「刻」の検索結果
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1stエピソード「声なき紙片」の前日譚として、「エピソード0」を投稿しています。
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「泳げないなら、歩けばいい。一緒に」
立ち止まったままでも、人生はまた動き出す――
「泳げなくなった」元競泳選手・新井蒼(アオ)。
人生のすべてを失ったまま流れ着いたのは横浜。
そこで出会ったのは、全身にトライバルタトゥーを刻んだ長身の行政書士・五百蔵悠(イオ)だった。
風俗街の最寄り駅にある「ソアラ綜合事務所」に持ち込まれるのは、事件と呼ぶには小さすぎる「誰かの困りごと」。
どんな依頼にも、穏やかに寄り添うイオ。
いつしかアオも、そんなイオと謎解きとに惹かれていく。
そうやって謎を、ひとつずつ解いていくうち、
止まっていたアオの時間は、ゆっくりと動き出す。
そして、イオが抱える過去にも触れていき――
小さな謎と、小さな再生。
港町横浜を舞台にした、心ほどける連作ミステリ。
文字数 124,157
最終更新日 2025.09.02
登録日 2025.06.09
ビルが建ち並ぶオフィス街にある小さな公園。
そこに住む野良猫たちの間には、公園の中央にある噴水塔で月夜に祈りを捧げると、願いを一つだけ叶えてくれるという言い伝えがあった。
対価はその命と言われながらも、猫は月に祈る。ただひとりの恋した人の幸せのために。
第一話「月夜のエトランゼ」
女に振られヤケ酒飲んで帰った俺を出迎えたのは、見知らぬ青年。俺にはまったく覚えがないが、命を助けてもらったからその恩を返しに来たと言う。だがちょっと待て。その頭についている耳は何だ? 後ろでふるふる動いているのは尻尾!?
■いろいろうかつなおっさん × 猫耳ツンデレ青年(ほのぼのファンタジー、恩返し)
第二話「真昼のストレンジャー」
不幸続きのサラリーマン庄野。疲れて帰る夜、一匹の猫に出会う。野良猫の気ままな生活を羨んでいると気がつけば自分も猫に。だが猫としての暮らしは思いもしない苦労が待っていた。そんな庄野を救ったのは猫のルイ。ルイは人に戻る方法を知っているという。
■俺様猫 × 不幸続きの人間(ほのぼの、ロマンチックファンタジー)
第三話「黄昏のマロード」
公園に棲む黒猫のゴウはある日の夕刻、どこか懐かしさを感じさせる「はつ」という名の不思議な青年に出会い、恋に堕ちた。以来ゴウははつに相応しいニンゲンになりたいと願うようになる。
■猫かもしれないニンゲン×ニンゲンになりたい猫(ほのぼのファンタジー)
文字数 85,883
最終更新日 2018.03.15
登録日 2017.05.21
「ぁ、ああ...ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
一人、誰の侵入も許さない不可侵の領域で、彼は泣いていた。
暗闇は体を侵食するも、彼は気にしない。そんな余計なことに気を使うほど、彼に余裕はなかった。
「どうして、どうしてどうして...どう、して......」
弱々しく、女々しく喚く彼の姿はどこまでも惨めで救いようがなかった。
背中を丸め、胎児が如く小さくなる。
「俺が......僕の方が、頑張ってたのに!僕の方が誰よりも疲れてるのに!僕の方が──誰よりも苦しんでいるのに」
──どうして誰も僕のことを見てくれない。
──どうして皆彼のことばかり認める。
──どうして誰も僕のことを分かってくれない。
少年は、孤独であった。
両の肉親を己が魔法で焼き殺し、許嫁も勇者に取られ。
何も、生きることに意味を持てなかった──持つことを許されなかった少年は、ついぞ死ぬことさえ赦されることはなくなった。
あの日、自分が未だに思いを寄せている少女と勇者が本契約を果たすのを見たとき。
少年の中で......何か決定的なものが崩れ落ちる音がした。
人間として生きる上で、最も大切なものは何か。
──それは、目標だ。
『生きている』と、『死んでいない』は決してイコールではない。
人間は、明確な目標があるから、明日に希望を持てる。
随分昔に、少年は夢を見た。
絶望に彩られた人生の価値観を変えてくれた、少女の夢。
少年は......彼は、少女を守りたくて力を欲した。誰にも負けることない、絶対の力を。
そして、いつか自分の隣に少女がいると信じて必死に努力を重ねた。
「それがこのザマだ」
彼は荒々しく吐き捨てる。
彼は、勇者と違って味方を持たない。
......否。
何度欲しいと思っても、出来ない。
悲しいとき、背中を擦ってくれる人がいない。
辛いとき、胸の内を曝せる人がいない。
苦しいとき、気持ちを共有する人がいない。
誰か一人でも彼の側に居てあげたなら...もしかしたら、もう少し違う結末を辿ったかもしれない。
──だが、もう、遅い。
もうじき約束の刻だ。
『世界を救え』
そう言って彼に呪いを掛けた。
世界の『抑止力』として存在するという呪いを。
誰が自分を呪ったのかすら彼は分からない。
思考を、行動を、未来を。
全てを凌辱された少年は運命に抗う術を持たない。
