若松だんご

若松だんご

思いついたら何でも書く、雑食性(!?)物書きです。よろしくです。PIXIVさま、小説家になろうさまにも投稿してます。
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恋愛 完結 短編 R18
グリエントの第一王女、ルーチカは、長く敵対していた敵国の長、シュターデル公と結婚する。 両国の和平を恒久とするために。 しかし、この結婚には裏があった。 ルーチカは、子を孕めない。 十八歳になった彼女は、体こそ女らしく育ったけれど、月のものが訪れてない半端者だった。彼女の父、グリエントの王は、それを知った上で、敵に嫁がせた。 王であれ公であれ、後継者は正統な結婚で生まれた子女にしか許されていない。子を孕めないルーチカが公妃となれば、シュターデル公の血筋は絶える。そして、現シュターデル公は、現在の公家唯一の人物。 幾万の兵を送るより簡単に、容易くシュターデルを倒すことができる。後は、娘の嫁ぎ先だからとか親族なのだからとかなんとかで、シュターデルを王国に併呑してしまえばいい。 ――そんなこと、させないわ。 女じゃないと、母国で虐げられてきたルーチカ。 彼女は、結婚を前に夫となる公にすべてを打ち明け、とある作戦を提案する。 それは彼女が死ぬこと。 不幸な事故でルーチカが死ねば、公は再婚できる。グリエントからの難癖を避けて、後継者を残すこともできるようになる。 夫が殺したのではないか。グリエント側に疑われないように、挙式とその後、仲睦まじい夫婦の演技を求めたルーチカだけれど。 夫、ラスティンの思惑は少し違ったようで? 子を孕めない王女と、彼女を想う公のすれ違い恋愛物語。
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小説 726 位 / 233,344件 恋愛 391 位 / 67,287件
文字数 25,719 最終更新日 2026.10.05 登録日 2026.09.28
恋愛 完結 短編
幼い頃、身代金目当てで誘拐された令嬢、ノエル。 十歳になった頃、ずっとノエルを捜していた父に見つけられ、屋敷に戻る。 ノエルの母はノエルが戻ることを願いながら亡くなっており、代わりに兄が屋敷で待っていた。 ――兄? わたしに兄妹いたの? 兄、セシュレイは、血のつながった兄ではなく。ノエルがいなくなったことで、とりあえず家の後継者として連れてこられた養子。 だけど。 ――本当に、この娘がノエルなのですか? ものすごく。もんのすごぉぉくノエルをバカにする兄。 字も書けない。マナーも知らない。拾った家族に虐待されて育ったノエル。令嬢らしくなくて悪かったわね! フン! わたしだって、アンタなんか大っ嫌い! ちょうどセシュレイは、全寮制野学校に進学するタイミングだったらしくて、屋敷に入ったノエルと入れ替わるように家を出ていった。 ――ちょうどいいわよ。アイツの顔なんて見たくもないもの! わたしはわたしで、離れてた寂しさを埋めるため、お父さまと仲良く暮らすわ! それから八年後。 体調を崩した父のため、アイツが都に戻ってくる。令嬢らしくないとバカにしたアイツ。 いいわよ。この八年間で令嬢らしく慎ましやかに賢く育ったわたしを見て、驚きなさい! ……なんて意気込んでいたノエルだったのだけれど。 義兄は、いっしょに暮らすつもりはないようで? ぎこちない、義理の兄妹の恋の始まり物語。
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小説 10,335 位 / 233,344件 恋愛 4,633 位 / 67,287件
文字数 33,795 最終更新日 2026.09.20 登録日 2026.09.11
恋愛 完結 長編 R18
