異類婚姻譚 小説一覧
281
不遇な少女妻は愛無き夫から逃れ吸血鬼に愛される
アリア辺境伯の娘マリアは、フリード伯爵が熱意を持って結婚を申し出た結果、彼の元へと嫁いだ。
しかし、待っていた環境は過酷な物で、妻として扱われずある種の軟禁生活を強いられていた。
半年間耐えたがついに耐えきれなくなり、なんとか屋敷を抜け出して逃亡する。
逃亡した時、謎の人物とぶつかり思わず助けを求める。
その人物は応じ、マリアを追ってきた追っ手達を撃退する。
その人物は事情を聞き、マリアの保護を申し出る。
マリアは不安になってその人物の名前を聞くと、その人物は答えた。
その名前にマリアは驚愕する。
冷徹、残忍と呼ばれるグレイル・ローレライ侯爵──吸血鬼侯爵だったからだ。
282
雪々と戀々
古都京都。その地にて人にあらざる者を目に映すリンドウは、ある日その道行で子鬼といきあう。
子鬼は(困ったことがあったら、この通りを歩く緑のコートの、額に赤い印があるヒトの後をついていきなさい)と、リンドウの知己である藤堂から言われてここにきたのだと言う。
子鬼は重ねてこう言った。
(珊瑚を一緒にさがしてほしいんだ)と。
マダラのリンドウと呼ばれる彼女には、母より引き継いだとある宿業があった。
曰く「マダラのリンドウが産むモノは、神か鬼かの脅威となろう。――選ぶ男で全てが決まる」と。
リンドウが選ぶのは人か、鬼か――それとも神か。
それは、降り積もる雪のような戀だった。
283
俺とアンドロイドと残酷な運命と
一瞬のうちに世界が滅び、家族や恋人を失った俺はこの世に絶望しながらも恋人の夢であった『月に行く』を実現するために窓というには大きすぎる大穴が空いた家の中で奮闘していた。だが、こんな瓦礫だらけの世界で生きていくこと自体が大変だった俺はそんな状況を打破すべく、まず先にAIアンドロイドを作ることに。なんとか完成したAIアンドロイド"アリス"と共に日々を送る俺だったが、そんな俺らに迫りくる残酷な運命とは……
284
髑髏に愛される聖女 公爵様に捨てられ死んだので何度でもやり直します
公爵アースキンに婚約破棄され、ゴミ捨て場に捨てられた聖女キリエ。幸せを失い、聖女の力さえ失った。けれど、そのゴミ捨て場は“髑髏伯爵”と呼ばれる男の管理下だった。白骨化した頭蓋骨の頭部を持つ伯爵に拾われ、キリエは首の皮一枚繋がった。
毎日励まされ、キリエは次第に元気と聖女の力を取り戻す。そんなある日、街を歩いていると偶然元婚約者・アースキンの違法取引を目撃してしまう。聖女としての力を振るい、断罪する。
285
首飾りの魔神と契約した私は対価を払わなくてはいけません〜対価は魔神様のお嫁さん⁉︎
万里は不思議な首飾りを持っている。
アレキサンドライトをふんだんに使われた古代の首飾りだ。そこには美しい少年の姿をした魔神がいて、万里は彼にお願いする事で人生を順風満帆に過ごすことができていた。
しかし20歳の誕生日に魔神は今まで願いを叶えてきた対価を要求する。
その対価が払えなければ今までの願いはなかった事になると魔神は告げる。
現在の幸福を失いたく無い万里は悩み、結論を出す。
策士系悪徳商法でヒロインを手のひらで転がす美青年魔神ヤンデレと騙されやすいぽやぽや系ヒロインです。
ハッピーエンドです。
286
――賽櫻神社へようこそ――
賽櫻神社≪サイオウジンジャ≫へようこそ――。
参道へ入る前の場所に蝋燭があるので、そちらをどうかご持参下さい。
火はご用意がありますので、どうかご心配なく。
足元が悪いので、くれぐれも転ばぬようお気をつけて。
参拝するのは夜、暗い時間であればあるほどご利益があります。
あなた様が望む方はどのような人でしょうか。
どうか良縁に巡り合いますように。
『夜の神社に参拝すると運命の人と出会える』
そんな噂がネットのあちこちで広がった。
駆け出し配信者のタモツの提案で、イツキとケイジはその賽櫻神社へと車を出して行ってみる。
暗いだけでボロボロの神社にご利益なんてあるのだろうか。
半信半疑でいたが、その神社を後にすればケイジはある女性が何度も夢に現れることになる。
あの人は一体誰なのだろうか――。
©霜條
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禁止:転載・二次利用・AI学習
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イケメン蛇神に愛玩飼育されてる元社畜の引きこもりだけど、質問ある?
