「朝」の検索結果
全体で6,794件見つかりました。
「自分には、愛される価値などない」
女騎士アルトリアは、政略結婚した侯爵夫人の座にありながら、夫からは「可愛げのない道具」と蔑まれる日々を送っていた。夫は愛人を囲い、彼女に押し付けるのは膨大な事務作業と領地運営のみ。
そんなある日、隣国との和解の儀として行われた「主君の初夜の立ち会い」が、彼女の運命を狂わせる。
焚かれた香。無邪気で残酷な姫の願い。そして隣に立つのは、戦場で幾度も剣を交えた宿敵の騎士・ジークフリート。
「俺を受け入れてくれるのか?」
「……もう、好きにしてくれ」
絶望と快楽が入り混じる一夜。初めて知る男の熱、そして自分を「女神」と崇めるジークフリートの異常なまでの執着。
翌朝、迎えに来た無能な夫に対し、ジークフリートは冷徹に言い放つ。
「この女は、俺が買い取った」
これは、責任感という鎖に縛られていた女騎士が、強引で誠実な宿敵の手によって救い出され、本当の愛を知るまでの物語。
文字数 11,829
最終更新日 2026.01.12
登録日 2026.01.12
俺には妹がいる。
名前は七瀬ルナ。
品行方正、才色兼備、成績優秀、文武両道。
学校では先生からも生徒からも信頼される、誰もが認める優等生だ。
そして何より――とても兄想いの、俺にはもったいないくらい良い妹だと思う。
朝になれば、俺がちゃんと起きられるように部屋まで様子を見に来てくれる。
帰宅が少し遅くなれば、何度も連絡をくれる。
俺が誰と話していたのか。
今日はどこへ行ったのか。
何時に帰ってくるのか。
予定を細かく聞いてくるのだって、きっと俺のことが心配だからだ。
スマホを見ながら、
「この女の人、誰?」と聞いてくることもある。
でも、それも兄を心配する妹なら普通だろう。
……普通、だよな?
両親が海外へ行っている今、家には俺とルナの二人きり。
食事をして。くだらない話をして。
時々、やけに距離の近い妹に困りながら。
それでも俺は、こんな穏やかな毎日がずっと続けばいいと思っていた。
「お兄ちゃんのことなら、ルナが全部知ってるよ?」
そんなことを言われても。俺はただ、
――本当に俺のことを大切にしてくれてるんだな。
そう思うだけだった。
だから。
部屋に置いた覚えのないものが増えていても。
知らないはずの予定をルナが知っていても。
スマホから誰かの連絡先が消えていても。
俺は深く考えなかった。
だって。ルナは、俺の大切な妹だから。
「お兄ちゃんは、ルナだけのものだよ?」
少し愛が重いくらい。
それだけなら、きっと可愛い妹の範囲内だ。
――たぶん。
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兄のことが大好きすぎる妹と、
その異常な愛情をまるで疑わない天然な兄。
甘くて、騒がしくて、どこかがおかしい。
ヤンデレ妹×鈍感兄から始まる、ラブコメ時々ホラー。
文字数 38,449
最終更新日 2026.08.16
登録日 2026.08.15
腐敗と発酵。
どちらも腐る。
その言葉の違いは、人間にとって有害か有益かどうか。
ボーッと生きてる大人たちを叱る5歳の少女曰く、腐敗は有害で、発酵は有益、らしい。
BL作品を好む女子・男子を腐女子・腐男子という。
由来は忘れた。
僕は、ボーッと生きてたら腐男子になった。
少年漫画のファンアートを描く神絵師をフォローしていたら、タイムラインの「おすすめ」に腐った二次創作が流れてきた。
衝撃だった。こんな楽しみ方があるなんて。
僕は、子どもの頃から大好きだった正義を象徴するキャラクターの服を脱がせることができる。口を大きく開かせて、ライバルキャラクターの性器を突っ込ませることもできる。興奮した。子どもの頃の無垢な自分を汚しているような罪悪感と背徳感で胸が締め付けられた。知ってしまったら、もう戻れない、後戻りできない、中毒感がそこにはあった。
僕は、公式に迷惑をかけないようにアカウントに鍵をかけていたけれど、自分の部屋に鍵をかけていなかった。