リエル・グランセットは、公式愛妾になりたかった。 領地で相次ぐ冷害、獣害。流行り病での両親の死。領地と外をつなぐ橋の崩落。 増える借金、餓える領民。 それをなんとかする手立てが、国王の公式愛妾だった。 公式愛妾になれば、王様からどれだけでもお金の引き出し放題。今までどれだけ国に惨状を訴えても助けてくれなかったけど、 公式愛妾になれば、愛しい女からのおねだりなら、お金なんて気前よくポンッと出してくれるでしょ? 親もなく、あてになるような婚約者もいない。 なけなしのお金をはたいて王都に出てきたリエル。髪を染め、胸を盛り。さっそく王様ホイホイできたのはいいのだけど。 公式愛妾として王宮に上がるには、結婚して、夫がいることが条件。 なんですって――っ⁉ 妾になるのに、夫がいるの? そして、王様がリエルの夫にと選んだのは、王様の近習、ラーゼイン・アグスレーネ。侯爵家の次男。 若い彼と見た目だけはお似合い、中身は形だけの冷たい夫婦になる。 けれど。 (ふしだらな女と思われてるのかしら) 王様に取り入ろうとする、権力欲と淫らな欲にまみれた女。だから、夫婦になってもそっけない態度のままなのかしら。 本当は、亡くなった両親みたいに、互いを慈しみ想い合う、愛ある結婚がしたかったのに。そういうのを夢見てきたのに。 ラーゼインの態度に、一人傷ついていくリエル。でも、それを望んだのは、まぎれもなく自分で。彼は巻き込まれただけの可哀想な人で。領地のためとはいえ、身を差し出すわたしを軽蔑しても当然で。 そんな時、ラーゼインにリエルの本当の姿を知られてしまい――? 目指せ、公式愛妾! 守れ、我が領地! 十八歳のリエルの、孤軍奮闘(ひょんなことから)溺愛されます物語。
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小説 10,769 位 / 233,344件 恋愛 4,862 位 / 67,287件
文字数 111,198 最終更新日 2026.09.18 登録日 2026.08.21
ファンタジー 完結 短編
剣は、その担い手となる人の力によって、姿を顕現させる。 剣綬の儀。三口の剣が、三人の皇子の前に用意された。 一の皇子は、火を操る。生まれた剣は、大剣。燃えるような赤い髪の剣精だった。 三の皇子は、光を操る。生まれた剣は、やや小ぶりの剣。金色の光る髪の剣精だった。 二の皇子は、無能。生まれた剣は、普通の剣。普通の女性にしか見えない剣精だった。 火、土、金、水、木。 そんな力のある世界で、真っ黒な髪の平凡な容姿で生まれてしまった、名も授けられない剣精。 担い手が、アイツが力を振るえるようになれば、わたしの色も決まるかも! そう思って、二の皇子に力をつけてあげようと奮闘するのだけど。 二の皇子は、色無し剣精の熱意から逃げてばかりで。いつもどこかでひっそり書を読んでる能無しで。 このままじゃ、わたし、ちゃんとした剣精になれない! 焦るのに。 アイツは、「ごめんね」と謝るけど、協力してくれなくて。 そんな時。 他国の軍が攻めてきて。 病床の皇帝に代わって、各々の剣を腰に出陣した三皇子。 能無しが何の役に立つの? 敵なんて、炎の一の皇子が全部やっつけちゃうわよ。 そう思っていたのだけど。 事態は、そう簡単に行かなくて? 剣の精霊と、剣の担い手が番となって、国を世界を揺るがす物語の――はじまり。
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小説 36,909 位 / 233,344件 ファンタジー 6,020 位 / 54,914件
文字数 28,732 最終更新日 2026.09.06 登録日 2026.08.31
恋愛 完結 短編
稀代の悪女、淫婦と呼ばれた女が死んだ。 遺されたのは若い娘と、若い執事。 悲しみにくれる二人のもとを、この国の王太子が訪れる。 ――悪女に脅され支払った金を返せ、と。
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小説 9,879 位 / 233,344件 恋愛 4,430 位 / 67,287件
文字数 9,848 最終更新日 2026.08.24 登録日 2026.08.24
恋愛 完結 短編
細作の蒼月は、とある密命を受けて、宦官に成りすまし、後宮の瑶佳公主のもとに向かう。 ――公主は、夜な夜な男を己の宮に侍らせている。それも複数。 ――夜が白むまで男を離さず。朝も起きられずって話だ。 そんな公主に取り入り、公主の不貞の証を作れ。 男女構わず誑かすことに長けた蒼月に与えられた任務。公主を堕とせ。 宦官として仕えることになった蒼月に、公主は「こやつは、使えるのか?」と尋ねてきて。 それは男として? 閨で快楽を与えられる者として「使える」ということか? (なかなかの好き者じゃん) さっそく自身の居室へ蒼月を連れ込んだ公主。 (咥えこむ気満々かよ) 簡単な任務だったな。 そっちがその気なら、思いっきり楽しませてやるぜ。それこそ足腰が立たなくなるぐらいに。 舌なめずりする蒼月。 だけど、本当の公主は、噂とかなり違う人物で?