「あなたが産むのですよ、わたしの卵を」
芦原依人(あしはらよりと)は引きこもりからの社会復帰を決意した直後、謎の展示ルームで人身売買されてしまう。依人を買ったのは和装の美青年・アオ。自称「蛇神」のアオはタワマンの一室に依人を軟禁し、謎の力で服従させて「卵を産め」と交尾をせまる、恐ろしい変態……かと思いきや、『人間飼育マニュアル』を愛読し、依人の作るニンゲンのごはんに興味津々。
ソシャゲの推しに課金するため脱走したい依人(自己肯定感ゼロ)
ニンゲンを飼いならして可愛がりたいアオ(全肯定親バカ飼い主)
人間飼育初心者ポンコツおっとり蛇神×居場所をなくした元社畜・毒舌世話焼きオタクの、
タワマン軟禁ほのぼの同居現代和風ファンタジー!
※毎日ちょっとずつ更新。
※全5章、ストーリーメイン。
※他サイトで読んで下さった方へ:こちらはアオの昔話エピソードその他あれこれを加筆した改稿版です。
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異世界婚のススメ(8/11更新)
異世界転移したと思ったら、前世はこちらの存在だったと判明するが……。
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俺のお嬢様は今日も捨て猫を拾う
スラム街育ちの獣人の男の子と、お人好しな人間の貴族令嬢の短いお話。
小説家になろう様でも投稿しています。
290
【完結】白夜の花嫁 〜赤い瞳の少女は精霊の花嫁になる運命から逃れたい〜
夏至祭の日。翌日に15歳の誕生日を迎えるカティヤは、こっそりと出かけた森の中で、気を失った小さな男の子を発見する。カティヤは、彼にベリーの果汁を口移しで飲ませているうちに気を失ってしまうが、しばらくして目覚めると、側にいたのは自分と同じ年頃の少年だった。
少年はニューリと名乗り、「君が助けたのは僕だ」と嬉しそうに主張するが、カティヤが助けたのは幼い男の子のはずだったから納得がいかない。
そんな中、探しに来た兄のヴィルヨの指摘で、カティヤは自分の瞳の色が赤く変化していることを知る。赤い瞳は『精霊の花嫁』である証拠。精霊との結婚を運命づけられ「恋をしてみたかった」と悲しむカティヤに、ヴィルヨが「恋なら俺とすればいい」と言い出して……。
291
小さな歌姫と大きな騎士さまのねがいごと
むかしむかしとある国で、戦いに疲れた騎士がいました。政争に敗れた彼は王都を離れ、辺境のとりでを守っています。そこで彼は、心優しい小さな歌姫に出会いました。
歌姫は彼の心を癒し、生きる意味を教えてくれました。彼らはお互いをかけがえのないものとしてみなすようになります。ところがある日、隣の国が攻めこんできたという知らせが届くのです。
大切な歌姫が傷つくことを恐れ、歌姫に急ぎ逃げるように告げる騎士。実は高貴な身分である彼は、ともに逃げることも叶わず、そのまま戦場へ向かいます。一方で、彼のことを諦められない歌姫は騎士の後を追いかけます。しかし、すでに騎士は敵に囲まれ、絶対絶命の危機に陥っていました。
愛するひとを傷つけさせたりはしない。騎士を救うべく、歌姫は命を賭けてある決断を下すのです。戦場に美しい花があふれたそのとき、騎士が目にしたものとは……。
恋した騎士にすべてを捧げた小さな歌姫と、彼女のことを最後まで待ちつづけた不器用な騎士の物語。
扉絵は、あっきコタロウさんのフリーイラストを使用しています。
292
裏吉原あやかし語り
「堀の向こうには裏吉原があり、そこでは苦界の苦しみはないよ」
吉原に売られ、顔の火傷が原因で年季が明けるまで下働きとしてこき使われている音羽は、火事の日、遊女たちの噂になっている裏吉原に行けると信じて、堀に飛び込んだ。
そこで待っていたのは、人間のいない裏吉原。ここを出るためにはどのみち徳を積まないと出られないというあやかしだけの街だった。
「極楽浄土にそんな簡単に行けたら苦労はしないさね。あたしたちができるのは、ひとの苦しみを分かつことだけさ」
自称魔女の柊野に拾われた音羽は、裏吉原のひとびとの悩みを分かつ手伝いをはじめることになる。
*カクヨム、エブリスタ、pixivにも掲載しております。
293
Eliot
機械人形《オートマトン》の青年・エリオット。
誰もが振り返り、目を見張り、ため息をつくほどの美貌に加えて優れた能力を持つ彼は、進行性の目の病に侵されている主に仕えていた。
美しい機械人形・エリオットと、彼が仕える主の終わりと始まりの物語。
*この作品はエブリスタに投稿した短編を加筆・修正したものです
*この作品は、小説家になろうにも投稿しています