「輪」の検索結果
全体で2,492件見つかりました。
詩集 ポエムです。
ラプソディー、狂詩曲を表現してゆきたいと思います。
自分は何故ここにいて、どういう意味があるのか?
自分は何処からきて、何処へ行くのか?
深い、深い部分を追及したいと思います。
文字数 7,397
最終更新日 2021.11.19
登録日 2021.08.03
専門学校の卒業制作として執筆したものです。
千葉県のとある地域に言い伝えられている民話・伝承を砂詠イズムで書きました。
全3編、連作になっています。
江戸時代から現代までを大まかに書いていて、ちょっとややこしいのですがみなさん頑張ってついて来てください。
幾年も前の作品をほぼそのまま載せるので「なにこれ稚拙な文め」となると思いますが、砂詠もそう思ったのでその感覚は正しいです。
この作品を執筆していたとある秋の夜、原因不明の高熱にうなされ胃液を吐きまくるという現象に苛まれました。しぬかと思いましたが、いまではもう笑い話です。よかったいのちがあって。
其のいち・青鬼の井戸、生き肝の眼薬
──慕い合う気持ちは、歪み、いつしか井戸のなかへ消える。
その村には一軒の豪農と古い井戸があった。目の見えない老婆を救うためには、子どもの生き肝を喰わねばならぬという。怪しげな僧と女の童の思惑とは‥‥。
其のに・青鬼の面、鬼堂の大杉
──許されぬ欲望に身を任せた者は、孤独に苛まれ後悔さえ無駄になる。
その年頃の娘と青年は、決して結ばれてはならない。しかし、互いの懸想に気がついたときには、すでにすべてが遅かった。娘に宿った新たな命によって狂わされた運命に‥‥。
其のさん・青鬼の眼、耳切りの坂
──抗うことのできぬ輪廻は、ただ空回りしただけにすぎなかった。
その眼科医のもとをふいに訪れた患者が、思わぬ過去を携えてきた。自身の出生の秘密が解き明かされる。残酷さを刻み続けてきただけの時が、いまここでつながろうとは‥‥。
文字数 48,235
最終更新日 2020.03.19
登録日 2020.03.11
月曜の夜、スマホに残った一行の別れ。
『夢とか、今じゃないでしょ』
泣けないまま冷えていく指先で、私は引き出しの奥のノートを取り出す。そこには、書きかけの物語と、かつての私が残した「ここ、好き」というメモがあった。
翌朝、いつもより少し早く家を出て、駅前の小さなカフェへ。
「ホットで」
自分で選んだその一言が、止まっていた時間をわずかに動かし始める。カウンター越しの店員は、励ましを押しつけず、必要以上に踏み込まず、それでも確かに“覚えている”人だった。テーブルに残されたレシートの裏には、短いメモがひとつ。
『砂糖いれても、おいしく飲めます』
締め切りまで三週間。テーマは「再出発」。
通勤電車、昼休み、夜の机。地味な作業を積み重ねる日々の中で、元彼からの「会える?」が揺らすものと、ノートに書いた一文が支えるものが、少しずつ輪郭を持っていく。
夢は、勝手に叶わない。
でも、勝手に捨てられるものでもない。
一次選考通過の通知を握りしめて、私はまたカフェへ走る。
差し出された砂糖の一つが、勲章みたいに見えた夜。
“守るべき相手”を選び直した先で、私が欲しくなったのは、甘さではなく――。
静かな失恋から始まる、やさしい再出発の物語。
文字数 5,392
最終更新日 2026.02.15
登録日 2026.02.15
不幸な死を5回もしているアンテイア・ワーリスト。6回目の人生はどうなるの!?
文字数 4,247
最終更新日 2023.04.15
登録日 2023.04.13
ソルトマグナ襲撃事件から十ヶ月後――
キロシュタインとノアは、
千の塔が立ち並ぶ街――千塔街=ブルクサンガで、
高校生として、束の間の平穏に身を委ねていた。
新たな友人、ラテルベルと共に、
屋根裏の小さな部屋で、三人の穏やかな暮らしが続いていた。
しかし、平穏は長くは続かない。
裏では〈運命の輪〉が静かに回り始めていた。
——
あの襲撃の日から、キロシュタインは南ビアンポルト交易協会を統べる理事長、プホラ・フラスコの行方を追っていた。姉シアナスを、そしてソルトマグナの人々の仇を討つために。――プホラが使う魔導書《クラヴィス》の写本を図書館で借りて、そこに書き刻まれた『魔法譜』を解析するキロシュタイン。そして彼女は、その魔法譜に隠されていたもう一つの譜を解き明かす。
それは、『タイヨウシング・エラ』という交響詩の“楽譜”だった。
キロシュタインの物語と並行して紡がれる、ラテルベルとアルミナ――『太陽の双子』のラズライトきょうだいの物語。ラテルベルとアルミナは、オセ・ツァザルディオとプホラ・フラスコによって計画された『対摂理・ジェミニ計画』の元被害者だった。それは、人間の命をエネルギーにして動く、『カルディア:タイプ・ジェミニ』を開発するための計画である。
そして、もう一人、太陽の双子と対をなす月の少女。プホラによって創り出されたホムンクルス、ツキナ(月涙)の物語も交差し、第一幕の物語はクライマックスへと進み始める。
ツキナによって解き明かされるプホラの居場所――その場所は、“ブルクサンガの裏側”だった。それから、街の裏側への行き方を考える中で、キロシュタインは、第一幕の真の黒幕へと辿り着く。その黒幕とは、四大悪魔の一体、『蠅の王・サンタキエロ』だ。
サンタキエロについて何か知っているかもしれないアニハ=サンタカージュに会うため、キロシュタインたち一行は、星礼街=テイルソニアへと旅立つ。――そして、テイルソニアの星礼院に現れたサンタキエロに対して、キロシュタインは『聖戦』を行うと宣言するのだった。まだ未完成なコミュニオン『オルデキスカ』の白い旗を掲げて――
登録日 2026.03.31
暗い空をうっすらと金色に染めてゆく朝焼け。
その美しい光がリルムを照らすと、リルムは眩いばかりの光に包まれる。
『死』の土地となった大地の氷はリルムの発する熱で溶ける。
色とりどりのお花畑は息を吹き返し、美しい『太陽』の光に顔を向ける。
邪悪な者に凍らされし者達よ、生き返れ!
