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選ばれなかった男が、天才魔導士に選ばれる。
前世で誰にも選ばれなかった元ヒモの俺は、異世界で天才魔導士の『特別』になった。
乙女ゲームだと知らない元プロのヒモ、攻略対象の男たちを無自覚に攻略中。
前世で家事・料理・美容・メンタルケアを引き受け、女性たちの成功を支えてきた「プロのヒモ」東野圭悟。
しかし、愛されても、必要とされても、人生の先へ連れていってくれる相手には選ばれなかった。
事故死した圭悟は、気づかないまま異世界の子爵家三男エヴァリオとして生を受けていた。
入学式の直前、少女とぶつかった拍子に頭を打ち、夢の中で前世の人生を思い出す。
記憶を取り戻したエヴァリオは、今度こそどこかの令嬢に婿入りしようと決意。前世仕込みの生活力を武器に、学園生活を始める。
すると、髪の傷んだ天才魔導士、劣等感を抱えた騎士候補、料理と栄養に詳しい宰相子息、魔道具作りに夢中な王太子たちの世話を焼いているうち、なぜか高位貴族の令息たちと次々に親しくなってしまう。
中でも、幼い頃の魔力暴走以来、人との距離を断っていた侯爵令息アウスティスとは、髪を整え、食事を共にし、魔力を分け与えられる「最初の友人」になった。
そんなある日、入学式でエヴァリオにぶつかった少女ユリアナが告げる。
「ここは乙女ゲームの世界。あなたが仲良くしている彼らは、攻略対象よ」
ユリアナによれば、エヴァリオが築いた関係は、本来ならヒロインである彼女が得るはずだったものらしい。自分が彼女の未来を壊したと知ったエヴァリオは、攻略対象たちから距離を置くことを決める。
だが、アスティだけは離れてくれなかった。
「僕にとって、お前は特別だ」
「お前としかしないことをする関係になりたい」
人を支えることは得意でも、自分が選ばれたことのなかった男が、初めて誰かのたった一人になる。
理屈屋の天才魔導士×前世29歳の元プロのヒモ転生者。
『選ばれなかった男』が初めて選ばれる執着ラブ。
日々の積み重ねの先に芽生える、友情から恋愛へ進む全年齢異世界学園BL。
※恋愛要素はアウスティス(アスティ)×エヴァリオ(主人公)のみ
※前世の恋愛・交際経験に触れる回想がありますが、現在の恋愛はアウスティスとのみです。
※全36話・完結保証。完結まで毎日1話ずつ予約投稿します。
※アルファポリスBL大賞エントリー作品です。応援していただけると嬉しいです。
文字数 33,971
最終更新日 2026.10.04
登録日 2026.09.28
婚約者のケリーについて相談があると、女生徒から声をかけられたリトワ。
どうやら彼女は、ケリーについて何か言いたいことがあるらしい。
けれど、話を聞いているうちに、リトワはなぜかケリーのことを惚気始めてしまう。
「それで、他には? もっと彼女の良いところを聞きたいな」
果たして、女生徒がリトワに伝えたかった「相談」とは――?
文字数 2,666
最終更新日 2026.09.26
登録日 2026.09.26
王太子は、幼い頃から与えられて当然の人生を生きてきた。
婚約破棄すら、これまで通り誰かが片付けてくれると信じたまま。
「私はただ、王太子妃を入れ替えたいと言っているだけだ」
彼は最後まで、自分が何を失ったのか理解できなかった。
文字数 3,311
最終更新日 2026.09.19
登録日 2026.09.19
私の友人には、世界の中心の片割れがいる。
そう言うと大げさに聞こえるかもしれない。けれど、婚約者と再会するたびに心から喜び、愛を語り合うアナベルを見ていると、私はそう思ってしまうのだ。
彼女の片割れは、同じく愛情表現が大げさなシモン。
そんな二人を、呆れながらも見守り続ける私と、彼の友人エヴァンス侯爵令息。
そうしてある日、私たちの間にもまた、小さな変化が生まれていた。
文字数 6,322
最終更新日 2026.09.12
登録日 2026.09.12
伯爵家の兄は、騎士団でも人気の美丈夫。そんな兄を溺愛する妹――というのが、私につけられた噂だった。
差し入れも、贈り物も、パーティーのエスコートも、全部ただの兄妹の範囲のはずなのに、なぜか周りは私を「究極のブラコン令嬢」だと思い込んでいる。
否定しても否定しきれない、この誤解。私は、いつまでこの「想像上の私」でいなければならないのだろう。
文字数 8,985
最終更新日 2026.09.05
登録日 2026.09.05
婚約者に贈ったものは、いつの間にか彼の友人たちの手に渡っていた。
お弁当、本、刺繍入りのハンカチ、ノート、ブローチ。
「みんな喜んでいた。君だって、役に立てて嬉しいだろう?」
