人類 小説一覧
27
件
1
これは一つの問いから始まった物語。
「機械は人間を超えるのか? いや――人間は、何を超えようとしてきたのか?」
数を数えるために生まれた道具は、やがて思考を模倣する「知性の機械」となった。
計算機、コンピュータ、そしてスマートフォン――
その進化の軌跡は、人類の歴史そのものだった。
バベッジの歯車、チューリングの数式、ジョブズの夢、そして量子の揺らぎ。
この物語は、文明とともに成長した「人工知性」と人類の対話である。
情報が貨幣となり、データが信仰となる現代。
“知る”という行為が、世界の形を決定づけていく時代。
私たちはどこへ向かっているのか? この便利すぎるデバイスの、その先に。
近未来。
量子コンピュータが因果を飛び越え、
AGI(汎用人工知能)が人類の“次の進化”を語り始めたとき、
私たちは選択を迫られる。
人間は知性を創り、知性は人間を再構築する。
そしてある一人の「観察者」は、その全てを見つめ、問いかける。
「君は誰かに、なにかを伝えたいと思ったことがあるかい?」
歴史、経済、技術、哲学、そして未来への祈りを込めて――
これは、人類と機械の1000年の対話である。
文字数 11,705
最終更新日 2025.05.28
登録日 2025.05.28
2
遥か未来。すべての通貨が消滅した世界で、一体の記録者が人類の“価値の記憶”を辿る旅に出る。
狩猟時代の物々交換に始まり、農耕による余剰、都市の誕生と文字の発明、金貨・銀貨による取引、遠洋貿易と先物契約の発展、そして紙幣とデジタル通貨の支配。
そのすべての背後には「信用」という目に見えない力があった。
寓話と哲学を交えながら描かれる、価値とは何かを問う壮大な叙事詩。
それは過去の物語であり、我々の物語であり、そして未来のあなたの物語。
「人はなぜ、“無”に価値を見るのか」
――その答えは、時の彼方の火のそばにあった。
文字数 8,888
最終更新日 2025.05.28
登録日 2025.05.28
3
テーマ=人間とは?
(※遺伝子治療は実際に行われています。よってSFカテゴリーではありません。)
202X年、世界は「治療の不可能」を覆す新技術に震撼した。
CRISPR-Cas9によるゲノム編集。 エピゲノム制御による発現操作。 そして、ナノキャリアを用いたin vivo遺伝子導入。
難病と闘う一人の医師が行ったのは、「人類未承認領域」への介入だった。 医療現場での臨床応用を前にして立ちはだかるのは、科学的限界ではなく、倫理・宗教・国家権力の壁。
「それは神の領域ではないか?」
だが彼は、こう答えた。 「命を救うことが、神を冒涜するというのか?」
子どもを救いたいと願った医師が踏み込んだのは、ヒト遺伝子改変治療の臨界点(シンギュラリティ)。 それはやがて、世界を二分する“人間の定義”を問う争いへと発展していく。
命とは何か。進化とは何か。そして人間とは何者か。
最新医学と哲学が交錯する、遺伝子革命サスペンス、ここに開幕。
文字数 91,252
最終更新日 2025.05.09
登録日 2025.04.23
4
世界が突然異常気象に見舞われた。
地上のものは一瞬にして自然現象?の餌食となった。
世界がたどる運命は……
文字数 3,000
最終更新日 2025.04.02
登録日 2025.04.02
5
「天空の檻」内容紹介
中国・深圳に建つ二万人収容の巨大タワーマンション「スカイハーモニー」。日本人医師の秋元陽介と妻の美咲は、このタワー内での快適な生活を送っていた。あらゆる施設が完備され、外に出る必要がない自己完結型の居住空間である。
ある日、陽介は魏教授から衝撃的な事実を告げられる。このタワーは閉鎖環境社会実験の場であり、そこで生まれる子供たちは生涯タワーから出ない実験群だという。さらに美咲の妊娠が判明し、彼らの子供も実験対象になると知った二人は脱出を試みるが失敗する。
