「芽」の検索結果
全体で1,764件見つかりました。
主人公は名も無き影武者。
彼は“カルラ”という王子の影武者として生きるため、影武者教室という影武者を育成する教室に籍を置いている。
王族と同等の知識、王族と同等の剣術・体術、王族と同等のカリスマ性。それらを得るための授業を受け、彼は王の資質を高めていく。
最初こそ影武者として生きることに抵抗は無かった。代替品で良かった。だが影武者教室に通う他の影武者たちと触れ、彼は『エゴ』を手に入れていく。芽生えた『エゴ』は影武者という役割、自身の運命に疑問を投げかける。『偽物のままでいいのか?』――と
最高峰の『先生』の指導の下、最高峰の知能・最高峰の武力・最高峰のカリスマを手に入れ、彼は王子のコピーとして完成した。だがそれは同時に王の器を得たことを意味する。『エゴ』と『力』を得た影は光を喰らおうと牙を剥いた。
「構えろよ先生。王の器ってやつを見せてやる……!」
影武者だった少年が、王候補達を喰らい、王の座を狙う英雄譚――ここに開幕。
文字数 112,218
最終更新日 2025.01.26
登録日 2024.12.24
学園でファンクラブもあるような先輩に恋心を抱いていたオレは親友のライルとその花をなんとなく探していたんだけど……。
◇◇◇
夏芽玉様( @NatsumeTama )主催、『とある学園に、3年に1度だけ、手に入れると絶対に恋が叶う花が出現する』という共通設定を使った企画の参加作品です。 #恋が叶う花BL
文字数 3,697
最終更新日 2023.06.04
登録日 2023.06.04
……風は吹かない。
空は灰色。地面はひび割れて、死んだ土の匂いが鼻を刺した。
どこまでも広がる、枯れた世界。
黒く錆びついた鉄の塔が無数に突き立ち、沈黙の中に、わずかな機械音だけが漂っていた。
僕はそこにいた。
ただの鳥――ムサシ。
どうしてここにいるのか、わからない。
目を開けたら、もうこの世界だった。
命の気配はない。
動物も、草も、空気すらも、どこか死んでいた。
でも、僕の中にはまだ何かが残っていた。
本能が、動いていた。
体を少しだけ沈める。
そして――
……落ちた。
乾いた地面に、小さな湯気が立つ。
それは、静かにそこに在った。
何も起こらないと思った。
でも、土のひびの間から、じわりと何かが芽吹いた。
色のない大地に、かすかに滲む緑。
細い蔓が震えながら、光のない空に向かってのびていく。
それを、僕は動かずに見ていた。
この世界で、初めて目にした、生きものの色だった。
それは、小さな芽だった。
ひび割れた地面の隙間から、そっと顔を出していた。
風もなく、音もない世界で、それだけが……確かに生きていた。
僕は目を離せなかった。
どうしてかなんて、わからない。
でも、見ていると――
この世界の沈黙が、少しだけ揺らいでいくような気がした。
*
そのときだった。
背中に、ひやりとした気配が落ちた。
見られてる――そう思った。
振り返ると、遠くの塔のてっぺんで、赤い光が点滅していた。
冷たい、機械のまなざし。
そして、低い音。
ガリ……ゴガガ……。
塔の根元が裂け、鋼の塊のような何かが這い出してくる。
八本の脚、赤い単眼、蒸気を吐きながらのそのそと迫ってくる金属の虫。
「侵入生体、確認」
「排除対象:有機活動物」
無機質な声。
命令しか喋れない、殺すための存在。
僕は本能で走り出した。
飛ばない。走る。
芽があった場所が、巨大な脚で踏み潰される。
緑は、あっけなく消えた。
……でも、走りながら、ふと振り返った。
踏み荒らされた地面。
そのひびの奥に、なぜだか、かすかな違和感があった。
ほんの一瞬だけ、やわらかくなっているように見えた。
いや――
見えた、というより、感じた。
僕の“それ”が落ちた場所。
芽が生えた場所。
今は何も見えないけど……そこにはまだ、何かが、息を潜めている気がした。