存在を否定され、何もかも失った少年は『抑止力』に成り果てる。
────
表紙の素敵な絵は別のサイトで活動していた時に『渢月さん』という方に書いてもらいました。主人公です。
文字数 1,955
最終更新日 2019.01.03
登録日 2019.01.02
42歳、無職。元システムエンジニアの木崎恒一は、3年前の連続放火事件の“元容疑者”だった。
物的証拠は不十分で不起訴。しかし、現場付近での行動履歴、手に握られていたライター、断片的な目撃証言。
それらは彼を“限りなく黒に近い存在”として社会に刻みつけた。
職を失い、信用を失い、家族も離れた。
そして何より――事件当夜の記憶が、彼にはない。
「自分がやったのではないか」という疑念すら拭えないまま、彼の人生は止まっていた。
そんなある日、木崎の前に現れたのは、若き調査屋・相沢玲奈。
彼女は断言する。
「あなたの無実は、証明できます」
半信半疑のまま始まった再調査。
だが二人が辿り着いたのは、単なる冤罪では説明できない“構造的な歪み”だった。
放火現場はいずれも、未公表の再開発予定地と重なっていた。
火災によって土地は価値を失い、所有者は手放し、最終的に一つの不動産企業へと集約されていく。
――誰かが“意図的に燃やした”のではないか。
だがその疑いは、木崎という“都合のいい容疑者”の出現によって封じられていた。
さらに調査を進める中で明らかになるのは、改ざんされた行動履歴、操作されたデジタル証拠、そして警察と企業、行政の見えない接点。
現代社会において、“証拠は作られ、真実は消される”という現実だった。
やがて木崎は、自らの記憶喪失の裏にある可能性に辿り着く。
それは偶然ではなく、“意図的に消されたもの”だという疑い。
そして――
彼が本当に現場にいた理由すらも、別の意味を持ち始める。
真実に近づくほど、二人を監視する目は増え、圧力は強まっていく。
過去を掘り返すことは、“誰かの利益”を脅かす行為だった。
それでも木崎は進む。
奪われた人生を取り戻すためではない。
ただ、自分が“やっていない”と胸を張って言うために。
これは、無実を証明する物語ではない。
――「無実がなぜ消されたのか」を暴く物語である。
文字数 2,029
最終更新日 2026.04.20
登録日 2026.04.20
2047年の或る土曜の朝、スマートピロー(人工知能搭載型枕)
の奏でる着信音、ラクリモーサで目覚めたナオヤ・ロバート・ハリ
カエ・ガートナーは、着信音の主ヴァルチュア(ハゲ鷹)と仇名し
た米エネルギー省上司からのその電話の後、マンハッタン計画国立
歴史公園の民間払下げ事業に際し、原爆投下正当化の為の調査命令
を受けてからの事を回想する。先刻の電話で自身の報告した事実が
隠蔽される事を悟ったハリカエは、ネット上にその事実を拡散させる。
やがて彼は黒スーツの男達が数人、玄関の方にやって来るのを寝
室の窓から見た。
文字数 10,197
最終更新日 2019.12.14
登録日 2019.12.14
◆共に堕ちるな僕は咎人//私は私の道を往く/欠けても照らす月のお前と◆
キャリア機捜隊長×年下刑事バディシリーズPart14[全41話]
連続強盗殺人事件が発生。一家全員子供まで殺害する残虐な犯行と、意外なまでに大きな被害額で捜査は迷走。一方で市内の名門大学にテロリストが偽名で留学し資金獲得活動をしているとの情報が入った。動向を探る特別任務が機捜隊長・霧島とバディの京哉に下るが、潜入中に霧島が単独となった際に銃撃戦となり4階から転落して……。
▼▼▼
【シリーズ中、何処からでもどうぞ】
【BL特有シーンはストーリーに支障なく回避可能です】
【ノベルアップ+・ステキブンゲイにR無指定版/エブリスタにR15版を掲載】
文字数 122,987
最終更新日 2022.08.15
登録日 2022.03.09
コア。それはこの世界で人種が多く使用する魔法媒体。
生まれてから十年の月日が経ったその年の、コアの祝福と呼ばれる洗礼式で神官からの祝詞を唱えられ与えられる自分専用の魔法媒体。
神様からの贈り物。
コアの直径はビー玉より二回り小さい球体。
その球体を用いて、
時には生活に役立てたり、
時には魔物相手に大魔法を放ち討伐したり、
時には国と国とが交渉の道具として使用したりと千差万別。
あらゆる角度、あらゆる観点からも、この魔法媒体『コア』は世界の根幹となっている。
☆作者より☆
書き溜めがあれば日に2話、0時と12時という感じで投稿させて頂きます。
1話1000文字程度なので読みやすくなっております。
小説家になろう様カクヨム様でも同時刻に掲載しております。
文字数 80,284
最終更新日 2022.09.15
登録日 2022.08.30
友達に誘われ、ゲームをすることになった「ナユカ」。ゲームは現実世界を使ったバトルアクション。
初日から何故か目立つし、ついでに一躍有名人に。闘技大会でも目立つし、ゲームは色々変化するし!もう大変!※主人公達のせいです。
そして何故か現実も巻き込んで事態は深刻に、宇宙までも巻き込む。ゲームがリアルへ、そして過去に何があったのか…。何故かアイドルにまでなっちゃったナユカと仲間たちは、なんやかんやあって、なんやかんやする!
