「蔵書」の検索結果
全体で19件見つかりました。
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後宮の贈答所で働く吉茹定は、立后を目前にした蘇采薇へ、桃色の化粧香粉箱を送る。箱に入っていたのは命を奪う毒ではなく、肌を腫らす薬粉だった。犯人は初めから明かされている。だが、なぜ彼女は友を傷つけ、わざと証拠を残したのか。
蔵書殿の修書官・張吉惟は、金色のポストに残された投函音、封緘紙、消された札の文字を追い、十五年前に張家を滅ぼした薬害事件へたどり着く。そこには、蘇采薇、吉茹定、張吉惟、劉柏宏が幼い日に同じ小部屋で過ごした記憶と、霍太妃の院が隠してきた古い罪が眠っていた。
顔を腫らされた妃、罪を認める書記官、傘を返せなかった修書官、証言を恐れ続けた内侍。四人の名が再び呼ばれるとき、後宮の金色のポストは、毒ではなく返事を運び始める。
文字数 95,442
最終更新日 2026.07.13
登録日 2026.06.30
目が覚めたら、私は5歳の幼女だった。
しかもそこは――
「本を読むだけで技術が進化する」不思議な異世界。
この世界では、図書館はただの建物じゃない。
本を理解すればするほど、魔道具も、農業も、建築も“現実にアップデート”される。
だけど。
私が転生した先は、王都から見捨てられた辺境の廃図書館。
蔵書は散逸、予算ゼロ、利用者ゼロ。
……でもね。
私は思い出してしまった。
前世で研究者だった私の、“未来の知識”を。
蒸気機関、衛生管理、合金技術、都市設計、教育制度。
この世界の誰も知らない未来の答えを、私は知っている。
だったら――
この廃図書館、国家級に育ててみせる。
本を読むだけで技術が進化する世界で、
私だけが“次の時代”を知っている。
やがて王国は気づく。
文明を一段階進めたのは――5歳の幼女だったと。
これは、最弱の立場から始まる、知識による国家再設計の物語。
※本作品は、人工知能の生成する文章の力をお借りしつつも、最終的な仕上げにあたっては著者自身の手により丁寧な加筆・修正を施した作品です。
文字数 74,524
最終更新日 2026.03.23
登録日 2026.03.05
「本」にまつわる色々な話しを昔スクラップした新聞記事や雑誌、古い本から拾い出したり、自分自身が直接見聞きした本に関する事や一寸変わった蔵書などを元ネタに、本好き、特に「紙の本」好きならば共感してもらえたり、楽しんでもらえる話しを書いていきます。
文字数 2,687
最終更新日 2024.07.21
登録日 2024.07.07
人生の節目で、人はなぜ本を手放すのか。
路地裏の古書店で交わされる、売る理由と残される余白。
路地裏にある、小さな古書店。
看板は古く、営業日も不定で、常連と呼べる客はいない。
それでも、この店にはなぜか「訳あり」の客ばかりが訪れる。
離婚を決めた帰りに本を抱えてくる人。
もう会えない相手の蔵書を処分しに来る人。
人生の整理がつかないまま、紙袋を下げて立ち尽くす人。
店主は、客の事情を深く聞かない。
慰めもしなければ、助言もしない。
ただ、本の状態を確かめ、静かに値段を告げるだけだ。
けれど、本には、前の持ち主の時間が、ほんのわずかに染みついている。
それは声になるほどはっきりせず、説明できるほどの不思議でもない。
それでも、確かに「残っている」。
本を売るという行為は、何かを終わらせることなのか。
それとも、別の形で残すことなのか。
この古書店では、人生は救われない。
大きな奇跡も起きない。
ただ、誰かが少しだけ決断をして、店を出ていくだけだ。
それでも、今日も店は開いている。
訳あり客を迎えるために。
登録日 2025.12.26
「あらゆる本が集まる」と言われる無許可の図書館都市、『九龍城寨図書館』。
ここには、お酒の本だけを集めた図書バーや、宗教的な禁書のみを扱う六畳一間のアパート、届かなかった手紙だけを収集している秘密の巨大書庫……など、普通では考えられないような図書館が一万六千館以上も乱立し、常識では想像もつかない蔵書で満ち溢れている。
そんな図書館都市で、ひょんなことから『見習い司書』として働くことになった主人公の『リリカ』は、驚異的な記憶力と推理力を持つ先輩司書の『ナナイ』と共に、様々な利用者の思い出が詰まった本や資料を図書調査(レファレンス)していくことになる。