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小説 24,788 位 / 233,344件 恋愛 10,726 位 / 67,287件
文字数 29,703 最終更新日 2026.08.08 登録日 2026.08.01
恋愛 完結 短編
ある日、メイドのユエルは、二階のバルコニーから落ちてきた青いドロップのような宝石を飲み込んでしまう。 それは、お屋敷の若き旦那様、エルネスト様が子どものころ、助けた妖精からもらった宝石だとかで。その宝石を大切な人に渡すと、「永遠に幸せな」「愛にあふれた人生」を過ごせるらしくて? 旦那様は、それを交際中のアドリアーナ嬢に渡すおつもりだったとかで? 「――出せ!」 出せ! 吐き出せ! 吐き出せないなら、うんこで出せ! 連日連夜、顔を合わせるたびに、「出せ!」と迫られるユエル。 うぇ~ん。出せるものなら出したいですよぉ。でないと、わたし、ストレスで便秘になっちゃいますぅ! でも、その宝石。 旦那様も忘れている、意外な能力もあるみたいで――?
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小説 36,909 位 / 233,344件 恋愛 15,918 位 / 67,287件
文字数 30,021 最終更新日 2026.07.31 登録日 2026.07.24
恋愛 完結 短編
とある王国に、有名な二人がいた。 一人は、赤獅子将軍。 赤い、燃えるたてがみのような髪と、鋭い目つき、筋骨隆々とした大柄な体格。将軍としての戦歴もあって、そう呼ばれていた。 もう一人は、妖精令嬢。 青銀色の、絹糸のような艶やかな髪と、まつ毛に縁取られた青い瞳。触れれば壊れてしまいそうな華奢な体。背に羽根を隠しているという噂。 そんな対極に存在する二人。 それぞれの祖母に勧められて、お見合いデートをすることになるけど? (ああ、なんてカワイらしい。もっと見たい、手に取りたい!) 訪れた繊細なガラス細工の店で。 並ぶ商品を手に取りたいけれど、自分の容姿で他の客をビビらせたくなくて外に出る将軍。 (こんなの、壊しちゃいそうっ! 動けないっ!) 店に似合う容姿でありながら、ぶっこわしそうで怖くてたまらない令嬢。 この二人、見かけと中身が正反対。 見た目と違う。中身が真逆。 そんな二人のお見合いデートの行き着く先は?
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小説 36,909 位 / 233,344件 恋愛 15,918 位 / 67,287件
文字数 32,114 最終更新日 2026.07.17 登録日 2026.07.11
恋愛 完結 短編
貴族は男女問わずすべての人物が魔力を有している。魔力は代々同じ大きさで伝わっており、その魔力に応じて爵位が決まる。 そんな国で。 公爵令嬢のリューリアは、全くの魔力ナシで、刺繍しかできない、刺繍令嬢と揶揄される立場にあった。 十八歳になる彼女の婚約者は、子爵令息のラウル。ラウルは子爵家の次男で、高い魔力を誇るのに、爵位を継げない立場にあった。 ――魔力ナシの娘の補佐をさせるために、公爵が娘の伴侶にラウルを選んだ。 そんな噂もあった二人。 容姿も際立って素晴らしいラウルの周りには、いつもご令嬢が集まる。ラウルは婚約者らしく、リューリアに優しくしてくれるけど。 ある日、リューリアは渡した刺繍入りのハンカチを彼が使ってくれないことに気づく。そして、彼の級友たちが、「公爵家の婿」の立場欲しさの婚約だと話していることも。ラウルがそれを否定しなかったことも。 自分を好きだと思っていたのに。彼は、わたしじゃなくて、わたしの背後にある公爵家を見ていただけなの? 傷ついたリューリア。 ラウルになんて会いたくない。偽物の愛情なんて欲しくない。 そう思っていたのだけれど。 おや? どうやら婚約者殿の様子がおかしいですぞ?