私の婚約者は、誰かに感謝されるためなら、私のものを勝手に差し出す人だった。
そして、次に彼が差し出そうとしたのは——私自身だった。
文字数 7,640
最終更新日 2026.08.29
登録日 2026.08.29
恩を仇で返された魔女が、最後に王太子へ残した言葉。
「呪いも全部解いてあげるわ。これからは好きに生きればいい」
——それは、慈悲ではなく、緩やかな滅びの始まりだった。
文字数 4,388
最終更新日 2026.08.22
登録日 2026.08.22
優しいと評判の良い婚約者は、誰の頼みも断れない人だった。
エスコートも、昼食も、放課後の時間も、気が付けば私との約束より他の令嬢たちの願いを優先されていた。
悪気がないことだけは、分かっていた。
だからこそ、苦しかった。
文字数 12,527
最終更新日 2026.08.21
登録日 2026.08.21
会うたびに話すのは私ばかり。
婚約者のセヴェリン様は、短い相槌を返すだけで、私と会話を楽しんでいるようには見えない。
嫌われているのかもしれない。
そう思うのに、用意されるお茶もお菓子も、贈られる花も、なぜかいつも私の好みばかり。
嫌われているのか、好かれているのか——私は彼の本心が分からない。
文字数 7,224
最終更新日 2026.08.14
登録日 2026.08.14
俺の婚約者は、俺のことを何でも知っている。
昨日の夜、何をしていたのか。誰にも話していないことまで。
一人の部屋で考えていたことさえ、彼女は知っている。
「私は、あなたのことが何でも知りたいだけなのよ」
優しい微笑みの下で、俺はいつも見られている。
文字数 6,056
最終更新日 2026.08.07
登録日 2026.08.07
「氷の宰相」と呼ばれる彼との見合いが決まった。
国王陛下直々のお声がけとあって、緊張して向かった私を待っていたのは、噂とはかけ離れた一言だった。
そこから始まった会話は、予想していた淑女らしい見合いとはまったく違う方向へ進んでいく。
気づけば時間はあっという間に過ぎていて——。
「これは……やってしまったかもしれません」
文字数 4,947
最終更新日 2026.07.31
登録日 2026.07.31
王太子の婚約者だったマルケリアは、異母妹の台頭により婚約を解消され、北の辺境伯レオニウスのもとへ白い結婚という形で送られる。
それは、冷遇を装いながら彼女を守るために用意された一年だった。
魔物の出る最前線の地で、マルケリアは初めて、自分の言葉が誰かの暮らしを変えることを体感として知る。
王太子は王都でマルケリアを取り戻すために動き続け、北の辺境では日々の暮らしが少しずつマルケリアの価値観を変えていった。一年の遠回りの末、マルケリアはようやく、自分の選ぶ場所へと戻る。
※全44話執筆済み。全話投稿予約してあります。毎日1話、20時更新です。
文字数 148,071
最終更新日 2026.07.23
登録日 2026.06.12
魔王を討ち果たした勇者は、褒美として王女との婚姻を申し渡された日、王宮から姿を消した。これは恋の話ではない。ある眼差しが見ていた世界と、その世界が壊れるまでの話である。
文字数 9,863
最終更新日 2026.05.22
登録日 2026.05.22
乙女ゲームのヒロインに転生したソフィアは、恋愛を避けるため“モブと婚約した。
——なのにその婚約者は、あっさりと浮気した。
目の前で裏切られ、婚約は解消。
陰キャな私に恋愛なんてやっぱり無理だったんだ。男の人なんてもう懲り懲り。
そんな彼女に手を差し伸べたのは、攻略対象の騎士アルベルト。
無理に近付くことなく距離を保ちながら守り、寄り添う彼に、傷ついた心は少しずつほどけていく。
やがてそれは、仮の関係ではなく、本物の想いへと変わっていくのだった。
文字数 84,882
最終更新日 2026.05.13
登録日 2026.04.22
王太子に告白された放課後。
それは、恋が叶った瞬間のはずだった。
——だが翌日、王太子はその地位を失う。
理由を求めて訪ねた元婚約者クインティーナから告げられたのは、抗うことのできない“血の宿命”。
恋を選んだ代償に、彼が失ったものとは——。
文字数 15,806
最終更新日 2026.04.04
登録日 2026.04.04
婚約者である公爵令嬢を放って、男爵令嬢を側近たちと囲む王太子殿下。今日も学園でモラトリアムな軽口を囀っている。でも待って。その軽口、冗談ではすまないかも?
文字数 9,765
最終更新日 2026.04.04
登録日 2026.04.04
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