「山」の検索結果
全体で13,369件見つかりました。
戦えない導陣士マルクは、Aランクパーティ《暁の牙槍》から追放される。失意の中、新天地リムベルで全員ゴーレムの《礫岩の円卓》と出会い、彼らの導陣士となる。力は強いが不器用な仲間たちは、椅子を壊し卵を割りながらも、マルクの指示で初依頼や鉱山救助を成功させ、町の信頼を得ていく。一方、元仲間たちはマルク不在で綻び始め、その価値に気づく。
文字数 5,958
最終更新日 2026.09.05
登録日 2026.08.31
マンホールに落ちて異世界へ転移したハルト。
彼が得たのはチートでも最強スキルでもなく、山のような低ランクスキルだけ。
日雇い冒険者としてくすぶる日々。
一年かけてハルトは気付いた。
“弱い低ランクスキルでも組み合わせ次第で化ける” ことに。
その力を見抜いたのは、ギルドの受付嬢シャーロット。
彼女に誘われ、ハルトは「危険依頼専門」の新ギルドに参加する。
特技は暴力の荒っぽい戦士ヒルダ。
人懐っこいのに死生観がズレてる死霊術師リーベ。
倫理観の欠けた天才錬金術師イザベラ。
クセ者だらけの仲間たちとともに、
弱スキルの「相互作用」で成り上がる異世界サバイバル!
文字数 75,840
最終更新日 2026.08.25
登録日 2026.08.04
〈「サーシェ」と言ったその言葉は、僕達ズミの民が神に祈る時の文句だ。〉
舞台は、魔道大国トレンティアによる侵略を受けた森深き国ズミ。
民族の異なる二つの国の戦争の渦中……奇しくも両国の血をともに引く混血の孤児ヨンは、自らの出自を呪いながらもレジスタンスとして武器を握り、憎悪と復讐の念を胸に決死の戦いへと身を投じていく。
そしてある時絶体絶命の戦場で奇妙な男に出会い、導かれ、共に死地をくぐることとなる――それは敵国であるはずのトレンティアの人間だった。
「お前、稀有な魔法の才能の持ち主だ。俺に魔法を教わる気はないか」――トレンティア人でありながらレジスタンスに味方して戦う謎の魔術師、パウルとの出会い……そこから物語は始まる。
祖国のため、復讐のため、野望のため、あるいは愛する者を守るため、奉ずる正義のため……誰もがそれぞれの信念や苦悩を戦火の中に燃やす、それは凄惨な命の応酬の世界。
その血塗られた道の上で寡黙な少年兵はしかし、多くの仲間と出会い、友と出会い、家族と出会い、時にすれ違い、時に愛を知り、共に自らの進むべき道を切り拓いていく。
これは戦時下の日常で多くの葛藤を抱え、乗り越えて進んでいく少年の成長譚、そして小さな英雄達が共に織り成していく叙事詩。
文字数 1,408,605
最終更新日 2025.11.26
登録日 2025.08.31
魔王と人類は幾星霜にわたり戦いを繰り返してきた。魔王が復活すれば戦乱が封印すれば平和が、その終わらぬ輪廻の中で世界は均衡を保っていた。そして現在200年ぶりに魔王復活の神託『禍つ黄昏の季節』が神殿や八聖山に下る。
そんな時代の影響か、「真の勇者として覚醒し、魔王を討つ者」を意味する『真勇魔討』が世界中で熱狂的に広がる。国が認める国選勇者、勇者を信奉する教団の教団勇者、さらには名声と富を求める自称勇者。世界はかつてないほど“勇者”であふれかえっていった。
そんな時代に、八聖山の一つ聖月山で育った少年リョーマ・マークスが、真の勇者を探し導く存在、「聖導師」として覚醒する。
彼は誰よりも速く動け、あらゆる異常攻撃を防ぎ、放出系魔術を吸収し敵に跳ね返す。仲間の魔術は増幅し、バフを付与できる支援職最強の『月詠の導師』となる。そのうえリョーマは東方より伝わる剣技、刀術を幼い頃から仕込まれていた。この組み合わせが無類の強さを発揮することはまだ誰も知らない。
しかしこの覚醒は最近まで近習として仕えていた王子の暴挙が原因だった。
リョーマが諫言し馘となる原因のダークカーズヒュドラの討伐失敗で、呪いを受けた王子達が幼馴染の王女と母親に無理やり解呪をさせたのだった。
だが失敗、王女の母は死に、王女は半身に呪いを宿す『呪い姫』となってしまう。
それを知り、王女がこのままでは死んでしまうと絶望したリョーマが呪いが移るのを気にせず彼女を抱きしめた。
そして奇跡が起きる。
大きな力を得て、王女の母親を殺し、多くの兵を死なせ、最愛の王女を『呪い姫』の堕とした王子を〆る。
そして彼女救うことを決意したリョーマは、襲撃してきた勇星教団を退けたのち、最愛の王女の呪いを解くために旅立つ。