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小説 14,556 位 / 233,344件 恋愛 6,500 位 / 67,287件
文字数 30,103 最終更新日 2026.07.10 登録日 2026.07.05
恋愛 完結 短編
左の額から頬にかけて、赤く大きな醜い痣を持つ公女、アリックス。 彼女は、訪れる婚約(予定)者から、その痣を見るたび「げえぇっ!」と叫ばれ、逃げ出される日々を送っていた。 (いっそのこと結婚なんて諦めて、修道院に入ってしまおうかしら) 結婚をあきらめかけていた時、国王からの結婚の打診を受ける。 マジで? 噓でしょ? ついで、前世と、自分が転生者であることを思い出したアリックス。 乞われるままに国王に会って、乞われるままに結婚して。 夫となったリオン陛下はアリックスを「美しい」と言いながら、全く夫婦となろうとしなくて。 (何考えてるの?) どうせ、お金目当てかなにかでわたしと結婚したけど、結局アナタもこの痣を醜いとか思ってるんでしょ。「愛してる」はただの社交辞令なんでしょ。 いじけるわけじゃないけれど、諦めと怒りのなかにいたアリックス。 そんな彼女に、国王が告げる。 その痣は、自分に責任があるのだと――。 「げえぇっ!」と顔の痣ゆえに恐れられ続けた公女と、そんな彼女に罪悪感を抱いていた賢王の物語。
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小説 29,902 位 / 233,344件 恋愛 12,738 位 / 67,287件
文字数 28,186 最終更新日 2026.07.01 登録日 2026.07.01
恋愛 完結 長編 R18
「キサマとはやっていけない。婚約破棄だ。俺が愛してるのは、このマリアルナだ!」 婚約者である王子が開いたパーティ会場で。妹、マリアルナを伴って現れた王子。てっきり結婚の日取りなどを発表するのかと思っていたリューリアは、突然の婚約破棄、妹への婚約変更に驚き戸惑う。 「姉から妹への婚約変更。外聞も悪い。お前も噂に晒されて辛かろう。修道院で余生を過ごせ」 リューリアを慰めたり、憤慨することもない父。マリアルナが王子妃になることを手放しで喜んだ母。 二人は、これまでのリューリアの人生を振り回しただけでなく、これからの未来も勝手に決めて命じる。 四つ違いの妹。母によく似たかわいらしい妹が生まれ、母は姉であ、リューリアの育児を放棄した。 そんなリューリアを不憫に思ったのか、ただの厄介払いだったのか。田舎で暮らしていた祖母の元に預けられて育った。 両親から離れたことは寂しかったけれど、祖母は大切にしてくれたし、祖母の家のお隣、幼なじみのシオンと仲良く遊んで、それなりに楽しい幼少期だったのだけど。 「第二王子と結婚せよ」 十年前、またも家族の都合に振り回され、故郷となった町を離れ、祖母ともシオンとも別れ、未来の王子妃として厳しい教育を受けることになった。 好きになれそうにない相手だったけれど、未来の夫となる王子のために、王子に代わって政務をこなしていた。王子が遊び呆けていても、「男の人はそういうものだ」と文句すら言わせてもらえなかった。 そして、20歳のこの日。またも周囲の都合によって振り回され、周囲の都合によって未来まで決定されてしまった。 冗談じゃないわ。どれだけ人を振り回したら気が済むのよ、この人たち。 腹が立つけれど、どうしたらいいのかわからずに、従う道しか選べなかったリューリア。 せめて。せめて修道女として生きるなら、故郷で生きたい。 自分を大事にしてくれた祖母もいない、思い出だけが残る町。けど、そこで幼なじみのシオンに再会する。 シオンは、結婚していたけれど、奥さんが「真実の愛を見つけた」とかで、行方をくらましていて、最近ようやく離婚が成立したのだという。 真実の愛って、そんなゴロゴロ転がってるものなのかしら。そして、誰かを不幸に、悲しませないと得られないものなのかしら。 というか。真実もニセモノも、愛に真贋なんてあるのかしら。 捨てられた者同士。傷ついたもの同士。 いっしょにいて、いっしょに楽しんで。昔を思い出して。 傷を舐めあってるんじゃない。今を楽しみ、愛を、想いを育んでいるの。だって、わたしも彼も、幼い頃から相手が好きだったってこと、思い出したんだもの。 だから。 わたしたちの見つけた「真実の愛(笑)」、邪魔をしないでくださいな♡
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小説 21,500 位 / 233,344件 恋愛 9,390 位 / 67,287件