※作者のトンデモワールドへようこそ!!色々出てくるけど綺麗に話としては作り上げたいと思います。さあ、頑張れ考察好き。この世界を読み解いてみよ!
さぁ、「ひっくり返せ!」ゲームも世界も何もかも!咲き乱れよ!
登録日 2022.12.01
彼女は病に冒された運命に抗いながら、彼との出会いを果たす。二人は深い愛を育み、彼女の最期を迎える。彼は彼女の夢を叶えるためにカフェを開き、彼女の名前を広める。彼女の存在は彼の小説に生かされ、彼の筆は多くの人々の心を揺さぶる。彼は彼女の遺志を実現する財団を設立し、彼女の名前は永遠に刻まれる。
文字数 1,206
最終更新日 2023.05.18
登録日 2023.05.18
「自分の人生なんていらない。家族が笑ってくれるなら。そう信じていた。──でも、それは本心ではなかった。」
渡辺未咲(わたなべ みさき)高校三年生。重度知的障害を抱える双子の姉と父との三人で、小さな海町に暮らしている。
知能が三歳程度の姉は介助が必要であり、物心着く頃から姉中心の生活に身を置いていた。
小学五年生で母を亡くし、仕事で忙しい父の代わりに家事と姉の介助を担う。
「自分の人生なんていらない」
そんな思いから高校卒業後はアルバイトと姉の世話をすると決め、教師より自分の人生を生きるようにと助言を受けるも考えを改めることはなかった。
そんな高校三年生の夏。未咲が目を離している間に、姉が行方不明になってしまう。衝動性が強い姉は交通事故や水難事故に遭う危険があり、一刻を争う事態となる。
「もう家族を失いたくない」
張り裂けそうな思いで、姉の行方を追う。
それをキッカケに出会ったのは高校のクラスメイトである、五十嵐健太(いがらし けんた)。無口で無愛想、たまに出る言葉が毒舌でありクラスより浮いた存在だった。
しかし男性が苦手な姉は、健太に心を許している。
健太の提案から、三人で小さな夏の思い出作りをすることになる。
何も言わずに、そっと差し出される手。不器用だけど、まっすぐで、誰よりも優しい。
気付いてくれる、誰かの存在。
初めて「本当の自分」を認められたような気がして、未咲は少しずつ心を開いていく。
だけど。
「未来がある彼と、誰かの為に生きているだけの私」
その思考に囚われた未咲は、姉に差し出す手が止まる。
「彼の隣に居ると、『求められている私』では居られなくなってしまう」
そう思った未咲は、自ら彼を遠ざけてしまう。
やがて心の支えを失った未咲は生きる意味を見失い、姉を置き去りにしてしまう。
「流れていく時間も、巡る季節も止まらない」
彼と眺めた夕日が沈む前に時間を止めたいと思った未咲は、海に向かって歩き出してしまう。
幼少期より抑えてきた感情、求められている役割、諦めた自分の人生。
誰かの為に生きてきた未咲が健太と出会ったことにより、このままの人生で良いかを悩み。健太が心を閉ざしてしまった理由を知り、誰かの為に生きるということはどうゆうことなのかを直面する。
イラストは、ACイラスト様よりお借りしています。
閲覧、お気に入り、投票、いいね、ありがとうございます。励みになります。
おかげさまで、「第八回、ほっこりじんわり大賞」、初めて奨励賞をいただきました。みなさんのおかげです。ありがとうございました。
そしてイラストをお借りした、作家様、ACイラスト様、ありがとうございました。
文字数 137,407
最終更新日 2025.07.27
登録日 2025.06.08
美しすぎる容姿ゆえに村で孤立し、周囲から気味悪がられていた心優しい少年、ルシエル。ある日、森で道に迷い、伝説に語られる魔物に襲われそうになったところを、森を統べる冷酷な魔王ゼファルに救われる。
ゼファルは、透き通るような肌と星屑のような銀の髪を持つルシエルの無垢な美しさに、初めて心を奪われる。彼は、この孤独な世界で唯一無二の光を見つけたと確信し、「私の伴侶となれ」と一方的に契約を迫る。そして、彼の心を完全に支配するため、ルシエルの首筋に契約の印を刻んだ。ルシエルは、ゼファルの激しい愛と独占欲を理解できず、ただ彼の与える甘い幸福に身を委ね、魔王の城で穏やかな日々を過ごす。
