「二時間」の検索結果
全体で31件見つかりました。
わたし、スカーレットは燃費が悪い神殿暮らしの聖女である。
ご飯は人の何倍も食べるし、なんなら食後二時間もすれば空腹で我慢できなくなって、おやつももりもり食べる。というか、食べないと倒れるので食べざるを得ない。
この調子で人の何倍ももりもり食べ続けたわたしはついに、神殿から「お前がいたら神殿の食糧庫が空になるから出て行け」と追い出されてしまった。
もともと孤児であるわたしは、神殿を追い出されると行くところがない。
聖女仲間が選別にくれたお菓子を食べながら、何とか近くの町を目指して歩いていたわたしはついに行き倒れてしまったのだが、捨てる神あれば拾う神あり。わたしを拾ってご飯を与えてくださった神様のような公爵様がいた!
神殿暮らしで常識知らずの、しかも超燃費の悪いわたしを見捨てられなかった、二十一歳の若き公爵様リヒャルト・ヴァイアーライヒ様(しかも王弟殿下)は、当面の間わたしの面倒を見てくださるという。
三食もりもりのご飯におやつに…とすっかり胃袋を掴まれてしまったわたしは、なんとかしてリヒャルト様のお家の子にしてもらおうと画策する。
しかもリヒャルト様の考察では、わたしのこの燃費の悪さには理由がありそうだとのこと。
ふむふむふむ、もぐもぐもぐ……まあ理由はどうでもいいや。
とにかくわたしは、この素敵な(ごはん的に!)環境を手放したくないから、なにが何でもリヒャルト様に使える子認定してもらって、養女にしてもらいたい。願いはただそれだけなのだから!
そんなある日、リヒャルト様の元に王太子殿下の婚約者だという女性がやってくる。
え? わたしが王太子殿下の新しい婚約候補⁉
ないないない!あり得ませんから――!
どうやらわたしの、「リヒャルト様のおうちの子にしてほしい」と言う願望が、おかしな方向へ転がっていますよ⁉
わたしはただ、リヒャルト様の側で、美味しいご飯をお腹いっぱい食べたいだけなんですからねー!
文字数 100,637
最終更新日 2024.06.01
登録日 2024.04.27
私、木村有里は極悪非道にして冷血漢、ラスボスみたいな社長、八木沢直真と結婚し、八木沢有里になった。
すきあらば、私の分身ともいえるキャラを消そうとし、ゲームは二時間なんて小学生みたいな約束をさせられる。
そんな結婚生活が始まったけど、転勤するって!?
「海外なら、単身赴任してください」
「理由は?」
「ネット環境の不安からですが?」
結局、一緒に転勤についていくことになったけれど、転勤先には直真さん狙いの女の子が現れて、私がいるのに遠慮のカケラもなく、直真さんに迫るし、その直真さんは「子供は作らない」と言い出した。
もしかして、これって離婚危機―――!?
★視点切り替えあります。
★R-18には※R-18マークをつけます。飛ばして読むことも可能です。
★『ネトゲ女子は社長の求愛を拒む』の続編ですが、単品でもお楽しみ頂けます。
文字数 77,613
最終更新日 2021.07.06
登録日 2021.03.04
「たった二時間で十万以上稼げるバイトあんだけどさ。一緒にやってみねえ?」きっかけはダチのそのひと言だった。詳しく話を聞いてみればゲイのAVに出演するバイトで……。「え? タチ役だと十万でネコ役だと三十万? なにその差、倍以上じゃん。てかタチとかネコってなに???」バイト料三十万円に釣られたノンケ大学生がネコ役でゲイビに出演しちゃうお話。※ムーンライトノベルズ様にも掲載しています。※完結しました!※続編『ゲイビに出演してアナルセックスに嵌っちゃったノンケ大学生って俺だけじゃないよね?』始めました!
文字数 37,118
最終更新日 2021.03.28
登録日 2018.02.12
真夏の昼下がり、海辺で西松しょう吉は、仕事もないので釣り竿一本で釣りをしていた。
二時間近く魚のあたりがなかった。
その時しょう吉は、沖から何か近づいてくるものに気ずいた。
それは、タコだった。
しょう吉は、タコからある物をもらい、やがてそのせいで村を巻き込む大騒動に発展しました。
どうぞお楽しみに!
