「面」の検索結果
全体で15,621件見つかりました。
深夜のコンビニを後にする足取りは、いつも以上に軽かった。雨上がりの空気はひんやりと肌を撫で、アスファルトには街灯の光が反射して、幻想的な輝きを放っていた。リュックサックには、お気に入りのチーズケーキと、最新刊のライトノベルが入っている。明日から始まる連休、そして、この小説に浸る至福の時間を想像すると、自然と顔がほころんだ。名前は、蓮見蒼太。二十歳、大学二年生。ひきこもり気質の典型的なインドア派で、人間関係は極端に苦手だった。
しかし、その至福の時間は、突如として断ち切られた。
視界が白く光り、耳元ではけたたましい音が鳴り響いた。意識が遠のき、地面に倒れこんだと思った次の瞬間、自分が全く違う場所に立っていることに気づいた。
そこは、見慣れない植物が生い茂る森だった。空には、見慣れない星々が瞬いていた。リュックサックは手元にあったが、コンビニの袋は消えていた。チーズケーキも、小説も。
パニックに陥りそうになったが、深呼吸をして冷静さを保とうと努めた。まず、状況把握だ。周囲を見渡すと、森は薄暗く、鳥の鳴き声以外に音は聞こえない。道らしきものも見当たらない。
「…ここは、どこだ?」
...
文字数 1,805
最終更新日 2025.09.01
登録日 2025.09.01
月曜から金曜までの朝8:00。
毎日同じ時間に辻岡啓輔(つじおかけいすけ)の働くコーヒーショップにココアを頼みにやってくる男の子がいる。
彼は、名前も知らないその少年に恋をしている。
***
月曜から金曜までの朝8:00。
毎日同じ時間にココアを買いに染谷葵(そめやあおい)はそのコーヒーショップを訪れる。
彼は、まともに話したこともないその店の店員に恋をしている。
そんな二人が徐々に距離を縮めていく一週間のお話。
***
多分片方の視点だけを読んでも話は繋がると思いますのでどっちの視点も読むの面倒くさいなと思ったら片方好きな視点を選んで読んでみてください。
文字数 15,116
最終更新日 2017.12.25
登録日 2017.12.18
特定の周期にだけ現代社会と異世界が通じるあるホテルの扉。
その事情を知らずして面接希望を出した二人の女性が、麗しの支配人に気に入られ……散々なまでにこき使われ、片方は一種のペットと認定された。
麗しの支配人は表向きは紳士でも、素は目つきが悪い不良の権化。なのにもふもふ好きと言う萌えを感じるギャップが堪らずスタッフ一同ニヨニヨしてしまう。
しかしそれはそれで、仕事は超一流の支配人は、異世界からやってくる客達にも最高のもてなしを披露していく。料理、宴会、結婚式、披露宴、会議等々。宿泊だけは一泊限定で異世界の客達にも解放し、彼らに束の間の癒しと最高の祝福をサービスしていくのだ。
気に入ったスタッフだけは下僕扱いするヤンキーでしかないが。
※今回は読み切り版となります。
※ホテルの知識は作者の経験に基づきます。なので、少し古いものとなります。
文字数 12,796
最終更新日 2018.02.05
登録日 2018.02.05
若葉の香る季節。とある病院で死を待つ老女。そんな彼女の元に面会にきた男。
数日後、彼女は亡くなってしまうが、見舞いにきた家族。
白衣姿のナースではなく、くたびれた背広を着た男が、家族に投げかけた言葉は、
「奥様は他殺です。」
文字数 1,632
最終更新日 2020.04.17
登録日 2020.04.15
転校した初日。
新しい教室に足を踏み入れようとした途端、異変は起こった。
教室の床一面に現れた、眩しく光る魔方陣………………その時ちょうど教室に入ろうとしていた私は、魔方陣を跨いでいた。
戸惑う教師とクラスメート達を乗せた魔方陣が、空間をスパリと切り取る。
……同時に、私の身体は真っ二つになった。
「40人揃ったところで異世界転移する予定が、あのタイミングで41人目が入って来ると思ってなくて」
突然の異世界転移に巻き込まれて肉体を引き裂かれ死んでしまった私に、現れた光の玉が提案したのは、ひとりだけ「異世界転生」だった。
王都に召喚された勇者たちは魔王を倒しに行くそうですが、僻地の田舎貴族三女に生まれ変わった私はのんびり暮らします。
ただひとつ気になるのは、あの日転校先の教室にいた、幼馴染みの子だけ……。
※全5話完結
※主人公の死に様だけ微グロかも
文字数 9,246
最終更新日 2021.01.18
登録日 2021.01.14
水晶を国宝とする王国、クリスティアラ。そこでは盗賊から水晶を守るため、水から魔物を生成して戦う水晶魔術師(クリスタル・マジシャン)と呼ばれる者達が活躍していた。見習い水晶魔術師であるシリカは、同じ水晶魔術師である姉、リビラに憧れを抱きながらも、彼女のように術が使えないことに劣等感を抱いていた。
一方、リビラの恋人である医師、レイクもかつては水晶魔術師を目指していたが、自分に魔力がないという現実を突きつけられ、夢敗れた過去を今も引き摺っていた。
そんなレイクの前に怪しげな老人が現れ、彼の隠された嫉妬心を炙り出していく。老人から力を授けられたレイクは、リビラの魔力を奪って我が物とするが、その場面をシリカに目撃される。
シリカは彼に戦いを挑むがあえなく倒され、レイクは街から姿を消す。姉の魔力を取り戻すため、シリカはレイクを探し出し、彼を倒すことを決意する。
登録日 2022.05.17
世界の片隅にある港町ナビアに住まう医者ガルビスはひょんな事からあまりにもデカすぎる力の大天使イズオアルを拾ってしまう。
なんでも彼は初対面であるはずのガルビスを知っているようで彼を助ける為に世界を渡ってきたらしい。
本当に助ける為に?それとも他の考えがあってか……?