父は、クローゼットの奥の奥の衣装ケースに詰めたはずの、初開催のオンリーで手に入れた新刊を、ワックスをかけたばかりのフローリングに叩きつけ、死んだ魚のような虚ろな目で、腐敗した人間を見た。「正気か?」と尋ねて、部屋から出た。
僕は、有害かもしれない。
腐らずに生きられたらって、初めて後悔した。
同人誌も捨てて、二次創作アカウントも消した1ヶ月後。蒸し暑いある夏の昼。森本先輩がいた。目立ってて、一軍代表みたいなキラキラした人だった。ちょっとルーが飛び散った白いワイシャツの袖をまくり、大盛りのカレーライスを目の前にして、好きなAV女優の名前を叫んでいた。
森本先輩の叫びで彩られた食堂は、「うるせーよ!森本!」「味噌汁吹いたw」と騒ぐ男子の声や、クスクスと笑う女子の声で飾りつけられる。
森本先輩ってノンケなのかな。
この人に抱かれたいな。
僕が生きてる現実で、二次創作を作りたいって思った。
森本先輩と僕の二次創作。しかも、nmmn注意。でも、ハッシュタグは一次創作。
新しいアカウントを作って、約12,000字のイケメン俺様系先輩×平凡ワンコ系後輩の高校生カップルの学園ストーリーを徹夜で打ち込んで、下書きに保存した。
何度も読んでシコって読んで目を閉じて出して、精液がこびりついた両手を組んで祈る。
朝、目覚めたら、森本先輩と僕の公式の物語になりますように。
食堂の床に落とした恋が、僕の人生にとって有益なものになりますように。
叶うはずない恋の物語の主人公は、僕で、この物語の二次創作の作者も、僕だ。
腐敗と発酵。
どちらも腐る。
どちらも僕だ。
文字数 1,075
最終更新日 2024.12.11
登録日 2024.12.11
※かわいい嫁をもらったので、あんな事やこんな事をしたいです!
※全二七章開始
※あらすじ
北条真朝三二歳、バツイチ、子持ち。
家事も育児も一切やらず、文句ばかり。あげくに、浮気までしたクズ夫を投げ捨てて、新たな人生を歩むべく、キャリアを生かして山のなかで薬草栽培をはじめることにした。
育児を分担してくれる相手がほしくてプロ婚事務所に登録したところ、紹介されたのはなんと! 弱冠一六歳の美少女、島津美鳥。
そのあまりのかわいさに一目惚れした真朝は即、ブロ嫁として契約。美鳥を即日、自分の家へとお持ち帰り。美鳥の健気さ、かわいさに魅せられた真朝は、ひたすら萌えもえしまくり。
「美鳥ちゃんとならお互いに支えあう、ふうふになれる! 今度こそ、理想のふうふ関係を手に入れてみせる!」
そう意気込む真朝だがなにぶん、妊娠以来二年にわたるレス状態。色々とたまっているせいもあって、無防備な一六歳美少女の姿にムラムラがとまらない。
果たして、エロスの使者脳に支配された真朝は煩悩に打ち勝ち、美鳥の心をゲットし、理想のふうふ関係を築けるのか⁉
※参考文献
『大地の薬』(スザンネ・フィッシャー・リチィ 手塚千史訳 ペーター・エベンホッホさし絵 あむすく)
『熊を殺すと雨が降る 失われゆく山の民俗』(遠藤ケイ ちくま文庫)
『ヤマケイポケットガイド⑥ 山菜・木の実』(水野仲彦 山と渓谷社)
※『カクヨム』、『アルファポリス』、『ノベルアップ+』にて公開。
文字数 107,055
最終更新日 2026.08.25
登録日 2026.07.31
世界からくりぬかれたような森で、ミーリアはひとり暮らしていた。自分が何者かも、なぜここにいるのかも思い出せないまま、退屈な日々を過ごしていた。
彼女の目には、緑も空も夕暮れも、すべてが灰色に褪せて見えていた。
ある日、深手を負った旅人の青年・アシュが森に迷い込む。
彼が何気なく「あの葉は金色だ」「あの花の真ん中は青い」と指さすたび、ミーリアの世界はひとつずつ色を取り戻していった。
灰色だった日々が、彼の手で少しずつ塗り替えられていく。けれど、彼を想えば想うほど背中の古傷がひそかに疼きはじめていた。
これは、自分の宿命に抗った少女の、二度目のはじまりまでの物語。
文字数 16,268
最終更新日 2026.06.02
登録日 2026.06.02
「お母様いきなり結婚しろと命令されても無理です!」
子爵家四女のエラ令嬢13歳は朝起きてリビングルームに向かうと母フレイヤ夫人からお見合いをしろと申し渡される。
