「小」の検索結果

全体で45,018件見つかりました。
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歴史・時代 完結 長編
年の暮れも押し迫ってきたその日、 甲州・躑躅ヶ崎館内の真田源五郎の元に、 二つの知らせが届けられた。 一つは「親しい友」との別れ。 もう一つは、新しい命の誕生。 『せめて来年の間は、何事も起きなければ良いな』 微笑む源五郎は、年が明ければは十八歳となる。 これは、ツンデレな兵部と、わがままな源太郎とに振り回される、源五郎の話――。 ※この作品は「作者個人サイト【お姫様倶楽部Petit】」「pixiv」「カクヨム」「小説家になろう」でも公開しています。
大賞ポイント 13pt
文字数 35,199 最終更新日 2019.02.08 登録日 2018.11.24
歴史・時代 連載中 短編
   江戸幕府の第11代将軍の徳川家斉の治世は老中水野忠邦の治世であった。  江戸の街は町人の街、浮世絵の時代であった。しかし、江戸には隠れキリシタンがいたのである。  眠 狂四郎の弟•狂五郎は双子であった。兄の死後、弟の狂五郎は老中水野忠邦の間者となり、江戸の街の治安維持に努めていたのである。  そんなある日、狂五郎は水野忠邦に呼ばれたのであった。    この物語はフィクションです。  この物語に登場する人物、団体などは同じ名称であっても一切関係ありません。  ただし、時代考証として、登場する人物や江戸庶民の暮らしは史実に基づいています。  そのつもりでお楽しみ下さい。   蔵屋日唱
大賞ポイント 13pt
文字数 4,437 最終更新日 2026.06.01 登録日 2026.05.10
歴史・時代 連載中 長編
時は北宋、愚帝のもとに奸臣がはびこる中、侵略の足音が遠くに聞こえる乱世。 義に篤く、忠を重んじながらも正道から外れて生きざるを得ない百八人の好漢たちが、天に替わって正しい道を行うため梁山泊に集う。 おおいに笑い、肉を食らい、酒を飲み、義の道を行く彼らに待つ結末とは―― 滝沢馬琴が愛し、歌川国芳が描き、横山光輝や北方謙三が魅せられ、ジャイアントロボも、幻想水滸伝も、すべてはここから始まった! 108人の個性豊かな好漢、108の熱き人生、熱き想いが、滅びゆく北宋の世を彩る痛快エンターテイメント小説『水滸伝』を、施耐庵の編集に忠実に沿いながらもあらたな解釈をまじえ読みやすく。 ※原作の表現を尊重し、一部差別的表現や人肉食・流血等残酷な描写をそのまま含んでおります。御注意ください。 ※以前別名義でイベントでの販売等をしていた同タイトル作品の改訂・再投稿です。
大賞ポイント 12pt
文字数 349,306 最終更新日 2026.06.10 登録日 2025.09.22
歴史・時代 連載中 長編
幕末。 日本人だけで太平洋を渡る――その無謀な挑戦の裏には、歴史に残らない“思惑”が渦巻いていた。 幕府の従者として、半ば強引に咸臨丸へ乗せられる事になった青年医師・長尾幸作。 寒さと船旅を嫌い、アメリカ行きなど望んでいなかった彼は、ただ断りを入れるつもりで講武所を訪れる。 しかしそこで彼を待っていたのは、 艦長・勝麟太郎の突然の下船騒動、 水夫たちの怒号、 幕府内部の不穏な思惑、 そして、異様なまでに人の本質を見抜く男――福澤諭吉だった。 「この航海には、表に出ていない意味がある」 日本初の太平洋横断。 その“さきがけ”となった者たちは、何を見て、何を隠したのか。 史実を土台に、勝海舟、福澤諭吉、大鳥圭介ら幕末の群像を瑞々しく描く、青春歴史小説。 理想と打算、誇りと恐怖が交錯する船上で、一人の青年は時代のうねりに巻き込まれていく。
大賞ポイント 12pt
文字数 48,843 最終更新日 2026.06.13 登録日 2026.05.27
歴史・時代 完結 長編
信濃の小さな国衆(豪族)に過ぎない真田家は、甲斐の一大勢力・武田家の庇護のもと、どうにかこうにか生きていた。 ……のだが、頼りの武田家が滅亡した! 家名存続のため、真田家当主・昌幸が選んだのは、なんと武田家を滅ぼした織田信長への従属! ところがところが、速攻で本能寺の変が発生、織田信長は死亡してしまう。 こちらの選択によっては、真田家は――そして信州・甲州・上州の諸家は――あっという間に滅亡しかねない。 そして信之自身、最近出来たばかりの親友と槍を合わせることになる可能性が出てきた。 16歳の少年はこの連続ピンチを無事に乗り越えられるのか?