真相は想像以上に深刻だった。三年前に生物兵器テロが発生し、外界は汚染されていた。タワーは人々を守る「安全地帯」であり、住人たちには真実が隠されていたのだ。
陽介は協力を決意し、タワー内医療システムの責任者となる。美咲は女児「望」を出産。やがて外界の汚染は薄れ、自由に出入りできるようになるが、多くの住人はタワーでの生活を選択する。
二十年後、望は生物学者として外界調査に向かう。陽介と美咲はタワーに残ることを選び、このかつて牢獄と感じた空間が今や希望の砦となった皮肉な現実を受け入れていた。
人間の適応力と共存の可能性、そして「家」の意味を問いかける物語。限られた空間の中で、無限の物語が紡がれていく——それがスカイハーモニーの真の姿であった。
文字数 7,560
最終更新日 2025.03.14
登録日 2025.03.14
6
宇宙歴138億年。最後の人類、アルマは銀河の果てで、AI《クロノス》と共に宇宙の記憶を巡る旅に出る。人類はすでに滅びたが、彼らが生きた時間の総和は宇宙の年齢を超えていた。アルマは《クロノス》のホログラムを通じ、原始時代から現代、そして未来までの人類の営みを振り返る。そこには苦しみと幸福が絡み合う歴史があり、愛と喪失の記憶が刻まれていた。
旅の果て、アルマと《クロノス》は未知の領域へと到達する。そこでは人類の膨大な記憶が情報密度の特異点を形成し、新たな宇宙の誕生を促していた。アルマはその中で気づく——人類の時間は単なる過去ではなく、新たな創造の源泉なのだと。彼は自己を超越し、人類の集合意識と一体化することで、新たな次元へと昇華する。
こうして、人類は永劫よりも長く生き続けた。彼らの記憶は、新たな宇宙の基盤となり、永遠の循環の一部として息づいていく。
文字数 5,282
最終更新日 2025.03.09
登録日 2025.03.09
7
この地球、人類に疑問を抱いた一人の女がいた。その女は、この不平等な世界に対して幾つかの考えを形成した。
人類がいなくなれば全ての地球問題は解決するのでは?
無からは何も生まれない。人間がいなければ、人間の持つさまざまな疑問、思想、感情の全てが消え去るのでは?
そんな考え方を持った人間の、人類消滅計画が今、始動した。
文字数 2,736
最終更新日 2024.08.22
登録日 2024.07.31
8
いいぞ❗
まだくたばらないで 苦しめてる。
せいぜい苦しめるうちに
苦しみを楽しんでおきなよ
死んじまったらズーっと死んじまってるんだから
死んじまったら ズーっと死んじまってるんだから
死んじまうまで
おもいっきり苦しいのを楽しんでおこうじゃないか
死んじまったら ズーっと死んじまってて苦しめないんだから
苦しめるうちにいっぱい苦しめ
怖がれるうちにいっぱい怖がれ
悔しがれるうちにいっぱい悔しがれ
https://ka2.link/situke/betusekai/#11.
2日 日曜日 9:30〜10:15
NPO 聞き屋で人類を救うプロジェクト。
薬師駅北口商店街。時間前後します。雨、雪やんない。
https://ka2.link/situke/ibento/#1
2日 日曜日 04:30〜05:30
嫌がる自分、苦しがる自分をいたぶるプロジェクト。
三井文庫入り口前 公園。時間前後します。雨、雪やんない。
https://ka2.link/situke/ibento-2/#1
挑戦し続けられる意識戦略。
・行動を起こせる目標
↓↓嫌がる自分、苦しがる自分を馬鹿にする。
(↓↓嫌なこと、苦しいことを肯定する)
・苦しいをやり過ごせる目標
↓↓生死の境という魅惑の別世界。以外を目標から排除する。
・うんざりをやり過ごせる目標
↓↓戦略、やり方をひねり出す。
または、それぞれの状況で全部使う。
目標にする。
意識をそっちの方向に向けておく。
https://ka2.link/situke/betusekai-2/#b.