しかもお見合いの相手は55歳で伯爵家の当主です。写真を見ても顔も何から何までタイプじゃない。豚のように太っていて離婚歴が5回もあるあまりにもひどく最低な相手でした。
父ヘンリーはお見合い相手のルイス伯爵のことを仏のような温和な性格で温かい心の人だと語りますが、離婚歴を聞けば納得できない。
三女のシエナ令嬢も四女のエラ令嬢と同じようにお見合いして結婚させる予定だと両親から伝えられて気を失いそうになる。
しかし全力で反対の意思を示して両親の決めた運命に抵抗する令嬢の戦い。
文字数 7,371
最終更新日 2021.03.16
登録日 2021.03.15
「お前は強いから、耐えられるな」
その言葉は、呪いだった。
レオンハルト王国の実務を支えるアルヴェイン伯爵家の才媛、セレフィナ。彼女は幼い頃から感情を殺し、父の期待に応える「完璧な駒」として育てられてきた。
そんな彼女に下された新たな指令。それは、政治的に未成熟な王太子カイルと、精神的に脆弱な王子妃アメリアを支えるための『契約側妃』という役割だった。
期間は一年。
功績はすべて王子妃のものとし、セレフィナの名は表に出さない。
彼女に求められたのは、泥沼の派閥争いを鎮める「緩衝材」であり、無能な主君たちの失策を裏で拭う「身代わり」だった。
王宮という戦場に独り放り込まれたセレフィナは、医術、毒物学、財務管理を駆使し、淡々と「強い役」を演じ続ける。しかし、誰もが彼女の献身を当然のものとして搾取する中、ただ一人、戦場帰りの寡黙な騎士・リオネルだけが、彼女の仮面の下にある悲鳴を見抜いていた。
「……あなたは、怒っていい」
初めて自分を一人の人間として見つめる瞳に、セレフィナの凍てついた心は揺れ始める――。
文字数 28,757
最終更新日 2026.03.12
登録日 2026.02.26
陽菜は、今年高校受験を控えた中学3年生だ。
陽菜には友達にも話していない秘密がある。親にも話していない。先生との二人だけしか知らない秘密だ。
中学3年生の夏休み。
陽菜は、担任の性奴隷になった。
些細な出来事だった。陽菜は、夏休みに補習を受けるために学校に出ていた。偶然なのか必然なのか?その日の補習を受ける生徒が陽菜だけになっていた。中止の連絡が陽菜に回ってこなかったのだ。いじめではない単純なミスだった。陽菜は夏休みに入って連絡先が変更になっていて学校には提出していたのだが、連絡網が更新されていなかったのだ。
文字数 33,716
最終更新日 2020.09.20
登録日 2020.09.20
毎朝同じ時間、同じ車両、同じ場所。そこで出会った見知らぬ男女。視線が重なるうちに始まったのは、言葉も交わさない“同意の関係”だった。触れられる心地よさと、見つかってはいけないスリル――日常の中に潜む背徳の5日間。
文字数 5,308
最終更新日 2025.07.13
登録日 2025.07.08
その日 モンステラ学園に衝撃が走った。
「エリオス様と成金娘が婚約ですって?!」
学園中が今朝から私、エリオス レイクウッド伯爵令息とカトリーヌ モルガン伯爵令嬢の婚約話で落ち着かない。
「でも、エリオス様は伯爵家の嫡男、成金娘もモルガン商会の跡取り娘のはずよ!まさか どちらかが後継を降りたと言うの?」
サファイアのような青い瞳を怒りに染めて少女が問う。
彼女の名前はペトラ スカーリン。
一年の時から私、エリオス レイクウッドに一目惚れし、ずっと私の妻の座を狙っていた。
文字数 91,735
最終更新日 2024.03.20
登録日 2024.01.27
家事と子育て、そして魔法薬作りの内職に追われ、毎日クタクタの32歳、エレナ。
街の警備隊長として激務をこなす夫のレオンとは、朝の挨拶すらまともにできない氷河期のような状態が続いていた。
心身ともに限界を迎えたエレナの頭には、ついに「離婚」の二文字がよぎる。
そんな両親の冷たい空気を心配した8歳の元気な娘・リリィは、怪しい雑貨屋で「仲良しになれる魔法のキャンディ」を買ってくる。
しかし、おやつタイムにそのキャンディを半分こして食べたエレナとリリィは、ポンッ!という煙とともに、なんと中身(魂)が入れ替わってしまった!