大賞ポイント 11pt
文字数 137,992 最終更新日 2020.06.25 登録日 2015.05.29
歴史・時代 完結 長編
 女渡世人、やさぐれ同心、錺簪師、お庭番に酌女・・・ 武士も町人も、不器用にしか生きられない男と女。男が呻吟し女が慟哭する・・・ 剣が舞い落花が散り・・・時代小説の愉しみ
大賞ポイント 11pt
文字数 103,170 最終更新日 2024.07.02 登録日 2024.05.07
歴史・時代 完結 長編 R15
 神聖ローマ皇帝フリードリヒ二世。 「王座上の最初の近代人」、あるいは「世界の驚異」。  国際色豊かなシチリアで育ち、イスラムの文明に憧憬を抱く彼は、異教徒の言葉であるアラビア語をも習得していた。  そして、エジプトアイユーブ朝スルタン・アル=カーミルとも親しく文を交わし、ついにはイスラム教徒からキリスト教徒へのエルサレムの譲渡――無血十字軍という歴史上の奇跡の花を咲かせる。  しかし、美しき花は無残に手折られ、エルサレムは再びイスラム教徒の手に。そしてそれをきっかけに、第七回十字軍がエジプトに戦火を巻き起こす。  憎悪の連鎖の結末やいかに。  フリードリヒ二世がメインですが、彼と文通相手、およびその周辺の人間たちの群像劇です。そして最後は美味しいところをかっさらっていく奴が……(笑)。  ファ ンタジー要素なし。転 生もチ ートもありません。 「小説家になろう」様の公式企画「秋の歴史2022」向けに執筆・投稿した作品ですが、より多くの方に読んでいただきたく、この度「アルファポリス」様にも投稿させていただくことにしました。  よろしくお願いします。 「カクヨム」様にも掲載しています。
大賞ポイント 11pt
文字数 62,099 最終更新日 2025.01.29 登録日 2025.01.22
歴史・時代 連載中 長編
琉球王国時代から沖縄に伝承されてきた武術「ティー(手)」。 それは時代とともに独自の発達を遂げ、後に「空手」や「琉球古武術」と呼ばれることとなる。 武人たちにとって腕試しの場となるのは、自由組手形式の野試合「カキダミシ(掛け試し)」。 1894年、廃藩置県によって日本の県の1つとなった明治時代の沖縄で、武人たちはカキダミシをとおして様々な思惑と陰謀を交錯させていく。 空手アクション満載の沖縄歴史小説、ここに誕生! ・検索キーワード 空手道、琉球空手、沖縄空手、琉球古武道、剛柔流、上地流、小林流、少林寺流、少林流、松林流、和道流、松濤館流、糸東流、東恩流、劉衛流、極真会館、大山道場、芦原会館、正道会館、白蓮会館、国際FSA拳真館、大道塾空道
大賞ポイント 11pt
文字数 131,357 最終更新日 2025.12.31 登録日 2022.06.08
歴史・時代 連載中 長編
昭和二十年、東京。 大空襲の夜、看護婦の小夜が運び込まれた負傷兵を見た瞬間、手が止まった。 度重なる空襲で焼け野原となった街で、若い看護婦・小夜は、崩れかけた病院の一室で負傷兵たちの手当を続けていた。 包帯は足りず、薬もない。水も灯りも十分ではない。それでも彼女は、目の前の命を救おうと手を動かす。 かつて想いをよせあっていた寄せ合っていた青年・龍之介は出征し、それきり消息が途絶えていた。生きているのか、もうこの世にいないのか、それすら分からない。 ある夜、重傷の兵士が運び込まれる。 顔は煤と血で判別がつかず、意識もない。名も告げられぬまま、彼女はいつも通り処置を施す。 包帯を替え、傷口を洗い、弱くなる呼吸を必死に繋ぎ止めようとする。 兵士は目を開けることなく、そのまま息を引き取る。 後処理のために認識票を確認した瞬間、彼女の手は止まる。 そこに刻まれていたのは——かつて愛した男の名前だった。 焼け跡に立つ彼女の手には、返されることのない彼の認識票が残されている。 戦火の中で、2人はなぜ出会い、愛し合ったのか。 いま、生きていることが当たり前ではない。 どうか沢山の方に届いて欲しい2人の純愛ラブストーリーです。