文字数 111,304 最終更新日 2025.10.31 登録日 2025.10.01
ファンタジー 完結 長編
幼い頃から、不思議と炎を操ることのできたアルフレア。 両親を亡くし、小さな町の宿屋で働いていたアルフレアは、ある日、赤くキレイな欠片を持った年若い男性の旅人に出会う。 ――それ、わたしの鱗! ガラスでも、宝石でもない。それは、紛れもなく前世の自分の失くした鱗! 普通、火竜が死んだら、鱗もなにも、塵となって消えるのに。 どうして残ってるの? どうしてソイツが持ってるの? ってか、わたしの前世、「火竜」だったの? 突然のように押し寄せてきた前世の記憶。 洞窟の奥で、ヒッソリと暮らしていたのに。なにもしていないのに「討伐」にやってきた人間。長きに渡った死闘の末、倒れたアルフレアは首を斬られて死んだ。 そして生まれ変わった今。火竜はおろか、魔獣も魔法も残っていない世界。そんなものは、古老の話すおとぎ話。 鱗を、「お守り」と言って持っていた青年、リジェン。彼は、炎を生み出せるけど、制御できないアルフレアに、王都に来ないかと誘う。王都には、まだ魔法を研究している機関があり、そこでなら、炎を操る術を学べるという。 炎のことは制御できるに越したことはないけど。それより気になるリジェンの鱗。 鱗を取り戻したい? 今更取り戻してどうするの? 悩みながらも、リジェンの意見に乗る、アルフレア。 しかし。どうやら彼は、火竜だった前世のアルフレアを殺した冒険者が前世だったみたいで。その上、この国の王子だったみたいで。 同じ運命は辿りたくない! 前世の因縁なんて無かったことにしたい! けれど、鱗も彼も気になって。 前世が火竜だったアルフレアと、かつて彼女を殺した冒険者だったリジェンの、「現世こそ、違うルートを模索します!」物語。
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小説 36,909 位 / 233,344件 ファンタジー 6,020 位 / 54,914件
文字数 77,834 最終更新日 2025.09.21 登録日 2025.08.31
恋愛 完結 長編
――喜べ、エナ! お前にも縁談が来たぞ! 数年前の戦で父を、病で母を亡くしたエナ。 跡継ぎである幼い弟と二人、後見人(と言う名の乗っ取り)の叔父によりずっと塔に幽閉されていたエナ。 両親の不在、後見人の暴虐。弟を守らねばと、一生懸命だったあまりに、婚期を逃していたエナに、叔父が(お金目当ての)縁談を持ちかけてくるけれど。 ――すまないが、その縁談は無効にさせてもらう! エナを救ってくれたのは、幼馴染のリアハルト皇子……ではなく、今は皇帝となったリアハルト陛下。 彼は先帝の第一皇子だったけれど、父帝とその愛妾により、都から放逐され、エナの父のもとに身を寄せ、エナとともに育った人物。 ――結婚の約束、しただろう? 昔と違って、堂々と王者らしい風格を備えたリアハルト。驚くエナに妻になってくれと結婚を申し込むけれど。 (わたし、いつの間に、結婚の約束なんてしてたのっ!?) 記憶がない。記憶にない。 姉弟のように育ったけど。彼との別れに彼の無事を願ってハンカチを渡したけれど! それだけしかしてない! 都会の洗練された娘でもない。ずっと幽閉されてきた身。 若くもない、リアハルトより三つも年上。婚期を逃した身。 後ろ盾となる両親もいない。幼い弟を守らなきゃいけない身。 (そんなわたしが? リアハルト陛下の妻? 皇后?) ずっとエナを慕っていたというリアハルト。弟の後見人にもなってくれるというリアハルト。 エナの父は、彼が即位するため起こした戦争で亡くなっている。 だから。 この求婚は、その罪滅ぼし? 昔世話になった者への恩返し? 弟の後見になってくれるのはうれしいけれど。なんの取り柄もないわたしに求婚する理由はなに? ずっと好きだった彼女を手に入れたかったリアハルトと、彼の熱愛に、ありがたいけれど戸惑いしかないエナの物語。
24h.ポイント 35pt
小説 19,175 位 / 233,344件 恋愛 8,400 位 / 67,287件
文字数 102,360 最終更新日 2025.08.26 登録日 2025.08.01
恋愛 完結 長編 R18
