「釣書」の検索結果
全体で21件見つかりました。
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件
気がついたら、結婚式直前の支度の真っ最中。
自分は三十で、相手はなんと齢十歳の少女。
結婚式待ったなしの状況で、必死に思い出す。
自分は若くして辺境伯に着いたバルド・フォン。統治者としてはまあまあ妥協点、戦闘力に関しては国一、他人や自分にすら興味を持てないめんどくさがり屋。周りが結婚結婚結婚と煩くて、適当に山の釣書から適当に引き当てたのが、ベルド伯爵家長女エミリアだった。
記憶の断片が脳裏に浮かぶ。
ああ、そうかこれは、前回の記憶。
このままいけば、エミリアは悲惨な末路を迎える。そして自分がいずれ犯す大罪も、それにより嘆き悲しむ大切な人達、不幸になる関係のない人達。
そんなこと、させてたまるか。
エミリアを幸せにして、凄惨な未来を回避してみせる、とバルド・フォンは誓い、行動する。
恋愛第二弾。
見切り発車の思い付きです。
もろもろ誤字は優しくスルーしてください。
文字数 7,820
最終更新日 2024.06.10
登録日 2024.06.08
「君は、辞退しようという気にはならないのか」
今日も今日とて、彼を侮る高位貴族の子弟が学園内で子爵家の次男を呼び止める。誰だか知らないが、知らなくても誰かは分かる。その用事も。
「子爵家の次男ごときが、本当に自分が彼女の夫として相応しいとでも思っているのか?」
「あ、その件でしたら公爵家の方へ直接お願いしますね」
「なに……?」
「そもそも婚約者を公募なさったのは公爵家ですし、公募自体も公女さまご自身のご意向だと伺っております。私をお選びになったのも公女さまご自身だと、当の本人から伺っておりますので」
「くっ、それは」
「ですのでご不満がお有りなら公爵家に、そして公女さまに直接申し上げてくださいませ。では」
そこまで言い捨てて一礼し、子爵家の次男は踵を返す。まさか反論されると思っていなかったようで驚きに顔色を染めていたが、知ったことではない。
やれやれ、自分だって釣書を送って、その上で落選したんでしょうに。相手がしがない子爵家だからって、思い通りにしようとか傲慢ですよ先輩?
筆頭公爵家には女児がひとりしか生まれなかった。男児の誕生を期待したものの結局生まれずに、唯一の娘である公女は正式に跡継ぎとなった。
その公女の婚約者を、なんと広く公募して決めると公爵家が表明したのだ。たちまち彼女の元には応募の釣書が殺到した。
そんな公女に悲劇が訪れる。学園の放課後に友人たちと街遊びに行って、ひとり公女だけが誘拐され乱暴されたのだ。
純潔を失ったことで、公女の婚約者への立候補者たちはみな辞退していった。そうして中々決まらなかった彼女の婚約者は、公募開始から2年を経てようやく決まった。
なんと、しがない貧乏子爵家の次男だったのだ。しかも決まったというのにふたりの仲はどう見ても険悪で、だから一旦は辞退した高位貴族の子息たちも色めき立った。
そういうわけで、今日も子爵家次男の元には婚約者を辞退するよう迫る子息たちがやって来る。公女とその婚約者が何を画策しているか知らぬままに。
そんな中、王国の第三王子が声高に宣言したのだ。公女の誘拐暴行事件の犯人が、他でもない子爵家次男だと⸺!
◆例によって設定なし、主役のふたり以外に名前はありません。全11話、1話あたり約1500字ですっきりハッピーエンド。年内完結予定。
◆この作品は小説家になろうでも同時公開します。
◆HOTランキング(女性向け)初登場50位!新年からお読み頂きありがとうございます!