文字数 3,556
最終更新日 2024.03.23
登録日 2024.03.23
高校のバトミントン部のマネージャーを務める主人公・後藤は常々部室の汚さに頭を悩ませていた。片付けがしたいとは思いつつも、主務の仕事や部員のサポート、洗濯と——やらねばならぬ事が多く、なかなか手出しが出来ない。
ある日やっとまとまった時間が取れ、部員の皆が個人トレーニングをしている中、後藤はせっせと部室を片付け始めた。が、二時間経とうが、四時間経とうが終わらない……。一人でやるには乱雑さに年季が入り過ぎていた。
そんな中、トレーニングを終え、部室へと戻ってきた男子部員の進藤。クールと言えば聞こえはいいが、ただの言葉足らずに近い彼が、突然手伝いを買って出てくれた。
二人で始めた大掃除。これならば今日中に終われるかもと思ったが、些細なトラブルから彼がいきなり豹変し——
○高校生×高校生・身長差・寡黙男子・片思い・マネージャーと部員という関係の二人のお話です。
【R18】の短編作品です。ご注意下さい。
文字数 22,417
最終更新日 2019.08.27
登録日 2019.08.26
二時間サスペンス×中世異世界ファンタジー?!
食糧庫で若い男の撲殺死体がみつかった。街の治安を護るストレングス部隊は捜査を開始する。捜査の結果、被害者は錬金術師のラクストであると判明。そしてなぜかその傍には荷物を適当に焼いた跡が。
ストレングス部隊の隊長(正確には地区隊長)は犯人を捕まえることができるのか。
グダグダな日常編はこちら↓
https://www.alphapolis.co.jp/novel/423043246/129650321
文字数 97,542
最終更新日 2022.03.16
登録日 2022.02.10
暗い森の中で誰かが笑ってるの。「うふふふ…」って気味悪く。私が「誰なの?」と聴いても答えは返ってこなくて、にやっと笑うだけ。それだけ。
…ピピピ…ピピピ
またあの夢だ。この夢は日に日に見る頻度が高くなっている気がする。最初見たときは確か、宇宙の星を見ながら歩いていたら突然穴に落ちて遥か遠くにやっと目視出来るぐらいの白い点のようなものが見えただけだった。
そして、日をおうごとに白い点が人に変わった。その人の顔は少し青白くて気味が悪い。
もう眠ることが出来ない。あんな夢は見たくない。
「唯~。お母さんもう仕事だから行ってくるねー。」
階段下から母が叫ぶ。
「うーん。行ってらっしゃいー」
ベットのなかから叫び返した。私はベットから体を起こし下へ降りた。ドアを開けるといつも通り綺麗なリビングが私を迎える。配置が生まれる前から変わらない戸棚に机、シワのないカーペットに、雰囲気に合った桃色のカーテン。いつもと何も変わらない。つまらない。母がいないことに心が鳥渡弾んでいる私は椅子ではなくソファーに腰を降ろし、朝食を座卓に運ぶ。
「いただきます。」
母には小さい時から厳しく育てられているのもあってある程度のことは1人でも出来る。別に悲しくない。テレビをつけて取りだめていたバラエティーを見ながら、狐色に焼かれた食パンにかぶり付く。私は幸せと孤独を手に入れた。
10時だ。休日だといってゆっくりし過ぎた。特にやることなんてない、勉強でもしよう。これでも毎回20位前後には食い付いている。さぁ勉強だ。
「あ…えっ」
起きたのは夕方だった。でも二時間勉強したからまだいいや。私は立ち上がりリビングに向かう。リビングの奥のキッチンに向かう。
エプロンもせず包丁を握り料理をし始める6時には料理が出来るように調整して、その間にお風呂に入る。これが私の休日の過ごし方だ。学生だからといって休日出掛けることなんて滅多にない、何回あっただろうか。別に関係ないや。どうでもいい。外からヒールの高そうな足音が微かに聴こえる。母が帰ってきたのだろう。早めに入ろう。
棚に入っているバスタオルを手に取ると窓から見える一番星は濁っていただけど
「綺麗…」
と言ってしまった。その瞬間私は穴に落ちた。深く深く深く深く暗く暗く暗いその穴に落ちた先は大きな鏡の前だった。そこにいたのは自分の口を包丁で切り裂いて笑いならが泣いているわたしだった。
「唯…唯…唯!!」
目を覚ますと目の前には洗面台の鏡が私を見つめていた。母が何度も叫び私を見つめていた起こした。
「ごめん。ぼーとしてた。あははは…」
