった一つの出口を目指す物語。
少女は真実の愛を知る日は来るのだろうか?
文字数 42,775
最終更新日 2019.05.21
登録日 2018.06.26