「数十年前のラブレターへの返事を見つけたいの」、「一説の文章しかわからない作者不明の小説を探したいんだ」、「数十年前に書いた新人賞への応募原稿を取り戻したいんです」……等々、奇妙で難解な依頼を解決するため、リリカとナナイは広大な図書館都市を奔走する。
文字数 57,422
最終更新日 2025.03.06
登録日 2025.03.01
アシェリー・へーボンハスは平凡な公爵令嬢である。
取り立てて人目を惹く容姿でもないし……令嬢らしくちゃんと着飾っている、普通の令嬢の内の1人である。
フィリップ・デーニッツ王太子殿下に密かに憧れているが、会ったのは宴会の席であいさつした程度で、
王太子妃候補になれるほど家格は高くない。
本人も素敵な王太子殿下との恋を夢見るだけで、自分の立場はキチンと理解しているつもり。
だから、まさか王太子殿下に嫁ぐなんて夢にも思わず、王妃教育も怠けている。
そんなアシェリーが、宮廷内の貴重な蔵書をたくさん読めると、軽い気持ちで『次期王太子妃の婚約選考会』に参加してみたら、なんと王太子殿下に見初められ…。
王妃候補として王宮に住み始めたアシュリーの、まさかのアツアツの日々が始まる?!
文字数 26,050
最終更新日 2023.12.13
登録日 2023.10.24
コレは、ある時悪夢を観て、気持ち悪い寝汗と神経が擦り減ってる時に、この記憶を書き残しておかなければならない!と、奮起させて、Windows98にそのまま書いた文章である。今さっき見た、世にも恐ろしい悪夢をここに紹介する。
就寝前、目を瞑って寝る事丈を意識して脱力していたが、どうも昔のイライラした事や、納得出来なかった事、理不尽だと思った事を幾つも思い出していて、最終的には祖父への怒りに変わっていた。それは、私が所有している「蔵書の数が余りにも多いから、捨てろ」と、云われた時の怒りだった。他人の大切に大切に所有する本を「邪魔だから捨てなさい」というのである。
其れ丈は何が何でもゆるせない。
[思いっきり原文には悪口を書いてあったので割愛]
色々考えたのもあって、頭が疲れたのもあり、本格的に寝れそうな心持がしてきた。顔の筋肉が緩んで、そのまま寝た。
夢の世界で目が覚めると、祖父の運転する車の後部座席に乗り、何処かへ向かっていた。助手席には祖母が乗っていた。時間は夜で、ドライブをしているような感覚でいた。すると祖父が急にスピードを出して、スリルを楽しむ様に赤信号を無理やりスピードを落とさずセドリックで曲がった。心臓はバックンバックンしているが、お構いなしに又、アクセルを踏み込んだ。滅茶苦茶な運転を繰り返した後に、また交差点に差し掛かった時、遂に曲がり損ねてガードレールに思いっきりぶつかった。怪我や何か負傷は無かったが、イタタ、、と目を開けると、祖父は笑いながら手を叩いていた。精神病かなにかだと想った。それから逃げる様に車を走らせ、助手席の祖母が「兎に角警察に連絡しないと」といって、電話をしていた。
そこから高速道路に乗って、適当に車を走らせていた。車は渋滞にはまり乍らも、遂に何処かに着いたらしい。其の時そこは、何だか良く分からない乾いた砂利の敷き詰めてある駐車場のような場所だったのだが、その内に係りのような人(看護婦?)の様な格好の人が出てきて、「此方です。」と言ってその方向に進んだ。そこから崖のような岩肌の場所を歩き、気がつくと、船着場のような板のところを歩いていて、その横には割と深めの海の所にベットが浮いていて、そこに生きているんだか死んでいるんだか分からない様な人達が、病院の寝巻きを着せられて放置されていた。全員寝ているように静かで、目は瞑っていたり開いていたり、海に足は落ちているがうつ伏せでシンとしていて、青白い肌のふくらはぎが見えていたり、とても気持ちの悪い光景だった。 2へ続く
文字数 858
最終更新日 2025.04.10
登録日 2025.04.10
【※別サイトにて完結済みのため、皆様に最終話まで楽しんでいただけるよう、連載型の本作を削除して、こちらに移動といたしました】
「堀川梨里さん。僕の図書館で、館長である僕の秘書をしてもらえませんか?」
勤めていた古本屋が閉店してしまい、職を失った梨里。
次の仕事が見つからないままある日訪れたカフェで、古本屋の常連・焔と会う。
笑顔で告げられた言葉はとても有り難いけれど、勤務先はまさかの異世界?!