たぶん、ただの勘だ。
根拠なんてない。
でも、僕の中で何かがはっきりしていた。
あれは、終わってない。
消されてなんか、いない。
走りながら、知らず口元が引き締まった。
鼓動が少しだけ強くなった。
この世界で僕だけが持っているもの。
この世界にとって、きっと、異物であり――可能性。
文字数 4,606
最終更新日 2025.07.22
登録日 2025.07.22
魔王「勇者になど、絶対に―――させない!」
世界に魔王あり、ゆえに勇者あり。
表裏一体の彼らが邂逅したのは平凡なとある村。
魔王は自らを人の姿に変え旅人と偽り、まだ勇者と呼ばれていない、ただの村の少年と出会う。
その目的は、勇者となりえる若い芽を摘むために息の根を止めること―――ではなく、一生勇者に目覚めることなく、ただの村人として生涯を終えるよう仕向けるため傍にいることだった。
しかし表と裏は紙一重、本来相容れないはずの存在が時と場を同じくすることで想定外の歪が生まれる。
魔王と勇者(暫定)、そして世界の運命は―――。
※以前アップしているものの加筆修正版となります。以前のものに話が追い付いたら過去作は削除いたします。
文字数 10,178
最終更新日 2017.09.08
登録日 2017.09.05
私立の中高一貫校に通う八坂シオンは、乗り物酔いの激しい体質だ。
飛行機もバスも船も人力車もダメ、時々通学で使う電車でも酔う。
ある朝、学校の最寄り駅でしゃがみこんでいた彼は金髪の男子生徒に助けられる。
眼鏡をぶん投げていたため気がつかなかったし何なら存在自体も知らなかったのだが、それは学校一モテる男子、上森藍央だった(らしい)。
知り合いになれば不思議なもので、それまで面識がなかったことが嘘のように急速に距離を縮めるふたり。
藍央の優しいところに惹かれるシオンだけれど、優しいからこそその本心が掴みきれなくて。
でも想いは勝手に加速して……。
彩り豊かな学校生活と夏休みのイベントを通して、恋心は芽生え、弾んで、時にじれる。
果たしてふたりは、恋人になれるのか――?
/金髪顔整い×黒髪元気時々病弱/
じれたり悩んだりもするけれど、王道満載のウキウキハッピハッピハッピーBLです。
集まると『動物園』と称されるハイテンションな友人たちも登場して、基本騒がしい。
◆毎日2回更新。11時と20時◆
文字数 81,374
最終更新日 2025.08.25
登録日 2025.08.11
百合成分超強め。過去改変ファンタジー
王国の第一貴族の天才令嬢、ヘルムート=シャマシュは世界の終末「カリ・ユガ」を迎え、崩壊するローラシア王国の姿を見ていた。
そして国を守りながらも裏切り者のせいで後ろから刺され、虫の息だった最愛の女性。ミシェウの手を握って、その最期を見届ける。
ミシェウとの思い出。そして自分の無力さと足を引っ張ってきた奴らへの憎悪。そんな中シャマシュのもとにやってきた一人の少女アルル。
アルルは言った。
「もう一度、あなたに可能性を与えるわ」
復讐に燃えるシャマシュ。コクリとうなづいて過去へ戻って、もう一度この世界をやり直すこととなる。
戻ってきた場所は、彼女の運命を大きく変えた国王カイセド=コール=シュレイダーからの婚約破棄を突き付けられる場面だった。
そしてシャマシュは最も好きだった最愛の女性。ミシェウ=クリス=シュレイダーと結婚することを王国の貴族たちの前で告げる。
突然の、それも同性からのプロポーズに戸惑うミシェウ。そして世界を破滅から救うための復讐劇が始まった。
魔法に恵まれ、優秀ながらもその冷徹さ故に煙たがれていた冷徹令嬢。
魔法に恵まれず、占星術を研究する。明るくて誰からも好かれる少女。
そんな正反対の性質を持つ王女2人の、恋に落ちながらも、ミシェウを殺し王国を滅ぼそうとしている裏切り者たちを粛正していき、終末を乗り越えた平和な世界。通称ヘスペリデスの園を目指していく物語。
