「大雨」の検索結果
全体で54件見つかりました。
日本でブラック企業に勤めるOL、咲は苦難の人生だった。
幼少の頃からの親のDV、クラスメイトからのイジメ、会社でも上司からのパワハラにセクハラ、同僚からのイジメなど、とうとう心に限界が迫っていた。
そしていつものように残業終わりの大雨の夜。
アパートへの帰り道、落雷に撃たれ死んでしまった。
自身の人生にいいことなどなかったと思っていると、目の前に神と名乗る男が現れて……。
辛い人生を送ったOLの2度目の人生、幸せへまっしぐら!
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のんびり書いていきますので、よかったら楽しんでください。
文字数 1,014,889
最終更新日 2024.03.26
登録日 2019.11.02
南野咲桜(さくら)は都内のメーカーに勤めている二十九歳。同期の武田亮太とは社内恋愛で、付き合って四年になる。
三十になる前には結婚がしたいと思っていた咲桜だが、同棲を口にした途端に「他に好きな子がいる」と振られてしまった。
それだけでもショックなのに亮太の新しい彼女に見下されてますます落ち込む。
そんなある日、一人で晩ご飯を食べようと歩いていたら大雨に遭い、ある店の軒下で雨宿りをする。
そこへ飛び込んで来た人は、遠い昔の初恋の人だった……!
彼の名は藤森蒼(そう)。もう会えることはないと思っていた蒼から『身体の関係無しの付き合い』を提案された咲桜。疑問に思いながらも受け入れる。
やがて蒼への気持ちは膨らんでいき……。
作中に実在の地名等が出てきますが、内容は全てフィクションです。
恋愛小説大賞にエントリーしてます。
よろしくお願いします!
文字数 93,162
最終更新日 2023.02.22
登録日 2023.01.31
網谷凛(あみやりん)には付き合って半年の恋人がいるにもかかわらず、一度もお泊まりをしたことがない。それは彼自身の悩み、おねしょをしてしまうことだった。
ある日の会社帰り、急な大雨で網谷の乗る電車が止まり、帰れなくなってしまう。どうしようかと悩んでいたところに、彼氏である市川由希(いちかわゆき)に鉢合わせる。泊まって行くことを強く勧められてしまい…?
文字数 10,620
最終更新日 2024.02.25
登録日 2021.09.17
ここは、さまざまな種族が生存する世界。
主人公であるベルメルシア家の御令嬢アメジストの種族は、人族(ひとぞく)である。
自分の信念を曲げない正しき道を歩む彼女は、とても慈悲深く、困っている者がいれば誰であろうと助ける。そして種族関係なしに皆仲良しでいられる世界をと願い、日々を過ごしていた。彼女が十六歳になってからの、とある大雨の日――帰路の途中で見かけた怪我人を助ける、アメジスト。この出来事がきっかけで、彼女の人生は大きく変化していくのであった。
※作中でオリジナル言語(造語)を使っていることがあります(魔法やフルーツなど)
文字数 184,974
最終更新日 2024.05.12
登録日 2024.04.28
ユミル(4歳)は気がついたら、崖下にある森の中にいた。
馬車が崖下に落下した影響で、前世の記憶を思い出す。周囲には散乱した荷物だけでなく、さっきまで会話していた家族が横たわっており、自分だけ助かっていることにショックを受ける。
大雨の中を泣き叫んでいる時、1体の小さな精霊カーバンクルが現れる。前世もふもふ好きだったユミルは、もふもふ精霊と会話することで悲しみも和らぎ、互いに打ち解けることに成功する。
精霊カーバンクルと仲良くなったことで、彼女は日本古来の伝統に関わる魔法を習得するのだが、チート魔法のせいで色々やらかしていく。まわりの精霊や街に住む平民や貴族達もそれに振り回されるものの、愛くるしく天真爛漫な彼女を見ることで、皆がほっこり心を癒されていく。