しかし、二人が出会った事により、ガルビスには死の気配が迫りつつあった。
イズオアルの本当の目的は何なのか。そしてどうして助けたいと思っているのか。
それを知るべく、ガルビスは歩みを進める。忍び寄る死の気配を辿って。
文字数 37,771
最終更新日 2024.10.12
登録日 2024.10.12
小駒は輝夢エンタテインメントのアイドルオーディションに参加し、アイドルとしての資質を審査する一次試験と、女流棋士としての能力を問う二次試験の両方に合格する。こうして、彼女は「アイドル棋士」としてデビューすることになる。一方、希士は将棋ができないことで中高時代にいじめられ続けていたが、祖父から将棋を教わり始めることで、新たな興味を見出す。彼は将棋部に入部し、そこで特別講師として訪れた小駒と出会う。希士は小駒から将棋の基本やルールを教わり、二人は次第に親しい関係となる。
しかし、小駒は将棋部顧問の鬼塚によって危険な目に遭い、その様子が写真に撮られてしまう。翌日、その写真が週刊誌に掲載され、スキャンダルとして世間に広まった結果、小駒はアイドル活動を強制的に辞めさせられることとなる。彼女には女流棋士としての道しか残されなくなり、天敵の将基面からの非公式戦の挑戦を受けるが、将基面は反則を使って小駒に勝利する。このため、小駒は女流棋士としての道も断たれ、全てを失うことになる。
これを知った希士は、小駒の名誉を回復するために行動を開始する。まず、ココマのマネージャー兼プロデューサーと協力し写真を撮った金棒引猛を追い詰め、その後、将基面に挑戦状を送り、彼との非公式対局に臨む。対局中、希士は将基面の不正行為を暴露し、その証拠を視聴者に見せることで、将基面を将棋界から追放することに成功する。
その後、希士は小駒に「俺が将棋に熱中できたのは、ココマのおかげだ」と感謝を述べた後、「君が好きだ」と告白する。一方、小駒は過去のスキャンダルの原因となった鬼塚が警察に逮捕されたことを知る。そして、彼女はアイドル復帰を打診されるも、過去の経験からその誘いを断り、将棋部の顧問として新たな人生を歩む決意を固める。こうして、小駒はアイドルでも女流棋士でもない、新しい道を見つけ出すことになる。
文字数 12,057
最終更新日 2024.12.05
登録日 2024.12.05
平凡な高校生・佐藤悠馬の視界に、ある日突然「他人の好感度」が数値で見えるようになった。
「これで人生イージーモード!」と確信した悠馬だったが、学園の三人の美少女と対面した瞬間、その希望は粉々に砕け散る。
全11話 完結
特別編7話
文字数 26,906
最終更新日 2026.05.09
登録日 2026.04.13
年に数日しか家に帰らなかった親父が、交通事故で急死した。
28歳、独身、設計コンサルタント勤務の日下部 拓真(くさかべ たくま)。
彼が喪主を務める通夜の席に、ずぶ濡れの見知らぬ少女たちが次々と現れる。
彼女たちが持っていたのは、親父が遺した「お前には血を分けた家族がいる。助け合って暮らせ」という同じ文面の手紙。
なんと彼女たちは全員、親父が各地で作っていた「異母妹」だったのだ!