【作者が考える作品のセールスポイント】
1.主人公シャマシュの、最愛の人ミシェウのためにひたむきに復讐のために戦っていくシーン
2.ヒロインミシェウが、不遇な扱いを受けても前向きに明るく生き、復讐のために戦っていく描写
3.性格の違う2人が最初は違和感を覚えつつも、どんどん恋愛感情が芽生えていき互いの恋心に気づいていく過程
文字数 315,295
最終更新日 2026.03.29
登録日 2023.08.10
苦しい人生のストレス発散の深酒が原因で海に落ちて死んだ青年がいた。
その後とある異世界でアローン・ハウンドという貴族に生まれ変わり、13歳の時に前世の記憶を取り戻す。
彼はこの世界が前世で流行っていたゲーム、「エターナル・ブレイド」と同じ世界で有る事に気づく。
しかし、自分が最悪な運命を背負っていることは覚えているものの、知識不足から上手いこと原作をなぞりながら自分は生き残ると言った風な器用な立ち回りは出来ないと察しが着いてしまう。
色々と吹っ切れ、前世で憧れていた自由人キャラになってやろうと、全てを捨てて家を飛び出し冒険者になったのだが、原作の敵キャラや実家からの追っ手などが絡んできて、なかなかどうも自由気ままという訳にはいかないようで……
何にも踏みにじられない自由を追い求める少年が邪魔者を打ち砕いてく、異世界バトルストーリー
文字数 99,054
最終更新日 2024.09.20
登録日 2024.08.22
隣から聞こえてくる女性の喘ぎ声?
正直、欲求不満な私には辛い。
偶然顔を合わせたお隣さんに思い切って言ってしまう。
そこから始まる歪な関係。
いつの間にかうまれる恋心。そして、失恋。
※MNで過去投稿した作品のリメイクです。
※激しめの性描写あり。
文字数 6,854
最終更新日 2023.07.13
登録日 2023.07.12
満開にはまだ早い。
マスクを外して深呼吸をすると、つい一月ほど前の冷たく張り詰めた空気とはまったく変わっていて、鼻の奥に柔らかく、けれどもまだひんやりとした緊張が残る空気が流れ込んでくる。
桜の幹に寄りかかり、満月を眺める。
よく晴れた空にまん丸に浮かび、春と言い切るにはまだ早いかと思わせる夜、明るく満月に照らされた桜の木の枝、大木の枝々から物静かに伸びている新芽の存在をがよく見え、近所の公園なのに特別な場所に居るようだった。
珍しく早めに帰宅して家のことでもやろうか、と考えていたのだが、マフラーやらコートやらの重装備もいらなくなったという身軽さが目的のない夜の散歩へと駆り立てたのだった。
文字数 5,904
最終更新日 2023.03.27
登録日 2023.03.27
無頼漢は再び旅に出る。皇帝となった唯一の親友のために。
落ちこぼれ魔女は寄り添う。唯一の居場所である男の傍に。
後に『黒い剣士と氷の魔女』と呼ばれる二人と仲間達の旅が始まる。
剣と魔法の中世と、スチームパンクな魔法科学が芽吹き始め、飛空艇や飛行船が大空を駆り、竜やアンデッド、エルフやドワーフもいるファンタジー世界。
アスカニア大陸最強の軍事大国バレンシュテット帝国で労農革命が勃発。革命により樹立された革命政府は、皇帝を処刑、奴隷貿易と麻薬取引、人身売買を解禁。大陸に動乱を引き起こした。
皇太子ラインハルトとジカイラ達の活躍により、革命政府は倒れ、皇太子ラインハルトはバレンシュテット帝国皇帝に即位。絶対帝政によるバレンシュテット帝国は復活し、再び大陸に秩序と平和が訪れつつあった。
本編主人公のジカイラは、元海賊の無期懲役囚で任侠道を重んじる無頼漢。革命政府打倒の戦いでは皇太子ラインハルトの相棒として活躍した。
ジカイラ達は、皇帝となったラインハルトから勅令として、革命政府を始めアスカニア大陸での様々な悪事に一枚噛んでいる大陸北西部の『港湾自治都市群』の探索の命を受けた。