人々や精霊に愛されていくユミルは、伝統魔法で仲間たちと悠々自適な生活を目指します。
文字数 125,103
最終更新日 2023.06.17
登録日 2023.04.21
主人公Mは、とある組織の紅一点。
人里離れた崖の上に立っている組織の建物は、大雨や雷などの異常気象に見舞われ危険な状態だった。
大きな雷が落ちた衝撃で異空間に乱れが生じ、ブラックホールに取り込まれ不安定な時空域に飛ばされた組織の面々。彼らは孤立してしまっていた。
修羅場をくぐり抜けてきたエージェントたちは、ひとまずその場所で生活を始めては見たものの・・・・
不安定な時空域では、ありとあらゆる世界とリンクしてしまい、めちゃくちゃな日々・・・・
何が起きても不思議ではないこの世界で、組織の男連中は全員揃いも揃って、Mが好き、というオイシイ展開に・・・・
たくさんの個性あふれるイケメンたちに求愛される日々。
色々な男性を味見しつつ、ルールも常識も何もかもリセットされた世界で、好き勝手やりたい放題な恋愛ストーリー。
主人公Mが、これはもう逆ハーレム作っちゃっていいんじゃない?という思いにふけりながら、
恋を楽しむ日々を描く。
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逆ハーレムで生活したいと切に願う女の妄想小説です。
個性あふれる男性たちと、ありえないシチュエーションで、色々楽しみたい!!という
野望を描いていく予定です・・・☺︎
文字数 53,879
最終更新日 2023.07.17
登録日 2022.07.24
侯爵家の長女として産まれたアレクシアはまるで花の精の様だと周りにチヤホヤされながら育っていた。
3日後に4歳の誕生日を控えたその日は大雨で外に出られなくてイライラしていた為、タイミング良くミスをしたメイドに八つ当たりしてストレス解消していた。
「あなた見た目が悪いだけじゃなく仕事もまともに出来ないのね、そんなかんたんな仕事も出来ない人はこの侯爵家のメイドとしてふさわしくないんじゃない?」
泣きそうなメイドを見てせせら笑った次の瞬間、視界を真っ白に染める程の大きな雷が庭に落ちた。
落雷の轟音を聞きながらフラッシュバックの様に蘇る前世の記憶。
そのまま倒れて1時間。
は? 誰が花の精みたいやって?
溢した紅茶を拭いとったソフィーの方がよっぽど花の精やん、皆私が侯爵令嬢やからってご機嫌取りの為にお世辞を言うとっただけやんか!
こんな幼児の内から成人病まっしぐらな体型やのに花の精なんて言われて喜んでた自分が情けないわ、そやけどリップサービスにしては妙に皆うっとりと私を見とったのは何でなん…?
前世の記憶を取り戻し、麗しき悪役令嬢になりそこねた侯爵令嬢……のお話。
文字数 129,379
最終更新日 2020.11.25
登録日 2020.10.01
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ついカッとなって幼い娘を叩いてしまった。
仕事で疲れていたのか、つい叩いてしまった。
大泣きした娘を妻が抱きしめて、何も言わず私を見る。
私は疲れていると自分に言い聞かせた。
高校生の頃、じいちゃんの髪をバリカンで刈るという話があった。
じいちゃんは、私に髪を刈ってもらうのを楽しみにしているという事だった。
次行ったらバリカンでじいちゃんの髪を刈ってあげようと思った。
ある日、じいちゃんは具合が悪くなって入院した。
じいちゃんは病気ですぐに亡くなった。
タイミングが悪かったのだと自分に言い聞かせた。
小学生の時、集会所で書道の習い事をしていた。
その日は雲行きが怪しく、集会所に入って少しして大雨が降り出した。
すぐにやむだろうと思っていたが一向にやむ気配はない。
ふと、窓の外を見ると大雨の中傘を持った老婆がびしょ濡れになって歩いていた。