「真の勇者を探す?オレ勇者嫌いなので、姫の呪いを解く方を優先します!」とリョーマは語る。
文字数 230,538
最終更新日 2026.08.31
登録日 2026.08.13
最強の鑑定士として、エリートパーティ天上の凱歌を裏方から支えてきたレオン。
しかし彼は、リーダーが作り上げた多額の借金を押し付けられた挙句、迷宮深層で口封じのために罠へ突き落とされてしまう。
死の淵でレオンが接触したのは、迷宮の源であるダンジョンコアだった。
管理者としての権限と、迷宮のすべてを全世界へ強制配信するスキルを手に入れたレオンは、絶望のどん底から不敵に笑う。
さて、俺を裏切った英雄気取りの連中が、迷宮の罠に泣き叫び、装備を剥がされていく醜態を、全世界に向けて生中継してやるとするか。
これは、底辺から迷宮の支配者へ成り上がった鑑定士が、傲慢な元仲間と腐敗した国家を、配信による公開処刑と物理的な制裁で完全粉砕する、最高にスカッとする逆転劇。
ようこそ、俺がすべてを決める最高のショータイムへ。
文字数 74,332
最終更新日 2026.06.08
登録日 2026.05.21
ネットオークションに、異世界転移魔方陣が出品されていた。
三千円で。
二枚入り。
手製のガイドブック『異世界の歩き方』付き。
ガイドブックには、異世界会話集も収録。
出品商品の説明文には、「魔力が充分にあれば、異世界に行けます」とあった。
おもしろそうなので、買ってみた。
使ってみた。
帰れなくなった。日本に。
魔力切れのようだ。
しかたがないので、異世界で魔法の勉強をすることにした。
それなのに……
気がついたら、魔王軍と戦うことに。
はたして、日本に無事戻れるのか?
<第1章の主な内容>
王立魔法学園南校で授業を受けていたら、クラスまるごと徴兵されてしまった。
魔王軍が、王都まで迫ったからだ。
同じクラスは、女生徒ばかり。
毒薔薇姫、毒蛇姫、サソリ姫など、毒はあるけど魔法はからっきしの美少女ばかり。
ベテラン騎士も兵士たちも、あっという間にアース・ドラゴンに喰われてしまった。
しかたがない。ぼくが戦うか。
<第2章の主な内容>
救援要請が来た。南城壁を守る氷姫から。彼女は、王立魔法学園北校が誇る三大魔法剣姫の一人。氷結魔法剣を持つ魔法姫騎士だ。
さっそく救援に行くと、氷姫たち守備隊は、アース・ドラゴンの大軍に包囲され、絶体絶命の窮地だった。
どう救出する?
<第3章の主な内容>
南城壁第十六砦の屋上では、三大魔法剣姫が、そろい踏みをしていた。氷結魔法剣の使い手、氷姫。火炎魔法剣の炎姫。それに、雷鳴魔法剣の雷姫だ。
そこへ、魔王の娘にして、王都侵攻魔王軍の総司令官、炎龍王女がやって来た。三名の女魔族を率いて。交渉のためだ。だが、炎龍王女の要求内容は、常軌を逸していた。
交渉は、すぐに決裂。三大魔法剣姫と魔王の娘との激しいバトルが勃発する。
驚異的な再生能力を誇る女魔族たちに、三大魔法剣姫は苦戦するが……
<第4章の主な内容>
リリーシア王女が、魔王軍に拉致された。
明日の夜明けまでに王女を奪還しなければ、王都平民区の十万人の命が失われる。
なぜなら、兵力の減少に苦しむ王国騎士団は、王都外壁の放棄と、内壁への撤退を主張していた。それを拒否し、外壁での徹底抗戦を主張していたのが、臨時副司令官のリリーシア王女だったからだ。
三大魔法剣姫たちとぼくは、王女を救出するため、深夜、魔王軍の野営陣地に侵入するが……
<第5章の主な内容>
魔王軍が、総攻撃をしてきた。アース・ドラゴンの数は、三千五百匹を超える。はたしてぼくたちは、今日を生きのびることができるのか。
表紙イラスト:柴山みくり
文字数 172,602
最終更新日 2026.07.26
登録日 2025.08.29
「悪いな。お前はここで捨て駒になってくれ」
新宿ダンジョン最深部。Fランク探索者のカズトは、勇者パーティーに囮として置き去りにされた。
目の前には、一息で国を滅ぼす伝説の災厄――S級モンスター『終焉の黒竜』。
絶体絶命。生存確率は……0.00%。
だが、カズトにだけは見えていた。
ノイズ混じりに浮かび上がった、唯一の「100%生存ルート」が。
【選択肢:黒竜の逆鱗を撫でながら「一目惚れしました、結婚してください」と叫ぶ】
「……やるしかないのかッ!」
死ぬ気で放った決死のプロポーズ。
すると、最強の黒竜は絶世の美少女へと姿を変え、あろうことか真っ赤になって承諾してしまった!?