同期の久我くんとセックスしちゃった!? 課長の送別会。 そこで、泥酔してしまった千鶴は、なぜか同期の久我くんとセックスしてしまう。 不感症。 そのせいで、大学時代からのカレシに二股かけられ捨てられた千鶴。 「お前が不感症かどうか、俺が確かめてやるよ」――的なやり取りの結果、彼とセックスしてしまったみたい……なんだけど。 「お前ほどの名器、他にいない」と言ってくれるけど! 気持ち良すぎて潮噴いちゃったみたいだけど! (ウギャアアアアッ!) 千鶴、大パニック。 カレシと別れて、住むところもなくなった千鶴に、久我くんは「セフレとして同居」を提案してくれて。その提案に乗った千鶴だけど。 (全然、手を出してこない) なんで? 泥酔してたわたしを抱くぐらいなんだから、久我くん、絶倫ヤリチンなんじゃないの? 元カレにけなされた千鶴の料理を喜んでくれたり。千鶴から料理を学ぼうとしてくれたり。 久我くんとの生活は、楽しいのだけれど。 セフレなのに、セックスさせられることは一度もなくて。 (でも、これでいいのかもしれない) 一度はセックスしちゃったけど、恋人同士でもないんだから。そう簡単に体繋げちゃダメでしょ。 そう理性は考えるのだけど、体は言うことをきかなくて? (久我くんは、どういうつもりで同居を提案したんだろ) わからない彼の考えに、モヤモヤする心と体。 セックスしないのなら、どうして同居を提案したの? 鈍感ヒロインが、理性のタガが外れそうで必死ヒーローに溺愛されていることに気づくまでの物語。
24h.ポイント 7pt
小説 36,909 位 / 233,344件 恋愛 15,918 位 / 67,287件
文字数 106,598 最終更新日 2025.07.28 登録日 2025.07.01
恋愛 完結 長編 R18
――すまない! 少し休ませてもらえないか! 今日は、門の前で訪れる男性を待つ日。「婿取りの儀式」 門を開け、招き入れた男性を夫とする。 そんなしきたりに従って、家の裏門で訪れる予定もない相手を待っていたのだけれど。 ――すまない。連れの具合が良くないんだ。 やや強引に、ぐったりした連れの少年を抱えて入ってきた青年。 十のときに母が亡くなり、父が連れてきた義母と異母姉。 実の娘なのに、屋敷の隅に追いやられ、もっぱら縫い物ばかりさせられていた。 その上、幼い頃からの許嫁だった人からも婚約破棄され、彼は異母姉の夫となった。 「こんな男を夫にするのか!」 彼らに出会ったことで、父親から勘当されたリファ。 そんな彼女を助けてくれたのは、今日が婿取りの儀式だと知らず飛び込んできた青年。 ――身の振り方が決まるまで。 妻にする気はない。自由にして構わない。 セイランと名乗った青年は、頼る先のないリファに、とりあえずの暮らすところを提供してくれた。 地方から省試を受けるため上京してきたというセイラン。彼の従者で、弟みたいな少年、ハクエイ。 彼らと暮らしながら、少しずつ自立のために縫い物仕事を引き受けたり、彼らのために家事に勤しんだり。 家族に捨てられ、婚約者からも見捨てられ。 悲しみに、絶望しかけていたリファは、彼らと暮らすことで、少しずつその心を癒やしていくけれど。 ――自立。 いつかは、彼らと別れて一人で暮らしていかなくては。いつまでも厚情に甘えてばかりいられない。 そう思うのに。 ずっとここで暮らしていたい。ハクエイと、……セイランさんといっしょに。 ――彼女の境遇に同情しただけ。助けたのは、ちょっとした義侠心。 自分の運命に、誰かを巻き込みたくない。誰かを愛するなんてことはしない。 そう思うのに。 ずっとここで暮らしていたい。ただの進士として、……彼女といっしょに。 リファとセイラン。 互いに知らず惹かれ合う。相手を知れば知るほど、その想いは深まって――。 門を開けたことで、門をくぐったことで始まる、二人の恋の物語。
24h.ポイント 7pt
小説 36,909 位 / 233,344件 恋愛 15,918 位 / 67,287件
文字数 111,731 最終更新日 2025.07.01 登録日 2025.06.01
恋愛 完結 長編 R18
 ――私は、この玲麗のみを妃とし、愛しぬく!  そう、この国の皇太子殿下が宣言したのは、三ヶ月前。  なんでも、その玲麗さまとの間に、「真実の愛」ってヤツを見つけたとかなんとかで。  ――後宮に残りたい者は残ってもよいが、私からの寵愛を望むなら無駄なことだ!  と、三年前に(家族の安全を盾に)召し上げられた後宮を、他の寵姫候補たちといっしょに追い出された。  三年も。婚期を逃しても、家族のために居たくもない後宮で暮らしてたってのに。     「梨花姫、どうか私の妻になっていただけないだろうか」  家に帰ったわたしを待ち受けていた求婚。  相手は、わたしの幼馴染、近所に住む呉明順。  