生徒の1人がそれに気付いて大笑いした。
他の生徒もみんな笑いだした。
あれは私の婆ちゃんだ。
婆ちゃんは、私が雨に濡れてはいけないと思い、わざわざ傘を届けに来てくれたのだ。
私は恥ずかしくなって婆ちゃんに暴言を吐いた。
「早く帰れ!そんな傘いらねーよ!!」
私はいつか謝ろうと思っていたが、それをせず婆ちゃんが死んだ。
そんな古い話、もういーよと自分に言い聞かせた。
文字数 1,348
最終更新日 2022.03.28
登録日 2022.03.28
――貧乏だから不幸せ❓ いいえ、求めているのは寄り添ってくれる『誰か』。
◆
第二夫人に最愛の旦那様も息子も奪われ、挙句の果てに家から追い出された伯爵夫人・フィーリア。
両親も既に事故で亡くなっており帰る場所もない彼女は、なけなしの餞別だけを持って大雨の中を歩き続けていた。
しかし目的地も希望も生きる理由さえ見失いかけた時、とある男の子たちに出会う。
言葉汚く直情的で、だけど決してフィーリアを無視したりはしない、ディーダ。
喋り方こそ柔らかいが、その実どこか冷めた毒舌家である、ノイン。
10歳前後に見える彼らにとっては、親がいない事も、日々食べるものに困る事も、雨に降られる事だって、すべて日常なのだという。
そんな彼らの瞳に宿る強い生命力に感化された彼女は、気が付いたら声をかけていた。
「ねぇ君たち、お腹空いてない?」
まるで野良犬のような彼らと、貴族の素性を隠したフィーリアの三人共同生活。
平民の勝手が分からない彼女は、二人や親切な街の人達に助けられながら、自分の生き方やあり方を見つけて『自分』を取り戻していく。
文字数 25,347
最終更新日 2023.01.02
登録日 2022.12.07
「神なんてクソよ!」
大雨に鬱々としてそんなことを愚痴っていた双子の姉妹、アレクシアと私ユリシア。
この家に聖女がいるはずとか言われてもそんなわけないじゃん。
だけど姉のアレクシアは、
「こちらがお探しの聖女でございます」
と私を売った。
絶対それ、アレクシアの方なのに。
王子には脅され、仕方なく城に向かうも、王子リヒャルトの真の目的は他にあった。
しかも。
何で私が王太子妃にならなきゃいけないの??
そんな話は聞いてない!
=====
・お話はゆるゆる進行です
・ファンタジーか恋愛かカテゴリに迷いましたが、一応恋愛が入ってるので恋愛カテゴリにしました。
・なので、恋愛成分はあっさりうす味です。
※無断転載・複写はお断りいたします。
文字数 78,560
最終更新日 2020.08.19
登録日 2020.08.02
第二夫人に最愛の旦那様も息子も奪われ、挙句の果てに家から追い出された伯爵夫人・フィーリアは、なけなしの餞別だけを持って大雨の中を歩き続けていたところ、とある男の子たちに出会う。
言葉汚く直情的で、だけど決してフィーリアを無視したりはしない、ディーダ。
喋り方こそ柔らかいが、その実どこか冷めた毒舌家である、ノイン。
12、3歳ほどに見える彼らとひょんな事から共同生活を始めた彼女は、人々の優しさに触れて少しずつ自身の居場所を確立していく。
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●本作は「ボロ雑巾な伯爵夫人、旦那様から棄てられて、ギブ&テイクでハートフルな共同生活を始めます。」からの続き作品です。
前作では、二人との出会い~同居を描いています。
順番に読んでくださる方は、目次下にリンクを張っておりますので、そちらからお入りください。
※アプリで閲覧くださっている方は、タイトルで検索いただけますと表示されます。
文字数 26,014
最終更新日 2023.01.13
登録日 2022.12.28
☆本編完結済み☆