大賞ポイント 10pt
文字数 38,405 最終更新日 2026.06.13 登録日 2026.03.03
歴史・時代 完結 短編
【幕末コメディ小説】​その顔、鬼瓦。だが中身は多摩の小心な農家育ち!近藤勇は、幼馴染の土方歳三に「お前は最強の看板になれ」と命じられ、震える足を武者震いと誤解されながら新選組を率いることに。沖田や斎藤もその「殺気」に心服するが、本人は胃痛と恐怖で限界寸前。嘘を貫き、最後にはそのハッタリを「誠」に変えた男たちの、笑いと涙の幕末奮闘記! 他にも坂本龍馬と化け猫小説、豊臣秀吉死んじゃった小説も書いてるので宜しくお願いします。 【1話500文字でサクッと読める!! 新解釈、歴史エンタメコメディ全50話】
大賞ポイント 10pt
文字数 24,470 最終更新日 2026.03.19 登録日 2026.03.18
歴史・時代 連載中 長編
江戸の裏長屋の入り口にぽつんと佇む小さな煮売屋『春亭(はるてい)』。十七歳の看板娘・おはるは、半年前に亡くなった父の跡を継ぎ、たった一人で店を切り盛りしている。 しかし、肉体労働で汗を流す江戸の職人たちが好む「ガツンと濃い甘辛味」をどうしても再現できず、喧嘩っ早いが情に厚い常連客の大工・辰次からは「味が薄え!」と文句を言われる毎日。父の味を守るべきか、己が信じる出汁を活かした新しい味に挑むべきか、おはるは思い悩んでいた。 そんなある日の昼下がり。店の隅で酒を飲んでいた初老の客・源兵衛が、ぼそりと一言「大根の面取りが甘い。冷める時に味を含ませろ」と呟く。そのたった一つの助言に従っただけで、おはるの大根の煮付けは驚くほど深く、澄み渡った極上の味へと変化した。 凄まじい舌と料理の知識を持つ源兵衛は、一体何者なのか? 正体を明かさない彼からの、そっけなくも的確な「料理指南」を受けながら、おはるは料理人としての才能を少しずつ開花させていく。食欲の落ちた長屋の女将さんや、喧嘩した丁稚たち……ワケありの客たちの悩みをおはるの作る「人情めし」が温かく解きほぐし、店は次第に活気を取り戻していく。 だが、そんなおはるの前に、やがて『春亭』と彼女自身の料理人としての矜持を揺るがす、思いがけない試練が立ちはだかる――。 一杯の汁、一皿の惣菜に込められた真心が胸を打つ。読めば必ずお腹がすき、明日への元気が湧いてくる絶品のお仕事時代。
大賞ポイント 10pt
文字数 36,059 最終更新日 2026.06.13 登録日 2026.05.31
歴史・時代 完結 短編 R15
お江戸のすみっこに黒くてふわふわしたものが座っていました――。 小伝馬町に新規オープンした袋物問屋。 通りがかりの浪人風体のお侍が見たのは、袋物屋の店主が子どもを「虐待」している姿! 立ち塞がった浪人風のお侍は、実は火付盗賊改方の長官さまでした。 ※人は死にませんが、人間と動物に危害が加えられる暴力的シーンがあります。 ※実在した人物が登場しますが、あくまでも時代劇です。ご了承ください。 ※この作品は江戸時代を舞台にしたフィクションであり、当時の社会や文化を描写するにあたり、歴史的背景に基づいた表現や描写が含まれています。 ※「長吏」「門付け」「丹波の荒熊」「傀儡師」「女鳥追い」「門説経」「歌祭文」「皮座」「犬拾」「物乞い」などの職業や、身体的特徴に関する記述には、当時の価値観や慣習を反映したものがありますが、これらは現代の価値観や倫理観とは異なる場合があります。 ※これらの表現は、物語の時代背景を忠実に再現するためのものであり、差別や偏見を助長する意図は一切ございません。 ※読者の皆様には、こうした歴史的文脈をご理解いただきつつ、本作をお楽しみいただければ幸いです。 ※万が一、不快な印象を与える表現がございましたら、著者として深くお詫び申し上げます。
