若松だんご

若松だんご

思いついたら何でも書く、雑食性(!?)物書きです。よろしくです。PIXIVさま、小説家になろうさまにも投稿してます。
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ホラー 完結 短編 R15
 夢を見た。  とても悲しい夢。誰かが私を呼んでいる!?  誰⁉ 誰なの!?  涙とともに目覚める朝。  起きてしまえば、夢にかかずりあってるヒマはなく、いつものOLとしての日々が始まる。  草津杏里、28歳。同僚で男友達の瀬田和樹とわりない仲となるものの、特にそれ以上のこともない日常。  くり返し見る夢。くり返される日常。  私を呼ぶのは、いったい誰―――!?  遠く過去から私を呼ぶ、誰かの悲痛な声。  その声に応えた時、夢と現実の境が消えてなくなる。
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小説 201,090 位 / 201,090件 ホラー 7,343 位 / 7,343件
文字数 28,981 最終更新日 2023.02.10 登録日 2023.02.10
ホラー 完結 ショートショート
 関西の住宅地にある家を探る男の話。男はショルダーバッグを肩にかけ、その家の噂話を耳にする。 *     *     *     *  この話を読む前に、アナタの部屋を見回してください。一人暮らしなら、実家を思い出してください。  そして家族を思い浮かべてください。彼ら(彼女ら)との関係を考えてください。  それからじっくりと読んでください。  そうすることで、怖さが伝わる…といいなあ。(弱気)
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小説 201,090 位 / 201,090件 ホラー 7,343 位 / 7,343件
文字数 16,599 最終更新日 2023.02.05 登録日 2023.02.05
恋愛 完結 長編 R18
 伯爵家でキッチンメイドとして働いていたリーナは、空から降ってきた灰色猫を助け、不思議なひとときを猫と過ごす。  数か月後。一方的な理由で伯爵家を解雇され、次の新たな勤め先となった公爵家の屋敷で、猫と再会を果たす。猫を〈アッシュ〉と名付け、再会を喜ぶリーナ。  その一方で、リーナは屋敷の主であるヴィッセルハルト公爵家の嫡男、クラウドという人物を知ることとなる。  銀灰色の髪、深い青色の瞳の主には、なにか秘密があるようで……⁉  「リーナ、お前の協力が必要なんだ」  クラウドの言い出した、とんでもない協力とは……⁉
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文字数 94,436 最終更新日 2023.01.31 登録日 2023.01.17
恋愛 完結 長編 R18
「お前に期待するのは、その背後にある実家からの支援だけだ。それ以上のことを望む気はないし、余に愛されようと思うな」  新婚初夜。政略結婚の相手である、国王リオネルからそう言われたマリアローザ。  持参金目当ての結婚!? そんなの百も承知だ。だから。  「承知しております。ただし、陛下の子種。これだけは、わたくしの腹にお納めくださいませ。子を成すこと。それが、支援の条件でございますゆえ」  金がほしけりゃ子種を出してよ。そもそも愛だの恋だのほしいと思っていないわよ。  出すもの出して、とっとと子どもを授けてくださいな。
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文字数 76,180 最終更新日 2023.01.27 登録日 2023.01.27
 ――リーゼファ・アインローゼ。汝をナディアード殿下付き護衛に任命する。  憧れのナディアード殿下のおそばに♡ 護衛なんだから、ずっと一緒にいられるのよね♡ いっぱいお守りしちゃって、「リーゼファ」なんて名前まで呼ばれるほど仲良くなったりして♡  そして、そして、そして……。  ――きみといると、僕はただのナディアード、一人の男として安らぎを感じるんだ。  ――殿下……。  ――二人っきりの時は、「殿下」ではなく、「ナディアード」と名前で呼んでくれないか。  ――ナ、ナディアードさま……。  なーんて甘い展開が待ってたりして……キャーッ!!  とかなんとか、頭のなかでイロイロ妄想するけれど、実際の私は、表情一つ変えない(変わらない)し、口に出して何かを伝えることもない。頬を染めたこともなければ、眉一つ動いたこともない。  寡黙な父と厳格な祖母に育てられた結果、ついた二つ名は、「氷壁」。  氷のように冷たく、硬く、取り付く島のない女。  騎士として充分な実力を備えているものの、女性としては面白味もかわいげもない。  今日も、脳内煩悩を爆発させながら、黙々と護衛の任に就く。  思考と現実。ギャップ激しい一人の騎士の物語。
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文字数 85,170 最終更新日 2023.01.17 登録日 2023.01.17
恋愛 完結 長編 R15
 公爵令嬢、エリーズ・ルロワは断頭台にいた。  王太子、フェルディナンの新たな婚約者となったアンジェリーヌ嬢をイジメた。たったそれだけの理由で。  私、イジメてなんかいないわ。なにもしていない!! 冤罪よっ!!  エリーズがどれだけ叫ぼうと、処刑は変わらない。粛々と刑は執行され、首が落とされた……はずだった。  次にエリーズが気づいたのは、自分の寝台の上。そこは三か月、時が巻き戻った世界。  私、タイムリープしたの!? 私、生きてる!?  そして思い出す前世。前世の自分は「日本」という国の普通のOLだったこと。  ……いいわ。前世の知識も総動員して断罪回避よ。  あんな奴らに両親も誰も殺させやしない。  私たちを殺す!? 資産を奪う!?  いいわ、そっちがその気なら、こっちもやってやる。よろしい、ならば革命よ!!