ブラック企業に勤めている私、橘陽梨花(たちばなひりか)は、かれこれ1ヶ月以上、残業で終電間際帰りをしている。
もう嫌だ…私は何のために生きているのだ…
ある大雨の夜、傘が壊れ、濡れてボロボロになっていた私に、親切にしてくれた男性が現れた。
なんて素敵な方…
そんな一瞬の出会いに感謝していた翌日。
同僚の亜美ちゃんから「レンタル彼氏」の存在を聞かされて…
※はこスミレお約束、ハッピーエンド物。
この作品はムーンライトノベルスにも掲載しています。
文字数 100,414
最終更新日 2021.10.09
登録日 2019.05.27
美人で人気の男娼ニビは大雨の晩に冴えない中年男タドに出会う。雨宿りをきっかけに、「君の匂いを嗅がせてほしい」という求めを経て、二人は身と心を通わせていく。
もさっとくたびれた雰囲気の嗅覚特化した調香師のおじさん(40)×基本明るく華やかな流しの美人男娼(20)
・受攻不定リバ。タイトルに*がエロ有。
・男女受攻問わず客との性行為をする男娼の描写、体臭や匂いフェチ的な描写あり。
・差別、暴力の表現を含む。
・舞台は架空の王国。生活レベルは中世~近世、いわゆるファンタジー要素無し。
単品で読める『ひとつのひ』https://www.alphapolis.co.jp/novel/424291071/905723247 のスピンオフ的連載。今作のほうが湿っぽい雰囲気。それぞれ線引きして客と男娼の関係に納まろうとする話。
文字数 86,764
最終更新日 2023.08.27
登録日 2023.03.26
アパレル社長の宗吾は中二の時の初恋である理想のぽっちゃり女子、万結を忘れられないでいた。
当時は陰キャオタクで自分に自信がなかったため告白ができなかったが、同窓会で再会してから二度と後悔したくないと猛アプローチ。
新しく立ち上げるプラスサイズブランドのモデルとして協力してもらうという口実で万結を誘い出し、デートを重ねていた。
社員たちの交流を通して万結への想いを募らせる宗吾の話。
下記の二つの短編と共にKindleにて配信中。Unlimited会員様は無料で読めます。
『濡れた身体を寄せ合って』
ある日のデートの最中、途中で大雨に降られてびしょ濡れになってしまい、急遽ビジネスホテルで服を乾かすことに。
意中の相手と密室で二人きり、期待するのも無理はない。けれど本気だからこそ、うかつには手が出せなくて……
『ゲーセン事変~好きな子が見た目は女神、心は天使だと確信した話』
宗吾が万結に恋をしたきっかけの中学時代の思い出。
こちらを元にした長編を準備中です。以下より長編プロット↓
実家のパン屋を手伝いながらテレオペとして働く二十六歳の万結はぽっちゃり体型と不似合いな美声がコンプレックス。声と容姿のギャップを揶揄されてきた過去のトラウマから極力目立たないように生きてきた。
けれど同窓会で中学時代からすっかり垢抜けイケメンになった宗吾と再会してから万結のささやかな生活は一変!?
御曹司ながら自身でアパレル会社を興した宗吾は、新規に立ち上げるプラスサイズアパレルブランドのモデルを万結に依頼する。
自分への自信のなさから一度は断るものの、宗吾の熱意に押され協力することに。
ブランドリリースに向けて意見交換やフィッティングの手伝いをするうちに二人の仲は深まっていく。
自分のことをいじられキャラでなく一人の女性として扱ってくれる宗吾に惹かれていく万結だったが、彼が好意的なのは仕事のためだと自分に言い聞かせる。
一方宗吾は十年以上に及ぶ片想いをこじらせるあまり、万結を神聖視し過ぎて踏み出せない。
両片想いですれ違う中、万結にライバルが現れ、更にはブランドのお披露目間際、『若手イケメン社長、自社ブランド起用のぽっちゃりモデルと熱愛疑惑』というゴシップまで……
ぽちゃ専高身長イケメンアパレル社長×美声がコンプレックスなひたむきぽっちゃり女子の恋の行く末は……!?