大人の体を手に入れて大はしゃぎするリリィだが、慣れないお料理やお掃除で大失敗を繰り返し、「ママの毎日の大変さ」を身をもって知って大号泣。
一方、小さな子供の姿になったエレナは、学校でリリィが両親をどれほど自慢に思い、愛しているかを知る。
さらに、こっそり夫の職場を覗きに行ったエレナは、「無口で冷たい」と思っていた夫が、実は外で誰よりも勇敢に働き、ボロボロになるまで家族を守り抜いていた真実に気づかされていく。
「パパが冷たかったのは、私のことが嫌いになったわけじゃなかったんだ――」
そんな中、レオンのカバンから赤いスタンプが押された『謎の書類』が見つかったことで、「これって離婚の書類!?」という娘の勘違いから、家族を巻き込む大騒動に発展!
不器用ですれ違ってばかりの夫婦は、果たして素直な気持ちを伝え合い、魔法を解くことができるのか?
大人も子供も一緒に笑って、最後は心がぽかぽか温かくなる、家族再生のファンタジーストーリー。
文字数 12,885
最終更新日 2026.07.07
登録日 2026.07.07
総務の袴田君が実は肉食だった話聞く!?
レンタル有り6月13日、書籍出荷。
2019年1月4日、本編完結、不定期に番外編を更新しています。
R18には※がつきます。
挿絵がある話には◎が付きます、自衛なさって下さい。
目が覚めたら、裸だった。
隣に男の人がいた……。
尾台 絵夢27才 映像販売代理店で働く営業事務。
彼氏いない歴年齢で今日も順調に拗らせ中。
いつもと変わらない日常と仕事と飲み会と、また朝起きたら普段通りの明日が来ると思っていた。
いたのに、目が覚めたらまさかの隣に袴田君がいた(裸)。
とりあえず逃げ帰ってみたけど、翌週あっさり捕まって無言のプロポーズきましたよ! 勝手に責任取ろうとするの止めてください! エッチな事も止めてください!
中々素直になれない尾台さんと、尾台さんが大好き総務の袴田君が両想いになるまでの一ヶ月間のお話。
文字数 592,925
最終更新日 2021.06.11
登録日 2018.11.11
※この作品は『すなもり共通プロット企画』参加作品であり、提供されたプロットで執筆した作品です※
***
許嫁同士の王子と姫。しかし、二人の仲はなかなか進展しない。王子の本当の気持ちが知りたいと願う姫は、ある日、『真の姿をさらけ出す薬』を入手する。それをこっそり王子に飲ませたところ…
王子はなんと???に変身!
姫は変身した王子に***されちゃう。
翌朝、元に戻った王子は…
***
(???、***、…の部分は自由)というあらすじに従って書いた、
ヤンデレ王子の歪んだ執愛にまんまと捕まってしまう、少し(?)重すぎ溺愛なストーリーです。
***
※作者が読みたいだけの性癖を詰め込んだ三人称一元視点習作です
※提示されたプロットから一部離れている部分もありますがご容赦いただけたらと思います
※初めて執筆した異世界ファンタジー作品ですので矛盾等ふわっと読み流していただけたら…!