しかし、ルシエルは偶然見つけた古書で、契約の印の真実、そしてゼファルの愛が独占欲からくる支配であったことを知ってしまって…
文字数 1,780
最終更新日 2025.09.10
登録日 2025.09.10
――魔術を以て、魔物を祓う。
先天的に刻まれた術式――魔術を使って、魔術師たちが魔物や悪の存在と戦っていくダークファンタジー。
文字数 8,666
最終更新日 2021.05.23
登録日 2021.05.10
【序】
7万の人々と共にミカ校のみんなが宮古島市事件で彼の地へと去ってしまった2037年の夏、わたしは12歳だった。
そして、彼之地から、オーバーテクノロジーなナノマシンを埋め込まれた13歳のわたしの身体が、現代日本に送られてきた。かくして彼の地の皆のための、わたしの再戦が始まっていく。
【ストーリー】
2048年のひな祭りの前日、わたしは24歳の『私』と出会う。
2055年の31歳の三十路脳の記憶を持つ今のわたしの身体は、なぜだか、ほぼ13歳の時のわたしだ。身長差 2.5cmで共にミクロちゃんなわたしと『私』。だけれど、お胸のサイズや髪の毛の色など少し記憶との違いがある。
そして、サドガタンガ二ノ巫女姫などの、わたしの身体に刻み込まれた謎ワードの記憶がきっかけとなり、わたしの中のオーバーテクノロジーなナノマシンの存在が明らかになる。
宮古島市事件の謎を解く鍵の戦記《ミリタリカ》たるナノマシンが、この身体に埋め込まれているらしい。
かくして、24歳の私の協力のもと、わたしは、13歳のわたしの身体と質量13Kgのナノマシンとの《対話》により、時空を越えた事件の鍵を探っていく。
文字数 7,943
最終更新日 2021.08.15
登録日 2021.08.15
明けましておめでとうございます(大遅刻)
辰年なのでドラゴンスリット姦が増えてほしい、その一心です
モブ系童貞青年×オラネコドラゴンおじさんがスリット交尾するだけの短編です。
ドラゴンスリット姦書くぞ!とだけ決めて一時間で書きました。
この話はpixiv、ムーンライトノベルズ、作者個人サイトにも掲載しています。
文字数 2,538
最終更新日 2024.01.20
登録日 2024.01.20
死者が建材にされる狂った世界。少年は、命の名を鉄に刻み牙を剥く。
大企業のシステムと術式がすべてを支配するディストピア。監視網から「ただのゴミ」として弾かれた少年は、極限の環境である最下層で生き抜く術を叩き込まれる。
「システムに消された命の証を、俺が背負う」
弱者を搾取し、死者の遺灰すら建材としてすり潰す狂った大企業たちを、規格外の「バグ」が世界を粉砕していく、痛快・泥臭サイバーパンクファンタジー!
文字数 11,181
最終更新日 2026.06.13
登録日 2026.06.13
独身一人暮らしの気楽なサラリーマン「加藤祐也」は、週末になると凝った料理を作っては動画サイトに投稿している「素人料理人」だった。ある日、いつものように料理の撮影を終えて食事をしていると、食いしん坊でちょっと残念な「のじゃロリ女神ヘスティア」に呼び出されてしまう。
元の世界に戻れなくなった主人公はチート能力を手にして異世界へと転移する。
「どうせなら魔王を倒し、勇者として歴史に名を刻むのじゃ!」
「はぁ? 嫌だよそんなの」
チート能力「アルティメット・キッチン」を使い、元の世界から食材や調理道具を取り寄せつつ、異世界で気楽なグルメ旅を始めた主人公は、様々な人と出会い、食文化を広げていくのであった。
※読むだけでお腹が空くような、飯テロノベルを目指して書いています。画像はiStockで購入、加工して使っています。著作権の問題はありません。
※エロシーンは多分無いですが、一応のためR15にしています。
文字数 154,423
最終更新日 2023.03.15
登録日 2020.05.03