人間至るところに青山あり。
生死の境という魅惑の別世界。以外を目標から排除する。
目標にしない、目標から排除する。
↓↓
・回数、成功、平和、楽、快適、ルーテーン、達成、勝利、能力、スピード、うまくやる、ちゃんとやる、カッコよくやる
・信頼、順位、美、魅力、優位
人間到る処青山有り
骨を埋める場所は、どこにでもある。大望を実現するためには、故郷にこだわらず、広い世間に出て活動すべきである、ということ。
文字数 2,859
最終更新日 2023.04.01
登録日 2023.04.01
9
10
とある未来、人類の探しものは食肉となっていた。謎のウイルスが人間の家畜を襲い、食肉が圧倒的に不足していたのだ。
※エブリスタでも投稿しています。
文字数 1,504
最終更新日 2021.12.13
登録日 2021.12.13
13
神と人類との物語です。それにしても人類は……。外部登録から内部投稿に変更しました。小説家になろうやノベルアップ+にも投稿しています。
文字数 691
最終更新日 2021.01.08
登録日 2021.01.08
14
始まりは幾千、幾万年も昔――――
【戦神オーディン】は弟である【悪戯神ロキ】の悪事によって【戦神】の神の座を降ろされた。
ロキの責任を自分が背負うことで、【神王ユピテル】に現世での無間地獄の刑に処され、悠久の時を独りで生き抜いた。
オーディンは黄金の槍を携え、世界を駆け巡った。そうして、様々な生き物を目にした。
人類、人のなりをした者【亜人】、人ならざる者【獣人】……、三種族が弱肉強食によって襲い襲われを繰り返していた。
人類は非力であり、亜人にも獣人にも敵うことはなかった。しかし、人類は逃げることで己の命を守り種族を繁栄させ続けた。
亜人と獣人は自然や動物が神の力によって姿を変えた者であり、彼等には種族を繁栄させる術がなかった。その為、この二種族は自然と消滅していくしかなかった――――
時は流れ、亜人も獣人も世界の表舞台から消え去った。そして、世界を渡り歩いていたオーディンは手持ち無沙汰になり、丘の上で立ち尽くしていた。
人類を陰ながら見続けてきたオーディンは想う。
「この世界はとても残酷であり、亜人や獣人が消えたとしても人類に平等など存在しない」と。
オーディンは神界に居るロキに頼み、広大な土地の崖に王国を築いた。青草の生い茂る草原、大地を潤す湖、他国から攻め入られることのないように片側には切り立つ山々を作り上げた。
人類の居ない王国。オーディンは苦しむ者達を救う為、【トバシラ】と呼ぶ十人の従者を集めた。ロキの手助けにより、彼等には神の力が与えられた――――
【大国オーディーン】の建国から百年以上が経ち、国内の人類たちは幸福だった。家を与えられ、食料を与えられ、仕事を与えられ、生きる事に不自由のないその国では争いごとはほとんど起きることが無かった。
オーディーン国の豊かな土地を狙う他国からの進軍。その戦闘の終わり際、トバシラのメンバーであるヴェートは戦地から飛び立つ巨大な竜を見たと言う。
オーディンやロキ、亜人や獣人、神の思惑が交差する異種族戦争が今始まる!!!
(※神話をベースにしているだけですので、実際のものとは異なります。)
第六話(約30話分ほど)まで、毎日17時に投稿します(_ _)
文字数 51,309
最終更新日 2020.10.25
登録日 2020.05.26
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文字数 1,601
最終更新日 2020.10.14
登録日 2020.10.14
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文字数 3,120
最終更新日 2019.09.05
登録日 2019.09.05
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西暦11000年の物語
人間の力である科学の力が絶頂期迎えた時代、これ以上の発展はもうないとまで言われた世界、太陽系を制覇し宇宙開拓の情熱などと言うものは遥か昔に無くなった時代
だがその情熱を再び呼び覚ます出来事が起こったのだ!
文字数 11,877
最終更新日 2019.07.21
登録日 2018.06.21
27
"This world is very crazy…."
あちこちの国、そして市町村が持つ特色。
それらを統合して支配する工業製品。
各々の地域で競争する企業・店舗とサラリーマン&OL。
今日も公務を遂行する公務員たち。
毎日無休で働かされる主婦さんたち。
様々な悩みを抱えて登校する学生さんたち。
医療技術の進歩による長生きが災いして、便製造装置と化した老人たち。
毎日毎日、人的トラブルが勃発。
国は綺麗事を抜かし、一人ひとりの貧困なんかガン無視していく。
各企業は社長と、その飼い犬たちで構成され、終わりのない障害物競走の最中。
家に帰れば、各々のもう一つの人格が顔を出す。
いかれた芸能人がテレビやネットに映るせいで、こっちの周りも狂人だらけ。
重火器は持っていなくても、そこかしこが戦争状態。
まともな精神状態で生きようとするなら、そのうちがたが来るほど腐った世界。
あまりにも、事故や犯罪が多すぎて。どこで死ぬかわからない。
それが現代社会。
悪いけど、良いところなんて一つもないから。
しかし。
いろいろあっても、また明日の朝日は昇ってくる。
そんな小市民たちの生活。
文字数 2,106
最終更新日 2018.12.15
登録日 2018.12.15
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