高い理想を掲げる親友であり皇帝であるラインハルトのため、敢えて自分の手を汚す決意をした『黒衣の剣士ジカイラ』は、小隊の仲間と共に潜入と探索の旅に出る。
ここにジカイラと仲間達の旅が始まる。
小説家になろうで先行投稿しております。
アルファポリス様、カクヨム様、エブリスタ様、ノベルアップ+様にも掲載させて頂きました。
関連作品
アスカニア大陸戦記 亡国の皇太子
https://novel18.syosetu.com/n3455gd/
文字数 160,812
最終更新日 2020.10.12
登録日 2020.06.27
ブルック王国女王エリザベスより『次期国王選びを手伝って欲しい』と言われたアシュリーは、侍女兼女王の話し相手として城入りすることとなる。
女王が若年性認知症を患っていることを知るのは、アシュリーの他に五人の王子たちのみ。
女王の病と思惑、王子たちの想い、国の危機……
エリザベスとアシュリーが誘拐されたことから、事態は大きく動き出す。
そしてそんな中、アシュリーは一人の王子に恋心を抱いていくのだった……
※わかりやすいように、5人の王子の名前はあいうえお順にしています^ ^
※5/22タイトル変更しました!→2024.3またまた変更しました……
※毎日投稿&完結目指します!
※毎朝6時投稿予定
※7/1完結しました。
文字数 112,482
最終更新日 2023.07.01
登録日 2023.05.13
溺愛執着攻め(人外触手美形男)×男前(当社比)無自覚誘い受け
可愛いって拾った花だと思ってたやつが触手で、さらに知らぬ間に開発されていたり。
それでも両想いになって番になるも、実験に巻き込まれて出られない部屋でモニタリング(意味深)させられたりする話。
登録日 2026.03.10
兄と妹。会えなくても……幸せならいい、そう思っていた。四年の時を経て再び二人の時は動き出した。
犯罪者の兄とその兄に恋する妹の物語。
ほかのサイトでも連載しております。
※犯罪行為、禁断愛を助長、推進するものではありません。
登録日 2017.07.15
俺は断罪執行者だ
罪人は等しく裁かれ償いの道へ行かんとする
その道しるべをつくる存在が執行者なのだ
断罪執行者という馬鹿げた役目を俺に背負わせた何者かが、それと一緒に断罪執行者としての能力もくれた。
長い年月の中でその能力の扱い方を理解したつもりでいる。
そしてある日を境に、俺が生まれた。
俺が何者で、今まで何をしていたのかは全て俺の記憶を辿って流れてくる。
今まで断罪執行者としていた男が何者だったのか。
おそらくその男は俺なのだ。
その男に自我が芽生えた、とでも言うべきだろうか。
もしくは、記憶が戻ったか………
圧倒的な力で己の道を進む無双系ストーリー
カクヨム、小説家になろうにも投稿してます(^-^)/
文字数 110,776
最終更新日 2022.11.08
登録日 2022.07.20
昔々、この世界に冬は有りませんでした。春、命が芽吹き。夏、命を育み。秋、実りを迎える。
冬は必要なかったのです。ある出来事が起こるまでは…。
※2016年12年1日[小説家になろう]へ投稿した作品がベースになっています。
[…なろう]の冬童話企画で書いたんですが、気に入らない部分が多々有り。「四季の女神」→「季節の神殿」→「新・四季の女神」とタイトルを変え書き直して来ました。
最終形態がこの作品になります。
(もう書き直さないぞ!!)
文字数 6,797
最終更新日 2018.07.06
登録日 2018.07.06
「僕はコロポックルです」と言い張る、年齢不詳のおじさん。
どう見たってどこにでもいる普通のおじさん。
彼は本当にアイヌに伝わるコロポックルなの?
自称?コロポックルおじさんたちと女子高生のドタバタハートフルファンタジックコメディ!
文字数 26,936
最終更新日 2021.10.24
登録日 2021.08.07
登録日 2017.09.12