文字数 18,136
最終更新日 2023.12.31
登録日 2023.12.21
★妹編・・・ブラックコメディ・因果応報・自業自得
残酷度数は5段階の3ぐらい。具体的残酷描写は一切ありません。血や残虐描写なし。因果応報もの。
私は、アーメッド王国の第二王女のクリスティ。ある日、王妃(お母様)は、お姉様の結婚相手にイグナ王(エメラルド王国の国王)を選んだ。私は、その釣書を見て一目で気に入ったわ。
素晴らしい美貌で、剣の達人に弓の名手だって書いてあった。おまけに、料理も上手だって・・・最早、神よ。
「お母様、私の結婚相手と交換して!」お願いしても、わがままをいつもきいてくれるお母様は、今回に限っては、交換してくれない。
私は、お姉様に・・・
嫁ぎ先で、私を待っていたのは・・・えぇーー、こういうことだったの?
★姉編・・・溺愛・ハッピーエンド・甘々
妹の結婚相手に嫁いだ姉の恋物語。溺愛まっしぐら。
※ファンタジー寄りの恋愛小説です。ワイバーン(竜)出てきます。
文字数 21,433
最終更新日 2021.03.29
登録日 2021.03.18
自分には婚約者がいて当たり前、という12歳の侯爵家リラ令嬢。いろいろあらを探すように断っていると、婚約者がいて当たり前、15歳になった時には1通のみ!仕方ないから会ってあげる。と会ってみると、リラ嬢の嫌いな平民だけど、見た目がバッチリ。
逢瀬を重ねる事しばらくして、リラ嬢のデビュタント当日、事件は起こるのです。
文字数 35,176
最終更新日 2024.04.16
登録日 2024.04.07
私は貧乏男爵家の四女アロイーズ。容姿にも自信がなかった私は、貴族令嬢として生きるよりは仕事を持って生きようとした。看護婦養成所に行き、看護婦となり介護の勉強もし、大きな病院に勤めたのだ。
「貴族のくせにそんな仕事に就いて・・・・・・嘆かわしい」
「看護師なんて貴族令嬢のやることじゃないわよね」
社交界ではそんな評価で、両親も私を冷めた目で見ていた。だから、私は舞踏会や夜会に出ることはなかった。その夜会に出る為に着るドレスだって高価すぎて、私には分不相応なものだったから。
それでも私はこの仕事にプライドを持って、それなりに充実した暮らしをしていた。けれどお父様はそんな私に最近、お見合い話をいくつも持ってくる。
「お前は見栄えは良くないが、取り柄ができて良かったなぁ。実はマロン公爵家から結婚の申し込みがきている」
「公爵家からですか? なにかのお間違いでしょう?」
「いいや。マロン公爵の父上で後妻を希望なのだ」
「その方のお歳はいくつですか?」
「えっと。まぁ年齢は70歳ぐらいだが、まだ若々しい方だし・・・・・・」
私にくる結婚の釣書は、息子に爵位を譲った老貴族ばかりになった。無償で介護をするための嫁が欲しいだけなのは想像できる。なので私は一生、独身でいいと思っていた。
ところが、ドビュッシー伯爵家の麗しい次男クレマンス様から結婚を申し込まれて・・・・・・
看護婦養成所や介護師養成所などあります。看護婦はこの異世界では貴族令嬢がする仕事ではないと思われています。医学的にはある程度発達した異世界ですが、魔女や聖獣も存在します。青空独自のゆるふわ設定異世界。
文字数 15,318
最終更新日 2022.08.19
登録日 2022.08.12
*3万文字くらいの完結済投稿です*
王立図書館で働く私に、毎日届く婚約の釣書。
祖父はどうしても私を結婚させたいらしい。
そこで私は、一芝居打つことにした。
「私、今まで言えなかったのですが、人と違う嗜好があるのです。それがない殿方にこの身を預けるなど、死んでも嫌です」
「……はあ。その嗜好とやらを言ってみなさい」
「……犬耳と尻尾が生えていない殿方と寝所をともにするなんて、死んでも嫌なのです!! あと、仕事を続けることを許してくれる方、というのはゆずれません!!」
けれど、私はこのとき想像もしなかった。
まさか、王国の英雄、騎士団長様が、犬耳と尻尾を生やして、私に婚約を申し込みに来るなんて。
*小説家になろう短編ランキング日間1位ありがとうございました*小説家になろうにも投稿しています。
文字数 30,740
最終更新日 2023.09.16
登録日 2023.09.14
* 本編完結後よりR18となります。ほのぼのラブコメ。
完璧な結婚相手を探す兄トリスタンの元に、デュランス伯爵家より、俺の憧れの人シェネイとの釣書が届いた!