「よろしくね、ダーリン♡」
なし崩しに世界最強の「嫁」を手に入れ、地上へ生還したカズト。
しかし、その一部始終は自動ドローンで世界中に配信されており、彼は一夜にして「魔王をナンパで沈めた伝説の英雄」として崇められることに!
一方、彼を見捨てた勇者たちは、自分たちの悪行がバレて社会的に詰みかけていて――?
これは、ただ死にたくなかっただけの少年が、ヤンデレ竜嫁に愛されながら、無自覚に世界を救い、周囲を勘違いさせ続ける物語。
【登場人物紹介】
■相川 カズト(あいかわ かずと)
本作の主人公。Fランクの荷物持ち。
【能力:絶対選択肢】 あらゆる行動の「生存確率」を数値で視認できる。
極度の慎重派だが、生き残るために選ぶ「生存率100%の選択肢」が常に斜め上の奇行(主にヒロインへの求愛やとんでもない暴露)であるため、周囲からは「底知れない自信に満ちた天才」だと勘違いされている。
■ルナ(終焉の黒竜・バハムート)
本作のメインヒロイン。ダンジョンの最深部に君臨していた、世界最強の竜。
カズトの決死のプロポーズ(と逆鱗への愛撫)により、彼を「運命の番(つがい)」と認識してデレた。
【性格】 基本的にカズトにベタ惚れだが、彼に近づく女には「消滅させるわよ?」と笑顔で威圧する重度のヤンデレ。人間界の常識がなく、牛丼を「王族の食べ物」だと信じている。
■アルド(偽勇者)
カズトを追放したA級探索者。
実力はあるがプライドが高く、自分より下の人間を見下している。カズトを囮にして見捨てたことが全世界に配信され、一転して「卑怯者の偽勇者」として炎上中。
なんとかしてカズトを陥れようとするが、裏目に出て自滅し続ける「ざまぁ」担当。
■エレナ(氷の女帝)
第2章から登場予定。国内最強の探索者クラン『アイギス』のリーダー。
クールで冷徹、男嫌いで有名だが、実は重度の「竜マニア」。カズトの配信を見て「あの竜(ルナ)の角に触らせてくれるなら、この男(カズト)に一生仕えてもいい」と決意し、妙な方向からカズトに依存し始める。
文字数 224,504
最終更新日 2026.03.27
登録日 2026.01.27
日本で「空気」だった俺、異世界では存在自体が「神」でした。
平沢拓海(17歳)は、顔も成績も運動神経も「中の中」な平凡高校生。
ある日、事故に遭って目覚めると、そこはレベルが著しく低下した異世界だった!
そこは、男たちの顔面偏差値が30を下回り、九九が「賢者の魔法」と崇められ、50mを15秒で走れば「音速」と呼ばれる世界。
つまり、日本で平凡だった拓海は‥
• 【容姿】 ただのフツメンなのに、「1000年に一人の顔面国宝」!
• 【知能】 自分の名前(漢字)を書くだけで、「失われた古代文字を操る大賢者」!
• 【身体】 準備運動レベルのジョギングで、「人類未踏の神速」!
「え? 俺、ただ名前書いただけなんだけど……」
教室でチョークを握れば美少女たちが失神し、体育で軽く走れば伝説認定。
S級美少女たちからは「その遺伝子をください!」と迫られまくる、勘違いと無双の超イージーモードな学園生活、開幕!