気の弱さは天下一品。国の四方を護る将軍の家に生まれながら、剣より書が好きで、年下で女のわたしよりも頼りなくて。  そんな明順が、今や西方守護の白虎将軍。体つきもすごく立派になってて。都の娘が誰もが、夫にと願うだけの存在になってて。  その彼が、わたしに「結婚してください」? 本気で言ってる?  驚くけど。でも、後宮からの出戻りとして暮らすよりはマシかなと、縁談を受ける。けど。  ぜんっぜん手を出してこないのよ、明順!  昔話をするとか、そういうのばっかりで、男女のそういうことは全然ナシ! わたしのこと、どう思って結婚を申し込んだの? 昔、イジメられた仕返しにってことで、嫁に貰い受けたとか? それとも後宮出戻りで可哀想だと情をかけて結婚したの?  モヤモヤグルグル。  そんな時、同じく後宮から放り出された知り合いの姫が亡くなった、それも家族の手で自害させられたことを知り……。重ねて、彼が将軍として出征したことを知り……。  わたし、彼と結婚してよかった。  彼がどうして将軍にまで上り詰めたのか。彼がどうして結婚を申し込んだのか。  その真意を知り、巡った数奇な運命に、幸せな愛を見つける梨花。  わたし、後宮から追い出されたけど、彼がいるから無問題!  そんな元寵姫候補と、弱虫猛虎将軍の恋物語。
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小説 21,500 位 / 233,344件 恋愛 9,390 位 / 67,287件
文字数 96,196 最終更新日 2025.01.27 登録日 2025.01.01
恋愛 完結 長編 R18
――最高の布を織るためには、機織り女は、男を知ってはならない。 師匠でもある亡き祖母から、強く言われて育った里珠。 その言葉通り、十八になるまで、男も知らず、ただひたすらに機織りに熱中していたのだけど。 ある日、里珠の家の庭に落ちてきた男。如飛。 刑吏に追われていた彼に口づけられ、激しいめまいのような、嵐のような情動に襲われる。 けれど、それは一瞬のことで。もう永遠に彼には会わないと思ってたのに。 ――面を上げよ。 いきなり連れてこられた皇宮で。里珠を待っていたのは、如飛。 彼は、この国の新しい皇帝で。自分を支えてくれる〝陰陽の乙女〟を捜していた。 代々皇帝の一族は、庶民にはない魔力を持って国を治めていて。その膨大な魔力を維持するためには、身の内にある陰陽を整えなくてはいけなくて。乙女は、皇族と交わることで、陰陽の均衡を保つ存在。 ゆえに、乙女なしに、皇帝には即位できず、如飛は、自らの乙女を必要としていた。 「別に、お前をどうこうしようとは思っていない。ただこの後宮で暮らしてくれればよい」 そう、如飛は言ってくれて、里珠のために、新しい機と糸を用意してくれるけど。 (本当に、それだけでいいの?) 戸惑う里珠に、重ねて如飛が言う。 「愛してもないのに交わるのは、互いに不幸になるだけだ。俺は、国のためだけに誰かを不幸にしたくない」 里珠を想うからこそ出た言葉。過去にいた、悲しい乙女を知っているからこそ、如飛は里珠を不幸にしたくなかった。 それらすべてを知った里珠は、如飛の危機に駆けつけて――? 街の機織り女と力を操る皇帝の、真っ直ぐ一途な恋物語。
24h.ポイント 0pt
小説 233,344 位 / 233,344件 恋愛 67,287 位 / 67,287件
文字数 95,179 最終更新日 2024.12.26 登録日 2024.12.01
BL 完結 長編
  「シズルって、女みたいだよな」  中学の時、そう言って自分を笑っていたのは、幼馴染で友達だと思っていた相手、井高翔太(イダカ ショウタ)。  なんだよ。幼馴染なんだから、そういう噂とかを、一番に怒ってくれてもいいのに。お前が、一番に笑うのかよ。  それまで、「ショウタくん」と呼んでいた相手。その相手の裏切りに、志弦は傷つき、彼とは違う高校に進学し、彼とは違う東京の大学に進学した。学ぶ学部だって、ヤツとか被らせない。  これで、実家に帰らない限り、アイツと人生が交差することはない。  そう思っていたのに。   「今日から、よろしくお願いしまっす!」  志弦のバイト先に入ってきた、同じ大学の工学部の後輩、氷鷹陽翔(ヒダカ ハルト)。  似てるけど、名前も違う。年齢だって。顔だって。  「イダカ」と「ヒダカ」。全然違う。なのに。  ――どうしようもなく、アイツを思い出してしまう。  氷鷹の持つ明るさのせいか。それとも、その強引なまでにこっちを引っ張ってく性格のせいか。  離れたい。