リルムは、母なるエネルギーを大地の全てのものに注ぎ込む。
茶色く萎れ凍っていた木の葉は、鮮やかな緑色を取り戻す。
白い小鳥達も、喜びに満ちた美しい声で囀り始める……。
リルムという太陽が、冷たく息を途絶えかけていた全ての生命体に再度命を吹き込んでゆく。
この世の全ての生命。
自分が守り通したい、愛おしくて堪らない命の息吹。
太陽となったリルムは、『生きたい』と願う全ての生命の躍動を全身で感じる。
「絶対に、あいつの好きにはさせない」
リルムの青く澄んだ瞳に、赤い決意の熱を含む光が煌々と灯った。
文字数 21,809
最終更新日 2020.05.13
登録日 2020.05.13
あの頃の君はこんなじゃなかった。いつもいつも、笑顔を絶やさない大輪のひまわりのようだった────
ごく普通に見える高校生、桜木夜叉(さくらぎ やしゃ)は片目のアイパッチがトレードマーク。
血の繋がりがない弟、和馬(かずま)と親元を離れて2人で暮らしている。
11月に入り夜叉たちの学校では生徒会選挙が行われ、同じクラスの智(さとし)が会長に立候補した。当選確実と言われているが果たして…。
同じ時期、夜叉に彼氏ができたのではないかとひそかに噂になる。しかしその相手は最有力候補であるミステリアス高校生の朝来(あさき)ではないらしく?
聞き捨てならない噂を耳にしてしまった彼が取った行動はいかに。
文字数 55,942
最終更新日 2022.01.13
登録日 2021.12.21
私、三輪さくらは21歳の看護師。友達に誘われるまま出身高校の創立50周年の式典に出たんだけど、絶対音感を持つ私は、とんでもない調律の式典会場のピアノの音に酔ってしまって会場を出て、そこに蹲っていた男の子坪内高広と出会う。彼がそこに蹲っていたのも私と全く同じ理由だった。
びっくりしている所にメール音が鳴る。同時にケータイを探す私たち。なんと、着信音まで一緒だったのだ。この着信音ってマニアックな自作なのに……
今回、恋愛大賞にあたり、続編の「交響楽」の恋愛部分である、「再び桜花咲う季」をドッキングさせることにしました。
文字数 58,864
最終更新日 2018.01.28
登録日 2018.01.07
人の心を弄ぶクズはどの時代にもいる。映画の世界ではダーティーヒーローとして人気者だが、自分のすぐ横に存在するとしたら、誰もがノーサンキューだろう。友梨は生まれて初めて人を好きになったが、相手が悪かった。天馬は女性を引きつける何かをもっていても、残念なことに人の心はもっていなかった。だます方が悪いのか、だまされることが仕方ないかは永遠の課題。101の水輪、第17話。なおこの作品の他に何を読むかは、101の水輪トリセツ(第77話と78話の間に掲載)でお探しください。
文字数 3,187
最終更新日 2023.01.14
登録日 2023.01.14
子どものネットトラブルが後を絶たない。それも多岐にわたり大人が気づいたときには大火事になっている。その中でも課金は本来大人の管理の問題だが、子どもたちが闇に深く深く引き込まれていき、中々表に見えにくいだけに恐ろしい。武蔵は課金による負債を取り戻すため、安易な行動に出ることにした。このデジタルな世の中で、あんな古典的な方法に引っかかろとは。101の水輪、第59話。なおこの作品の他に何を読むかは、101の水輪トリセツ(第77話と78話の間に掲載)でお探しください。
文字数 3,326
最終更新日 2023.08.20
登録日 2023.08.20
アンサンブル部に所属する高円寺有紗は、水曜日の朝、決まって屋上でクラスメートの京本和也と出会う。
和也は水曜日だけ、ひとことも声を発することなく、黙々と読書に没頭していた。
その理由が気になって仕方なかった有紗は、ある日、和也が水曜日に「深層の令嬢」と蜜月の時間を過ごしているという噂を耳にする。意を決し、放課後に彼の後をつけることにした。
そこで目にしたのは、白杖を手にしたひとりの少女だった。和也はその少女の手を取り、優し気な表情で寄り添っていた。
少女が和也を縛りつけているのではないかと感じた有紗は、同級生の男子と手を組み、少女の家へと乗り込んでいく。
和也の背にのしかかる十字架の重さを、何ひとつ知らないままに。
これは、まだ輪郭のないふたりが綴る、罪と友情と希望の物語――。
文字数 122,317
最終更新日 2026.05.21
登録日 2026.04.12