「ストレスフリーで俺TUEEEしたい方、必読です。」
文字数 76,333
最終更新日 2026.02.15
登録日 2026.01.18
「お前の戦術は地味すぎて役に立たないんだよ」
勇者ゼクスにそう告げられ、パーティーを追放された戦術官ロイド。
だが、彼らが「地味」と切り捨てたのは、生存率を100パーセントにまで引き上げる、神の如き計算に基づいた鉄壁の守りだった。
命綱を失った勇者たちが迷宮で死の淵に立たされた時、目の前に現れたのは、漆黒の飛竜車から降り立つロイドの姿。
そして彼の隣には、国で最も高潔で冷酷な最強の騎士団長・セリアが、恋する少女のような瞳で彼を見つめていた。
泥を啜りながら助けを求めるかつての仲間を一瞥し、ロイドは冷徹に言い放つ。
「勘違いするな。俺は俺の戦術記録を完結させに来ただけだ」
ギルドからも国からも「無能」と蔑まれた天才が、自分を信じる唯一の女騎士と共に、腐りきった国家の常識を根底から書き換える。
至高の戦術による、圧倒的かつ冷徹な無双劇が幕を開ける。
文字数 87,676
最終更新日 2026.03.30
登録日 2026.03.18
「この世の真理は、下着の中にある」
山奥の美魔女師匠にそう教え込まれ、視認した「下着の色」をステータスに変換する最強の魔眼、『煩悩眼(デザイア・アイ)』を手に入れた高校生、色島カナタ。
ある日、学園の「聖女」と呼ばれる生徒会長・真白セイラを襲う魔獣を倒すため、カナタは彼女のスカートの中にある『純白』をガン見する。
「白(ホワイト)……ッ! 君の色は最高だァァァ!」
覚醒したカナタは、「物理無効化」の無敵バフを発動し、華麗に魔獣を撃破。
ただの変態として通報されるかと思いきや――
「誰もが見て見ぬ振りをした私の内面(心)の白さを、貴方だけが見抜いてくれた……!」
なぜか「高潔な精神を持つ騎士様」だと盛大に勘違いされてしまう。
その日から、カナタの学園生活は一変する。
物理的な質量を持つ「極太の好意の矢印」を顔面に押し付けてくる、重すぎる聖女様(白・防御特化)。
「私を見れば、もっと激しくなれるわよ?」と、漆黒の勝負下着で誘惑してくる小悪魔な転校生(黒・攻撃特化)。
白と黒。
二人のヒロインに挟まれ、カナタの理性と鼻血は限界突破寸前!
見れば最強。見すぎれば死(社会的に)。
これは、不純な動機と能力で戦う変態紳士が、なぜか世界を救って英雄になってしまう、ドタバタ学園無双ラブコメディ。
【更新頻度】
毎日更新(予定)
文字数 90,074
最終更新日 2026.02.26
登録日 2026.02.10
辺境の貴族令嬢に転生しちゃったお兄ちゃんが前世の知識と特殊スキルを活かして領地を発展させつつ、一緒に転生したはずの妹を探したり守ったりする、ギャグ多め、ラブコメ少々な異世界ライフコメディ、ここに開幕――
信号無視のトラックに轢かれそうになった妹を庇った夏山彪牙(ひゅうが)は、不幸にも妹ともども帰らぬ人となってしまう。
死後の世界で出会った女神に異世界への転生を告げられた彪牙たち兄妹はただひとつ『異世界でも兄妹にしてほしい』と女神にお願いする。
女神から『残念ながら願いを叶えることは出来ない』と告げられた彪牙だったが、代わりに前世の記憶を引き継いで転生させてもらえることになった。
転生先は科学や魔法の代わりに『ギフト』と呼ばれる特殊能力を持った人が活躍する世界で、彪牙たちも女神からギフトをひとつ授かることに。
転生してからお互いを見つける為に妹と相談して合言葉を決め、いざ異世界へ……
って、なんでオレお嬢様になってんだ!? しかも妹はこの国の第四王子!?
田舎の辺境伯令嬢、シィナ・ゼテール……いや、夏山彪牙!
前世の記憶と女神に与えられたギフトを駆使して成り上がり、第四王子に転生した(かもしれない)妹に会いに行くのだ!