「兄上、譲って下さい! 俺、恋愛結婚がしたいんです!」
のほほんとした次男のイライアスが、婚約者を奪われた過去のある3つ年上のシェネイと結婚するために頑張る話です。
* 本編は9話程度+その後の話Rシーン含む(※マーク有)3話程度の予定。
* コメント欄にネタバレ配慮しておりませんのでご注意ください。
* 表紙はCanva様で作成したものを使用しております。
文字数 35,536
最終更新日 2022.03.28
登録日 2022.03.18
【完結済み】
「レイチェル・カルべ! 俺を金で買い、ミラを犬扱いし、父に土下座をさせ楽しんでいた性悪女め! 貴様との婚約を破棄し、俺は愛するミランダと結婚する!」
婚約者のアルフレッド様はそう叫ぶと、公衆の面前で私を突き飛ばした。
アルフレッド様のお隣には桃色の髪に華奢な体格の可憐な少女ミランダ様がおりました。
卒業パーティーで婚約破棄された傷物の私をお嫁に貰ってくれる人なんておりませんわ、このままでは私行き遅れ確定ですわ。
ですが私の予想に反し一枚の釣書が送られてきて……。
「ショートショートガーデン」のお題を元に作成いたしました。他のサイトにも投稿しております。
表紙素材はあぐりりんこ様よりお借りしております。
「Copyright(C)2021-九頭竜坂まほろん」
後日談は反応が悪かったので削除しました。
文字数 9,054
最終更新日 2021.09.18
登録日 2021.09.17
王宮で侍女を勤める主人公。貧乏貴族の長女である彼女は、妹たちのデビュタントと持参金を稼ぐことに必死ですっかりいきおくれてしまった。
しかも以前の恋人に手酷く捨てられてから、男性不信ぎみに。おひとりさまを満喫するため、仕事に生きると決意していたものの、なんと41歳の誕生日を迎えるまでに結婚できなければ、城勤めの資格を失うと勧告されてしまう。
もはや契約結婚をするしかないと腹をくくった主人公だが、お見合い斡旋所が回してくれる男性の釣書はハズレればかり。そんな彼女に酒場の顔見知りであるイケメンが声をかけてきて……。
かつての恋愛のせいで臆病になってしまった女性と、遊び人に見えて実は一途な男性の恋物語。
この作品は、小説家になろうにも投稿しております。
扉絵は汐の音さまに描いていただきました。
文字数 8,022
最終更新日 2021.04.16
登録日 2021.04.16
呪われた、醜い顔のブランデリア伯爵当主ローセントは、国有数の資産家であるにもかかわらず、婚約話ひとつ舞い込まない。そんな伯爵の下に、ある日釣書が届く。一回り以上歳の離れたベリル伯爵家の娘ルゥルゥ。かなり財政状況は厳しいと噂の家だ。本当にこの家にやって来たら、その勇気に免じて資金援助をしてあげよう。けれどこの令嬢、何かいろいろおかしいんだが。 ※全14話です。かすかにオトナな表現がありますので、念のためのR15です。ご都合主義ですので、サラッと読んでいただければありがたいです。 *R5.8/13にHOTランキングに入っていてびっくりしました。みなさまありがとうございます! *お気に入り登録が200を超えておりました。感謝を込めて、1話番外編をお届けいたします。本当にありがとうございます。R5.8/16 ※R5.11/3らがまふぃん活動一周年記念として、一話お届けいたします。
文字数 33,522
最終更新日 2023.11.03
登録日 2023.08.11
アリアベルは、世界一の魔術師である大賢者の弟子。彼のおかげで、落ちこぼれだったアリアベルは一人前の召喚師になることができた。
幼い頃からずっと面倒を見てくれている年の離れた師匠をずっと一途に想い続けるアリアベルは、言葉でも態度でも何度も好きだと伝えているけれど、なかなかうまくいかない日々。
保護者としてだとはいえ特別大切にされている自覚はあるだけに、諦めることもできずにいた。
そんな成人間近のある日、アリアベルはなんと他でもない師匠に「お見合いをしろ」と釣書を渡される。
……なるほど、ついに私はきっぱり振られたというわけですね。
もうここにはいられません。私、出て行きます!