「気を付けなさい唯。さぁご飯にしましょう。」
「はい。お母さん。」
私はゆっくり微笑んだ。
文字数 1,105
最終更新日 2020.03.01
登録日 2020.03.01
二時間目の授業中にそれは起きた。パァッと床に魔法陣が浮かび上がり、四十代の女教師1人、男子生徒14人、女子生徒14人は見知らぬ異世界の森の中に連れて来られた。
世界樹と名乗る謎の声は29人の目の前に指揮棒のような白い杖を出現させる。その杖で魔物が溢れた世界を救って欲しいそうだ。世界樹の枝で作られたその魔法の杖は、持ち主によって様々に変化するそうだ。
その29人の中に眼鏡をかけた黒髪ショートヘア、容姿端麗、頭脳明晰な生徒会長・一ノ瀬瑞季(いちのせみずき)もいた。多くの者が杖を握っても白いままだが、意思の強い者が握ると杖は色を変えていく。
そして、生徒会長が杖を握ると杖は紫色に色を変えていった。生徒会長の頭の中に『poison(毒)』の文字が浮かび上がる。そう、爽やかな生徒会長は実は腹黒だったのだ。
早速、生徒会長は使えない白杖の生徒達を見捨てる事に決めると、回復魔法を使える女子生徒1人を皆んなに気付かれずに誘拐した。毒杖で殺すと脅して、女子生徒に言う事を聞かせる。そして、魔物との戦闘で杖の成長の仕組みを理解する。けれども、二人だけで生き延びるのは難しかった。
生徒会長は女子生徒をレイプすると何食わぬ顔で皆んなの所に戻った。白杖を色付きの杖に変化させる方法が分かったからだ。もう何人か自分色に染められる白杖が欲しかったからだ。
生徒会長は爽やかな笑みを浮かべて皆んなを説得して、パーティ別にクラスメイトを分断させる。そして、3人の白杖の女子生徒を手に入れた。生徒会長は三つの白杖の最初の杖は食糧が作れる杖だと決めていた。
そして、生徒会長の思惑通りに女子生徒の杖が黄色になって、パンが作れる杖に成長した。食糧と水が確保できて女子生徒四人は喜んだ。生徒会長も腹の中で喜んだ。『これで誰も逃れられないパーティが完成したのだから』。
文字数 99,984
最終更新日 2021.10.25
登録日 2021.10.18
手を繋ぐ。そっと触れあう。歩く。二人きり。映画館でずっとずっと。二時間半手は触れたまま。街に出るとハンバーガーショップに立ち寄る。幸せかい?幸せだよ。そう話ながらコーラを飲み干す。古着屋でスニーカーを選ぶ。いわゆるペアルック。その場で履いて再び歩き出す。そしてメインのライブハウス。インディーズバンドを最後部から見渡す。二人してビールを飲みながら。ライブを見終えるとレコードショップへ。さっき観たばかりのバンドのレコード。君にあげるよ。ありがとう。と話ながら。手を離す。彼女はタバコに火をつける。俺は一本もらいまた火をつける。近くのペットショップで犬が吠える。カワイイね。買ってあげるよ。最後のプレゼント。別れ際。サヨナラ。外には白い雪よりて。
文字数 280
最終更新日 2022.12.24
登録日 2022.12.24
――あの日。まだ小学生だったボクたちは、異世界を救った英雄になった。
5人の中学生による異世界救済後のアフターストーリー!
中学一年生の赤星(あかぼし)マコトは、なにか大切なものを忘れてしまったような寂しさを覚えながら毎日を過ごしていた。ある日、東京シテイ最大規模のクリスマスマーケットへとやってきたマコトは、不思議な懐かしさを感じる氷の城のオブジェクトの前で、とある少女と目を合わせる。
その瞬間、思い出した。
自分は三年前の小学生のとき、目の前の少女とともに異世界を救ったのだと――。
桃園(ももぞの)ミサキ。イノシシも裸足で逃げ出す行動派美少女。
緑木(みどりぎ)タイシ。とことんマイペースな物知り変人眼鏡。
青葉(あおば)ユウ。怒らせると怖い「みんなのお母さん(♂)」
黒鐘(くろがね)エリヤ。圧倒的な存在感を放つ人外美形な俺様。
個性的な仲間たちと次々に再会を果たすマコトだったが、彼らとイベントを楽しんだりビュッフェを満喫しているうちに、ふとしたことがきっかけで大切なことを思い出してしまう。
「ボクたちには、六人目の仲間がいたはずなんだ!」
もしかしたらアイドルになっているかもしれないその仲間と、一体どうやって出会えばいいのか。
手段を求めて奔走するマコトたちに、なぜか異世界で倒したはずの氷の女王の影が忍び寄って――!?