文字数 25,066
最終更新日 2022.07.16
登録日 2022.06.16
主人公藤代優理は私立大学の理工学部に通う学生。彼は生来の不幸体質であり、なにかと苦労の絶えない人生を二十年ほど過ごして今日に至る。そのせいか、彼は人生が退屈で息苦しいものだと思うようになっていた。
梅雨時のある日、彼は携帯と傘を忘れたまま登校してしまう。その日は生憎の大雨で、ずぶ濡れになりながら帰宅するのだが、その道中、彼の行く道の先で女性が倒れているのを見つける。彼女の名は雨弥朝日。みすぼらしい姿の彼女を放っておけず、優理は一旦彼女を自宅アパートに連れ帰った。目を覚ました彼女は発声障害を患うほどに、心身ともに衰弱していた。話を聞けば、彼女は家庭環境が複雑らしく、今はホームレス状態なのだと言う。将来を憂いて涙する彼女を放っておけず、優理は朝日を家政婦のような立場で雇い、しばらく部屋を宿代わりに使わせることに決める。外で働けない彼女のため、優理は二人分の生活費をまかなおうとバイトに精を出すものの、やはり生活は苦しかった。そのことにうすうす気づいていた朝日は自身の秘密を隠しながら水面下で優理を救う手立てを実行していくのだが……
文字数 110,704
最終更新日 2019.08.11
登録日 2019.07.13
イケメンスパダリスーパーエリートで大人オブ大人な紳士横峯律と、超売れっ子小説家で本人曰くちょっとだらしないだけの秋川透が織りなす、付き合って8年目に起きた大雨の日の事件。
「やっぱりこのままじゃだめだと思うんだ」
「私たちの関係を一度、整理した方がいいと思う」
勘違いとすれ違いによる大幅な認識のズレをそのままにどこまでも突っ走るヒロインと、その勢いに呑まれてずるずるに落ち込むヒーローの物語。
覚悟を決めた奴こそが一番強い!
❀R18を含む話にはサブタイトルに「※」をつけます
❀初投稿です、お手柔らかに
❀本編完結済
❀番外編(一話完結)を随時更新中
❀他サイトでも掲載中
✾HOTランキング22位でした。読んでいただきありがとうございます。
文字数 108,634
最終更新日 2022.08.21
登録日 2022.04.24
※クレア視点
北の辺境に住む、クレア。大雨と共にやってきたこの国の第一王子ヘイリー
このことがきっかけでクレアの人生は180度変わる。マクレーン家を静かに巻き込みながら勝手に外堀を埋めるヘイリー。果たしてクレアを無事落とせるのか!?
「僕のお嫁さんになって」
「えー無理よ」
「チッ」
(ちっ?)
主人公はクレア、か弱い(?)女の子です
完結まで、毎日更新します。
※R15です。流血表現はありませんが、戦闘シーンがあります。
※BL・GLの表現があります。特にBLの表現が出てきます
※ヤンデレ度高めです。苦手な方はご注意下さい。痛い系ではないです
■『私とヤンデレ腹黒王子(仮)』
第一王子ヘイリー視点。同じ世界観で、同じ時間軸です。こちらは後で読まれたほうが、ネタバレが少ないです。
文字数 40,452
最終更新日 2017.01.28
登録日 2017.01.15
大学の文芸サークルに所属する藤家周也は、夏休みを利用して友人達とともに川遊びに出かけていた。
4人は川に浮かべたボートに乗り、のんびりと佇んでいた。
周也は川岸の岩肌を眺めながら、遥か昔、中国北宋の詩人蘇軾に思いを馳せて、赤壁の戦いが見たいと呟く。
それから少しして突如大雨が降り出し、周囲に濃霧が立ち込めた。
慌てて岸に戻ろうとした4人だが、みな突然意識を失ってしまった。
目を覚ますと、4人は見知らぬ草原に、覚えのない格好をして寝転がっていた。
目が覚めた周也が当たりを散策していると、友人のひとりが姿を消していた。
パニックに陥った周也は現実逃避のために小川で釣りを始め、そこへたまたま通りかかった異世界の住民であり、小国「シーウ」の王であるサイハクと出会う。
周也はとっさの機転で、サイハクに取り入り、師として養われることとなった。
現世の名を捨て、周也は自らが敬愛する三国志周瑜の通称、「周郎」と名乗り、異世界へ迷い込んだ仲間達とともに故事の知識を活かして生き抜く。
文字数 125,799
最終更新日 2024.05.09
登録日 2024.01.29