毎朝異世界に出勤して、好きなときに元の世界に帰ってくる。
そんな自由気ままな生活は、果たして平和に過ぎてゆくのでしょうか。
「本が好き」――ただそれだけでぼんやりと毎日を過ごしていた梨里は、異世界で「誇り高い孤高のお嬢様」や、「伝えられない想いを抱えた青年」や、「高飛車で世間知らずな少年」達と出会い、悩み、そして恋をして、一歩ずつゆっくりと成長していきます。
踏み出す勇気。
それを手に入れた時、やっと顔を上げて前へ進んでいける。
本にしか興味のない大賢者様と、その秘書として働く主人公の優しい恋愛ファンタジー。
「ようこそ、ここは国立大図書館リブラリカ。異世界一の蔵書を誇る、僕と君のための聖域だ」
登録日 2024.12.10
幼少期に読んだ絵本が、心の中で腐っている。
トラウマに感染した物語が体を蝕む奇病「蔵書症」——その治療法はただ一つ、患者の内面世界に潜り、腐った物語を縫い直すこと。
だが、パステルカラーの絵本世界に待っているのは、笑顔で内臓を盛り付ける怪異と、逃げることしかできない絶望だった。
繕い手・糸守縁、31歳。他人の痛みに一切共感できない。だからこそ、トラウマに引きずり込まれずに物語を縫い直せる。
解き手・鉤谷棘、24歳。他人の痛みがすべて自分の体に来る。だからこそ、トラウマの核を一瞬で見抜ける。
共感しない女と、共感しすぎる男。正反対の二人が、壊れた物語を摘出する——グロゴアホラー×バディ探索×心理ドラマ。
「治してどうするの?」
腐った世界の片隅で、黒い影が嗤っている。
「最初から壊れた物語を与えれば、壊れたまま生きていける」
治す者は、自分自身を治せるのか。
文字数 147,751
最終更新日 2026.02.28
登録日 2026.02.16
亡くなったじいちゃんの遺産として受け継いだお屋敷。辿り着いたその先で……。
「……お帰り下さい」
「俺のじいちゃんの家なのに!?」
何故か帰らされそうになる俺。
そこで手渡された一冊の本……。
怪談が書かれたその本は、じいちゃんが直接見て書いたものだと、屋敷のメイドは言う。
半信半疑のまま俺が案内されたのは、屋敷の地下に隠された大きな図書館……。
怪しく、不思議な物語が数多蔵書されたその場所は、俺の祖先が未来や過去、現在の様々な出来事を、その特殊な能力で見て記した怪奇図書が眠る場所だった。
だが、じいちゃんが残したのはそれだけじゃない。
落ち着いた雰囲気、キラキラと輝く金髪に誰もが振り向く美貌、スタイルまで完璧な上に、とんでもなく強い。
でも、何故か俺を見る目だけがおかしい不思議なメイド……。
そもそもこんな人がいるなんて聞いてないんですけど!?
どうして怪奇図書館は作られたのか?
メイドの正体に、じいちゃんとの関係、最近何度も見る同じ夢に、闇から突如現れる口の裂けた女……。
やがて、それらは警察をも巻き込んだ大きな事件へと発展していく。
全てを知った時、俺は何を決断するのか?