「待ってろよマイシスター! わたくしが今、迎えに行きますわ~!」
カクヨムにて先行公開済
表紙:イラストAC
文字数 105,085
最終更新日 2026.06.13
登録日 2026.06.07
大昔から幾度となく帝国と争っている王国に影山武(タケル)は召喚された。王国の魔導師は、帝国の象徴である闇属性だったタケルを快く思わず、彼を転移させて追放したのだった。
草原に飛ばされたタケルは、魔物と遭遇して命を落としてしまう。しかし、追放した魔導師を恨みながら死んだ彼は、悪魔と契約することで蘇った。異世界で生き抜く為に冒険者になると、天使と契約した冒険者や暗殺者が牙を剥いてきた。
タケルが冒険者として強くなるつれ、彼は『天魔大戦』に深く関わることになるのだった。
文字数 310,012
最終更新日 2026.09.06
登録日 2024.08.12
『クリスタルベル・ファンタジー ~剣を持たない鐘職人、失われた鐘を直して世界をつなぐ~』
世界を救うのは、勇者ではない。
壊れたものを直し、未来へ受け継ぐ職人たちだ。
はるか昔、世界には大地、水、森、河川、そして人々の暮らしを「共鳴」によって結ぶ神秘の鐘――クリスタルベルが存在していた。
鐘が響く土地には水が巡り、森が育ち、田畑が潤い、人々の暮らしは栄えた。
しかし長い年月の中で、鐘を造る技術も、修復する技術も、それを守る職人たちも少しずつ失われていく。
それでも人々は信じていた。
昨日も鳴った。今日も鳴る。
だから、明日も鳴るのだと――。
そんな世界を旅する若き修繕職人エイル。
彼は剣を持たない。腰にあるのは小さな調律槌。背負うのは測定器、図面、補修材、そして使い込まれた工具だけ。
ある日、小さな町セレナで何百年も鳴り続けてきた「水鐘」が沈黙する。
井戸は枯れ、水路は止まり、畑は乾いていく。
エイルが調査して知ったのは、壊れていたのが鐘だけではないという事実だった。
地下水路、橋、共鳴装置、古代施設――そして何より、それらを点検し、直し、技術を次世代へ伝える人間がいなくなりつつある。
やがてエイルは、世界各地に無数の鐘が眠っていることを知り、失われた鐘を修復する旅へ出る。
だが職人たちは、それぞれ異なる答えを持っていた。
精密加工を追求する白銀工房。
伝統を守る古鐘院。
新技術を切り拓く蒼晶派。
自然との共存を重視する森響一門。
古い技術か、新しい技術か。
完全修復か、限られた資源での維持か。
そして――すべてを直すべきなのか。
旅を続けるうち、エイルは気づいていく。
一人の天才が世界中の鐘を直しても、世界は救えない。
必要なのは、修復する者、記録する者、教える者、そして技術を受け継ぐ次の世代。
「自分が世界を直す」のではない。
「自分がいなくなった後も、世界を直せる人々を残す」。
これは敵を倒して世界を救う物語ではない。
壊れたものを直し、失われた知識をつなぎ、未来の暮らしを守っていく――
名もなき職人たちの物語。
文字数 98,041
最終更新日 2026.08.29
登録日 2026.08.14
~不老の大魔女と、言葉を話すもふもふ魔犬たちが創りあげる、優しい魔法都市の物語~
膨大な魔力を得て不老となった魔女モルガナは、孤独を求めて深い山にこもった。
そこで出会った獰猛な魔狼たちと数百年を共に過ごした結果、彼らは人の言葉を理解し、魔法を操り、狂暴性を削ぎ落とした美しい『魔犬(クーシー)』へと変じていった――。
やがて山を降りた魔犬たちと人間たちが手を取り合い、辺境の小さな町から世界唯一の『魔法都市』を築き上げていく、ほのぼの共生ファンタジー。
職人のお手伝いや日々の小さな冒険まで、賢く愛おしい魔犬たちが紡ぐ温かな日常をお届けします。
文字数 210,006
最終更新日 2026.08.23
登録日 2026.08.21
ブラック会社に勤めていた藤山葉子は、とある晩に女神と出逢い、異世界へと旅立った。
“かわいい動物に囲まれてのんびりしたい”という願いを持つ葉子だったが、この女神は妹嫌いのヤンデレだった。さらに異世界で出会った男は、自称恋人のヤンデレだった。彼から求愛されるが、葉子には好きな相手ができて――。
新天地でモフモフとのんびり過ごすはずが、葉子には前途多難が待ち受ける羽目に!? 主人公は最弱なSFファンタジー。死亡フラグ回避して、ハッピーエンドを迎えられるか。全5章の予定。
※紆余曲折あって、主人公はメインキャラの男とくっつきます。
※各話の文字数が多い場合、分割することにしました。
※作品への感想やコメントあると嬉しいです。サイトのメルフォまでどうぞ
☆小ネタ漫画はこちら
https://www.alphapolis.co.jp/manga/393019994/568896263
※作品内容に、若干の百合表現とNL要素、流血などのグロテスク・暴力描写、軽い性的表現を含みます。
※創作漫画「魔法使い見習いと猫」と世界観および一部の登場人物が共通していますが、本作品は続編ではありません。単体でも読めると思います。
※作品の自作発言や無断転載、生成AIへの使用やネタ帳扱い、snsなどへの晒しはやめてください。
※作品制作に生成AIを使用していません。
※不定期更新です。個人サイトの方は更新早めです。
文字数 182,858
最終更新日 2026.09.05
登録日 2023.05.30