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文字数 47,327 最終更新日 2022.08.21 登録日 2022.08.05
 「ねえ、リュリ。アナタ、協力してくれるわよね」  ローゼリィお嬢さまの一言で始まった、とんでもないお願い。  お嬢さまは、あたしたちのいるこの世界とは別の所、異世界からの転生者で、今いるこの世界は、「ゲーム」のなかなのだと言う。そしてお嬢さまは、「悪役令嬢」。主役の女の子をイジメて、婚約破棄、断罪、下手すりゃ処刑という、最悪な未来の待つお立場なのだ。  ――げぇむ?  ――てんせい?  ――あくやくれいじょう?  なんのことやらサッパリわかりませんが、とにかく、あたし、リュリはお嬢さまのためにガンバリマスッ!! 最悪な未来を回避するために、なんだってお手伝いいたしますともっ!!  ……って、え!?ええっ!?  お手伝いって、まさか、お嬢さまの身代わりに学園に通うことなんですかっ!?  いや、それは、ちょっとさすがに。  しかも、そこにはお嬢さまを破滅させる未来を引き寄せてしまう、「攻略対象者」の皆さまもいらっしゃるのっ!? それも七人っ!!   うえええっ!! あたし、バレずにお嬢さまのフリ、出来るんでしょうかっ!!  ええいっ、こうなったら、女は度胸よ、根性よ。やってやろうじゃない……の、って。やっぱり無理です、お嬢さまぁ!!
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文字数 118,187 最終更新日 2022.08.02 登録日 2022.08.02
恋愛 完結 長編 R15
 「リリー。アナタ、結婚なさい」  それは、ある日突然、おつかえする王妃さまからくだされた命令。  まるで、「そこの髪飾りと取って」とか、「窓を開けてちょうだい」みたいなノリで発せられた。  お相手は、王妃さまのかつての乳兄弟で護衛騎士、エディル・ロードリックさま。  わたしのあこがれの騎士さま。  だけど、ちょっと待って!! 結婚だなんて、いくらなんでもそれはイキナリすぎるっ!!  「アナタたちならお似合いだと思うんだけど?」  そう思うのは、王妃さまだけですよ、絶対。  「試しに、二人で暮らしなさい。これは命令です」  なーんて、王妃さまの命令で、エディルさまの妻(仮)になったわたし。  あこがれの騎士さまと一つ屋根の下だなんてっ!!  わたし、どうなっちゃうのっ!? 妻(仮)ライフ、ドキドキしすぎで心臓がもたないっ!!
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文字数 72,812 最終更新日 2022.08.01 登録日 2022.07.30
 ――俺、入れ替わってる!?  俺、瀬戸和樹は、ある日起きたら、見知らぬ女性のなかにいた。  見知らぬ……!? いや、知ってる。これ、母さんの身体だ。それも22年前の。  1999年の年末。俺は、そこで母さんになっていた。  ちょうどその時期は、母さんが俺を妊娠する時期で。ってことは、ここには俺の知らない父さんがいるわけで。  誰が俺の父さんなんだ? んでもって、いつになったら元に戻るんだ?  母さんとして過ごす日々。母さんと仲のいい男性たち。俺の知らない母さんの過去。今さら父さんが恋しい歳でもないけど……やっぱり気になる、父さんのこと。  母さんと縁があるのは、幼なじみの「ヤマト」と「タカヒロ」。このどちらかが父さんなんだろうけど。  ヤマトは研究のためアメリカに旅立つし、残るはタカヒロか? タカヒロが俺の父さんなのか?  そんな時、ヤマトが倒れたと知らせが入る。病におかされた彼の生命はそう長くない。  死ぬ間際の人間だからか。ヤマトは、母さんのなかにいた俺を見つけてくれた。  そして。  ―-生まれてくれてありがとう、と。  これは、俺が「俺」を知るための物語。  俺が、父さんと母さんから受け取ったものを未来へと繋いでいく物語。
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小説 201,090 位 / 201,090件 青春 7,385 位 / 7,385件
文字数 21,435 最終更新日 2022.07.30 登録日 2022.07.30
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