だけど、状況が志弦を離してくれなくて。   「俺、佐波先輩に何かしましたか?」    志弦の態度に不審がる氷鷹。でも、「なぜ」も「どうして」も説明できなくて。   「ゴメン。キミは悪くない。悪くないんだけど……」  氷鷹と仲良くやることはできない。どうしても過去を思い出して、苦しいんだ。  そんな志弦の態度に、めげることなく距離を縮めてくる氷鷹。  「俺、ちょっくら役所行って、名前、変えてきます! ついでにその〝イダカ〟ってヤツも殴ってきていいっすか?」  志弦のために。志弦と仲良くなりたいから。  そんな氷鷹の態度に、硬く閉じこもっていた志弦の心はほぐれてゆき――。   「オレ、氷鷹に会えてよかったよ」  過去のことは彼に出会うために、彼を大事に思えるようになるために用意されてた、ただのステップ。  そう思えるようになった志弦は、氷鷹の差し出す手を、自ら掴む。
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文字数 66,191 最終更新日 2024.11.23 登録日 2024.10.31
恋愛 完結 長編
 ――これはキミにしかできないことなんだ、里珠。  ――朱煌国の皇帝を籠絡して、国を混乱させてほしい。  親に売られたわたしに、知識と教養(と性技)を授けて、一流の女に育ててくださった慈恩さま。  ――事を成し終えたら、里珠、私の妻になってくれないか。  そんなふうにね、言われたらね。わたし、頑張っちゃうじゃない。  ってことで、敵国の少年皇帝のもとに、贈られたわたし、陽里珠。  容姿だけじゃない。その声の美しさに、鳥もさえずりをやめてしまう「噤鳥美人」が二つ名のわたし。年下皇帝なんて、アッサリノックアウトよ! ――って思ってたんだけど。  ぜんっぜんお渡りがない。皇帝来ない。来なきゃ、どれだけきれいな声持ってても意味ないじゃん!  (もしかして、皇帝ってBL?)  男にしか興味持てないってやつ――って。〝びぃえる〟ってナニ? わたし、なんでそんな言葉を知ってるの?  そこで思い出す、自分が転生者であることを。  そして。何があったのか。突然の皇帝お渡り。だけど。  「臭いな」  (ちょっと)焚きしめすぎたお香のせいで、皇帝にはそっぽ向かれ、また放置。  いいわよ。いいわよ。別にいいわよ、コンチクショウ!  前世の人生短かったぶん、ここで人生謳歌するわよ!  って思ってたんだけど。なんだかんだでよくわからない政争に巻き込まれちゃって。命も狙われちゃって。  「俺の子を孕め」  ――は? ナニイッチャッテンノ、このクソガキ皇帝。  ものには順序ってもんがあるでしょうが!
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文字数 77,147 最終更新日 2024.10.23 登録日 2024.10.01
恋愛 完結 長編 R18
 ――俺には、将来を誓った相手がいるんです。  お昼休み。通りがかった一階ロビーで繰り広げられてた修羅場。あ~課長だあ~、大変だな~、女性の方、とっても美人だな~、ぐらいで通り過ぎようと思ってたのに。  ――この人です! この人と結婚を前提につき合ってるんです。  ほげええっ!?  ちょっ、ちょっと待ってください、課長!  あたしと課長って、ただの上司と部下ですよねっ!? いつから本人の了承もなく、そういう関係になったんですかっ!? あたし、おっそろしいオオカミ課長とそんな未来は予定しておりませんがっ!?  課長が、専務の令嬢とのおつき合いを断るネタにされてしまったあたし。それだけでも大変なのに、あたしの住むアパートの部屋が、上の住人の失態で水浸しになって引っ越しを余儀なくされて。  ――俺のところに来い。  オオカミ課長に、強引に同居させられた。  ――この方が、恋人らしいだろ。  うん。そうなんだけど。そうなんですけど。  気分は、オオカミの巣穴に連れ込まれたウサギ。  イケメンだけどおっかないオオカミ課長と、どんくさくって天然の部下ウサギ。  (仮)の恋人なのに、どうやらオオカミ課長は、ウサギをかまいたくてしかたないようで――???  すれ違いと勘違いと溺愛がすぎる二人の物語。
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文字数 85,381 最終更新日 2024.09.26 登録日 2024.09.01
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