※作者的にはハッピーエンドですが、読む方によってはメリバに感じられるかもしれません…;;
※表紙はpixabay様よりお借りし、SS表紙メーカー様にて加工しております
文字数 15,337
最終更新日 2022.08.12
登録日 2022.08.12
クリスティーナは没落した子爵家の令嬢。ある事情があり、オステオという隠居した元伯爵の家で暮らしていたが、穏やかだった暮らしは突然終わりを迎えてしまった。
冷たい風が吹き抜ける中、手紙の文字でしか知らなかった、オステオの息子のアレックスと出会うことになる。
クリスティーナとアレックスはお互いぶつかり合いながらも仲を深めていくのだが……。
過去を引きずり、恋に臆病だったクリスティーナが、幸せになるお話です。
全五話。完結済み。
R18シーン予告なし。
エリオット編のストーリーBLにて公開予定。
ムーンライトで同時投稿
文字数 48,588
最終更新日 2021.03.10
登録日 2021.03.06
見目麗しい人間が集まる王都、見目麗しくない人間辺境の第二の王都。
その第二の王都の領地を運営する見目麗しくない、輝く光る頭、けれど心はとても優しい男性、ジュリアスの元に、巷で有名な悪役令嬢が押しかけ女房にやってきた!
しかしその実は、悪役令嬢はただの噂で?
でも、その事を利用して自分の夢である商売をしていて!?
判断が早いリコネルと、おっとりした禿げた年上のジュリアスとの、騒がしくも忙しい領地改革!
※朝6時10分 夜17時10分の、1日2回更新です!
文字数 123,750
最終更新日 2025.01.20
登録日 2025.01.04
恋愛って言っても経験したことないのでふざけた感じのです。
以後あらすじ。
「くそ。」
何なんだ。マジで。
学校からの帰り。煌梨が後ろについてくる。
一定間隔をあけて。
はぁー。そんなことをしてもこっちにはバレバレなんだよ。
煌梨は高校2年。俺の同級生。幼稚園の時仲良くてまぁ幼なじみちゃっ幼なじみなそういうやつ。
この頃は全く喋らない。なんて、煌梨は成績優秀で俺は体育会系一筋。クラスも違う。
俺は俺のグループで、煌梨は煌梨のグループで遊んでいる。
そんなある日の朝、親友3人と遊んでいると親友の一人、静太に言われた。
「煌梨って知ってる?あの炭組の。」
「あぁ、知ってるけど。なに?」
「幼なじみなんだよな。」
「あぁ。は?それで?」
「煌梨のヤツお前のこと好きらしいぞ。」
文字数 3,719
最終更新日 2021.11.20
登録日 2021.09.07
その日、副業で占い師をしているベータの元へ、不遜なアルファの男がやって来た。そのアルファは占いなど一切信じていない。しかし「運命の番」との結婚を目前に控えたアルファに対し、ベータは言う。
「運命と番わなくても、別に死にませんよ?」
その日からだ。ベータの占いの予約が、朝から晩までアルファの男で埋め尽くされるようになったのは。
彼の占いスタイルは、目隠しをして相手の手を握り、自己啓発本に書いているような内容をテキトーに喋るというモノ。
「さぁ、手を繋げ。手つなぎさん」
「……はい」
未来も見えなきゃ、前も見えない。今日もベータは、顔も知らぬアルファの男と一日中手を繋ぎ続ける――!
文字数 83,537
最終更新日 2024.12.28
登録日 2023.07.23
侯爵令嬢のエルダは、自分が恋愛ゲームの世界の、悪役令嬢に転生したのだと気がついた。
やり込んだゲームの世界だったので、攻略のイベントも選択肢も全て頭に入っていた。
ヒロイン不在の半年間を利用して、推しである王子を攻略するため、前世の知識を活かして完璧に動いた。
はずだった。
ある理由で王子にフラれてしまい、ヤケクソになって告白したのは、偶然近くを通りかかったモブ令息。
顔も存在感も薄過ぎる彼との付き合いは、続かないと思っていたのに……
※※※
全二万字程度
悪役令嬢に転生したが、悪役令嬢にはならず、ヒロインより前に動いて、推しを射止めようとして失敗し、勢いで付き合ったモブに、本気で恋をしてしまう、というお話です。
短いお話ですが、楽しんでいただけたら幸いです。
文字数 21,318
最終更新日 2024.02.10
登録日 2024.01.31
ある朝。目覚めるとサイドテーブルの上に見知らぬ本が置かれていた。
本の通りに自分自身を演じなければ死ぬ、ですって?
こんな怪しげな本、全く信用ならないけれど、やってやろうじゃないの。
悪役上等。
なのに、何だか様子がおかしいような?
文字数 138,405
最終更新日 2024.03.27
登録日 2022.09.15