デコレージョンという超最先端映像技術や動物型ロボットなどが普通に存在する近未来世界を舞台に、二時間映画として映像化しても飽きないようなワクワクする展開を盛り込みました。個性の強めなキャラによるコントのような掛け合い、ちょっとしたバトルアクション、音楽と演出を意識したラストシーンなど、とにかく楽しんでいただけたら嬉しいです。
文字数 106,430
最終更新日 2022.11.30
登録日 2022.11.13
これはあの世とこの世、どちらでもない世界の話。「魂の都」そこは現世で刈り取られた汚れた魂の吹き溜まり。
手違いにより刈られてしまった爽音の魂は、狐の半獣「紺」の手を借り、豊かな都での生活をスタートする。
少し書きためているので二時間ごとに更新します。
文字数 25,313
最終更新日 2017.05.28
登録日 2017.05.14
「これより入学試験遊戯を開始する」
マイクを持った女性教師は、総勢三千人の前に立ち、入学試験遊戯の開始を宣言した。
各三大都市圏に一校ずつ建てられたこの学校は、遊戯の強さが全てだ。
中学の成績も、出席日数も関係ない。ただ、遊戯《ゲーム》が強ければそれでいい。
「ここが、今日の試験会場だ」
仮想現実空間に飛ばされた俺達が見た光景は――超巨大カジノ。それが今日の会場らしい。
ルーレットにブラックジャック。ポーカーにスロット。
更にはオリジナル遊戯もある。
入試の合格条件は、十二時間で1000チップを10万チップに増やし、尚且つ上位70%に入らなければならない。
【さぁ、遊戯のお時間です】
文字数 18,682
最終更新日 2022.09.17
登録日 2022.09.16
魔王の息子であるクレフ=クレイジーハートは、十四歳の誕生日を迎えたその日から、この世界にある一つのダンジョンの運営を任せられていた。
父から派遣された二人の側近、妹のミルメア=クレイジーハート、そして何人かの昔からの仲間とともに、ダンジョンに攻め入る勇者の相手をする、少し退屈で、しかし平穏な日々を送っていた。
そう、その日までは。
これは、彼が縁もゆかりもなかった世界の姫君を勇者よろしく守ることになるまでの、
七十二時間ほどの、短い、お話。
文字数 126,388
最終更新日 2019.05.23
登録日 2019.05.06
真由は十二時間おきに記憶喪失にかかると言う奇病にかかっていた。
でも医者へは行かない。
これによりラッキーなことばかり続いて起きているからだ。
仕事である広告コピーが、クライアントから絶賛され
会社の社長賞五十万をもらったのだ。
しかも憧れの制作ディレクターの先輩とデートの約束までしていた。
現実の私にはできないことばかりだ。
文字数 2,387
最終更新日 2020.05.13
登録日 2020.05.13
電波な中学生である沙羅川糸姫(さらかわいとひめ)。
教室の授業中に魔女が呼んでいると公言すると、教師の制止を振り切って教室を出ていった。
裏山を散策している途中に洞窟を見つけると、スマホの明かりを頼りに洞窟に入る。
洞窟の途中で足を滑らせて洞窟の地下に落ちる。
しかし、糸姫は洞窟の探索を止めない。
気づけば二時間くらい歩いていた。
そして辿り着いた洞窟の深層部。
そこには門があった。
文字数 287
最終更新日 2021.04.21
登録日 2021.04.21
「私、せんぱいが好きです。大好きです。愛してます。
だから……死んでください?」
平穏な生活を送る平凡な高校生、青柳ツツジ。
車椅子に乗る病弱で儚げな少女、弟切ネム。
不思議な現象が起こる離島で、二人が出会ってから三年。
一日二時間。
夕暮れ時、午後五時から午後七時。
日常の合間に繰り返される、狂愛の鬼ごっこ。
登録日 2017.09.30
真夜中のトイレで自分の身体が二十才に若返っていることに気がついた山野部長(五十四才)。
検証により毎日二時間だけ若返っていることが判明した。
身体だけでなく性欲も若返っていて、部下の青木(二十八才)に抱かれることを妄想しながら自慰に勤しむ日々だ。
だんだんと欲が出てきた部長は、二十才の姿で青木に会いたいと考え、行動に移す。
そこから始まる二人の、微妙にズレてはすれ違う愛の物語。
全八話
文字数 43,353
最終更新日 2023.11.02
登録日 2021.09.05