こうして、不器用だが責任感の強い拓真と、ワケアリな7人の妹たちによる、一つ屋根の下の同居生活が幕を開ける。
【七人の個性豊かな妹たち】
・月(真緒・高3):コミュ障気味なオタクだけど、長女としての責任感は人一倍。
・火(玲奈・高2):パパ活疑惑!? 警戒心強めで口の悪い金髪ギャル。
・水(遥・高1) :家事万能! 毎日のご飯で拓真の胃袋を掴む健気な清楚系美少女。
・木(彩夏・中3):陸上の夢破れた、明るくよく食べる関西っ娘。
・金(葵・中2) :空気を読んで周りに合わせる、宝塚の男役のような中性的イケメン女子。
・土(詩音・中2):SNS映え命! ワガママに見えて実は姉(葵)想いなイマドキ中学生。
・日(結衣・小6):パソコンやプログラミングが得意な、冷静沈着の小学生。
思春期の少女たちの扱いに戸惑い、時に職場の後輩から「距離感がバグっている」と怒られながらも、拓真は妹たちの抱える悩みに本気で向き合っていく。
これは、突然「家族」になった彼らが、本当の絆を育んでいく、騒がしくも温かい日常の物語。
文字数 47,126
最終更新日 2026.05.02
登録日 2026.04.29
【本編完結】
◆たまに番外編◆
番外編は時系列バラバラ
冒険者としては三流のクラウス。ある日裕福な商人を賊から救ったことで、商人の娘と親しくなる。娘と幾度も会ううち、結婚を夢想するようになったが、クラウスには誰にも告げていない秘密の恋人がいた。
嫌なことを無理強いされる場面があります
文字数 59,524
最終更新日 2024.02.11
登録日 2017.11.25
高校に入学したばかりの人狼の少女、馨は、同じバンドの男の子に恋をしている自分に気付く。とはいえ、人狼同士でしか結ばれない定めもあり、果たして彼女は恋を実らせることが出来るのか……
このお話は、「何の取り柄もない営業系新入社員の俺が、舌先三寸でバケモノ達の相手をするはめになるなんて。」の番外にあたります。時間軸としては本編のだいたい四年前、本編では脇役の蘭馨、昴銀子、八重垣環がメインになります。
このお話は、かつて、ずいぶん昔にマンガとして一度書いたものなのですが、今回改めて同じ内容で文章に起こしてみました。
一応、ラブコメとして書いたつもりです。……ラブコメだよな、これ……
挿絵も、恥を忍んで、当時描いたマンガのコマから抜いてきました。
絵柄が古いでしょう?この程度の画力ですからねぇ……絵でやって行くのは諦めた次第。
マンガ版の方で、尺の都合で登場人物を馨と銀子に絞った関係で、環の挿絵がありません。筆者的にはこの三人の中で一番美人さんなのに残念なことです。
あと、書いてる奴が関東の人間なんで、関西弁は間違ってる可能性があります。もちろん充分気を使って書いてるつもりですが、お気づきの点があればご指摘いただければ嬉しいです。
※なお、参考にしているのは昔買ったいくつかの関西の方の同人誌と、サラ・イネスさんの「大阪豆ゴハン」「誰も寝てはならぬ」、さらには田丸浩史氏の「最近のヒロシ」あたりです。
お目汚しですが、楽しんでいただけましたら幸いです。
※例によってカクヨムと重複投稿です。ただし、今回は、カクヨム側は、コンテストのレギュレーションに合わせた一万字縛り版で、こっちがオリジナルの一万五千字ほどあるヤツになります。
※こっちは、長編側との設定の整合とかの都合があるので、そのあたりの設定説明が盛られてる版になります。あとちょっと文章表現をあっちでは削ってたりもしますが。字数の都合で。
文字数 16,204
最終更新日 2021.01.08
登録日 2020.12.27
「自分はあなたを救いたい!!!」
そう願っても叶わないと分かっていた。だって貴方はこの日を待ち望んでだから。それでも生きてほしかった。貴方の誠が知りたかった。
この世界は戦争の絶えない世界。人々はいつも助けを求めていた。その助けに応えるかのように4人の英雄ーパイロンが現れる。
パイロンにはあるルールが存在するそれは「どこの国にも属さず、誰の上にも下にも立たない」というものだった。
しかし彼らはスイマール帝国と手を組み戦争で数々の勝利を納め始める。そこで主人公トートと出会い彼をチームに入れ共に行動する。
パイロンのリーダーは全てが謎に包まれた、仮面を被った女性名を『ラズリ』を筆頭するレオ、フィール、アイシャのたた4名で構成され。戦争を止めるために活動していた。
戦争をなくすことを目的とする反面、ある組織『オムニブス』を根絶やしにすることも目的とし密かに活動していた。
その組織のボスである『ソロモン』とラズリには深い関係があった。だが、ラズリだけではなく他の者達とも関わりがあることが判明する。
ある組織の目的とは。そして関係が明らかになるとき、ラズリがトートに願う、願いを聴き、彼はどんな思いでどんな選択をするだろうか。
これはトートが心を失ったラズリとそれを取り巻く人達が辿った醜くも美しい人生の一欠片。
これは今誰も知らない歴史、世界を統一するまでの物語。
文字数 65,456
最終更新日 2023.12.03
登録日 2023.04.01