大賞ポイント 9pt
文字数 42,236 最終更新日 2025.04.08 登録日 2025.02.16
歴史・時代 連載中 短編
【戦国ダークファンタジー小説】 関ヶ原で死んだはずの親友を、泥人形の怪物「ゴーレムサシ」として蘇えらせる!? 「俺がムサシを必ず天下無双にする!」 又八のついた嘘が、日本中の剣豪を巻き込む大騒動に。宝蔵院、柳生、そして佐々木小次郎。だが、厶サシが最後に選んだのは、巌流島での決闘ではなく、飢えた村での米作りだった。命を奪う剣を捨て、命を育む大地に溶けていく泥人形の、静かなる終焉の物語。
大賞ポイント 9pt
文字数 24,937 最終更新日 2026.06.07 登録日 2026.04.22
歴史・時代 連載中 長編
盗賊家業をしていたが、捕まり死罪になる予定だった。それが、家康に許され、盗賊をまとめあげて古着商を始めるように言われる。 初めて見た商いは難しかったが、ちゃんと稼げた。その稼ぎを近所の少年達に飯を食わすのに使う。 すると、自然と人が集まり、読み書きを教えることになった。そこで、今までの生きてきたノウハウを子供たちへ教えていく。 娘のようなお直と子供たちとおりなす人情時代小説。是非、ご一読を!
大賞ポイント 9pt
文字数 7,166 最終更新日 2026.06.08 登録日 2026.05.21
歴史・時代 完結 短編
荒涼とした砂漠の果てに赴く一人の若者。 その彼に昂然と矢を放つその弟。 兄の名は孟高。 弟の名は仲穎。 彼らの姓は「董」――。 三国志にその悪名を刻む男の、若き日を描く掌編。 この作品は作者Webサイト・小説家になろう・カクヨム・ノベルアップ+でも公開しています。
大賞ポイント 8pt
文字数 4,309 最終更新日 2021.01.19 登録日 2021.01.19
歴史・時代 完結 短編 R15
人間50年からはじまる歌、のちの天下人が好んだ歌である。 この歌は「敦盛」という名であるが、実は敦盛を討った武将の半生を綴ったものだと言われている。 ではその男はどんな男だったのか。 ---- ※小説家になろうとカクヨムにも投稿しています ※以前書いていた小説を修正したものです
大賞ポイント 8pt
文字数 9,213 最終更新日 2026.05.01 登録日 2026.05.01
歴史・時代 完結 短編
道士の風遼は、星雀という精怪と怪事解決の旅をしている。 ある日二人は行き合った女性より、嫁ぎ先の家が怪しげな賊に狙われているという依頼を受けるが――。 ※ゆるゆる道士とツンデレ人外のバディものです(ブロマンス要素はありません) ※変換上、鰐の妖怪を【だ】としています ※こちらは約26000字の短編になります。連作短編にしてみたいなと構想しております
大賞ポイント 8pt
文字数 26,051 最終更新日 2024.06.29 登録日 2024.06.28
歴史・時代 連載中 長編