顔も名前すらも知らなかったじいちゃん……。
俺はじいちゃんの事を知りたい。ちゃんと知って悲しんで、しっかりと向き合いたい。その為に、俺は……。
一冊の本を開いた瞬間から、俺の人生は終わり、物語が動き始める。
怪しく、不思議な物語。
怪奇図書の世界へようこそ……。
奇々怪々な沢山の物語があなたをお待ちしています。
※この作品は「小説家になろう」「カクヨム」にも掲載しています。
文字数 149,554
最終更新日 2022.05.10
登録日 2021.09.15
この俺の人生日記を読んでくれてありがとう。君は数々の蔵書の中から選ばれた人だね。俺の名前はアリシア、よろしくな。
風変りなこの世界で、第二の人生を歩んでいる男だ……。正確には、男の部分はこの意識だけなんだ。
外見は、誰が見ても間違えようのない、超絶可愛い美幼女だ。三歳なのに、いまだにパンツとおむつを行ったり来たりしているが、気にしないでくれ。なかなか自分の思い通りに身体が馴染まなくて、歯がゆい思いをしているんだ。
とは言え、俺は、この第二の人生が嫌いじゃないよ。成績優秀、聖女と崇められる麗しいお姉ちゃんや、大魔法を操る美人なお母さん。筋骨隆々、頭も筋肉かと思えば、頭もキレる優しいお父さん。さらに、何でもこなす綺麗なメイドさん達が周りにいるんだ。嘘みたいだが、この俺も含めて、家族全員エルフなんだぜ。
おまけに、エルフの王女様や、純潔の百合魔王様とも、お風呂に入ったり、添い寝したりと親しくさせてもらっている。
俺は、家族やたくさんの仲間に愛されながら、スクスク成長しているから、ずっとこのままで良いと思っているのさ。元の世界に帰りたいなんて、微塵も感じた事がない。
まぁ、一見平穏そうに聞こえるけど、命を狙われる危険な目にも度々遭遇したけどね。世に言う、チートだとかギフトみたいなものを俺も使えるけど、これがまた使いづらい。肝心な時しか使えない上に、命まで削ってきやがる。この力のおかげで、俺は危機を脱する事が出来たんで、文句は言えないがな。
そんな力に頼らなくても、俺は、チート級の両親の子供だ。多分、成長すればかなり有能な能力者になれると思っている。
なれなかったら? そんな先の話は分からんね。俺がどうなっていくのか、この綴られる日記に新しいページが生まれるまで、期待して待っていてくれ。あぁ、そう言えば、この日記で、俺は自分の事を気取って「自分」って呼ぶようにしているが、そこは愛嬌って事で。
おっと、そろそろ俺の女児ボディが覚めそうなんで、この辺で失礼するよ。長い俺の人生日記だけど、いろんな思いが詰まっているんだ。
君が、最後まで読んで、この俺と分かち合ってくれる事を願っているよ。
それじゃ、この先で! またな!
登録日 2020.03.13
魔本師。それはこの世界にあふれる魔本を解読する人達の総称。
魔本には古くに失われた魔法の技術が記載されており、それを発掘解読することで世界は発展を遂げた。
大陸でも力を持つスピレーソン王国。そこで店を構えるサリーは新米魔本師。師匠から受け継いだ小さな魔本屋を営んでいる。彼女の目標は受け継いだ魔本屋を魔本でいっぱいにすること。
新米魔本師サリーの蔵書充実計画が今始まる!
文字数 34,603
最終更新日 2023.12.20
登録日 2023.11.27
世界の9割は『アドニア王国』が支配している。
その王都『アクロ』には、都市のほとんどを占める面積を誇る建物があり、そこでは王国の秩序を守るために多くの人々が働いている。
その建物の中には王立図書館『ビブライオ』が存在し、この世にあるありとあらゆる蔵書を閲覧することができるのだが、その図書館には限られた人しか入ることのできない『地下室』が存在するという噂だ。
文字数 6,622
最終更新日 2020.02.01
登録日 2020.01.29
魔法貴族アルデハイム家で生まれた者は5歳のときに才能適性が鑑定される。
魔法の才能が期待される中、長男のノアの才能は【翻訳】という魔法に一切関係のない才能だった。
この一件からアルデハイム家は魔法の才能がないノアを蔑み、冷遇していた。
しかし、ノアは【翻訳】の才能のおかげでアルデハイム家の隠し書庫を発見。
隠し書庫には現代魔法とは比べものにならないほど強力な古代魔法が記された書物が蔵書されていた。
ノアは一人で古代魔導書を読み漁り、沢山の古代魔法を身につけ──無自覚のうちに世界最強の魔法使いになっていた。
そして成人したノアは実家を追い出され、昔から興味のあった冒険者になるのだった。
これは【翻訳】の天才が世界中を旅して、古代魔法で周囲を驚かせながら無双してしまう物語である。
文字数 69,490
最終更新日 2021.07.25
登録日 2021.06.26
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