召喚術を駆使して、アリアベルは過保護な師匠からの逃亡を実行した。
※糖分多め(当社比)
※小説家になろう様にも投稿しています。
※旧題:大賢者の事情〜大好きな師匠は、いつまでたっても私に振り向いてくれません!〜
文字数 13,599
最終更新日 2020.09.21
登録日 2020.09.20
王国騎士団副団長直属秘書官――それが、サーシャの肩書きだった。上官で、幼馴染のラインハルトに淡い恋をするサーシャ。だが、ラインハルトに聖女からの釣書が届き、恋を諦めるために辞表を提出する。――が、辞表は目の前で破かれ、ラインハルトの凶悪なまでの愛を知る。
文字数 19,428
最終更新日 2020.06.10
登録日 2020.02.07
友人たちから届く結婚式への招待状、両親からの結婚はまだかという催促、祖母から届くお見合いの釣書。どんなに結婚をすすめられても私には結婚できない理由がある。
※アイドルにガチ恋している少女と推しが付き合うまでのあれこれ。
文字数 699
最終更新日 2022.09.13
登録日 2022.09.13
屋敷に、私を迎えに来た婚約者が二人います。本物の隣国の王子様はどちらなのでしょう?
釣書によると、彼は猫アレルギーらしいので、試してみたら……
文字数 2,710
最終更新日 2023.10.02
登録日 2023.10.02
王子の釣書を見た瞬間、私、フィティア・ヴィヴィテールはあることを思い出す。……この、今私が暮らしている世界は、前世の私が作った小説「光の乙女は幸せを願う」の中の世界だと。そして、私はその中に出てくる、途中で亡くなる当て馬悪役令嬢なのだと。
このままいったら5年後には死んでしまう。と、いうことで回避のために領地で引きこもっていることにした。
引きこもり計画のためにまずは何をするか。とりあえず、赤字領地を立て直そう!
全ては未来の自分の幸せのために、頑張ることにいたします。
文字数 6,374
最終更新日 2023.07.16
登録日 2023.04.24
王命にて妻を迎えることになった辺境伯、ライナス・ブライドラー。
強面の彼の元に嫁いできたのは釣書の人物ではなく、その異母姉のヨハンナだった。
どこか心の壊れているヨハンナ。
そんなヨハンナを利用しようとする者たちは次々にライナスの前に現れて自滅していく。
ライナスにできるのは、ほんの少しの復讐だけ。
※恋愛要素は薄い
※R15は保険(残酷な表現を含むため)
文字数 15,557
最終更新日 2021.06.15
登録日 2021.06.10
あたくし、子爵令嬢のレイラと言います。
今年18歳になります。
本当であればもう結婚していておかしくない年齢ですが、はっきり言って行き遅れです。
妹には仕切りなしに釣書が舞い込むのですが私にはいっさいありません。
そんな時、王家の王太子殿下が婚約者を決めることになったのです。
それはこの国にいる令嬢すべてが対象です。
はっきり言ってあんな殿下の婚約者になりたくないので年頃の令嬢はとっとと結婚してしまうのですが……王家はそんなこと知りません。
だってあんな意地悪な王子さまの婚約者になったら、一生嫌味を言われ過ごさなければならないんですよ!!!!!!
それなら一生独身でいいです!!!!!
どうせ選ばれないと思い気楽に行ったのに何で!!!!!
文字数 5,186
最終更新日 2021.05.25
登録日 2020.10.05
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