幼い茶々の目に焼きついたのは、炎に包まれた小谷城と、冷酷に微笑む伯父・織田信長の顔だった。 父・浅井長政を裏切り、兄を殺し、すべてを灰に変えた第六天魔王――その手が彼女の人生を奪った瞬間、茶々の心に復讐の種が根を張った。 母・お市の方は最期に囁いた。「生きなさい」と。 その言葉だけを支えに、茶々は憎しみを胸に秘め、少女から女へと成長する。 信長亡き後、その遺志を継ぐ豊臣秀吉に嫁ぐ。 子・秀頼を産み、母となるが、彼女の瞳は決して穏やかにはならない。 秀吉の豪快な笑い声に信長の残響を聞き、愛する我が子の瞳に呪われた血の影を見る。 豊臣家は茶々にとって、秀頼を守るための仮面であり、信長の血を断ち切るための刃だった。 時は流れ、大阪城が最後の舞台となる。 徳川家康の軍勢が迫り、天守を飲み込む炎が再び彼女の前に現れる。 侍女たちの叫びが響き、血が石畳を染める中、茶々は静かに笑う。 「終わりだ、信長。お前の呪いはここで消える」 秀頼の手を握り、炎の中に身を投じるその瞬間、彼女の心は解放を求めたのか、それとも虚無に呑まれたのか? 歴史の闇に埋もれた一人の女が、復讐の果てに見たものは何か。 浅井茶々――少女の純真さ、母の愛、復讐者の執念が交錯する、壮絶な運命の物語。 その結末を知ったとき、あなたはきっと目を離せなくなる。 ※注意※ 作者・常陸之介寛浩が書籍化している第4回歴史時代小説大賞読者賞受賞作品とは別時系列物語です。 豊臣秀頼の母として天下の頂点に立つ淀にまで成長していく茶々の人生フィクションをお楽しみ下さい。
大賞ポイント 8pt
文字数 184,044 最終更新日 2025.06.09 登録日 2025.05.08
歴史・時代 連載中 短編
 蔵屋家は白鳳・飛鳥時代から続く豪族であり、その権勢は備後地域一帯を支配し領土としての荘園を持っていたのである。    小説『くらや物語』の始まりである。  この小説は史実に基づく作品です。  物語は筆者である蔵屋日唱が脚色を加わています。  最近は異世界転生関連の作品が多くなりました。  そんな中、日本の古代史と言える歴史小説も面白いと思い立ち執筆するものです。  幸い、このくらや物語は私のご先祖の話なので、非常に執筆し易い。    この作品は第12回歴史時代小説大賞のエントリー作品です。  どうか、沢山の皆様にお読み頂き、この作品を応援して下さいますようお願い申し上げます。  どうか最後まで、お楽しみ下さい。  令和八年五月二十六日  蔵屋日唱  (自宅書斎にて)  
大賞ポイント 8pt
文字数 1,956 最終更新日 2026.05.26 登録日 2026.05.26
歴史・時代 連載中 短編 R15
天正3年5月21日、長篠・設楽ヶ原。 真田信綱・昌輝兄弟は、武田最強の赤備えを率いて織田の鉄砲三千挺の前に散った。 血に染まる赤い空の下、信濃先方衆は全滅。 武田の誇りは、潰えた。 ──それでも、真田家は終わらなかった。 翌月、弟・昌幸が家督を継ぎ、9歳の信幸と6歳の弁丸の前に現れたのは、まだ2歳の五郎だった。 「父上の隠し子か!?」と大騒ぎする兄弟と、必死に否定する昌幸。 竹トンボが舞う館は、今日も賑やかだ。 そして元服を迎えたばかりの信幸は、 伯父の菩提寺で、5年ぶりに従妹・千草と再会する。 亡父の形見の櫛を手に、彼女は静かに微笑んだ。 「また来てね、信幸殿」 設楽ヶ原で失われた命の重さと、 それでも続く家族の絆と、初恋の予感。 史実の狭間に生まれた、真田家の「もう一つの物語」を、三つの短編で綴る。 (小説家になろう、カクヨムにも同時投稿中)
大賞ポイント 7pt
文字数 9,347 最終更新日 2025.12.18 登録日 2025.12.16
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